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Post Date:2020年12月18日 

掃除の基本は「掃いて」「拭く」(フローリングワイパー編)

山崎産業 CONDOR(コンドル) フローリングワイパー

部屋の掃除といえば、掃除機をチャチャっとかけて終了でしたが、テレワークな生活になって、朝起きてから窓を開けて箒(ほうき)で掃き掃除をした後にフローリングワイパーで拭き掃除にするようになりました。

掃き掃除と、拭き掃除なら朝イチでも御近所迷惑になりませんし、何より気持ちよく仕事を始められます。

ハウスダスト的には、部屋の空気動かなくなる寝静まった夜間に空気中に浮遊する埃が床へ積もると言われているので、起きたら静かにフローリングワイパーで拭き掃除をするのがいいのかもしれません。

でも、窓を開けて掃き掃除から始める方が気持ち良いです。

そんな毎朝使うようになったフローリングワイパーは10年使っているのもの(写真奥)で、だいぶ経年劣化が目立ってきたので買い替えを決意。

高価な商品ではありませんが、毎日使う用具なので、改めてフローリングワイパーについて考えてみました。


フローリングワイパーは掃除機の補助役か?

日本は欧米と比べて電気掃除機の普及時期が遅く、昭和40年代になってからです。

欧米とは生活習慣が異なり、直接、畳や板間に座ったり寝たりするので、よりキレイにする必要があり、当時の電気掃除機の性能が箒(ほうき)や雑巾で掃除するよりも劣っていたのかもしれません。また楽に家事をするという「手抜き」を当時の主婦は恥じていたのかもしれません。

掃除を楽にするという目的の電気掃除機でしたが、もっと手軽に掃除ができる掃除用具として1994年に花王の『クイックルワイパー』(花王 | 製品の歴史 )が発売されました。大ヒット商品となり、多くの家庭で使われるようになりましたが、クイックルワイパーの利用目的は掃除機の補助的な使い方です。

現在では、色々なメーカーからフローリングワイパーが販売されており、替シートもドライタイプ、ウェットタイプを基本に様々なものがあります。

畳用シートもありますが、絨毯(カーペット)、ベッド、ソファなどの掃除はできないので、フローリングワイパー1本で掃除機が不要とはなりません。

しかし、

  • 箒(ほうき)
  • 粘着カーペットクリーナー(コロコロ)
  • ハンディモップ

を組み合わせれば、掃除機なしで部屋の全てを丁寧に掃除ができます。

電気掃除機は、ゴミや塵や埃を吸引してくれるので、電気的に動作する「ホウキ&チリトリ」です。あくまでも掃き掃除の代替であって、拭き掃除の役割は担えません。また細かなところの掃除も苦手とするので丁寧に掃除をするのであれば、掃除機+別な掃除用具が必要です。

であれば、原点回帰で「掃き掃除」を別な方法にすれば、電気掃除機は不要となります。

家にいる時間が長くなった今の時代だからこそ脱掃除機で掃除を楽しみましょう。また音を気にせず自分の生活ペースでいつでも掃除できるのも利点です。


フローリングワイパーは一本柄を選ぶべし

長年使っていたフローリングワイパーは、山崎産業のCONDOR(コンドル)です。継ぎ目のない一本柄は使い勝手がよく、柄に接続部分がないのでデザインもシンプルです。

製品名も分からないし、前回の購入から随分と年月も経っているので、山崎産業のフローリングワイパーで探してみると、一本柄の『山崎産業 コンドル DailyClean フローリングワイパー300』がありました。

山崎産業の一本柄タイプは他になかったのでこちらを購入。

Amazonの写真では、柄の持ち手の部分が青でヘッドが白でしたが、送付されてきたものは茶色(写真手前)でした。商品説明の写真とは違うけど、茶色も悪くないかと、、、。


3種類の柄のタイプ

柄のタイプは、フローリングワイパーを選ぶ上でもっとも重要な要素だと思います。一本柄にこだわって山崎産業のコンドルを選びましたが、その理由は、

  • デザインがシンプル
  • しっかりとした拭き掃除ができる
  • 10年も使える耐久性

という点からです。

フローリングワイパー用シートでの掃除は、力を入れるのではなく、滑らせるように使うのが基本です。特にドライタイプのシートであればシートの繊維に埃を絡めとる方式なので力は必要ありません。しかし、ウェットタイプのシートを使うときは汚れが気になるところはゴシゴシと汚れを剥ぎ落としたくなります。


一本柄タイプ

販売方法、購入時の持ち帰りに難があるためか、一本柄タイプのフローリングワイパーは数多くありません。

あとは、MUJIの 掃除用品システム・木製ポール 室内用・約直径2×長さ110cm | 無印良品 がありました。木製ポールには心惹かれますが、Amazonの MUJI 無印良品>生活雑貨>掃除用品 では取り扱われていませんでした。

一本柄タイプのフローリングワイパーは、継ぎ目がないのでデザインがシンプルですが、長さ調節や小さいくして片付けるなどはできません。しかし、継ぎ目がないので力を入れても柄がたわむようなことがなく、力を入れた拭き掃除もできます。

埃や塵を除去するだけでなく、水拭き掃除ができる掃除用具として重宝します。


ジョイントタイプ(組み立て式)

フローリングワイパーの代名詞ともなっているクイックルワイパーはジョイントタイプです。

ジョイントタイプは複数の柄を組み合わせて1本の柄にするタイプです。差し込み式とねじ式がありますが、クイックルワイパーは差し込み式ですが、外れてしまうことを防ぐためにロックができるようになっています。

またクイックルワイパーは、5パーツに別れているので、購入時もコンパクトで、収納にも長けています。以前に利用していた時期がありますが、強度は一本柄に比べると弱く、力を入れた拭き掃除には向いていません。

山崎産業 コンドル DailyClean にもジョイントタイプがありますが、こちらも差し込み式です。


伸縮タイプ

無印良品(MUJI)には、一本柄の木製ポール以外にアルミ製の伸縮ポールがあります。こちらはヘッドを色々なものに取り替えられる仕様で、システム・フローリングモップ と組み合わせることでフローリングワイパーとなります。

太さが異なる2本の柄を組み合わせて長さを自分の好みに調整できます。ジョイントタイプより継ぎ目が少ないですが、二本の柄をつなぐ部分を回して固定するので、使用しているうちに緩くなってしまうのが欠点です。力を入れた拭き掃除にも向かないのではないかと思います。


2本目のフローリングワイパー

10年使っているフローリングワイパーがもう1本あります。こちらも同じく山崎産業の『ハイマジックドライモップ』です。ヘッドは専用タイプのものです。

山崎産業 ハイマジックドライモップ

普段の掃除は、

  1. 箒(ほうき)で掃き掃除
  2. 集めたゴミをコロコロでとる
  3. ウェットシートで拭き掃除

と3段階ですが、時間がないときや、ちょっと掃除というときにドライモップは便利です。

『山崎産業 ハイマジックドライモップ』は、ヘッドが直接当たらなくても、モシャモシャのリング形状の毛糸部がうまい具合に埃を絡めとってくれます。壁際やコーナー、モノが置いてある場所でも掃除しやすいのでフローリングワイパーにドライシートを付けて掃除するよりもキレイに掃除ができます。

山崎産業 マイクロファイバー ハイマジックドライモップ スペア

洗って繰り返して利用することができますが、ボロボロになってきたらスペアが販売されているので交換できます。

また、『ハイマジック ウェットモップ 300 スペア』を取り付ければ、しっかりとした水拭きもできます。

山崎産業 ハイマジックウェットモップ スペア

こちらも洗って繰り返し使えます。普段はウェットシートを使って、時折、しっかりと拭き掃除といった時に使い分けをしています。

『山崎産業 ハイマジックドライモップ 300』も1本柄タイプなのでしっかりと力を入れた拭き掃除もできます。ハイマジックウェットモップもありますが、付属するモップがドライタイプかウェットタイプかの違いです。

フローリングワイパーを複数持ちたくないというのであれば、一般的なフローリングワイパーに取り付けることができるドライモップとウェットモップもあります。


追記

拭き掃除の前の掃き掃除については「象と散歩: 掃除の基本は「掃いて」「拭く」(ホーキ編)」で記載していますのでこちらも参照してみてください。

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