Translate

ラベル 止まり木 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 止まり木 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
Post Date:2026年6月21日 

ボタンインコの居場所を整える ─ ケージ内のパーチと、外の小さな遊び場

自然木のプレイグラウンドにとまるルリコシボタンインコ

ルリコシボタンインコと暮らしていると、パーチ(止まり木)の大切さを感じます。

ケージの中で鳥は、飛び回るわけではなく、パーチからパーチへ移動しながら過ごしています。だからこそ、どこに、どんな太さのパーチを置くかで、ケージの中での過ごしやすさは変わります。

また、放鳥時もずっと床の上にいるわけではありません。鳥は基本的に高い場所を好み、安心できる止まり場所を探します。

そこで、ケージの中のパーチ(止まり木)を見直し、放鳥時間に安心して止まれる外の小さな遊び場も用意しました。

鳥にとって少しでも心地よく、健やかに過ごせるようにケージの中と外に「居場所」をつくることはとても大切です。


パーチ(止まり木)の太さを考える

パーチ(止まり木)は、細すぎても太すぎても足に負担がかかります。目安としては、鳥が止まったときに爪同士が触れ合わず、指が止まり木の3分の2ほどを包み込むくらいが、安定して止まりやすい太さとされています。

ただし、ケージの中に同じ太さのパーチだけを置くよりも、太さや表面の違うパーチを組み合わせた方が、足の使い方に変化が出ます。

下表は、実際にケージ内で使っているパーチの太さです。今回、新しく追加した15mmと25mmのパーチも含めています。

 
太さボタンインコのサイズ感足への影響と役割
10mmやや細め指が深く回り込みます。しっかり握る姿勢になるため、移動用や補助的なパーチとして使いやすい太さです。一方で、爪がパーチに当たりにくく、爪の摩耗は期待しにくいと感じます。
15mm基準になる太さ指がほどよく回り、安定して止まりやすい太さです。メインのパーチとして使いやすく、リラックスして過ごす場所に向いています。
20mmやや太め15mmよりも指の回り込みは浅くなりますが、足裏でしっかり支えながら止まれる太さです。表面に凹凸がある自然木なら、爪もパーチに掛かりやすいと感じます。
25mm太め指を深く巻き込むというより、足を広げて支える太さです。細めのパーチとは足の当たる場所が変わるので、休憩場所や、足への刺激を変えるためのパーチとして使っています。

大切なのは、どれか一つの太さを正解にすることではなく、太さの違うパーチを組み合わせることだと思います。

細めのパーチは移動しやすく、太めのパーチは足の置き方が変わります。さらに、表面に凹凸のある自然木を使うことで、爪が掛かりやすくなります。

そこで今回は、ケージ内のパーチを「移動する場所」「休む場所」「餌や水を飲む場所」に分けて見直しました。


ケージ内のパーチ(止まり木)を見直す

餌入れ(フードフィーダー)の前には、もともとケージに付属していたパーチ(直径10mm程度)を使っていました。

しかし、水入れとして使っている「三晃商会 SANKO 小鳥の快適バスタイム」はケージの外側に取り付けるタイプです。水を飲むときには、ケージの内側から水入れの前まで移動できる足場が必要になります。

そのため、水入れの前には「KAWAI ニームパーチ SS」を短く切ったものを取り付けていました。

下の図は、見直す前の餌入れ・水入れまわりの配置です。

餌入れ前と水入れ前のパーチ配置図。餌入れ前にはケージ付属パーチ、水入れ前にはKAWAIニームパーチSSを配置している。

配置としては問題ありませんでした。しかし成長するにつれて、餌を食べるのに夢中になると前のめりになり、細いパーチをしっかり握って体を支えている様子が気になるようになりました。

そこで、もう少し太く、表面に凹凸のあるパーチに替えれば、爪が掛かりやすくなり、より安定して体を支えられるのではないかと考えました。


餌入れと水入れの前に、コジマ ブルーベリーパーチ 20cm を設置

餌入れと水入れの前には、「コジマ ブルーベリーパーチ 20cm」を設置しました。

餌入れと水入れの前にコジマ ブルーベリーパーチ 20cmを設置したケージ内の様子

ブルーベリーパーチは、無農薬栽培のブルーベリーの木を使った天然木のパーチです。表面の凹凸がそのまま残されているので、ケージに付属している均一な丸棒とは足裏への当たり方が違います。

直径はおおよそ15mm程度。ボタンインコにとっては、指がほどよく回り、安定して止まりやすい太さです。20cmという長さはメインのパーチとしては少し短めですが、水入れ前、餌入れ前、あるいは移動用のサブパーチとして使うにはちょうどよい長さだと思います。

これまで使っていた細めのパーチでも止まることはできていましたが、餌を食べるときや水を飲むときには、体を前に倒す姿勢になります。そのとき、パーチが細いと、指で強く握って体を支えるような止まり方になっていました。

しかし、ブルーベリーパーチに替えると、指を深く巻き込むというより、足裏でしっかり支えながら、爪を表面の凹凸に掛けて止まる感じになります。

ブルーベリーパーチに止まりながら餌を食べるルリコシボタンインコの足元

実際に見ていると、餌入れに体を寄せたときも、爪をしっかりパーチに掛けて自分の体重を支えています。単に「止まる」だけでなく、食べたり飲んだりする姿勢を安定させる足場として、かなり使いやすそうです。

また、自然木の凹凸によって足裏への刺激に変化がつくのもよい点です。同じ太さに削られたパーチより、足の当たる場所が変わるため、足裏への負担を分散しやすいと感じています。

バンブルフット(趾瘤症)の予防を考えるうえでも、パーチの太さや表面に変化をつけることは意識したいところです。

爪を削る効果をはっきり断定することはできませんが、表面の凹凸に爪が掛かりやすいため、自然な摩耗は期待できます。うちではこのパーチに替えてから、以前より爪の伸びが気になりにくくなりました。


太めのパーチ(止まり木)として、川井 穂がさせるニームパーチ short を追加

「コジマ ブルーベリーパーチ 20cm」とあわせて、「川井 穂がさせるニームパーチ short」も追加しました。

サイズは、直径約25mm、長さ約150mm。天然木なので、太さや形には多少の個体差がありますが、ボタンインコには太めのパーチになります。長さは短めなので、ケージを横断するメインのパーチというより、休憩場所や遊び場を兼ねたスポット的なパーチです。

このパーチは、インド原産のニームの木で作られています。ニームは、虫を寄せつけにくい特徴を持つ木として知られており、インドでは古くから生活の中で活用されてきた樹木です。

天然木らしい表面の凹凸も特徴です。パッケージでは、足裏の汚れや古い角質が落ちやすいこと、爪が削れやすいことなどがメリットとして挙げられています。

太めのパーチに止まると、細いパーチとは足の開き方が変わります。指で深く握り込むというより、足を広げて体を支える姿勢になるため、足裏への当たり方にも変化が出ます。

太めのニームパーチに止まるルリコシボタンインコの足元

また、このパーチは穴に粟穂などを挿せるのも特徴です。パーチとして使うだけでなく、食べる・かじるといった動きにつなげやすく、ケージ内のちょっとした遊び場にもなります。

葉を挿したニームパーチ short に止まるルリコシボタンインコ

15mm前後のブルーベリーパーチと、25mm前後のニームパーチを追加したことで、ケージ内の足場に変化をつけることができました。


太さの違うパーチで導線をつくる

パーチを設置するときに意識したのは、ケージの中での導線です。

ケージ内では、鳥が大きく飛び回るわけではありません。パーチを伝って上下に移動できること、餌や水を飲むときに安定して止まれること、そして落ち着いて休める場所があることを意識しています。

下図がケージ内のパーチの全体像になります。

ケージ内に設置したパーチの配置図

①② 上段左右の20mmパーチ
上段の左右には20mmのパーチを配置しています。ケージ上部を移動するときの足場になり、休む場所としてもよく使っています。

上段左右の20mm自然木パーチに止まり、爪を掛けて体を支えるルリコシボタンインコ

特に右奥のパーチにいると落ち着くようで、安心して過ごしていることが多い場所です。

上段右奥のパーチでくつろぐルリコシボタンインコ

③ センターのツリーパーチ
ケージ中央には、階段のように上下へ移動できるツリーパーチを配置しています。枝の太さは約10mmで、ケージ内を移動するための通路のような役割をしています。

さまざまな太さのパーチを配置したルリコシボタンインコのケージ全景

④ 上段手前のパーチ
上段手前には、左右のパーチより少し細いパーチを配置しています。上段を移動する中でも太さに変化をつけることで、足の置き方が同じになりすぎないようにしています。

上段手前のパーチに止まるルリコシボタンインコの足の様子

これは、百日紅(サルスベリ)の枝で作った自作のパーチです。

⑧ 太めの遊び場
今回購入した25mmの太めのパーチは、中段に配置しました。足の置き方に変化をつけられるだけでなく、上段とは違う高さで過ごせる小さな遊び場にもなっています。

KAWAI 穂がさせるニームパーチ short に止まるルリコシボタンインコ

同じ太さのパーチだけでそろえるのではなく、太さや表面の違うパーチを組み合わせることで、ケージの中にもいくつかの役割を持った場所ができました。

下にはウッドチップを敷いています。パーチの上だけでなく、下でも過ごせるようにしておくと、くちばしでカミカミしたり、足で蹴り上げたりして遊べます。

水分を含んだチップは色が変わり、その部分だけが小さく固まるので見分けやすく、掃除も楽です。


放鳥時間に安心して止まれる外の小さな遊び場

ケージの中の環境を整えたら、次は放鳥時間の居場所です。

部屋に出したとき、目を離すといろいろといたずらをするようになりました。鳥が安心して止まっていられる場所があると、飼い主としても目を配りやすくなります。キッチンで家事をしているときはリビングに目が届かなくなるので、キッチンにも鳥が過ごせる場所を用意しました。

最初はジオラマパーチを置こうと考えていたのですが、一箇所にじっとしているタイプではありません。

そこで、キッチン用のコーナーラックに自然木の枝を紐で括り付けて、遊び場を作りました。

近くには水浴び用の容器も置き、パーチと水浴び場を行き来できるようにしています。また、ラックにはキッチンペーパーを敷き、フン受けにしています。

放鳥時の遊び場として用意した自然木のプレイグラウンドに止まるルリコシボタンインコ

枝が用意できない場合は、市販の自然木パーチを使ってもよいと思います。I型のまっすぐなものより、Y型や少し曲がっているものの方が、自然の枝のように取り付けやすいです。

パーチの金具は使わず、鳥が止まりやすい向きに調整して、紐でラックに括り付けます。

麻ひもで枝を固定した手作りのプレイグラウンド

オンラインでパーチを購入すると実際の形状は確認できませんが、届いた形に合わせて工夫する楽しみもあります。

この遊び場も気に入ってくれています。放鳥中に一時的に止まったり、部屋の様子を見たり、少し休んだりするだけでなく、今ではわりと長い時間をこの枝の上で過ごすようになりました。

放鳥時の遊び場として用意した自然木の枝に止まるルリコシボタンインコ

枝の太さや向きが一定ではないので、止まる場所によって足の置き方も変わります。ケージの中とは違う高さや角度のパーチがあることで、安心して過ごせる場所になっているようです。枝に身体をこすりつけるようにして掻いていることもあります。


まとめ:ケージの中と外に、安心できる居場所を

ケージの中のパーチを見直し、外にも小さな遊び場を用意したことで、鳥が過ごせる場所の選択肢が増えました。

パーチの太さや表面、置く場所を少し変えるだけでも、鳥の動き方は変わります。これからも様子を見ながら、少しずつ居心地のよい場所にしていきたいと思います。

Post Date:2024年8月25日 

ボタンインコの居住空間をデザインする:パーチの選び方

ルリコシボタンインコ:I型パーチとツリー・パーチ

ボタンインコが1日の大半を過ごすのがケージの中です。ボタンインコが自然な動きをしやすく、ストレスを感じずに過ごせる空間を作ることとても重要です。

ケージの中に設置する最低限必要なものは、ケージを購入すると付属しています。

  • 餌入れ・水入れ(フードフィーダー)
  • 止まり木(パーチ)

フードフィーダーは、餌や水を撒き散らすということがなければ、そのままでOKです。一方で、ケージに付属しているパーチ(止まり木)は、均一な太さで、直線的なものが二本というのが多く、これだけでは鳥の健康にとって理想的ではありません。

付属のパーチだけでは十分ではない理由はいくつかあります。

  1. 足の健康:鳥の足には違った太さや形状のパーチが必要です。同じ太さのパーチだけだと、足に負担がかかり、関節や足裏に問題が生じることがあります。
  2. 自然な行動の促進:自然環境では、鳥は様々な太さや形の枝に止まります。これにより、筋肉が適切に発達し、足の健康が維持されます。異なる太さの自然木のパーチを追加することで、鳥の足や体のバランス感覚が向上します。
  3. 興味や刺激:異なる材質や形状のパーチを提供することで、鳥が退屈せず、ケージ内での活動が増えます。

そのため、ケージの付属パーチに加えて、自然木や異なる形状のパーチを追加しましょう。鳥の健康やウェルビーイングが向上します。


天然木の止まり木(パーチ)

枝の自然な曲がりや凹凸があり、木の皮が残る天然木のパーチは、ボタンインコの足をさまざまな角度で鍛え、快適なグリップ感を提供します。また、ボタンインコは、パーチをかじったり、木に身体やクチバシを擦りつけてお手入れをします。


天然木パーチの形状

天然木のパーチには様々な形状があります。

  • わりと真っ直ぐ(I型パーチ)

    I型パーチは直線的な形状のため、安定感があります。特にボタンインコが休息する際には、しっかりと足を置くことができるため、リラックスできる場所となります。

    I型パーチ リンゴの木
    【Amazon】I型パーチりんごの木
  • 枝分かれしている(Y型パーチ)

    Y型パーチは、I型パーチと比べてより変化に富んでいます。枝の太さも異なるため、愛鳥は足をさまざまな角度で置くことができます。止まり木としてだけでなく、遊び道具としても役立ちます。

    Y型パーチ ブドウの木
    【Amazon】Y型パーチ ぶどうの木
  • 曲がりくねっている(スイング・パーチ)

    自然の枝を模した形状のパーチは、愛鳥がさまざまな角度や場所に足を置くことを促し、足の筋肉を多角的に使わせることができます。また、遊び場としても利用できます。

    スイングパーチ ブドウの木
    【Amazon】スイング・パーチ
  • 平らなパーチ台

    平らなパーチ台は、足の裏全体をサポートするため、長時間の止まり木での負担を軽減します。特に夜間や休憩時に、通常のパーチとは異なる姿勢で休むことができ、快適さを向上させます。

    おやすみボード 止まり台
    【Amazon】平らなパーチ台

天然木パーチの種類

ニーム(インドセダン)はインド原産の高木となる常緑樹です。虫を寄せ付けないニームの木はその抗菌性、抗真菌性、そして抗ウイルス性などの特性で知られており、硬く耐久性も高いのでパーチとしても愛鳥家に好まれています。

以下は、ニーム、桃、林檎、梨、葡萄のパーチを「耐久性」「硬さ」「凹凸」で比較した表です。

パーチ材の比較
樹種 木の特徴 耐久性 硬さ 凹凸
ニーム 抗菌・抗真菌性があり、自然な表面を持つ。硬くて耐久性が高く、長期間使用に耐える。 非常に高い硬い多い
もも 果樹木の中では比較的耐久性が高く、かじるのに適しているが、凹凸は少ない。滑らかな表面が特徴。 高い やや硬い 少ない
りんご かじるのに適しているが、湿気に弱くカビが発生しやすいことがある。自然な形状が足に適度な刺激を与える。 中程度 やや硬い 中程度
しらかば 軽くて扱いやすいが、凹凸が少なく、鳥の足への刺激が少ない。湿気に弱い。 中程度 やや柔らかい 少ない
なし 柔らかめで、自然な凹凸があり、足に優しい。ぶどうほどではないが、消耗しやすい傾向がある。 中程度〜低い 柔らかい 多い
ぶどう 非常に柔らかく、鳥が簡単にかじることができる。自然な形状が多く、足の健康に良いが、消耗が早い。 低い 柔らかい 非常に多い
  • 耐久性ニームが最も耐久性に優れ、次にももが高い耐久性を持っています。
  • 硬さニームが最も硬く、ぶどうなしは柔らかい木材です。
  • 凹凸ぶどうニームが凹凸に富んでおり、鳥の足に良い刺激を与えます。

それぞれの木材には異なる特性があり、愛鳥の好みやケージ環境に応じて選択することが大切です。ボタンインコはかじって削れることで喜びを感じている?ので、遊び場としては「ぶどう」のように柔らかい木は最適です。

竹カゴのバードケージでお世話になっている株式会社 川井(KAWAI)では色々な木材のパーチを発売しています。(※ 括弧内の数値:Φ 直径、L 長さ)


パーチの太さ

ケージ付属の止まり木は直径12mmです。ルリコシボタンインコの足には少し細いですが、もっと細い枝でも器用に止まります。

細い枝でもしっかりキャッチ

リラックスして、じっとしているときは、太め(15-20mm)のパーチの方が多いです、下の写真は水浴び後に身体を乾かしているところです。

太めのパーチは休憩に最適

ケージの中には、ボタンインコがリラックスできる少し太めの「休憩パーチ」と、運動に適した細めの「活動パーチ」をバランスよく配置することがポイントです。太さの異なるパーチがあることで、ボタンインコが飽きることなく、バランス力や筋力も鍛えられ、健康的な脚を維持できるようになります。


パーチの配置を考える

パーチの設置場所については、デッドスペースを避け、ボタンインコがケージ内を自由に移動できるよう、上下左右、そして前後にバランスよく配置します。

インコが異なる高さで休んだり遊んだりできるようにしましょう。「フンきり網」を外してチップを敷くと、ケージの下でもよく遊びます。低い位置のパーチにはぴょんぴょんと登ったり降りたりと楽しそうです。

チップを蹴散らして遊ぶ

また上の写真の枝の先端はかじられて木の皮が剥がれています。かじれるパーチも遊びに大切です。

かじられてボロボロな枝の先端

オススメのパーチ

実際に購入してよかったとパーチと後からこちらの方がと思ったパーチを紹介します。


ツリー・パーチ

ツリー・パーチとは、一本の主幹から複数の枝が伸びているデザインで木のような形状をしたパーチ(止まり木)のことです。

吊り下げ ツリーパーチ
【Amazon】吊り下げ ツリーパーチ

ケージ内で上下左右への移動の中心となっているパーチです。一番上の枝は休憩場所にもなっています。

吊り下げ ツリーパーチを使って上下移動

ツリーパーチはケージの上部で固定して吊り下げます。

ケージ上部に固定して吊り下げる

縦に伸びる幹の部分では、首や身体を擦りつけたり、クチバシの汚れをとったりしています。

ツリーパーチの特徴

  1. 多方向に広がる枝:いくつかの枝がさまざまな高さや角度で配置されているため、鳥が自由に登ったり、飛び移ったりすることができます。自然な運動を促進し、鳥の足や羽の健康をサポートします。
  2. リアルな木の形状:実際の木の形状に似せて作られているので、自然の環境にいるかのような感覚を提供します。また木のようなデザインは見た目にも美しいです。
  3. デッドスペースを排除:ケージ内でデッドスペースとなりがちなケージ中央の上下にツリーパーチを設置するとデッドスペースがなくなります。

天然木とありますが、何の木材が使用されているかの記載はありません。幹となる枝が一本と、横に伸びる枝が4本の計5本です。枝はネジを回して取り付けます。高さは30cmあります。

吊り下げパーチ 幹と4本の枝
【Amazon】吊り下げ ツリーパーチ

他にも天然木の吊り下げ式ツリーパーチがありましたが、こちらも何の木材が使用されているかの記載はありません。高さは25cmです。

ケージの中での上下の移動には必須の経路となっています。最近はおもちゃとしてあげた割り箸を咥えながら上に登るのが気に入っています。


三晃商会のニームパーチ

I型、Y型のパーチを選択するならコスパの高いSANKO(三晃商会)のニーム・パーチがオススメです。

「ニームのとまり木 30」は、ミラクルニームと呼ばれる抗菌・防虫性の高い天然木を使用したI型パーチです。20cmタイプもあります。

「ニームのとまり木 ブランチ」は、ミラクルニームを使用した枝分かれした形の(Y型)パーチです。


スベスベを売りにしているパーチ

天然のツツジの木を煮沸し、よく天日干しをしたあと、足を怪我しないようにしっかりと研磨した無着色・無塗装の止まり木です。天然木の太さの違いや凹凸などの良さを活かしながらもスベスベです。

色々な種類のパーチがあってもいいのではないかと、前面上部にサルスベリでパーチを作ってみました。木ネジを打ち込みワッシャーでケージに固定しています。

サルスベリのパーチ(自作)

ツリー・パーチの次に設置したのが、このパーチですが気に入ってくれています。

サルスベリのパーチ(自作)

セットになっているものから選ぶ

天然木のパーチは、形状やサイズ、長さもまちまちです。であれば、セットになっているものを購入して、その中から使いやすいものを選ぶという方法もあります。

ぶどうの木のパーチセット

かじることが大好きなボタンインコは下に敷いているチップや柔らかい木をかじって遊んでいるので、ぶどうの木で休憩の場所と遊び場をデザインしましょう。


3種の形状のパーチセット

休憩や寝る場所としてパーチ台を検討されているのであれば、パーチ台の他、Y型パーチ、スティックパーチx4本がセットになっているのでお得です。木材の種類は記載されていませんが、短いスティックパーチはケージ内をおしゃれにデザインすることができます。

  • パーチ台 15cm
  • Y型パーチ 20cm
  • スティックパーチ 15cm x 4本

空間をデザインする上での注意点

ケージはボタンインコと幸せに暮らすためのケージ選び:初心者向け完全ガイドで紹介した、「SANKO イージーホーム ステンレス37バード」とアクリルパネルの「SANKO J02 イージーホーム37用 クリアー3面カバー」を使っています。ケージをリビングに置いているので、鳥の羽が舞ったり、敷いている木材チップを蹴散らすので、アクリルパネルは人間都合で必須です。

しかし、パーチをとめる金具が外に飛び出すので、アクリルパネルを装着しているとケージの上段にしかパーチを取り付けられません。

パーチの留め具が飛び出るのでアクリルカバーがあると設置できない

ボタンインコと気持ちよく一緒に暮らすためにはアクリル板のカバーは必要なので、ケージの下の部分のデッドスペースには、伐採した梅の木で置き型のパーチを自作。

梅の木のパーチスタンド(自作)

台座の木と枝は木工用アロンアルファで接着しています。

梅の木のパーチスタンド(自作)

自作は無理というのであれば、スパイラルパーチを斜めに立てかけてもいいかもしれません。


フード・フィーダー

水飲みのときに水を飛び散らかすので、ケージの下に置いていたハムスター用の陶器のフードフィーダーから水が飛び散らない「三晃商会 SANKO 小鳥の快適バスタイム」に変えました。

水が飛び散らない「小鳥の快適バスタイム

水飲み場までの距離があり怖がって飛び移れなかったので、短いパーチを前に設置しました。写真は水飲み場の変更中のときのものです。

小鳥の快適バスタイムの前に短いパーチを設置

ケースの中に入るのを怖がっているかというより、水が怖いのか水の中に足を踏み込むことはありません。頭だけを突っ込んでクチバシで水を撒き散らして喜んでいます。

食い意地が張っているのか、餌を撒き散らすような悪戯もしないし、食べた殻もフィーダーの中に落とすので使っていませんが、餌も飛び散らないように上がカバーされている「三晃商会 SANKO 小鳥の快適フィーダー」というのがあります。

鳥が快適に過ごすのも大切ですが、人の生活と如何に共存させていくかを考える上では、人の居住空間を清潔に保つことも大切です。


まとめ

ボタンインコのケージの空間をデザインする際には、パーチの種類、太さ、設置場所に注意を払うことが不可欠です。天然木の凹凸のあるパーチを選び、太さの異なるパーチを組み合わせ、ケージ内の各所にバランスよく配置することで、インコにとって快適で健康的な空間を提供できます。

愛鳥にとってストレスのない、安心して過ごせる快適な空間をデザインしてください!

広告

象と散歩:人気の投稿(過去7日間)