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Post Date:2020年10月24日 

スマートスピーカーに画面があるともっと便利になる?

Echo Show 5

ディスプレイがあるとまた違った使い方ができるかもと、Amazonプライムデーで Echo Show5が半額になっていたのでポチってしまいました。

Echo Show 5は、5.5インチのディスプレイ付きスマートスピーカーです。148mm(幅) x 86mm(高さ) x 73mm(奥行)と小型なので机の片隅に置いても邪魔にならない大きさです。

画面には常時、天気や時刻が表示されるだけではなく、設定によってニュースなどの情報も表示されるので高機能置き時計といった感じです。

またGoogleやAppleのカレンダーと連携しておけば、スケジュールもホーム画面に表示されます。もちろん、

Alexa, 今日の予定は?

と訊ねれば、画面に予定を表示してくれます。音声だけだとたまに「?」というときもありましたが、「そう読んだのね」と、くすりと笑みがこぼれます。


Echo Show5の画面

5.5インチの画面は、スマホを横にしたのと同じです。普段から見慣れているサイズか、大きすぎず、小さすぎず、デスクの側に置くのにちょうど良いサイズです。

映画などのコンテンツをこの画面サイズで見ようとは思いませんが、Youtubeのチェックなどであれば十分です。

また、

Alxea, NHKニュース

と言えば、NHKニュースが映像で見られます。ニュースコンテンツなどは、このサイズで十分です。


Echo Show5の音質

Echo Show 5はクリアな音質のスピーカーを搭載した5.5インチのスクリーン付きEcho端末です。

【引用】Amazon Echo Show 5 | コンパクトでスクリーン付きスマートスピーカー

とあります。1.65インチ 4W スピーカーが搭載されていますが、低音が誇張されたこもった感じの音質です。

ニュースやAudibleなど本の読み上げなど音声コンテンツ、またYoutubeでアップされた動画を見るのであれば十分です。しかし、音楽を楽しめるかと問われると「スマホのスピーカーで聴くよりはマシ」と答えるレベルです。

Echoシリーズはステレオ化することによって飛躍的に音質が向上しますが、Echo Show 5でステレオペアにできるのは、Echo Show 5だけです。

画面付きのスマートスピーカーを部屋に2台並べるというメリットはないかと思いますので、Amazonミュージックを楽しむのであれば、Bluetoothやライン出力で別のスピーカーから音を出すか、他のEchoでステレオ化 or 2.1ch を構成することをオススメします。

Echo でステレオ化すれば、音楽環境は飛躍的にアップするかと思いますが、

お金をあまりかけたくないというのであれば、 Echo Dotでステレオ化するのも意味があるかと思います。


Echo Show5を音楽仲間に加える

Echo Show5では、再生されている曲のアルバムジャケット、アルバム名、曲名、アーティストの写真をスクリーンで確認できます。

Echo Show 5でアルバムジャッケットを確認

更に歌詞に対応している楽曲であれば歌詞も画面を流れます。

Echo Show 5で歌詞を表示

こんな楽しみ方ができるEcho Show5 を音楽仲間に入れない手はありません。


ウェイクワードを変更する

Echo Show 5を音楽仲間に加える前に Echo Show 5 のウェイクワードを変更します。

象と散歩: Echo sub で立体音響+低音を楽しむ で「ステレオ化したらウェイクワードを変える」と記載しましたが、変更しなければ全ての Echoデバイスが 「Alexa(アレクサ)」で反応してしまいます。

リビングに設置している2台のEcho Plus と Echo Show 5 は、ウェイクワードを下記のように設定しています。

Echoデバイス 名前 ウェイクワード
Echo Plus Echo Plus Alexa
Echo Plus Echo Plus 2nd Computer
Echo Show 5 Echo Show Echo

ウェイクワードの変更方法については、「Amazon.co.jp ヘルプ: Echo端末でウェイクワードを変更する」を参照してください。


マルチルームミュージックを設定する

マルチルームミュージックの設定をすると、複数のEchoデバイスで音楽を再生することができ、その中にスピーカーセット(ステレオペア、2.1ch)を含めることができます。もちろん Echo Show 5 も加えることができます。

設定は、Alexaアプリからです。

① Alexaアプリのデバイスを選択して右上のプラスマークをタップ

② 「マルチルームミュージックをセットアップ」を選択

マルチルームミュージックをセットアップ

③ 接続するスピーカーを選択

既に ”2.1ch” という名前で構成しているスピーカーセットと Echo Show(Echo Show 5) を選択します。

利用する Echoデバイスを選択

名前を付ければセットアップ完了です。「オーディオシステム」と名付けました。

スピーカーグループ

マルチルームミュージックの設定方法については、Amazon.co.jp ヘルプ: 複数のAlexa端末で音楽を再生する に動画付きで詳しい説明があります。


マルチルームミュージックで音楽を再生する

設定したマルチルームミュージックで音楽を再生するには、

Alexa,  オーディオシステムで音楽をかけて

と、マルチルームミュージック名を付けると、登録されている全てのEchoデバイスで音楽が再生され、Echo Show5ではディスプレイで再生されている曲が確認できます。

しかし、残念な音質の Echo Show 5 のスピーカーからも音楽再生されてしまいますので、

Alexa, Echo Show をミュート

と、Echo Plus 経由でデバイス名を指定して間接的に指示をするか、

Echo, ミュート

と、Echo Show 5 に直接指示をすると、

Echo Show 5 から一時的に音が出なくなります。ミュートされた状態から次にEcho Show5に話しかけるとミュートは解除されます。

これで、Echo Show 5 も音楽仲間に参加です。耳で音楽を楽しみながら目から情報を得られるようになりました。


Echo Show 5 の裏技?

高機能置き時計と言いましたが、常に画面が点灯しているのも気になります。初期設定では、ナイトモードになっているので部屋が暗くなると画面が暗くなり時計と天気だけが表示されます。

ナイトモードは本体の設定から「ホーム・時計」→「ナイトモード」で時間を指定することもできます。

Echo Show 5 ナイトモードの設定

高機能置き時計としてはあるべき機能かもしれませんが、外出時や睡眠中にデスクの上にあるEcho Show 5 の画面が常時点灯している必要はありません。


Echo Show5の画面を消す

Echo Show5の画面を消すには、

Echo, 画面を消して

と言えば、次に何か話しかけるまで画面を消してくれます。しかし、他のEchoデバイスから

Alexa, Echo Show(デバイス名) の画面を消して

と言っても「Echo Showは、その操作に対応していません」と断れます。

また残念ながら定型アクションでは、画面を消すことはできません、、、。


Echo Show 5でブラウジング

Echo Show5には、amazon silk(Amazonのブラウザ)とFire Foxが搭載されているのでネットサーフィンもできます。タッチキーボードの入力もできますが、音声操作にこだわってみました。FireFoxは音声操作では検索ができないので、silkを使った検索方法を紹介します。

先ずは、

Echo, silk(シルク)を開いて

と言ってブラウザを起動します。

Echo Show5 amazon silk ブラウザ

続いて

Echo, 象と散歩を検索

と言えば、「こちらが見つかりました」と検索結果が表示されます。

Echo Show5 amazon silk ブラウザ

Echo Show 5での音声検索「ちょっと便利かも」です。

ちなみに silkの検索エンジンの初期設定はBingとなっているので、使い慣れたGoogle検索に変更しておきましょう。

amazon silk を起動して、「設定」→「詳細設定」→「検索エンジン」から変更できます。


テレワークでEcho Show 5

音声&タッチ操作というのは、テレワークでPCに向かっているときでも便利です。このあとの会議は何があるのかというのも時折流れてくれるので、会議を意識することができます。また会議中に電気やエアコンなどにタッチで操作できるというのも便利です。

その他にも色々とテレワーク中にも便利に使えます。


Echo Show5で計算をする

ちょっとした四則演算の計算に便利です。

Echo, 128×256は?

で、計算結果を音声とテキストで計算式と答えを返してくれます。

また消費税の計算もしてくれます。

Echo, 9,980円の消費税は?

と訊ねると、消費税と消費税込みの価格を計算してくれて音声とテキストで回答してくれます。


調べものをする

ブラウザでの検索は前述した通りですが、ホーム画面から

Echo, ○○○って何?

と訊ねると辞書やWEBから回答を探してきてくれます。

テレワーク中は、マルチミュージックではなく、2.1ch構成のEchoデバイスで音楽を流して、その他のことは、Echo Show 5 をといった使い方をすれば音楽も中断されません。

Post Date:2020年10月5日 

Fire TV Stick 4K で 映像美を楽しむ

DMM.make 55インチ モニター(DKS-4K55DG3

DMM.make 55インチ モニター(DKS-4K55DG3) に Fire TV Stick 4K を繋げて自称テレビと呼んでいますが、先日、モニターに不幸な事故があり液晶が破損、、、、。

しかし、モニター購入時に「DMMの液晶ディスプレイってどうなの?」という不安もあり、普段は加入しないAmazonの延長保証に入っていました。保証内容を確認すると物損も対象に!問い合わせをすると修理の見積もり後に新しいモニターが届くという手はずになりました。

ナイスな判断、購入時の自分!

写真は、モニターの入れ替え時に撮影したものですが、部屋に2台並ぶと圧巻です。

このDMM.make 55インチ モニター(DKS-4K55DG3)は、

  • 4Kディスプレイ
  • 55インチ
  • 光デジタル出力(音声)
  • 低価格(¥65,800)

と、テレビは要らないけどビデオ・オン・デマンドのコンテンツを「綺麗な映像とサウンドで楽しみたい」というニーズにピッタリな大型モニターです。


Fire TV Stick

Amazon Fire TV Stick が新しくなりました。

プロセッサがクアッドコアになり、HDR、Dolby Atmosにも対応とより映像コンテンツが楽しめるようになりました。

  Fire TV Stic 第3世代k Fire TV Stick 4K 第2世代
映像 最大1080p(HD), HDR, HDR10, HDR10+, HLG 4K Ultra HD, HDR, HDR10, HDR10+, HLG、Dolby Vision
オーディオ Dolby Atmos Dolby Atmos
ストレージ 8GB 8GB
プロセッサ クアッドコア クアッドコア
価格 ¥4,980 ¥7,480

Prime Video、NHKオンデマンドを始めとする Prime Videoチャンネル 以外でも Netflix、Hulu、ビジネスオンデマンドなどのアプリをインストールして、映像コンテンツを楽しむことができます。

しかし、4Kコンテンツを楽しむであれば Fire TV Stick 4Kが必要です。

Amazonプライム ビデオも 4K UHD で提供されている映像コンテンツが徐々に増えてきています(詳細は こちら)。まだまだコンテンツ数が充実しているとは言えませんが、今後も増加していくことは間違いありません。

4Kコンテンツを楽しむのであれば、Fire TV Stick 4K だけではなく、対応しているテレビなども必要ですが、Amazon.co.jp ヘルプ: Fire TVで4K Ultra HDのビデオを視聴する には、

  • 15Mbps以上のネット環境
  • HDCP2.2に対応したHDMIポートがあるディスプレイ

とあります。HDCP2.2というのは、高解像度のデジタルコンテンツの不正コピーを防止するための暗号化技術です。DMM.make 55インチ モニター(DKS-4K55DG3)も準拠しています。


4Kコンテンツを視聴するための Fire TV Stick4K の設定

Fire TV Stick 4K の初期設定値は、テレビが高解像度に設定されていなかったり、WiFiスピードが遅くてもコンテンツが見られるようになっています。「4Kコンテンツってこんなもん?」と最初は思いましたが、設定を変更すると、鮮明な映像が楽しめます。

Fire TVの 「設定」→「ディスプレイとサウンド」→「ディスプレイ」から確認して、下記の設定になってなければ変更してください。ビデオ解像度は、初期設定で「自動(4K Ultra HDまで)」になっていると思います。

  • ビデオ解像度  自動(4K Ultra HDまで)
  • オリジナルフレームレートに合わせる  オン
  • 色深度  最大12ビット
  • カラーフォーマット  YCbCr

オリジナルフレームレートに合せる

オンにすると、Primeビデオで映像再生時にオリジナルのフレームレート(24pなど)に合わせた出力が可能になります。


色深度

色深度(ビット深度)とは、1ピクセルあたりのデータ量です。初期値では、データ転送量を減らすために10ビットとなっていますが、これを12ビットに変更します。

3,840px × 2,160px の4Kコンテンツの10ビットと12ビットの1フレームあたりのデータ量は、

10ビット 3,840×2,160×10=82,944,000ビット=10,368,000バイト

12ビット 3,840×2,160×12=99,532,800ビット=12,441,600バイト

と、2MBの差があります。


カラーフォーマット

RGBからYCbCrに変更します。

RGBは、光の三原色である赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の値を変化させることで様々な色を表現する方法です。各色を256段階で表現するので256の3乗で16,777,216通りの色表現となります。

しかし、人の目は、それだけの色を識別する能力はなく、色よりも明るさの変化の方が感じやすいということで、Cb=B-Y(青色成分-輝度信号)と Cr=R-Y(赤色成分-輝度信号)で明るさを示す輝度信号(Y)と色で表す YCbCr が、現在の動画コーデックの主流となっています。


サウンド環境

なるべく音の劣化がないようにと、DMM.make 55インチ モニター(DKS-4K55DG3)から光デジタル出力でSony サウンドバー HTS-350に接続しています。サウンドバーのボリューム操作はFire TVのコントローラーで出来るので便利です。

しかし、象と散歩: Echo sub で立体音響+低音を楽しむ に書いたように、EchoスピーカーとEcho Sub の2.1ch環境でホームシアターシステムを作成して、Fire TVのサウンドをEchoスピーカーから出すことができます。音楽と映像とでスピーカーを兼用できるので、省スペース、ローコストなホームシアター環境が構築できます。

また、Fire TV で Amazon Musicアプリで再生した音楽もホームシアターシステムで再生されるので、モニターでジャケット、アーティスト、歌詞を確認しながらの音楽体験ができるようになります。

ホームシアターシステムの設定方法については、Amazon.co.jp ヘルプ: Fire TVとEcho端末をセットアップする を参照してください。


Dolby Atmos

Amazonプライムビデオには、サラウンド記録再生方式のDolby Atmosのコンテンもあります(詳細は こちら)。残念ながら、EchoシリーズでDolby Atmosに対応しているのは Echo Studioだけなので、EchoやEcho Plusで2.1chのホームシアターシステムを構築しても Dolby Atmos は体験できません。

また Fire TVはBluetoothに対応しているので、Bluetoothスピーカーやヘッドフォンでサウンドを楽しむことも可能です。

サラウンドでなくとも、サブウーファーで低音が感じられると映画の楽しみは倍増します。Amazon MusicとAmazon Prime Video の両方のサウンドを Echoスピーカーと Echo Subで2.1chで構成して利用するのはお手軽ホームシアターとしては最適です。


Echo と Fire TVを接続する

Alexaアプリのメニューから「その他」→「設定」→「TV・ビデオ」→「Fire TV」で Echoデバイスと接続しておくと、

Alexa, Huluを起動して

とか

Alexa,  一時停止

で、用事を済ませて、

Alexa, Fire TVを再開して

で、再開できます。単に「再開して」というと直前にEchoで聴いていたものが再開されてしまいます、、、。

しかし、実際に音声で操作するのは、一時停止ぐらいです、、、。

Post Date:2020年9月30日 

Echo sub で立体音響+低音を楽しむ

Echo Plus + Echo Sub

Echo sub は、Echoシリーズの低音を補強するダウンファイヤリング方式(下向き設置)の100W サブウーファーです。Amazon Music Unlimited のEchoプランでも、Echo Subが使えるようになったので「いつか欲しいなー」と思いつつも

  • 「1.1chの音響ってどうなの?」
  • 「先にステレオ化をすべきでは?」

と、悩みながら購入を躊躇していたら、Echo Plus(第二世代)とEcho Sub のセットがキャンペーン価格 に!

「これは買いなの?」と思ったらスルスルっと物欲の神が降臨してきて、思わずポチッと。

Echoをステレオ化した立体音響の気持ちよさは、象と散歩: Amazon Echo で立体音響を楽しむ で経験済みです。一挙に Echo Plus(第二世代)のステレオ化、そしてサブウファーと2.1chと重低音立体音響システムの構築となりました。

Amazon Music Unlimited のEchoプランは安価でよかったのですが、ステレオペアでは利用できないので、Amazon Music Unlimited をEchoプランから個人プラン(年払い)にアップグレードしました。

家時間が多くなったので、家で過ごす時間を豊にするため「音楽をより気持ちよく」への投資です。


1.1chと2.1ch を試す

折角なので、Echo(第二世代)、Echo Plus(第二世代)、1.1ch(Echo+Echo Sub)、2.1ch(Echoステレオペア+Echo Sub)の組み合わせを試してみました。Echo Subのセットアップ動画では、「深みのある重低音が効いた楽曲で聴いてみましょう」と

  • August Greene(オーガスト・グリーン)
  • Emily King(エミリー・キング)

が推奨されます。

エミリー・キングのクラッシュ (An Amazon Music Original) を聴いてみると、

これでもかと低音を効かせた楽曲です。

しかし、深みのある重低音といえば、やはりJazzベースではないかと、最近、逝去された Gary Peacok(ゲイリー・ピーコック)のアルバム「Tales of Another」に収録されている「Major Major」で聴き比べてみました。(※現在は、Amazon Musicで配信対象外)


Echo Puls + Echo Sub

先ずは Echo Plus(第二世代) + Echo Sub の組合せです。前述したようにこの組合せであれば Amazon Music Unlimited がEchoプランで利用できます。Echo Plus もかなり低音を鳴らしてくれるスピーカーですが、Echo Sub の低音の響きは予想以上でした。ピーコックの低音をしっかりと身体で感じられます。しかし、モノラルで低音が響くと、よりこもった感じがします。

⭐️(星1つ)


Echo + Echo Sub(1.1ch)

Echo(第二世代)単体ではかなり貧弱な音の響きで、低音は特に苦手としています。しかし、Echo Subを追加するとモノラルでかなり迫力がある音になります。苦手な低音をEcho Sub が補ってくれるので、Echo Plus に Echo Subを繋げるよりも、こちらの方が気持ちよいかもしれません。

EchoデバイスにEcho Subで1.1chにするのであれば、音が貧弱なEchoシリーズの方があっているかもしれません。

⭐️⭐️(星2つ)


Echo ×2 + Echo Sub(2.1ch)

続いて Echo(第二世代)のステレオペアにEcho Subを追加して2.1chにしてみました。ステレオにすることで、キースジャレットのピアノとゲイリーピーコックのベースが左右に別れて、臨場感がある音になり、さらにEcho Subを繋げて2.1chにすると、低音も響き気持ちよく音楽を聴けます。

⭐️⭐️⭐️(星3つ)


Echo Plus ×2 + Echo Sub(2.1ch)

最後がEcho Plus(第二世代) ×2 + Echo Sub で2.1chにしてみました。Echo Plus 単体で聴くとこもった感じで聞こえますが、ステレオペアにすると音に奥行きができてクリアになります。更にEcho Subで低音が鳴り響くのでかなり気持ちよい音の世界に浸れます。

Echo Plus x2 + Echo Sub

今までBluetoothでコンポに繋げて音を出していましたが、電源さえ確保できればスピーカーを離れた場所に置くことができるので、2台のEcho Plus(第二世代)とEcho Subそれぞれを離して配置すると部屋全体が音楽に包まれて、Echo Subの低音も立体的に感じるので、かなり気持ちよい音楽体験となります。

2.1chにすると音楽は格段と気持ちよくなるのですが、Radikoでニュースやaudibleで小説を聴くときにもサブウーファーをOFFにはできないので星をひとつ減らしています。このサブウーファーの利用有無と各Echoが別々にボリュームコントロールできると間違いなくストリーミングで音楽を聴く環境としては星5つなのに残念です。

Echoの配置による左右のバランスやサブウーファーの低音を自分好みに設定できるようにするのはそんなに難しくなく実現できると思うのですが、ステレオペアで「この曲、いいね」ができないのと共にまだ改善の余地はあると思います。

⭐️⭐️⭐️⭐️(星4つ)


Echo SubはどのEchoシリーズで使えるのか

Amazon.co.jp Help: ステレオペア対応のEcho端末 に、Echoシリーズでペアリング(ステレオ化)ができる組み合わせが掲載されていますが、Echo Subは、現在発売されているEcho 、Echo Dot、Echo Show などEchoシリーズの全てに接続可能となっています。

Echo Subの商品ページには、

対応機器

Echo Subは、Echo (第2世代)もしくはEcho Plus(第2世代)のみに対応しています。他のEchoシリーズやAlexa搭載端末には対応していません。

とありますが、製品発売時の情報がそのまま残っているのではないかと思われます。


2.1ch(Echo Sub)が使える機能は

下記のストリーミング系のサービスであれば、Echo Sub(2.1ch)で再生されます。

  • Amazon Music(ポッドキャストを含む)
  • Spotify
  • Radiko
  • TuneIn
  • audible
  • KIndle本の読み上げ

確認はできていませんが、Apple Music、AWA、dヒッツ、うたパスなども同様にEcho Sub(2.1ch)を使うことができるものと思います。

しかしながら、

  • ニュース
  • Alexaスキル
  • Alexaとの会話

などは、話しかけたEchoからの応答となり、Echo Sub(2.1ch)では音が鳴りません。

またBluetooth接続も、特定のEcho端末に直接繋げているだけとなるので、ステレオ再生やEcho Subを使うこともできません。


2.1chやEcho Subで鳴らない場合の対処

Echo Plus+Echo Subで2.1ch構成にした直後は、SfotifyやRadikoなど、Amazon Music以外のストリーミングサービスは、リクエストを受け付けた、Echo からしか音が鳴りませんでした。

「Echo(第二世代)ではステレオ再生できているのになんで?」

と思い、いくつか試してみましたが、

Alexa, (スピーカーグループ名)でSpotifyを再生して

と、スピーカーグループ名を指定して再生するか、

Alexaアプリの「再生」からデバイス(スピーカーグループ名)を選択して再生すると、Amazon Music 以外もEcho Sub(2.1ch)で再生されるようになりました。

下写真は、Kindleを本を読み上げるときのデバイス名選択例となります。

Alexaアプリの再生からデバイスを選択

ステレオ化したらウェイクワードを変える

Echoシリーズをステレオペアリングをしたら、メインで使う Echoのウェイクワードを「Alexa」とするならば、もう一台は「Amazon」「Echo」「Computer」に変更しておかないと、「Alexa」といったときに、両方のEchoが反応してしまいます。

常にどちらか決まった方が反応してくれればいいのですが、タイマーを設定したときには端末Bが反応して、タイマーを消そうとしたときに端末Bが反応してしまうと、タイマーを止められません、、、


Echoシリーズで音響システムを拡張していくには

EchoもEcho Dotも新型が発表されました。

Echo Plusが半額で販売されていたので、新しいモデルが発売されるのだろうという予感はありましたが、新しいEchoはスマートハブ機能と温度センサーが搭載されているので、遠からず Echo Plus も姿を消すのではないでしょうか。Echo第3世代は既にAmazonストアからはその姿を消しています。

新しいEchoは球体で、スピーカーの配置は第3世代とは異なりますが、搭載されているスピーカーは、3.0インチウーファー、0.8ツイーター x 2 とあるので、同程度の音質であるとすれば、ステレオ化を優先して、次にサブウファーの追加を検討することを勧めます。

もちろん最初から2.1ch化ができるのであれば、それに越したことはありません。

またEcho DotやEcho Showであれば、Echo Subとの組み合わせで低音を増強するというのも、Echo(第二世代)+Echo Sub の組み合わせからありかと思いました。


JazzをEcho Subで楽しむ

2.1ch構成にして、最も気持ちよく聴けるようになったのが、低音の効いたJazzです。テレワークでもカフェ気分で仕事ができます。

仕事中なら

Alexa, ピアノ トリオ ジャズ ステーションをかけて

も、いいですが、

Echo Subの低音の魅力を引き出してくれる、Jazzベーシストの奏でる楽曲を、是非、聴いてみてください。


Gary Peacock(ゲイリー・ピーコック)

ゲイリー・ピーコックは、日本との馴染みも深く、京都に滞在して座禅や東洋思想を学び、初のリーダーアルバムとなるEASTWARDを日本で収録しています。残念ながらEASTWARDはストリーミング配信されていませんが、一聴の価値ありです。

EASTWARD / GARY PEACOK TRIO

聴き比べをするために使用した「メジャー・メジャー」は、キース・ジャレット、ジャック・ディジョネットとの初の共演となった「Tales of Another」に収録されています。後に、この3人でスタンダード トリオとして活動していきます。

Tales of Another / GARY PEACOK

トリオとしての「Standards, Vol.1」「Standards, Vol.2」も好きなアルバムですが、「Tales of Another」は、あくまでもゲイリー・ピーコックのアルバムであり、彼の感性を満喫できます。

Alexa, ゲイリー・ピーコックの曲をかけて

で、ピーコックのベースプレイを堪能しましょう。


Eddie Gómez(エディ・ゴメス)

エディ・ゴメスは、ビル・エバンス トリオでのプレイが有名ですが、初のリーダー・アルバム「DOWN STRECH」では、オリジナル曲も多く、ベーシストしての曲の作り方や音楽の方向性が垣間見れるアルバムです。

Down Stretch / Eddie Gómez

また、ビル・エバンスとのアルバム「Intuition(インチュイション)」では、トリオとは違ったデュオの中でのリズムとベースを担った演奏が楽しめます。

Intuition / Bill Evance & Eddie Gómez

先ずは、

Alexa、エディゴメスの曲をかけて

から初めてみるといいかもしれません。


Ray Brown(レイ・ブラウン)

レイ・ブラウンといえば、キング・オブ・ウォーキングベースです。シンプルな四分音符でのベースラインでもスィングを感じられるJazzベーシストのお手本的存在です。

また3人のベーシスト(Ray Brown, John Clayton, Christian McBride)が共演するアルバム「SuperBass 2」は秀逸です。Echo Subで体感できる低音の魅力を最大限に引き出してくれます。しっとりと楽しむというより、聴いていて楽しくなるアルバムです。

Super Bass 2 / Ray Brown, John Clayton, Christian McBride

レイ・ブラウンは、数多くのミュージシャンと共演していますが、

Alexa, レイ・ブラウンの曲をかけて

と言って、ウォーキング・ベースラインを堪能しましょう。


Echo Subは価格以上の価値を発揮

Echo Subは、価格以上に Amazon Echo の音楽シーンを豊にしてくれるサブウーファーです。Amazon Music Unlimited + Echoで2.1chのサウンド環境を構築して、色々な音楽を満喫しましょう。

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