著者 : 中川淳一郎
出版社: 光文社
発売日: 2008.4.17
価格 : 798円
中川淳一郎氏による、辛口ネット批評。
ネットの情報はTVの模倣であり、触媒としての役割でしかすぎない。WEB2.0は幻想であり、ネットでの書き込みはカタルシスを得るためである。
そして、ネット敗北宣言。
読物としては、非常に面白いし、共感できる部分も多くありますが、ネットの一部の側面を捉えた批評です。著者も敢えてその側面からの描写に徹しています。
WEB1.732を目指そう
著者は、「ネットの書き込みに対する耐性をつけ、スルー力を身につけるレベル」をWEB1.374(1.374に意味はない)と定義しています。
個人的には、WEB1.374の前段階として個人レベルのWEB活用力を表す、WEB1.732があるのではないかと思います。WEB1.732とは、「WEBひとなみに」を意味します。個人レベルのネット活用力の人並みレベルを以下に定義します。
1.mixiを使ったことがある
2.動画サイトをたまに見ている
3.家電購入時に価格.comでチェックしている
上記をクリアできれば、WEB1.732に達しているレベルと定義します。
0 件のコメント:
コメントを投稿