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Post Date:2009年6月2日 

Five Years

アメリカ最大手の自動車メーカーGM(ゼネラル・モーターズ)が、1日、日本の民事再生法に当たる連邦破産法11条の適用を申請したというニュースがありました。ビックスリーといわれた米国の自動車会社のうちクライスラーに続き2社目の破産です。

米国の自動車業界の崩壊は、大量生産、大量消費、マスマーケティングの終焉を象徴しているのでしょうか。

マーケティングの始まりは、1908年の「T型フォード」であるといわれています。また黒一色のフォードに対して、GM(ゼネラル・モーターズ)は、自動車をアパレルと同様に捉え、デザイン、広告、モードの商品であることを確立させました。

アメ車といわれて、すぐ浮かぶのは、キャデラックやコルベットスティングレーです。

彼の David Bowie(デビッド・ボウイ)の「Five Years」(5年間)の歌詞にもキャデラックは登場します。「Five Years」はアルバム「Ziggy Stardust」(ジギー・スターダスト)の1曲目ですが、昨年、30年以上の年月を経て発売された「Live In Santa Monica '72」に収録されている「Five Years (Live)」は、一聴の価値があります。









A soldier with a broken arm, fixed his stare to the wheels of a cadillac
A cop knelt and kissed the feet of a priest, and a queer threw up at the sight of that

腕のない兵士がキャデラックのタイヤをじっと見つめている。
警官がひざまずいて牧師の足にキスをし、それを見たゲイが吐いた。
とてもシュールな歌詞で、「僕たちには5年間しかない」と切実に歌い上げます。しかし、GMの再生には5年間も残されていません。現実は非日常的では許されないようです。

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