2009年11月28日 房総エギング
師匠曰く、今年はイカの成長が遅いのではないかと言っていたので、携帯したエギは2.0号~3.5号。正午前には出かけなければならないので、「朝まずめ」勝負です。暗いうちは、風も結構ありましたが、有名な堤防に着くと釣り人がいっぱい。こんな人がいるところでは、エギングは無理と思いもう少し南下。
先日、「海釣りドライブマップ〈1〉東京湾~房総半島」を購入しました。いつもエギング出かける範囲はカバーしているので、いままで知らなかった場所にも行ってみようと思いきや、結局はいつもと同じです。
□海釣りドライブマップ<1>東京湾~房総半島
□出版社:つり人社
□サイズ:B4版
□価格:¥1,500+税
●詳細なポイント紹介
●釣具店、エサ屋、渡船屋の場所と電話番号を掲載
●シーバス情報も満載!
6時だと大部明るくなってきますが、まだ海中はハッキリは見えません。2.5号のピンク系のエギをキャストしていると、何かがエギに付いてくるのが見えます。エギを制止させると「キュン」とアタリがありました。先ずは1杯目をゲット。
辺りが明るくなると少し先にアオリイカが群れて漂っているのを発見。んー。今シーズンは偏光グラスさまさまです。ナチュラル色のエギに変更してキャストすると、その中の何杯かがエギをチェイスしてきました。
手前まで寄せて、十分に焦らしてからゆっくりとエギをフォールさせます。
アオリイカは通常泳いでいるときは、透明で少し白っぽく見えます。なので地方によっては「白いか」とも呼ばれていますが、エギをチェイスして興奮してくると右側の写真のように黒く変色します。
ヒットです。スミを吐いたので一瞬見えなくなりましたが、リールを捲いて水面にイカが現れると2杯付いています。初めての経験と興奮しましたが、水面からあげると1杯は離脱。残念。
結局、見えイカ狙いで、6時から7時半の1時間半で200~300g程度のサイズを5杯でタイムアップです。まだ本当はエギングを続けたかったのですが....。
2009年12月5日 房総エギング
今週、池袋で時間を潰す機会があったので、iPhoneのGoogleマップで釣具屋と検索。駅近くに上州屋があったのでベルトに付けられるようなエギケースがないかと立ち寄ってみました。エギをケースごとなくしてしまってから、キャップを付けて荷物にそのまま詰め込んで持ち運んでいたのですが、エギの交換に時間がかかってしまいます。無論、エギを交換せずに同じものを使うエギンガーもいますが、自分はエギも場所もすぐに換えてしまいます。またラン&ガンでは手にエギケースを持っていると邪魔になります。
SHIMANOから条件に適合するようなエギケースが発売されていましたが、池袋の上州屋にはありませんでした。
シマノ(SHIMANO) PC-211E Sephia エギケース10S Lサイズ
M : 3×20.5×14cm ¥1,180
L : 4×24.5×16.5cm ¥1,250
注意)Mサイズの収納号数について2~3号でも針傘の径がφ16mm以上のものは、Lサイズをお使いください。Sephia Keen3号(EG-230E)、07SephiaZR についてもLサイズをご利用ください。
2号~3.5号すべてのエギが収納できて、出し入れが早くできるものが欲しい。ネットで探して購入しようかと思いましたが、ふと棚の下に目をやると、シマノ(SHIMANO)のエギストッカーⅡが置かれています。
シマノ(SHIMANO) WB-136B エギストッカーII
エギングタックルをシステム的にセットアップできる2代目エギストッカー。
●2.0~4.0号までのサイズが最大18個収納できるようサイズアップ
●フィッシングタオルなどの取り付けに便利なループ付
●ウエストベルトと着脱式ショルダーベルトの併用で体にしっかりフィット&がっちり固定
●可動仕切りで、小型のエギも取り出しがスムーズ
●取り出してそのまま洗える底部穴開き構造の内部ケース
●イカスミなどの汚れがしみ込まず簡単に拭き取れる、イージーメンテの特殊防水加工生地
●雨や潮が浸入しにくい被せブタタイプ
●ピンオンリールを取り付けても、キャスティング時に邪魔にならないピンオンリールホルダー
●濡れたエギを乾燥させるよう側面はメッシュ仕様(WB-136Bは本体とフロントポケットに装備)
腰に装着してみましたが、結構大きく感じます。やっぱりもう少し小さなものをと思いましたが、18本の餌木が収納できるということは、普段使っているエギが全部入りということです。暫く悩めど、お買い上げ。
昨日、実際に使ってみましたが、エギの出し入れは素早くできます。また前方のチャックには、ラインカッター、リード、エギスナップを入れました。装着具合も、お腹の前にケースを持ってくるとエギングをしている最中は、気にはなりませんでした。但し、ハードな移動(テトラを渡り歩く様な)の場合は邪魔になってしまうかもしれません。
閑話休題
先週、見えイカがまだいたので、サイト狙いで6時に現地到着。天気予報では徐々に風が強くなり、お昼からは雨となっていましたので午前中勝負です。海は澄んで底まで見えます。
エギングを開始して暫くすると、見覚えのある方が登場。
「しっ、師匠」
しかし、今日は大量のイワシを追いかけてきた鯖が見えます。港内をひと周りしましたが、視界の範囲ではイカを確認できません。やっと足下に子イカを発見し、エギをサイズダウンさせて狙うも敢えなくスミを吐かれてその姿を見失いました。
堤防中程のエギンガー(師匠ではない)がコウイカをヒット。
一杯も釣れないまま、師匠は、「これから北上する」といって去ってしまいました。自分も移動しようかと迷いましたが、風が強くなり天気が崩れるとの予報で、移動しても釣果は期待できません。ここでも徐々に風が吹き始めましたが、幸いにも追い風です。
取りあえず、食事と、腹ごしらえをしてから再チャレンジです。堤防先端が空いたのでそちらに移動。追い風で普段よりも遠くにエギがキャストできます。
2-3投し、テンションフォールでエギを落としていると、ラインが大きく引かれました。慌ててロッドを立てて合わせます。更にラインが大きく引かれて「ヂィィー」とドラグが鳴ります。これはデカイ。
何度かジェット噴射で抵抗されます。バラさないようにテンションを張ったままゆっくりとリールを巻いて寄せてくると、大きな「アオリイカ」です。
先週と同程度ならタモは要らないと思い、今日はタモもギャフも持っていません。足下であげようと試みますが、上がりません。苦戦しているように写ったのか、
「タモ貸そうか?」と、天使の声。ありがとうございます。
家に戻ってサイズを測ると760g。夢のキロアップには届かないにしても、いままで釣った中では、一番大きなアオリでした。(しかし、釣ったイカのサイズを測るようになるとは...。)
師匠にも弟子の勇姿を見て欲しかったです。
ちなみに今回のエギは、右写真のデュエル(DUEL) アオリーQ RS 3.0号 SAJ(シルバーアジ)です。サイトエギングの場合は、視認性の高いオレンジやピンクを使っています。今シーズンは、サイトでも水中の餌木が見えれば、ナチュラルカラー系を多用しています。
アオリイカの眼球自体は非常に優れ、構造的には色の識別が可能なようですが、脳が小さく、情報の全てを処理できず、色の判別もできないのではないかという学説があります。オレンジやピンクなどのエギを抱いてくるのも、色の識別ができないからと考えた方が自然です。アオリイカが、エギの形、動き、光の反射加減でエサと間違えているのであれば、なるべく餌となる魚に似ている餌木の方がよいのではないかと考えています。
オーロラコアメスアオリという餌木
池袋でエギストッカーIIと併せて、変わり種の餌木も購入しました。デュエル(DUEL)/ヨーヅリ(YO-ZURI) アオリーQ RS 3.0号 OCFA(オーロラコアメスアオリ)です。その名の通り、メスアオリに似せてオスアオリを誘う不埒な餌木です。発想的には非常に面白いですね。また、この餌木の特徴はアイがなく、ボディにアオリの目が描かれています。(愛がないとはやっぱり不埒な餌木です。)
しかし、オスがメスを追いかけるのは産卵時期?ということは、春までお預け?
左写真は少しライトを当てていますが、よくよく見るとアオリっぽいです。
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