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Post Date:2017年3月20日 

Amazonプライムのすゝめ(apple TVからの脱却)

Fire TV

Amazonプライム は年会費3,900円ですが、送料無料、お急ぎ便などのサービス以外にも享受できるサービスは多彩です。Amazonの各種サービスを利用するのであれば、十分に年会費の元が取れるのではないでしょうか。

また学生(大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校)であれば、Amazon Student になると年会費1,900円でプライム会員+α のサービスが受けられます。


プライム会員の各種サービス


サービス名 概要
送料無料 Amazonからの配送、お急ぎ便、日時指定が無料
プライム会員限定セール プライムデーへの参加、タイムセールの30分先行
Kindle4,000円OFFクーポン Kindle, Paperwhiteが4,000円OFF
Kindleオーナーライブラリー 対象のKindle本から毎月1冊無料
Amazon Prime Music 100万曲以上が聴き放題、プライムラジオをBGMに
Amazon プライム・ビデオ プライム会員向けの映画とドラマが見られる
Amazon プライム・フォト 写真を無制限に保存し放題
Amazon Prime Now 2500円以上を1-2時間で配送(2時間なら無料)
Amazonパントリー 食品・日用品を箱に詰めて送料290円
Amazonファミリー おむつとおしりふきが15%OFFなど

今回は、この中の Amazon プライム・ビデオ とそれをみるための Fire TV について取り上げてみたいと思います。


Fire TVで Amazon プライム・ビデオを満喫しよう

もともと Apple TVを使っていたので、 Amazon プライム・ビデオ も AirPlay を使ってTVで 観ることができました。しかし、スマホと連携しながらTVをみるというのは、煩わしくもあります。

折角、プライム会員になったのだからという Amazon の策略にもはまり、prime day(プライムデー )で Amazon Fire TV を購入してしまいました。

価格的には半額以下の Fire TV Stick にも惹かれたのですが、CPUとメモリの性能差が大きいです(旧モデルのFire TV StickのCPUはデュアルコア)。これだけ性能差があるということは Fire TV Stick の動作が遅いのではないかと懸念し、Amazon Fire TV にしました。

Fire TV Stick の CPU は、NEWモデル(2017/4/6発売)で、デュアルコアからクアッドコアに変更されるので、購入時点での判断は間違っていなかったと思います。

下記は、 Fire TV Stick 4K Max です。

下表は Amazon Fire TV Stick と Fire TV Stick 4Kの比較です。

Fire TV Stick
Fire TV Stick 4K
CPU クアッドコア 1.7GHz クアッドコア 1.8GHz
メモリ 1GB 2GB
解像度 1080p フルHD 4K Ultra HD
GPU
650MHz
750MHz

FireTVの大きさは 11.5㎝x11.5㎝ で apple TV (上)と比べるとこんな感じです。

apple TV vs Fire TV

Fire TV Stick にはHDMIケーブルが付属していますが、Fire TV には付属されていないので、別途、HDMIケーブルの購入が必要となります。


Fire TV 用意するもの

Amazonによると推奨はポップコーンだそうです(笑


Fire TV があれば apple TV は要らない

Huluも見られるし(もちろんNetflixも)、TED、YouTubeと、基本的に自分が普段参照している動画は Fire TV でカバーされています。しかし、iPhoneユーザーなので AirPlay ができなくなるのが残念でした。しかし、AirReceiver という AirPlay 用のプラグインアプリを使うと FireTV でも iPhone のAirPlayミラーリングが使えるようになります。

AirReceiver

AirReciever の使い方

AirRecieverは英語のアプリですが、使い方は超簡単です。

1)Fire TV で AirReciever を起動

Air Receiver

2)Fire TV と同じWiFiにiPhoneを接続

3)iPhoneの画面で下から上にフリックしてコントロールセンターでAirReceiver(ATFS)を選択

AirPlayミラーリング

これで完了です。

Android端末であれば、何も設定しないでも簡単にFireTVにキャスティングできますし、Windows10 からは、ワイヤレスディスプレイとして接続できます。Air Playもできるならと、結局、長年TVに接続されていた Apple TV は里子に出してしまいました、、、。


プライムビデオで高い城の男を堪能する

Amazon プライム・ビデオに『高い城の男』というAmazonオリジナルのドラマがあります。

原作は、フィリップ・K・ディックの同名タイトルの長編小説で、1963年にヒューゴー賞を受賞した作品です。ディックの作品では、他に『ブレードランナー(原作:アンドロイドは電気羊の夢を見るか?)』『トータルリコール(原作:追憶売ります)』『マイノリティリポート(原作:マイノリティリポート)』などが映画になっています。

この作品は、第二次世界大戦で枢軸国が勝利し、ドイツと日本がアメリカを占領している世界の話です。キーワードとなる”イナゴ身重く横たわる” は、原作の中では、高い城の男が書いた連合国側が勝利する小説ですが、ドラマの中では8ミリのニュース映画となっています。

『高い城の男』もそうですが、最近、ビデオ・オン・デマンドの各社は、質の高いオリジナル作品を制作しています。より多くの作品を、より早く、より安くだけではサービスの差別化が難しくなり、最終的な差別化として、他社では提供されないオリジナル・コンテンツということなのでしょうか。

吹き替え版も配信されていますが、残念ながら躍動感や臨場感が伝わってこないので、是非、字幕版でご覧ください。


ドラマを先に観るか、原作の小説を先に読むかは悩ましいところですが、間違いなく二倍楽しめます。

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