Amazon Echo で radiko が使えるようになってから、ラジオをよく聴くようになり、耳メディアの気持ちよさを再認識するようになりました。
耳から入ってくる情報は、目から入ってくる情報よりも強制力が弱く、自分でコントロールすることができます。また想像力も働きます。
もっと耳メディが楽しめるコンテンツはないかと、audible で小説を聴いてみると、ナレーターの声に委ねながらも、情景を想像しながら聴く、ラジオドラマのような世界にハマってしまいました。
audileで本を聴こう
audible では、プロの声優や俳優がナレーターが本を読み上げているので、とても聴きやすく、本を ”ながら” で楽しむことができます。人気作家のベストセラーから名作、ビジネス書、自己啓発本と幅広くカバーしていますが、オススメは、ラジオドラマのように聴ける小説です。
とてもよいサービスなのですが、難点は一冊の価格が高い、、、。
例えば、「最後の医者は桜を見上げて君を想う」だと、文庫本で715円、Kindle本 554円、Audible版 は、3,500円です。
しかし、audible の会員(月額 1,500円)になると、本の価格に関わらず、毎月1冊、購入できます。簡単に言えば、3,500円の本が1,500円で購入できるということです。また2冊目以降は30%オフで購入できます。
Audibel は、2022年1月27日から、聴き放題のサービスとなりました(一部聴き放題対象外コンテンツあり)。
audible で小説を聴く
audibleでのおススメは前述したように小説です。ただ、ナレーターによって小説の世界観が随分と変わってしまいます。そもそも声が好きになれないと頭に入ってきません。
以前、ドグラ・マグラ を購入したときに、ナレーターが最後まで好きになれませんでした。「折角、購入したんだから」と最後まで聴きましたが、後に購入した 人間以前 (ディック短篇傑作選) が同じナレーター、、、。流石に2度目は、聴くのを諦めて返品してしまいました。
浅倉 久志氏が翻訳したフィリップKディックの作品は大好きですが、オーディオブックでは、翻訳者よりもナレーターの占める割合が大きいことを実感しました。
購入前にサンプルでチェックができますが、買ってから「ちょっと違うかも」と思った場合でも、購入から365日以内であれば返品可能です。
audibleの返品は簡単ですが、「よくある質問」には下記のように記されています。
Audible会員の皆様は、会員特典の1つとしてタイトルを購入後365日以内にご返品いただけます。
当会員特典はお客様のご理解の上に成り立っています。
本の貸し出しやオンデマンド(読み放題)制度ではないため、例えば、タイトルを聴いてみたらイメージと違っていた、ナレーターの声になじまなかった場合に返品いただき、改めてお客様に合った作品をご購入いただくことを目的としています。短期間における過度の返品など本特典の主旨から外れた利用はご遠慮ください。【引用】会員の返品特典について
おススメの audible版 小説
ラジオドラマ感覚で手軽に楽しむであれば、
新海 誠監督の「小説 天気の子」「小説 言の葉の庭」「小説 秒速5センチメートル」「小説 君の名は。」「君の名は。Another Side:Earthbound」、
どちらから読むかで話題にとなった乙野四方字氏の「君を愛したひとりの僕へ」「僕が愛したすべての君へ」、
”小説家になろう” から一世風靡した香月美夜氏の「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜」シリーズなどは、ラジオドラマのように楽しめます。
Amazon Echo で audible の本を聴く
移動時にはもちろん、スマホの audibleアプリを使って聴いていますが、自宅にいるときは、Echo で聴いています。
で、聴いていた本の続きを再開できます。
下記は、Alxea での音声コントロール操作の一覧となります。
- Audibleの[タイトル]を読んで
- 一時停止/停止(ストップ)/再開して
- xx秒(xx分)戻して/進めて
- 次の章に/前の章に
- この章の最初に
- 速く読んで/ゆっくり読んで
本のタイトルを指定するときは、タイトルの一部で認識してくれます。「戻して/進めて」では、時間を指定しなければ 30秒 戻る/進める になります。また読み上げ速度は、x0.75, x1.0, x1.25, x1.5で変更できます。
ベッドの中で聴くときは、
と、スリープタイマーも設定できます。
Amazon Echoで Kindle本を聴く
テキスト読み上げ機能をサポートしているKindle本であれば、Alexaに読み上げてもらうことができます。読み上げ対象の本をAlexaアプリで確認する方法は、Amazon.co.jp ヘルプ: AlexaアプリでKindle本を検索する を参照してください。
Kindle本は、合成音声で読み上げられます。残念ながら日進月歩で技術が進んだとはいえ、合成音声で読み上げられた小説に感情移入することは難しいです。しかし、ビジネス書などは Alexaに読み上げてもらいましょう。
Kindle本の読み上げに関する音声コマンドは、Audibleでの音声操作と同じです。続きを読み上げてもらうのであれば
でOKです。下記は、Kindle読み上げの音声コマンドとなります。
- Kindleの[タイトル]を読んで
- 一時停止/停止(ストップ)/再開して
- xx秒(xx分)戻して/進めて
- 次の章に/前の章に
- この章の最初に
- 速く読んで/ゆっくり読んで
- xx分後にOFF
Kindle本の読み上げでは、「速く読んで」と 1.25倍速で聴くのがよいかと思います。
ニュースを Amazon Echoでチェックする
Alexaスキルでニュース関連のスキルを有効にしてフラッシュニュースをセットアップすると、
で、未再生の最新のニュースを読み上げてくれます。この未再生の最新ニュースというのが小気味いいです。おススメのニュースソースは、下記の5つです。
Amazon Echo で読み上げてくれるニュースは、スマホアプリでの設定が必要となります。詳しくは、Amazon.co.jp ヘルプ: Alexaのフラッシュニュースをセットアップする を参照してください。
音楽以外でも Amaon Echo を活用しよう
Amazon Echo は、Plus そして 第3世代から音質がかなり向上しました。音楽はさることながら、本を聴く、ニュースを聴く、ラジオを聴く(リアルタイム)といった耳メディアのデバイスとして最大限活用していきましょう。
耳メディア推進のためにも、スマホアプリでは既に実現できている、radikoの ”タイムフリー”、NHKらじる★らじるの”聴き逃し” が、Alexaで聴けるようになることを期待しています!
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