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Post Date:2020年3月29日 

バタフライボード Notes(ノーツ)は手帳型ホワイトボードではない!

Hello, idea バタフライボード Notes ノーツ wz ITOYA 110

バタフライボードから発売された notes(ノーツ)by BUTTERFLY BOARD、気にはなっていたのですが、¥6,930と、ちょっと高い、、、。普段、手帳として持ち歩いてるトラベラーズノートも、まだ現役で頑張ってくれています。

トラベラーズノート

またメモ帳型ホワイトボード、nu board (ヌーボード) 新書判 FME(ファインマーカーエディション)もデイバッグの中に。しかも、いつからか肥やしと化している、、、。

nu board (ヌーボード) 新書判 FME(ファインマーカーエディション)

と、悩んだものの、やっぱり、ポチりと購入。


Notes ノーツ は 手帳型ホワイトボードではない

バタフライボード Notes ノーツ

バタフライボードについては、バタフライボードは、not only ホワイトボード but also ノートブック | 象と散歩 でも書いていますが、コンセプトは、持ち運べるプライベートホワイトボードです。しかし、Notes ノーツは、更に小型化したホワイトボードではありません。大きな違いは、ホワイトボードマーカーではなく、フィリクションボールペンを利用するところです。

フィリクションボールペンは、熱で消去できるインクが使われていますが、Notes ノーツに書いたものは、水ですべてを洗い流してくれます。また、部分消去であれば、フィリクションのラバー消しゴムも使えます。

一方、上で紹介した nu board (ヌーボード) 新書判 FME もリライタブルなメモ帳です。notes(ノーツ)は、メモ用紙のイノベーションですが、こちらは、ホワイトボードマーカーのイノベーションです。小さなホワイトボードに適応した細いペン先と、消せるけど消えにくいというホワイトボードマーカによってサスティナブル手帳を実現しています。

nu board 新書判 FME

縦にページをめくるというスタイルも好きでしたが、ゴムバンドが邪魔で、「書きづらい」というメモ帳として致命的な欠点と、耐久性にも難があり、最近ではすっかり使わなくなってしまいました。


notes(ノーツ)の使い勝手

notes(ノーツ)は、5枚のシンセティックペーパーと表紙(カバー)から構成されています。バラバラにして使えるというのは、思考の整理、まとめなどにも便利です。システム手帳のリフィルも同じですが、マグネット式なのでもっと手軽に組み替えられます。

バタフライボード Notes ノーツ の構成

手帳のサイズといえば、

  • A6 文庫本サイズ 105mm×148mm
  • B6 単行本サイズ 128mm×182mm

などが、馴染みのサイズですが、Notes ノーツのサイズは記載がなかったので測ってみると、

  • 85mm×170mm(カバー)
  • 84mm×164mm(ペーパー)、

と、三五判(サンゴバン)サイズ 84 mm × 148 mmより、ちょっとスリムでノッポです。片手に持てるサイズで、横書きにしてもいい感じで使えます。

バタフライボード Notes ノーツ 横書き

notes(ノーツ)のメモをデジタル保存

notes(ノーツ)は、

  • 反射しないマット仕上げ
  • エッジの検出しやすさ

という特徴から、適当なスキャナアプリを使えば、簡単にそして綺麗にデジタル保存できます。

下の画像は、Microsoft Office Lens で画像保存したものです。無料で使える便利なアプリですが、解像度がちょと粗いです。

Notes ノーツ を Microsoft Office Lensでスキャン

そして、こちらが、ターボスキャンプロ - Piksoft Inc.で画像として保存したものです。有料アプリですが、台形補正もできるので重宝しています。比較すると美しさの差は歴然です。

Notes ノーツ をターボスキャンプロでスキャン

400x400bb


筆記用具にもこだわりたい

notes(ノーツ)by BUTTERFLY BOARD は、メモ帳としての完成度は非常に高いのですが、付属のフリクションボールペン(0.4mm)は、イケていません。これでは、書くという作業において気分が高まりません。

しかし、既製品のフィリクションボールペンが使えるということは、自分で筆記用具を選択できるということです。また、リフィルがマッチするのであれば、別なボールペンも使えます。


ITOYA 110(イトーヤ ワンテン)

ITOYA 110(イトーヤ ワンテン)は、デザイン性と書きやすさの両面を満たしてくれるフィリクションボールペンです。シンプルなデザインは notes(ノーツ)にもフィットします。また、ペンホルダーにもピッタリです。

バタフライボード Notes ノーツ のケース

0.7mm、1.0mm は書きやすく視認性を高める

notes(ノーツ)のシンセティックペーパーの書き心地は決して悪いものではありません。しかし、紙のノートと比べると表面がすべる感じで、付属の0.4mmでは、時折、文字が擦れてしまいます。もともと太いペンが好きということもあり、ITOYA 110 には、フリクションのリフィル0.7mmを装着しています。

ITOYO 110(イトーヤ ワンテン)

上の画像の木軸のボールペンは、FRIXIONのリフィルが使えるので、こちらには2018年にラインナップに加えられた 1.0mm のブルーブラックを装着しています。1.0mm だと更に視認性の高い文字が書けます。(上の画像の文字は1.0mmで書いたものです)

note by BUTTERFLY BOARD と ITOYA 110 であなたの記録を記憶に変えましょう!

Post Date:2020年3月1日 

バタフライボードは、not only ホワイトボード but also ノートブック

バタフライボード2

ノート型ホワイトボードのイノベーションはマーカーにあった | 象と散歩 で限りなくホワイトボードに近いとしてバタフライボードを紹介していましたが、正直、メインに使っていたのは nu board でした。

ノート型のホワイトボードの使い方としては、アイデアや考えをまとめるときに使っていますが、少人数でのディスカッションでホワイトボードの代替として使うことは皆無です。

アイデアや考えをまとめるという点で大切なことは、

  • 視認性が高い
  • 部分的消去(修正)が可能
  • 一時的に保存可能

です。そういう点では、通常のホワイトボードマーカーよりも細い文字が書けるマーカーとノート型ホワイトボードというのはとても相性がよいです。しかし、「いつでも」、「どこでも」を考えると

  • 持ち運びやすさ(ポータビリティ)

も大切です。

バタフライボードにも、1枚、1枚のボードと同じように磁石で付けられる別売のジャケットカバーがあります。

バタフライボードジャケット

しかし、別売、カバーだけで1,980円もする、、、。と、購入を渋ってみたものの、バタフライボードを裸でカバンやデイバッグに突っ込んで持ち歩くには抵抗がありました。

持ち運びには、nu board のA4サイズをサステナブルノーとして使っていました。nu board には、1ページ毎にクリアシートが付いて、ノートの持ち運びで擦れて消えてしまうということを防いでくれます。また、見た目は、リングノートそのものです。

しかし、ホワイトボードの宿命で、描いたものを暫く放置していると、やはり消しづらくなります。消そうと水を使ってしまうと素材が紙なので、ボードがふやけてしまいます。また表紙も紙素材でノートを止めているリングも細いので1年ぐらいでかなりボロボロに、、、。

と、いうことで再び、最近、バタフライボードに戻ってきました。


バタフライボードの最大メリットは耐久性だった

バタフライボードの最大の特徴は持続可能性にありました。ハードコーティング仕様で200日経過しても描いたものが消えるとありますが、それでもやっぱり消えづらくなります。しかし、特殊低発砲素材で完全防水のバタフライボードは、水を含ませたメラミンスポンジで軽くこすれば、全てを洗い流してくれます。また丸洗いも可能です。

金額的にはnu board は、バタフライボードの半額程度ですが、持続可能性(サステナブル)であるということは、気に入った文具を長く使うことにとって、とても重要なことであるということを改めて感じました。


もうひとつの特徴長は独立性

バタフライボードは、大きく広げて使うことができます。(実際には横にはマグネットがないので並べて置いているだけです。)

バタフライボード2を4枚繋げる

しかし、パーソナル利用で便利なのは、大きく使うより、4枚を独立して使えるということでした。複数枚にアイデアを書いて、並べて確認できます。ノートなら見開きで2枚までですが、複数枚に描いたものを見比べながら、アイデアをまとめることができます。


バタフライボードを持ち歩こう!

バタフライボードには、クリアボードが2枚付属していますが、これは描いたものが擦れて消えなくするためのもので、キャリング用ではありません。

バタフライボード2には2枚のクリアボードが付属

裸でバタフライボードを持ち歩くことに抵抗を感じていましたが、ジャケットも全体をカバーするわけではないので、文房具屋で見かけたA4のファイルケースを購入しました。金額的にも安価ですし、すっぽりとバタフライボードが入るのでデイパックに無造作に突っ込むことができます。

バタフライボード2をA4ファイルケースで持ち運ぶ

でも、カワイクないと思っていたら、Amazonでフェルト素材のA4ファイルケースを見つけました。これならカバンがなくても持ち運べます。


バタフライボードに最適なマーカーは?

バタフライボード 極細ホワイトボードペンシル

バタフライボードにはバタフライボードマーカーと、0.5mm 極細ホワイトボードペンシルの専用マーカー2種類が付属しています。極細ホワイトボードペンシルは、細かい字も書ける優れものです。黒以外に青色と赤色があります(別売)。

同様に nu board のホワイトボードマーカー(0.6mm)も同様に細い線が描けます。またこちらのペンは乾くと擦っても消えない。消えにくいホワイトボードマーカーです。マーカーの色は黒の他に、青、赤、緑があります。

共にホワイトボードマーカーとは思えない細字レベルですが、何れもキャップを外しておくと直ぐに乾いて書けなくなってしまうという弱点があります。

細字を好むのであれば、0.5mm 極細ホワイトボードペンシルがよいかと思いますが、自分は、もう少し太く(0.8mm)、イレーザーも付いている、PILOT ボードマスターS(極細)が経済性の面からも気にいっています。色は黒、赤、青の3種類です。

間違えたらすぐに消せるという意味でもイレーザー付きは理にかなっています。

文房具店で購入すると1本150円(税別)で、別売のインキカートリッジ 80円(税別)もあるのでより経済的です。しかし、オンラインでは少し割高です、、、。先ずは近くの文房具店で探してみてください。


200円でホワイトボード

最後に200円で作れる自宅用のメモ用ホワイトボードについて紹介します。ダイソンで売っているマグネットホワイトボードシートをA4ファイリングボードに挟んでホワイトボードにします。ダイソンでは、100円のホワイトボードも売っていますが、200円でちょいとお洒落になります。

  • マグネット ホワイトボード シート 100円(税別)
  • A4ファイリングボード100円(税別)
200円でホワイトボード

マグネットシートには色々な色がありますので、気分で合わせて色を変えてみるのも新鮮です。

ダイソン マグネットホワイトボードシート

PILOTボードマスターS(極細)なら、黄色は勿論、緑や青でも結構視認性を高く保てます。

カラーホワイトボード(緑)

バタフライボードの 1/20 以下のコストですが、自宅でメモ帳代わりに使うのであれば十分です。

Post Date:2019年3月31日 

ノート型ホワイトボードのイノベーションはマーカーにあった

モバイル ホワイトボード に求めるもの

会議室に設置されているホワイトボードには、

  • 説明を補足する
  • 内容をまとめる
  • アイデアを書き出す

という、複数のメンバーでのコミュニケーションを前提とした利用目的があります。

そのためホワイトボード=大きなサイズ であるという固定観念にとらわれてか、バタフライボードが世に送り出されるまで、ホワイトボードを持ち歩くという可搬性の実現については考えれてきませんでした。

持ち運び可能なホワイトボードを考えるには、

  1. 小さく収納可能(折り畳み)
  2. 描いたものの持続性
  3. 利用目的の変更(パーソナル利用を前提)
  4. 狭い面積にたくさん書ける細いペン

と、いったことを考える必要があります。


限りなくホワイトボードに近いバタフライボード2

バタフライボードは、ポータビリティを実現したホワイトボードです。 A4のボードをマグネットで繋げ、最大A2サイズ(厳密にはA3に広げた2枚のボードを並べて使用)として使うことができます。

また描いたものが持ち運びで消えてしまわないように保護するクリアボードが付属し、最小のA4サイズでも細かく描ける0.5mm極細マーカーが付属しています。

ホワイトボードのコミュニケーションツールとして役割を捨てずに、パーソナルな使い方もでき、コミュニーケーションボード、アイデボード、らくがきボードとして幅広く使えます。

そして、利用目的をパーソナルとして、ホワイトボードをよりノートに近づけたのが nu board(ヌーボード)です。nu board の見た目はまさにノートです。透明シートでボードに描いた内容を保護する方式は、バタフライボード2と同じです。付属のホワイトボードマーカーは、Pilot ボードマスターS 極細で、ノートを意識した細字のホワイトボードマーカーです。


ホワイトボードをノートのように使うためには

コミュニケーションボードとして利用する場合は、大きく描いて線がハッキリ(太い)している方が視認性がよいですが、ペン先が太いマーカーでノートサイズのホワイトボードに細かい絵や文字を描くことは至難の業です。これを解決するためにバタフライボード2もヌーボードも細いマーカーを提供してくれました。

しかし、マーカーには、擦れると消えてしまうというもうひとつの問題がありました。手を置いて描くと擦れて消えてしまいます。バタフライボード2にもnu boardにも、前述したボードを覆う透明のシートが付いていますが、これは、描いた内容の持続可能性を維持するためのものであって、手を置いて描いたときに擦れて消えてしもうことを防ぐものではありません。

ホワイトボードをノートのように平置きにして使うと、注意していないと置いた手で擦れて消えてしまいます。「だからホワイトボードは直立タイプなのか」という、ホワイトボードの設置方法が視認性の問題だけではないことを、このとき実感しました。


ホワイトボードマーカーのイノベーション

ホワイトボードをノート用に使うには、

  • 持ち運び可能に

という、ホワイトボード自体のイノベーションより、ノートようなボートに書くためのマーカーのイノベーションが必要でした。

  • 細いペン先
  • 擦れても簡単に消えないけど消せる

簡単に消えないけど消せるという矛盾を解決してくれたのは、nu board 新書版 FME(ファイン・マーカー・エディション) に付属しているペンシルのようなホワイトボードマーカーでした。このペンの存在を知って、持て余していたノート型ホワイトボードを活用できるようになりました。

nu board ホワイトボード マーカー

説明には、ドイツ製の超極細ホワイトボードマーカーとありますが、nu board ホワイトボードマーカーには、STEADTLER(ステッドラー)の文字が印刷されています。

nu board(ヌーボード)A4判で文字の太さを比較したのが、下図になります。 上から順に

  1. nu board ホワイトボードマーカー
  2. Pilot ボードマスターS 極細
  3. 100均で購入したホワイトボードマーカー

で描いていますが、

ホワイトボードマーカー比較

nu board ホワイトボードマーカーの線幅0.6㎜の超極細の文字の細さは特出しています。 コミュニケーションボードして利用する場合には、細字ながらしっかりとした文字が書ける PilotボードマスターS は、重宝します。色は黒以外に赤と青があります。

しかし、擦れても簡単に消えないけど消せるを実現したSTEADTLER(ステッドラー)のインクの技術は神業です。 下図は、書いた文字を指で擦った結果です。

ホワイトボードに描いた文字を指で擦ると

PilotボードマスターSは、指で擦ると消えてしまいますが、nu board ホワイトボードマーカーは、指や手の多少の擦れでは消えません。

nu board ホワイトボードマーカーの特徴には下記のように記載されています。

・インクが乾くとボード面にしっかり吸着するので手で触れた際に誤って消してしまったり、持ち運び中のカスレを防止できます

勿論、そんな優れもののマーカーにも弱点はあります。使用上の注意に下記のように記載されています。

・乾く前にこするとインクの汚れが広がる場合があります

書いて直ぐに消そうとすると下の写真のようにインクが広がってしまいますので、間違えたと思ってもひと呼吸おいてください。

描いて直ぐに消すとこうなる

また注意書きにはありませんが、こまめにキャップをする必要があります。インクの乾燥が早いので、キャップを外したまま考えていると、ペン先が直ぐに乾いて書けなくなってしまいます。


ホワイトボードをノートのように使うなら

ホワイトボードをノートのように使うのであれば、ノート型ホワイトボードの nu board(ヌーボード)と ヌーボードホワイトボードマーカーの組み合わせが最強です。マーカーは黒だけではなく、赤、青、緑もありますので楽しく描けます。

nu board

メインビジュアルに使った画像は、nu board(ヌーボード)に描いた上記のページを iPhoneアプリの Microsoft Office Lens でスキャンしたものです。このアプリはホワイトボードに描いたものをカメラで撮った後に、台形補正や色の補正ができ、PDFにも変換可能なので、nu boardに描いたものをデジタルとして残したいときに便利です。


まとめ

STEADTLERのホワイトボードマーカーのおかげで、nu board を超活用するようになりました。また同様に nu board を購入してPilotボードマスターS を知ったことで、バタフライボード2も活用するようになりました。自分の利用頻度からものノート型ホワイトボードには、それに似合ったマーカーが必要であったということがよくわかりました。

デジタルガジェットが生活に浸透してきても、アナログ的な描くという作業は断捨離できません。何れは Apple Pencile 信仰者となるのかもしれませんが、もう少しアナログの世界を楽しみたいと思います。

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