iPhone 15とiOS17が発表されました。新しいiPhone 15は4,800万画素カメラ、USB-C、そしてチタン製の素材が初めて採用されています。特にUSB-Cの採用は歓迎すべき改善です。ただし、124,800円からと高嶺の花です。
そして、最新のiOS17は、iPhone SE2以上が対象で、iPhone 8は対象外となります。
現在、2年前に「にこスマ」で購入した中古のiPhone 8を使っています。iPhone 8は、2017年に発売され、2020年4月のSE2販売開始時に発売終了となりました。しかし、Suicaや電子マネーでの支払い、乗換案内に道案内、LINEやSNSといったスマホの使い方であれば、まだまだ十分に現役として使えます。しかし、iOSのアップデートの対象外となるので、機種変更の検討が必要となりました。
中古の iPhone SE2 という選択
iPhone 8と見た目は同じ iPhone SE 第2世代(iPhone SE2) は、iOS17の対象機種です。
iPhone SE2は、2020年4月にAppleから発売され、iPhone SE 第3世代(iPhone SE3)が発売となった2022年3月に販売が終了しています。
iPhone 8が発売開始から6年間にわたってOSアップデートがサポートされていたので、同等のサポート期間が期待できるとすると、iPhone SE2は、iOS20(?)が提供開始になるであろう2026年秋までの利用が可能ということになります。
IPhone SE2の筐体は、iPhone 8と同じですが、CPUがA13 Bionicチップ、メモリが3GBとなりiPhone 11と同等性能です。iPhone 8/SE2/SE3の主要なスペックの違いは下表を参照してください。
iPhone 8 | iPhone SE2 | iPhone SE3 | |
---|---|---|---|
発売日 | 2017年4月 | 2020年4月 | 2022年4月 |
ディスプレイ | 4.7インチ Retina HD | ||
本体サイズ | 138.4×67.3×7.3 mm | ||
重さ | 148 g | ||
アウトカメラ | 広角:1,200万画素 | ||
インカメラ | 700万画素 | ||
容量(GB) | 64/256 | 64/128/256 | 64/128/256 |
チップ | A11Bionic | A13Bionic | A15Bionic |
RAM | 2GB | 3GB | 4GB |
認証 | 指紋認証 | ||
5G対応 | 非対応 | 対応 |
またiPhone SE3が発売され、中古市場でのiPhone SE2が手に入れやすい価格になりました。
iPhone SE3 64GB は Apple Store で 62,800円(税込)ですが、 iPhone SE2 64GB は「にこスマ」で 24,500円(税込)からと、とても魅力的な価格帯で販売されています。
iPhone SE2 は現役として使える?
iPhone SE2は、3年前のエントリーモデルのためそれなりの機能です。
- カメラ機能は必要最低限
- 駆動時間は13hとiPhone 8と同じ
- ディスプレイが4.7インチと小さく動画視聴向きでない
- 生体認証が Touch ID で Face IDは使えない
- 5Gには対応していない
特にカメラ機能を重視するのであれば、iPhone SE2は適していません。カメラの性能は限定的で、広角レンズで、絞り値も ƒ/1.8です。デュアルレンズや望遠レンズを持つ上位機種で撮った写真と見比べてしまうと見落とりします。
同様に、CPU/GPUの性能にも差があり、最新の高速なゲームなどにも向いていません。
しかし、iPhone 8からの乗り換えであれば、性能が若干向上されているので、iPhone SE2は最適な選択肢です。
中古のSE2はバッテリー容量の多いものを選ぶ
下表は、iPhone バッテリー駆動時間(ビデオ再生)での最大時間です。
機種 | 駆動時間 |
---|---|
iPhone 8 | 13h |
iPhone SE2 | 13h |
iPhone SE3 | 15h |
iPhone 12 | 17h |
iPhone 13 | 19h |
iPhone 14 | 20h |
上表はバッテリーの最大容量が100%の状態での駆動時間です。バッテリーは充電を繰り返すことで劣化します。この劣化状態を表すのがバッテリー最大容量で、新品のバッテリーが満充電の状態で100%に対して、最大で何パーセントまで充電ができるかを示しています。
最大容量80%でのバッテリー交換が推奨されていますが、最大容量80%というのは、バッテリーの持ちが悪すぎると実感できるレベルです。
「にこスマ」ではバッテリー容量が記載されていますので、中古のSE2を選ぶときには、なるべくバッテリー最大容量が大きいものを選びましょう。
自分が購入したSE2の最大容量は87%です。
もちろん、バッテリーは消耗品であり、交換が可能ですが、2023年3月からAppleストアでのバッテリー交換費用が値上げされました。以下の表は、Appleストアまたは正規サービスプロバイダでバッテリー交換を行う場合の価格を示していますが、iPhone SEのバッテリー交換には10,500円かかります。
保証対象外 | 値段(税込) |
---|---|
iPhoneSE、iPhone8以前の機種 | ¥10,500 |
iPhoneX~iPhone13シリーズ | ¥12,800 |
iPhone14シリーズ | ¥14,900 |
非正規店でのバッテリー交換には注意が必要
街中のスマホ修理店だと、iPhoneのバッテリー交換はもっと安価にできますが、注意が必要です。iPhone SE2 以降は、正規のバッテリー交換でないと下記のメッセージ表示と設定画面でバッテリー状態の表示がされません。
ロック画面に「バッテリーに関する重要なメッセージ」と書かれた通知が表示され、ロックを解除すると、ホーム画面にポップアップで、「バッテリーに関する重要なメッセージ このiPhoneで正規のApple製バッテリーが使用されていることを確認できません。このバッテリーではバッテリーの状態を利用できません。」と表示されます。
スマホが使えなくなるわけではありませんが、警告メッセージが定期的に出力されるのは、うざいですね。
「にこスマ」は、Bグレードでもきれいだった
2年前に伊藤忠グループが展開する「にこスマ」でAグレード のiPhone 8 64GB Red(バッテリー:93%)を購入しましたが、今回は、AグレードのSE2がなかったので、BグレードのiPhone SE2 64GB Red(バッテリー:87%)を購入。
左がiPhone 8、右がiPhone SE2ですが、同じレッドでも色味が異なります。SE2 の方が明るいレッドです。
「にこスマ」では中古品の状態が下記の3段階(グレードについて 「にこスマ」 )に分けられています。
- Aグレード:新品に近い美品
- Bグレード:傷の少ない美品
- Cグレード:使用感がある良品
Bグレードは「傷の少ない美品」とありますが、見た目で気が付く傷はひとつもありませんでした。この美しさであればBグレードで十分です。
見た目だけでなく、下記の動画で確認できますが検査もしっかりされています。iPhone 8でも不具合は一切ありませんでした。
中古のスマホで心配になるのは「見た目」と「不具合」ですが、「にこスマ」なら安心して中古のスマホを選ぶことができます。
「にこスマ」の支払いはAmazon Payが便利
Amazon Prime会員であれば、Amazon Payを使えば決済も簡単です。Amazonで登録しているクレジットカードと送付先が使われるので、クレジットカード情報や送付先の住所や名前を入力せずに簡単に決済できます。
Amazon Payで支払うときの注意事項は下記の2点です。
- 送付先住所を変更できない
- ポイントは利用できない
Amazon Pay以外でも、Apple Payやd払いなども用意されています。詳細は、支払い方法に関して | にこスマを参照してください。
ケースもそのままで、iPhone SE2を2年間使おう!
iPhone 8 と iPhone SEは筐体が同じなので、iPhone 8 で使っていたカバーとケースもそのまま使えます。
追加の出費がないのはありがたいです。見た目には携帯を買い換えたこともわりません(笑
「にこスマ」の3,000円オフ キャンペーンで購入したので、24,500円でiPhone SE2 64GB REDを購入。この金額であれば、また2年使えれば十分です。