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Post Date:2019年2月16日 

Open Live Writer で Blogger に投稿できない(Error 400 Bad Request)

Open Live Writer Error 400 Bad Request

Open Live Writer でブログを書いていますが、今年になってから「Can't publish files The remote server returned an error: (400) Bad Request.」とエラーが表示され、Google Blogger に投稿できなくなってしまいました。

色々とググってみると、Error 400 - The Remote server returned an error · Issue #786 に、2019年1月16日から写真があると Google Blogger に投稿できなくなったとあります。

何か解決方法はないかと探して見つけたのが、下記のTweetでした。

リンクにあるテスト版を試してみましたが、問題なく OpenLiveWriter で Google Blogger にブログを投稿することができました。 感謝、陳謝です。


Open Live Writer 0.6.3 のインストール

最新版の Open Live Writer のバージョンは、0.6.2 ですが、OpenLiveWriter 0.6.2.314 - AppVeyor から Releases\OpenLiveWriterSetup.exe をダウンロードして、実行します。

Open Live Writer 0.6.3

C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Local\OpenLiveWriter に0.6.3 がインストールされます。

OpenLiveWriterのインストール場所

バージョンを確認すると 0.6.3 になっています。

Open Live Writerのバージョン 0.6.3

OpenLiveWriter0.6.3 の不具合

OpenLiveWriter 0.6.3 を実行すると、10秒毎にゾンビのごとくOpenLiveWriter が次々と起動し続けます。

この対処方法についても、上記のTweetのスレッドにリンクがあり、Update.exe を削除するとすればよいとありました。

Update.exe を削除

Update.exe は、OpenLiveWriter 0.6.3 がインストールされた C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Local\OpenLiveWriter にあります。

Update.exeの場所

Update.exeを削除すればゾンビが生まれなくなります。ただ、起動時に最新版をのアップデートチェックがされなくなるかもしれませんので、最新版は自身でチェックする必要があるかもしれません。

Post Date:2019年2月11日 

Excelで簡単テーブル結合

Excelでテーブル結合

Excelでデータを結合する関数に VLOOKUP がありますが、使っていないと直ぐに忘れてしまうし、複数の列で結合するのは、ちょっと面倒です。しかし、Office365、若しくは、Office2016以降であれば[データ]タブの[データの取得と変換]を使えば簡単にテーブル結合ができます。

Power Query を使えば、Excelをリレーショナルデータベースのように簡単にテーブル結合(JOIN)ができます。

では、さっそく、[データの取得と変換](Power Query)を使い方を説明していきます。


使用する表の説明

果物を注文した個数と、注文日の果物価格からなる2つの表です。果物の仕入れ金額は、日によって異なります。

果物の注文個数
注文日 品名 個数
2019/2/1 リンゴ 5
2019/2/1 イチゴ 6
2019/2/2 リンゴ 3
2019/2/2 イチゴ 1
2019/2/2 バナナ 10
2019/2/3 バナナ 5
2019/2/3 イチゴ 7

注文日の果物価格
注文日 品名 価格
2019/2/1 リンゴ 100
2019/2/1 バナナ 50
2019/2/1 イチゴ 200
2019/2/2 リンゴ 100
2019/2/2 バナナ 60
2019/2/2 イチゴ 250
2019/2/3 リンゴ 120
2019/2/3 バナナ 70
2019/2/3 イチゴ 230

上記の表から、下表を作成していきます。

テーブル結合した結果
注文日 品名 個数 価格
2019/2/1 リンゴ 5 100
2019/2/1 イチゴ 6 200
2019/2/2 リンゴ 3 100
2019/2/2 イチゴ 1 250
2019/2/2 バナナ 10 60
2019/2/3 バナナ 5 70
2019/2/3 イチゴ 7 230

データの取得と変換

[データの取得と変換](Power Query)では、Excel, CSV, XML形式の表(テーブル)を読み込むことができます。

データの取得と変換(Power Query)

果物の注文個数」の表を読み込む

今回は、[テーブルまたは範囲から]を使って表を読み込みます。上記の「果物の注文個数」の表をコピーして、Excelに貼り付けてください。

① [データ]タブの[テーブルまたは範囲から]をクリック

テーブルまたは範囲から

② [テーブルの作成] で表全体(A1:C8)を選択

③ [先頭行をテーブルの見出しとして使用する(M)] をチェック

テーブルの作成

④ [OK]をクリック

[Power Query エディター]が起動されます。

Power Query エディター

Power Query エディターでは、データ形式を変更することもできます。

読み込んだ 注文日 の形式は、日付/時刻 となっていますので日付に変更します。

注文日の左側にあるカレンダーアイコンをクリック

⑥ 形式一覧から 日付 を選択

日付形式への変換

⑦ [クエリの設定]で[名前]を注文個数とします(下図①)

⑧ [閉じて読み込む] をクリック(下図②)

クエリの設定

7行のデータが読み込まれます。

クエリの接続

「注文日の果物価格」の表を読み込む

注文日の果物価格」の表をコピーして、Excelに貼り付けて「果物の注文個数」の表と同じように読み込みます。

クエリの名前は「果物価格」とします。

果物価格テーブルの読み込み

2つのテーブルを結合する

2つの表を読み込んだので、結合していきます。

① [クエリと接続] にある 注文個数 のクエリを右クリック

② [結合] をクリック

テーブルの結合

上段に注文個数のテーブルが読み込まれた状態で[マージ]の画面が表示されます。

結合テーブルの選択

③ 下段のテーブルに果物価格を選択

結合テーブルの選択

結合するキーを選択します。注文日品名の2項目を結合キーとします。

注文個数注文日 をクリック

注文個数品名Ctrlキー を押しながらクリック

果物価格注文日をクリック

果物価格品名Ctrlキー を押しながらクリック

テーブル結合項目の選択

複数の連結キーがある場合は、Ctrlキーを押しながら列名をクリックします。

注文日は1、品名には2 と表示されます。


結合の種類

Power Queryでの結合の種類には、いくつかありますが、よく使う左外部と内部について説明します。

Power Query の結合の種類
左外部(最初の行すべて、および2番目の行のうち一致するもの)

[左外部](右外部)結合は、リレーショナルデータベースでの外部結合(OUTER JOIN)です。

最初の行というのは、上記例では、注文個数、2番目の行が果物価格になり、注文個数注文日品名に一致する果物価格の列が追加されます。

[右外部]を選択すると、果物価格の表に一致する注文個数の列が追加されます。

内部(一致する行のみ)

[内部]結合は、リレーショナルデータベースでの内部結合(INNER JOIN)です。

上記例では、注文個数果物価格注文品名が一致する行のみ抽出されます。

⑧ [結合の種類]で[左外部]を選択

⑨ [OK]をクリック

[Power Query エディター]が起動します。

Power Query でテーブル結合

結合した結果に追加する列を選択

注文個数注文日品名個数の右に 注文個数が追加され、各行にはTableと表示されています。注文個数テーブルから必要な列(価格)を選択するために、注文個数の右にある展開アイコン ( 展開 )をクリックします。

マージされたテーブルの列名を指定する

⑩ [すべての列を選択] をクリックして、すべての列をオフにします

価格 を選択

⑫ [OK] をクリック

マージされたテーブルの列名を選択

一番右の列が、選択した 果物価格テーブルの価格になります。

クエリでのテーブル結合結果

⑬ [閉じて読み込む] をクリック

これで、2つのテーブルで注文日品名が一致する価格の列がマージされたシートが作成され完成です。

マージ(結合)結果

まとめ

[データの取得と変換](Power Query)は、データを加工する上で、テーブル結合ができる強力なツールです。10万行ぐらいのデータでも簡単に扱えますので、是非、使い方を覚えてください。

Post Date:2018年12月29日 

Amazon Echo Plus(第2世代) の音質は?

Amazon Echo Plus 第2世代

スマートスピーカーの使い道は? | 象と散歩 で Amazon Echo dot を Line Clova Wave に接続して利用していると書きましたが、共存関係は長く続きませんでした。Clovaの終わりが突然やってきて、ある日無言となってしまいました。

どうしようと考えていたら、物欲の神が Echo(第2世代) と New Echo Plus(第2世代)が、今なら 5,000円引きだよと耳元で囁いてきてました。スマートスピーカで音楽を聴くという目的は外せないので音質重視です。

再掲となりますが、下表は、Echoシリーズのスピーカーに関する比較です。

New Echo Dot
Echo
New Echo Plus
高機能スピーカー
-
check mark check mark
スピーカーサイズ
1.6インチ
                         
2.5インチウーファー
0.6インチツイーター
3.0インチウーファー
0.8インチツイーター
Dolby デュアル
スピーカー
-
check mark check mark

ということで、Echoよりも大きなスピーカーを搭載するNew Echo Plus(第2世代)を清水の舞台から飛び降りる気持ちで決断。


New Echo Plus(第2世代)の音質は低音重視

Echo Plus は新しくなって、随分とその容姿を変えてきました。無機質さがなくなり柔らかい感じになったのでリビングでも馴染むデザインです。また

前モデルより、音質が向上。パワフルな360°全方向スピーカーで、上質なオーディオを楽しめます。

とあります。

実際に前モデルと比較したわけではありませんが、Echo Plus(第2世代) で Amazon Music を聴いてみると十分な音質と音量です。しかし、低音が強調されたサウンドで、音が強制的に耳に浸透してきます。BGMとして流すには、少し自己主張が強すぎといった感じです。

音質は好みですが、設定のオーディオコントロールにイコライザーがあるので、低音を少し下げ、高温を気持ち上げて使っています。これでいい感じです。

Amazon Alexa オーディオ コントロール

スマートスピーカーのモノラルな音に最初の頃は物足りなさを感じていました。しかし、LINE Clova Wave との1年の付き合いでモノラルでの音楽再生にもすっかりと慣れました。慣れは怖い、、、。

Amazon Echo Plus 2台でペアリングしてステレオ再生も可能ですが、Amazon Musicに限定されていますし、手軽に音楽を楽しむのであれば、Echo Plus 1台で十分です。

もっといい音で音楽を楽しみたいというのであれば、低音を下げるなどという邪道なことはせず、Echo Plus + Echo Sub(サブウーファー) という選択肢があります。知人宅で聴かせていただきましたが、かなり重厚な音質です。スマホ + Bluetoothスピーカーからの乗り換えであれば、Echo Plus + Echo Sub のセット価格はお得です。

但し、

※現在、Echo SubではAmazon Music UnlimitedのEchoプランをご利用いただけません。今後対応予定です。

と、ありますので、ご注意を。


Amazon Music Unlimited ”Echoプラン” でもっと音楽を

Amazon Prime会員 であれば Amazon プライム ミュージックを聴くことができますが、有料プランの Amazon Music Unlimited との差は歴然です。

映画”ボヘミアン・ラプソディー”で再燃している Queen で探してみても、大半は Amazon Music Unlimited でなければ聴けません。

Queen in Amazon Music

Echo Plus で音楽を楽しむであれば、有料プランの Amazon Music Unlimited がおススメです。無料期間があるので、試す価値は十二分にあると思います。Echoプランは、月額380円と価格もお手頃です。

Amazon Prime Music
Amazon Music Unlimited
楽曲数
100万曲以上
4,000万曲以上
月額プラン
プライム会員:無料
  一般会員 :980円
  プライム会員:780円
  ファミリー :1480円
  Echoプラン :380円
アレクサ、Amazon Music Unlimitedに登録して

とお願いするだけで手続きは完了です。

Amazon Echo は好みの音楽を学習していってくれます。ラジオステーションで好きなジャンルをBGMとして流しているときに、

アレクサ、この曲いいね

というと、次第に自分好みの音楽を覚えてくれます。

アレクサ、音楽をかけて

と、頼んだときに自分の好みにあった曲が流れてくるのはとても心地よいです。


アレクサは洋楽を探すのが苦手

たまにどう発音したら見つけてくれるのか苦労します。Swing Out Sisterも「スウィング・アウト・シスター」と呪文のように何度も唱えてしましました。しかし、発音が悪いのか、どう言っても見つけてくれないときがあります。

アレクサ、トーキングヘッズのリメイン・イン・ライトをかけて

これは、何度言っても理解してもらえません、、、、。

「どういえばいいの⁉」と、苛立ちを覚えます。

うろ覚えでも、曲を探してくれるときもあれば、正確に言ってもわかってくれないときも。まだまだスマートにはなり切れない、スマートスピーカーです。「あれ?」と思った時には、精神衛生的にも iPhone の ”Amazon Music アプリ” を使うことを推奨します。iPhoneアプリで見つけた楽曲も、再生端末を選んで Echo Plus で再生することができます。

Talking Heads Remain in Light

まだスマホは手放せないようです。


iPhone の音楽をAmazon Echo Plusで聴く

Amazon Echo Plus は、Bluetooth で外部スピーカーに接続することも、外部スピーカーとして使うこともできます。iPhone とBluetooth 接続をすれば、Echo Plusを外部スピーカーと認識してくれます。

一度ペアリングしておくと、

アレクサ、ペアリング開始

で、再接続できます。また、

アレクサ、接続を解除

で、Bluetooth接続を解除できます。

これで、iTuensで購入した楽曲も Echo Plus で楽しめます。


Echo の5つの使い方

Echo Plusを購入して、スキルで入れたものはニュースだけです。結局、スマートスピーカーといいながら、IoT家電もないので、あまりスマートな使い方はしていませんが、耳メディアとしては有効に機能しています。

主な使い方は下記の5つです。

1. 音楽を聴く(毎日)
アレクサ、XXXをかけて

いちばんの使い方は、BGMを流すことです。Amazon Music Unlimited で思う存分、音楽のシャワーを浴びましょう。

2. ニュースを聴く(毎日)
アレクサ、ニュースを読んで

スマートスピーカーの使い道は? | 象と散歩 でも紹介しましたが、ニューススキルをいくつか有効にして、テレビやラジオの代わりにニュースを聴いています。合成音声より人の声の方が、やっぱり聴きやすいです。

3. スケジュールの確認をする(毎日)
アレクサ、明日のスケジュールを教えて

Google, Microsoft, Apple のカレンダーと連携できます。寝る前に明日の予定を確認していますが、スマホでスケジュールを見るより簡単です。

4. 朝起こしてもらう(毎日)
アレクサ、XX時に音楽で起こして

音楽で起こしてと頼むとAmazon Musicで曲を選んで起こしてくれます。アラーム音で起こされるより音楽で起こしてもらった方が気持ちよく目覚めることができます。また何を流してくれるかわからないので、「この曲で来たか!」という驚きも楽しめます。

5. Audibleで本を聴く
アレクサ、Audibleで本を読んで

早めにベットに入れたときは、スマホで聴いているAudibleの続きをアレクサに読んでもらいます。小説はラジオドラマのように聴くことができます。

アレクサ、XX分後に止めて

と頼んでおけば、スリープタイマーを起動してくれるのも便利です。

最近、コンビニ人間火花と立て続けに聴きましたが、本としては買わないジャンルだったので楽しめました。



Amazon Echo は何色が選ばれているのか?

現在、Echo Dot 第3世代、Echo 第2世代、Echo Plus 第2世代も3種類のカラーがありますが、何色が選ばれているのでしょうか?

自分は、リビングに置くなら明るい色の方がよいかと思い、色は、サンドストーンを選びましたが、どのカラーが人気なのか気になったので、調べてみました。ちょうど、Amazonランキング大賞2018(年間)が発表されていたので、Amazon Echoシリーズ でランキングでの結果です。

AmazonEcho の売れ筋カラー

Echo 第2世代、Echo Plus第2世代ともに チャコール、サンドストーン、ヘザーグレーの順です。ちなみに Echo Dot 第3世代のカラーの順番も同じでした。みなさん、落ち着いた色が好きだということですかね。

象と散歩:人気の投稿(過去7日間)