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2018年10月9日

スマートスピーカーの使い道は?

スマートスピーカー Amazon Echo

最初に購入したスマートスピーカは、LINE Clova Wave 先行体験版でスマートスピーカの未来を感じる | 象と散歩 でも書きましたが、日本で最初に発売となったスマートスピーカー、LINE Clova Wave でした。その後に、Amazon Echo Dot、Google Home mini と購入してしましたが、現在は、LINE Clova Wave と Amazon Echo Dot の2台を使っています。

下記は、U.S. Smart Speaker Market Share - Voicebot の2018年5月での米国でのマーケットシェアですが、Amazonのシェアは6割を超えています。Amazon Echoは、プライム会員であれば Prime Music を聴けるというのも大きな要因かもしれません。

また、Amazon Music Unlimited Echo プランでは、月額380円で4,000万曲以上を Amazon Echo で聴くことができます。Amazon Musicでは落語も聴くことができ、日本の古き良きエンターテインメントを楽しむこともできます。


Amazon Echo Dot の音は貧弱

Amazon Echo Dot の音質はあまりにも貧弱で音楽を聴く気にはなれません。音楽を聴く目的があるのであれば、少し価格が高くなりますが、Amazon Echo、Amazon Echo Plus など高音質の上位機種を購入しましょう。

下表はスピーカーに関するEchoシリーズの機能比較です。

Echo Dot
Echo
Echo Plus
高機能スピーカー
-
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スピーカーサイズ
1.6インチ
                          
2.5インチウーファー
0.6インチツイーター
3.0インチウーファー
0.8インチツイーター
Dolby デュアル
スピーカー
-
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Amazon Echo Dotは、1.6インチ(4cm)のスピーカですが、海外出張時に活躍するワイヤレス ポータブル スピーカー (JBL GO) | 象と散歩 で紹介した JBL GO と比較しても、スカスカの音です。自分は、LINE Clova Wave を Bluetoothスピーカとして接続して、音を出しています。

Echo Dot 第三世代では、音質が改善されるとありますが、リビングでBGMを流したいというのであれば、高音質な上位機種を選択するに越したことはないと思います。


スマートスピーカーで何をする?

さて、ここからが本題です。スマートスピーカーは、どんな使われ方をしているのでしょうか?

下記は、Adobe Analytics: What people use Amazon Echo and smart speakers for に掲載されていた米国でのスマートスピーカの使われ方についての調査結果を日本語にしたものです。

スマートスピーカーの使い方

やはり、音楽再生、天気予報が主な利用方法のようですが、40%近くが電話と答えています。日本でも Amaon Echo でユーザー同士での通話機能が使えるようになりましたが、これは、シェアのなせる業かと思います。

続いて同じAdobe Analyticsのレポートにある、スマートスピーカーの注目する機能に関する結果ですが、

注目するスマートスピーカーの使い方

ナビ、家電コントロール、ショッピングと続いています。確かに音声で乗換案内をしてくれるとありがたいです。米国ではEchoに利用する路線を登録しておくと、交通状態を教えてくれるようです。日本でもアレクサ スキルを使えば登録路線の運行状況は教えてくれます。しかし、たまにしか使わないとスキル名は忘れてしまいますし、スキルを使うのは、以外と面倒でなので、ニーズの高い機能は、Echo の基本機能として提供してもらいたいです。

家電コントロールとLINE家族アカウントは、LINE Clova Waveで利用していますが、テレビや照明の ON、OFF や、メッセージの送信、読み上げは音声操作に慣れるとリモコンやスマホを使いたくなくなります。日本では、まだまだスマートホーム化が進んでいないので、今時点では赤外線コントロールができる LINE Clova Wave を利用しています。


スマートスピーカの使い方

米国でのスマートスピーカの使い方を紹介しましたが、下記は自分のスマートスピーカの使い方(Amazon Echo に限定)です。もちろんそれ以外にもカレンダーと連携して予定の確認をしたり、リマインダー、やることリスト なども使っていますが、主な使い方として下記の3つを紹介します。

  1. みみメディアとしてニュースを聴く
  2. Audible、Kindle本の読み上げ
  3. 睡眠促進

みみメディアとしてニュースを聴く

嘗てニュースの入手元であった新聞も、スマートフォンの普及と共に衰退し、通勤電車の中で器用に折りたたんで新聞を読むサラリーマンも皆無となりました。

多分に漏れず自分も通勤電車の中でスマホを眺めていたのですが、目の衰えを感じ、PodcastでNHKラジオニュースを聴くようになりました。

余談ですが、下記は、新聞の発行部数と世帯数の推移|調査データ|日本新聞協会 に掲載されている新聞の発行部数をグラフ化したものですが、2000年から2005年までは維持していた新聞(一般紙)の発行部数は、2005年から徐々に減少をしはじめて、2000年を基準とすると2017年には20%弱減少しています。

新聞(一般紙)発行部数 変化率

そのため新聞社各社もオンラインでの新聞購読を進め、朝日新聞の社説とコラム(天声人語)も、昨年から有料となってしまいました。また新聞各社の”みみメディア化”も進んでいます。

日経新聞の聴く日経、朝日新聞のアルキキは、Echoのスキルとしても提供されていますが、有料版ともアカウント連携できるようになってくれればと思います。

Amazon Echoでは、その他にも色々なメディアからニュース スキルがあります。お気に入りのニュースを見つけてスキル有効化してフラッシュニュース追加すると、『アレクサ、ニュース』というだけで一連のニュースを聴くことができるようになります。

Amazon Echo アレックス フラッシュニュース一覧

Audible そして Kindle本を読み聞かせてもらう

Amazon Echo は、ナレーターが本を朗読する Amazon Audible(オーディオブック) に対応しています。Amazon Audible には、聴き放題の unlimited サービスがあったのですが、現在は、毎月1,500円の会費で、金額に関わらず1冊を購入でき、2冊目からは30%OFFというサービスに変更となりました。

新作コンテンツも含めたすべてのオーディオブックの中から選べるので、1,500円以上のオーディオブックを購入するのであれば悪くない制度ですが、ついつい30%OFFを計算して、2,150円以下のコンテンツは選びづらくなりました(笑。

Amazon Audible 小説 秒速5センチメートル

Amazon Echoは、Kindle本を合成音声で読み上げることもできます。Kindle Unlimited で購入した本を読み上げてもらって聞いていますが、audible のプロのナレータによる朗読には敵いません。小説は、さながらラジオドラマのように聴けます。


睡眠を促してくれる Amazon Echo

入眠、快眠を促すスキルがいくつもありますが、周囲の音シリーズのクジラの鳴き声とブラウンノイズがおススメです。2つともデフォルトでは、サウンドは1時間再生されますが、「アレクサ、ループ再生して」とお願いすると「アレクサ、ストップ」というまで連続して再生されます。朝までずっと流れているのはというのであれば、「アレクサ、スリープタイマーを2時間にセットして」といえば、2時間後に再生が止まります。

ノイズで入眠を促す方法については、眠れるのはホワイトノイズ?ピンクノイズ? | 象と散歩 に掲載していますが、ザトウクジラの鳴き声もなかなかです。”ザトウクジラのソング” をもともと聞いていましたが、ザトウクジラの鳴き声は、睡眠導入BGMとしても有名ですが、1/f ゆらぎと同じ効果があるのか、リラックスして、いつの間にか眠りにつくことができます。

また、Audible の寝たまんまヨガ 寝たまんまヨガ 簡単瞑想 ディープリラクゼーション ショートは、YOGA NIDRA(ヨガ ニドラ)で眠りに落ちる瞬間を愉しむ | 象と散歩 で紹介した、ヨガニドラで気持ちよく眠りに誘ってくれます。

スキルにも『寝たまんまヨガ~リラックス・ヨガ~』がありますが、Audible 版の方がおススメです。

以上が、自分のAmazon Echoの使い方になります。Amazon Echo を購入したら是非、自分なりの使い方を見つけて、スマートスピーカ・ライフを満喫してください。

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