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Post Date:2011年9月10日 

手描きマインドマップをデジタル管理

打ち合わせのときにホワイトボードに書いたメモや図を残したいときには、Turbo Scanで画像やPDFにして保存しています。カメラで撮ってそのまま画像として保存してもよいのですが、Turbo Scanはスキャン時に台形補正ができます。また白黒では濃淡の調整ができるので、写真で撮ったままのものよりも格段に読みやすくなります。またEvernoteにも直接アップロードできるようになったのでデジタル化して管理するのがとても便利になりました。



手書きメモをデジタル化して保存する

手書きのメモをデジタル化して残すときには、スキャナでPDFに変換する場合もありますが、結構な手間です。勿論、カメラで撮ったり、上で紹介したTurbo Scanを使って保存する場合もあります。

文字情報をデジタル化して保存する必要性は普段あまり感じていませんが、図やマインドマップを使って考えをまとめる過程で作成したメモは、デジタル化して保存することで、後で簡単に取り出せるようにしています。マインドマップや図も最初からデジタルで作成すればよいのですが、思考と手書きは未だに切り離せないときもあります。

最近になって、まわりでSHOT NOTEを使う人が増えたので、自分も試してみようと、先日、文具屋に寄ったときに購入してみました。SHOT NOTEは各種サイズがありますが、目的は手描きでマインドマップを描くためなので、一番大きいツインリングタイプのLLサイズ(B5)にしました。


黒よりも白が好き



SHOT NOTEを使うには、アプリ(無料)が必要となります。

※SHOT NOTE appはダウンロード不可となっています。


早速、描いたマインドマップを専用アプリで取り込んでみます。SHOT NOTEの四隅のマーキングされている角をカメラの黄色い枠に入るように合わせて撮影します。

SHOT NOTEアプリで撮影

日付とNo 番号はOCRで読み込めますが、もちろん修正も可能です。タグは、設定で変更できますが、初期値はSHOT NOTEとなっています。タイトルを入力して『保存』で完了です。


また取り込んだメモをEvernoteにアップロードに簡単にアップロードすることもできます。


Evernoteに取り込んだ内容をiPhoneで表示してみました。低画質(360x480pixel)を選択していますが、色調も綺麗で文字も十分に読めます。またタイトル、タグ、日付、番号、撮影日の情報が引き継がれます。
Evernoteに取り込んだSHOT NOTEのメモ

下記は、Turbo Scanで読み込んだものをEvernoteで閲覧してみたものです。PDFにして保存されるのでドキュメントして流用するには便利ですが、タイトルはTurbo Scanで自動的に付けられたものになります。
Evernoteに取り込んだTurbo SacanでPDF化したメモ
SHOT NOTEは、PDFでの保存はできませんが、専用の用紙とアプリを使うだけあって、撮影するだけで簡単にメモをデジタル化し、索引を付けて保存することができます。

SHOT NOTEの使い方は、下記の動画をチェック


今日の一曲

Bill Evansの『You Must Believe in Spring』は、とても悲しくも美しいアルバムです。Theme From Mashは映画M*A*S*Hのテーマ曲ですが、サブタイトルは、Suicide is Painless(自殺は苦しくない)です。ビル・エヴァンスの美しいピアノラインにエッジ・ゴメス(Eddie Gomez)のベースラインが気持ちよく絡んでいます。休日の朝、目覚めの渋め目の珈琲とよく合う一曲です。



Post Date:2011年9月8日 

素晴らしきかな、ブリキのおもちゃ「ポンポン船」

ポンポン船とは、ローソクに火をつけてボイラーを熱すると、ポンポン♪と音をたてながら進む船のおもちゃです。実際にポンポン船をお風呂で浮かべて遊んでみると大人でも楽しくなること間違いなしです。
ポンポン船(ポンポンせん、英: pop pop boat)、あるいはポンポン蒸気(ポンポンじょうき)とは、水蒸気の圧力で推進力を得る船舶模型・玩具のことである。もともとは、焼玉機関を用いた実用の船の通称(エンジン排気音の擬音に由来)であったが、その作動音に似ていることから転じて、模型の船のことも指すようになった。
家にあったポンポン船は、随分と前にたまたまバザーで見かけて、ブリキ玩具の懐かしさに惹かれて入手した「ポンポン丸」でした。ポンポン丸は、とても愛らしいおもちゃでしたが、残念ながら、度重なる出港の激務から、ボイラー部分が外れて壊れてしまいました。しかし、何となく捨てるのも忍びがたくそのまま棚の上に置かれていました。
激務の果てのポンポン丸
先日、夏の最後のイベントとして、蔵前にある花火問屋の山縣商店に花火を物色しに行きました。その時に、「国産ポンポン船あります」という張り紙が目について、商品棚によってみると、壊れたしまった「ポンポン丸」が販売されているではありませんか。即、購入です。

お店の方によると、国産のポンポン船は製造が中止され、ブリキ製のポンポン船は、外国産のものしかなくなってしまっていたけど、最近になって製造が再開されたいうことです。こんなにも愛らしいブリキのおもちゃは、永く後世に残していきたいものです。

ポンポン丸はとてもおしゃれな箱に梱包されています。
古き良き時代の面影
箱の右下には、ちゃんと日本製と印字されています。
made in Japan
これが開封した新品のポンポン丸です。火置き皿とローソク、
それにボイラーに水を拭き入れるためのストローが付いています。
開封したポンポン丸
二世代のポンポン丸を並べてみました。右は煤と錆で汚れていますが、まるっきり同じものです。
左)New ポンポン丸 右)Old ポンポン丸
Youtubeでポンポン丸の航行する雄姿がアップされていましたので閲覧ください。




山縣商店で見つけたポンポン丸ですが、山縣商店のECサイト「ポンポン倶楽部」にはありませんでしたが、ポンポン丸 【ブリキ製】は、Amazonで扱っていました。価格は¥900 + ¥480 関東への配送料です。それ以外にもポンポン船で検索すると幾つかの商品が見つかります。

ポンポン丸【ブリキ製】 - Amazon

Post Date:2011年8月14日 

AirPlayな生活(AirMac Express)

先日、アップルストアでAirMac Expressを物欲の神様に導かれるままに購入してしまいました。きっかけは、Apple TVを最近活用するようになってから音楽やネットラジオもAirPlayで聴けたらもっと便利になるのにと感じていたからです。勿論、スピーカーコードを接続すれば、外部スピーカーから音を出すことはできますが、有線接続から解き放たれユビキタスな環境に焦がれてしまいます。

“人は、文明の機器により、より怠惰になっていくのです。”

勿論、音声だけでApple TVを利用することも可能ではあるのですが、設置してあるのがリビングなので自室では使えません。また音楽を聴くのにテレビを付けるというのにはどうも抵抗があります。

ベットで寝転びながらiPadをいじって、バックグランドで流す音楽がより高音質で聴けたり、iPadの画面で動画を観るにしても、外部スピーカーから音が流れたら素敵ではないかと思ったわけです。

「AirPlay Speakers」でググって探しているとiHomeのAirPlayワイヤレス・スピーカーシステム『iW1』が見つかりました。

外見もシンプルで外部入力もありと記載されています。かなり、いい感じですが、残念ながら未だ発売されおらず、発売時期も具体的には記載されていませんでした。(発売されました!)

JBLからは、AirPlay対応のスピーカーが発売されています。しかしデザインが個人的な趣向とはかけ離れています。やはりスピーカーは箱型でシンプルなものが好きです。この円形フォルムには馴染めそうにありません。値段もそれなりにします...。

そもそも現在、外部スピーカーとしても利用しているSony VGF-WA1があるので、できればこれを有効活用したいです。

で、たどり着いたのが、

本家アップルから発売されていたAirMac Expressでした。WiFiステーションとしての機能にプリンターや外部スピーカーを接続でき、AirPlayで音を飛ばせることができるナイスな代物です。

外見は一昔前前のiPodの電源をひとまわり大きくした感じで、筐体に電源プラグや必要なジャック類が付いています。音声出力はステレオミニプラグなので、接続するオーディオ機器に合わせたケーブルが必要となります。

設定は、AirMac Expressを電源に差し込んで、付属のCDに収納されているAirMacユーティリティでWindows環境でも簡単に行えました。既存の無線LAN環境にも接続することもできますが、高速無線LAN規格であるIEEE 802.11nに対応しているので、WiFiルーターとLANケーブルで接続してみましたが、ブリッジ接続も自動認識してくれ、設定は非常に簡単でした。

勿論、有線で接続する機器がないのであればWiFiステーションとしても活用できます。

早速、iPadでAirPlayを使って音楽を聴いてみます。スピーカの設定でAirMac Expressを選択すると、これはとても素敵な環境です。

またiTunesにも対応しているので、Windows環境でもAirMac Expressを堪能できます。ノートPCで試してみました、iTunesのスピーカーの選択でAirMac Expressを選択すれば、有線接続無しで外部スピーカーから音が出せます。iTunes以外でも使えれば更に便利になるのですが。


ラジオなiPhone、iPad

iPodは全ての音楽を保有できる最高のデバイスでしたが、iPod Touch以降、ディスク容量的に保有する全ての音楽を入れることができなくなりました。聴きたい曲を都度コピーするという作業もクラウド環境でできればもっと便利になるのですが...。

但し、持ち歩く楽曲数が少なくなった分は、インターネットラジオの利用で補うことができますし、新しい世界への入り口にもなります。

自身もiPhoneとiPadにも音楽を聴くためにネットラジオ系のiOSアプリを幾つかインストールしていますが、ネットラジオ系のアプリとしては、幾つかの大切な要素があると感じています。

  1. 高音質である
  2. お気に入りの曲を記録できる
  3. 購入への導線がある
  4. シェアできる

では、ないかと思います。


Suono Dolce

Suono Dolce(スォーノ・ドルチェ)とは、Wikiペディアには、

Suono Dolce(スォーノ・ドルチェ)はニッポン放送が制作する、デジタルラジオ推進協会 東京実用化試験局のサービス。

とあります。また本家サイトでは、

丸の内発 ラブソングステーション Suono Dolce(スォーノ・ドルチェ)Suono Dolce とはイタリア語で“Sweet Sound”の意味です。

このステーションでは、あらゆる音楽ジャンルやアーティスト甘いラブソングを一日中お届けします。

日本のビジネスの最先端でありつつ、エンターテイメントや文化施設も充実している"東京・丸の内"から、一日中甘く切ないラブソングをお届けするラブソングステーションSuono Dolce

オフィスでの「AT WORK」から「OFF WORK」までの1日をSuono Dolceがラブソングと最新の丸の内情報で彩ります。

About Suono Dolce

と、紹介されています。ラブソングが中心ということもありBGMとして流れていても疎ましくありません。また自分にとっては普段聴かないような曲も多く新しい発見があります。

Suono DolceはiPhoneアプリでも提供されています。無料版もありますが、音質が制限されていますので、有料のプレミアム版がお薦めです。¥350の価値は十二分にあると思います。(既にサービス終了)


前述したネットラジオアプリとしての『記録する』、『シェアする』、『購入する』という要素にも対応しています。『購入する』では、iTunesとAmazonに対応し、発売されているものしか表示されないところが、何気に気が利いています。

またLyricaに歌詞が登録されている場合は、歌詞を閲覧することもできます。


今日の一曲

もうひとつのAirPlayな環境であるApple TVで『ノルウェイの森』を観ました。バックに流れるのはビートルズのラバー・ソウルに収録されている 『ノルウェーの森』ですが、ヘレン・メリル・シングス・ビートルズ『ノルウェーの森』も、とても素敵です。

アルバムは全曲ビートルズのカバーですが、ヘレンメリルが歌うとヘレン・メリルの曲となってしまうのが不思議です。ニューヨークのため息と称される彼女にはやはり叙情的な歌がとてもよく似合います。

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