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Post Date:2016年10月10日 

スマホを輸血をするために最適なモバイルバッテリーとは

Cheero Danboard block 300mAh

いまやスマホは1日も電池が持たなくなり、輸血用のモバイルバッテリーが常時必要となってきました。モバイルバッテリーの買い替えが必要だったので、改めてモバイルバッテリーの必要条件を整理してみました。

  • 最低1回はフル充電できる
  • モビリティに優れている(軽量・小型)
  • スマホが急速充電できる
  • モバイルバッテリーの充電時間が短い
  • 見目麗しく(かわいい)

最低1回はフル充電できる

最低1回はフル充電ができるためには、

モバイルバッテリーの容量 × 60% >スマホの内蔵バッテリー容量

で考えましょう。モバイルバッテリーの容量×60%としているのは、スマホを充電するための電圧返還で30%-40%ロストするからです。また繰り返し使っていると使用できる容量が減少するため継続利用してもフル充電ができるということも踏まえてモバイルバッテリー容量の60%としました。

・バッテリーの実効容量は電圧変換のロス等があり、6-7割程度になります。
・リチウムイオンバッテリーの特性上、繰り返し使う事でMAXで使える容量が目減りしてきます。
【引用】BATTERY | cheero

下記に各機種の内蔵バッテリー容量とフル充電1回に必要なモバイルバッテリーの必要容量(容量の60%で計算)を記載します。

モバイル・バッテリーの必要容量
製品名
内蔵バッテリー
必要バッテリー
 iPhone5S
1,560mAh
2,600mh
 iPhone6
1,810mAh
3,000mh
 iPhone6 Plus
2,915mAh
4,900mh
 iPhone6S
1,715mAh
2,900mh
 iPhone6S Plus
2,750mAh
4,600mh
 iPhone7
1,960mAh
3,300mh
 iPhone7 Plus
2,900mAh
4,800mh
 XPERIA Z3
3,100mAh
5,200mh
 XPERIA Z4
2,930mAh
4,900mh
 XPERIA Z5
2,900mAh
4,800mh

* DANBOARD block 3000mAh で iPhone6 をバッテリー切れになった状態からフル充電しても、ダンボー・ブロックのバッテリー残量は1/3メモリありました。


モビリティに優れている(軽量・小型)

モバイルバッテリーの上記表からであれば10,000mAhとかの大容量バッテリーと選んでしまうと、大型のモバイルバッテリーと矛盾とした選択になってしまいます。輸血パックが大きすぎると持ち運びには不便ですし、外出先で取りあえず充電しながら使うなどというときも煩わしくなります。


スマホが急速充電できる

iPhoneであれば付属する充電器の出力は1Aです。しかしiPhoneは急速充電に対応しているので2Aで充電すると急速充電することができます。モバイルバッテリーの出力にも1Aと2.1Aがあるので、素早く充電したいというのであれば、2.1A出力をサポートしているモバイルバッテリーを選択しましょう。ただ小型のモバイルバッテリーであれば充電しながらの使用も苦にならないので、早く輸血を終わらせたいか、輸血しながら使うかの二択になります。


モバイルバッテリーの充電時間が短い

忘れがちな要素ですが、モバイルバッテリーの容量が大きくなれば充電時間も長くなります。後述するチーロのダンボーシリーズも、3,000mAhで3時間、4,200mAhで6時間、6,000mAhでは7-8時間、充電にかかります。


見目麗しく(かわいい)

完全な個人的主観となりますが、モバイルバッテリーもデジタルガジェットなので、使って楽しいものがやっぱり欲しい。と、いうことで見目麗しき、かわいいモバイルバッテリーを選びたいものです。


主観的選択基準

モバイルバッテリーの必要条件に主観的選択基準で順序を付けて必要条件を3つにしてみました。

  1. 最低1回はフル充電できる
  2. 見目麗しく(かわいい) 
  3. モビリティに優れている(軽量・小型)

フル充電ができるという機能的要件と、見目麗しいという外見的要件を必須条件と、モビリティに優れているものをと探した結果、たどり着いたのがcheero(チーロ)のダンボー(DANBOARD)・シリーズでした。候補として考えたのは、後述している、ダンボー ブロック 3000mAhダンボー プレート 4200mAhダンボー ミニ 6000mAh以下の3モデルです。

Danboard block and Danboard plate

タブレットを外出先で充電することはないので容量の大きな ダンボー ミニ 6000mAh は候補から外しました。価格的には、ダンボー プレート 4200mAh の方がお買い得だったのですが、iPhone6が1回充電できればよかったので、モビリティに優れている(軽量・小型)の ダンボー ブロック 3000mAh に決めました。


最軽量最小 ダンボー ブロック 3000mAh

チーロ ダンボー・シリーズで最も小さく軽いのが、cheero Power Plus DANBOARD version block 3000mAh です。出力は1AのUSBポートがひとつなので急速充電には対応していません。しかし、バッテーリーの充電時間は3時間と短時間です。バッテリー容量は3,000mAhで、iPhone5S, iPhone6, iPhone6S をフル充電できます。

しかし、iPhone7 では微妙です。上表の計算では、iPhone7では 3,300mAh以上のモバイル・バッテリーが必要となります。ダンボー ブロック のバッテリー容量は 3.000mAhです。電圧変換ロストと経年劣化を考慮した実行容量を65%で計算すると 3,000mAh となるので、iPhone7 もギリギリ フル充電できるかもしれません。しかし、iPhone7ユーザーであれば ダンボー プレート 4200mAh を選択した方がよさそうです。

cheero Power Plus DANBOARD version -block- 3000mAh
  • 【内蔵電量】3000mAh 3.7V (11.1Wh)、リチウムポリマー
  • 【入力】5V / 1A Max (MicroUSB)
  • 【出力】5V / 1A (USB)
  • 【本体充電時間】約3時間 ※1Aアダプタ利用の場合
  • 【主要機能】残量インジケーター(3段階)
  • 【寸法(本体)】約 48 × 13.5 × 74 mm
  • 【重量(本体)】約 70 g

スタイリッシュな薄型 ダンボー プレート 4200mAh

cheero Power Plus 4200mAh DANBOARD version plateはスタイリッシュな薄型モバイルバッテリーです。バッテリー容量は4,200mAhあるので、iPhone7も余裕でフル充電可能です。また2.1Aなので急速充電にも対応しています。

cheero Power Plus DANBOARD version -Plate- 4200mAh
  • 【内蔵容量】4200mAh 3.7V(15.5Wh)
  • 【入力】5V / 1A Max (MicroUSB)
  • 【出力】5V / 2.1A (USB)
  • 【本体充電時間】約6時間
  • 【寸法(本体)】67 × 9.5 × 107mm
  • 【重量(本体)】105g

小型でも大容量 ダンボー ミニ 6000mAh

内蔵バッテリー容量が大きいiPhone6 Plus, iPhone7 Plus, Xperiaでも、cheero Power Plus DANBOARD version mini 6000mAhであればフル充電が可能です。ダンボー ミニ はバッテーリーの残容量によって目が光るという小技を持っています。

cheero Power Plus 6000mAh DANBOARD version -mini-
  • 【内蔵バッテリー】3.7V 6000mAh、リチウムイオン
  • 【入力】5V / 1A MicroUSB
  • 【出力】USB1 5V/1A 、USB2 5V/2.1A
  • 【本体充電時間】約7-8時間 ※1A USBアダプタ利用の場合
  • 【主要機能】残量インジケーター(3段階)
  • 【寸法(本体)】74mm(W)×48mm(H)×34mm(D)
  • 【重量(本体)】140g

チーロ ダンボー USBケーブル

モバイルバッテリーの携帯と共にスマホの充電に必須なのがUSBケーブルです。ダンボー・シリーズのバッテリーには付属で白いUSBケーブルが付属していますが、別売でダンボーのUSBケーブルもあります。モバイルバッテリーとの相性(見た目)は抜群です。目も光ります。

iPhoneユーザーの場合、iPhoneの充電に Lightningケーブル、ダンボーの充電に Mini USB と、2本のUSBケーブルが必要になってしまいますが、cheero DANBOARD 2in1 USB Cable with Micro USB & Lightning connector であれば、一本でモバイルバッテリーとiPhoneへの充電に対応できます。

ケーブルの長さには、10cm, 25ccm, 50cm, 100cm, 180cm がありますが、持ち運びを考えると25cmがちょうどいい長さです。Apple社のMFi 認証が取得されている商品なのでiPhoneで安心して使えます。

コネクター部分の接触不良が心配というのであれば、Lightning専用ケーブルもあります。


チーロ ダンボー  USB ACアダプター 高出力 3.1A 2ポート USB 急速充電器 折りたたみ式

ダンボーシリーズには、USB ACアダプターもあります。cheero DANBOARD USB AC ADAPTOR は、出力合計3.1Aで2つのUSBポートがあり、2.1Aに対応しているのでタブレットの充電やスマホを高速充電させることができます。もちろんiPhoneでも高速充電可能です。折り畳み式のプラグなので持ち運びにも便利です。もちろん cheero Danboard シリーズの各モバイル・バッテリーも充電することができます。

ZcHftrmrS9G2._SX300_
  • 【入力】 100-240V ~ 50/60Hz 0.5A
  • 【出力】 5.0V / 3.1A (合計)
  • 【寸法(本体)】 40.5 X 62.5 X 39 mm
  • 【重量(本体)】 約65g

モバイルバッテリーの寿命は?

使っていたモバイルバッテリーは、フル充電してもiPhone6が1回分、充電できなくなりました。モバイルバッテリーの寿命はどのくらいかを調べてみると、チーロのよくある質問に約500回とあります。毎日充電していると1年半、2日に1回なら3年ぐらいの寿命となります。

約500回繰り返し充電可能です。
リチウムイオンバッテリーの特性上、繰り返し使う事でMAXで使える容量が目減りしてきます。
【引用】BATTERY | cheero

スマホの輸血用器具をチーロ ダンボー・シリーズで揃えてみるのも乙です。

Post Date:2012年11月11日 

Passbookのサンプルを1分で作成

iOS6になって新しい機能としてPassbookが追加されました。Passbookの利用法については、"アップルのiOS6の新機能" に利用方法が説明されていますが、下記としての使い方ができます。

Passbookの用途
  • 搭乗券
  • チケット
  • ストアカード
  • クーポン

Passbookで管理するPass(パス)には、QRコードPDF417のような二次元バーコードが付与されています。日本では、おサイフケータイが先行していたので、二次元バーコードでのサービスはあまり馴染みがありませんが、搭乗券やスカイツリーの入場券などに利用されています。二次元バーコードであれば利用者側のデバイスに大きな制限はありませんし、店舗等でも専用の読み取り装置がなくても、スマートフォンなどを読み取り機として代用することができます。日本でも既にANAやぐるなび、TSUTAYA、グルーポンなどでPassbookサービスを開始しています。

カードや印刷物を持ち歩くより、Passbookにまとめて保有できるのであればiPhoneユーザにとっての利便性は向上しますし、Passbookは単にカードや印刷物の代替としてだけではなく、時間や場所、内容の更新をプッシュ通知で知らせてくれます。


時間、場所によるプッシュ通知

Passを生成時に時間と場所でプッシュ通知ができるように仕込むことができます。チケットや搭乗券であれば開始時刻や搭乗時刻のリマインドになります。またクーポンであれば有効期限の通知として利用できそうです。時間によるプッシュ通知の指定には、開始時刻と終了時刻があり、この指定された時間内にロック画面にプッシュ通知が表示されます。但し、時間内であれば何度でも表示されてしまうので、あまり長い時間表示されるのも困りものです。

位置情報によるプッシュ通知であれば、店舗などの近くに来るとプッシュ通知が表示されます。どのくらいの距離で通知されるのかはわかりませんが、実際に利用してみると、かなり離れた地点でもプッシュ通知が表示されます。しかし、そもそもGPSの誤差もあるので、リマインドのためのメッセージだと考えれば、ある程度離れた地点でプッシュ通知を行い、Passの裏面に地図のリンクが用意されていれば便利に使えそうです。

プッシュ通知を行う地点は10箇所まで登録することができるので、複数の店舗がある場合でも、クーポンなどを共通して利用することができます。しかし、店舗数が多いコンビニやチェーン店で位置情報によるプッシュ通知を利用するのであれば、店舗毎のPass発行となってしまうのではないかと思います。

下記は、ストアパスのサービスを利用して発行されたペッパーランチのPassを利用した公式ストアカードによる位置情報のプッシュ通知の例です。

ロック画面に表示されったプッシュ通知のアイコンを右にスワイプすると当該パスを表示することがことができます。

右下の『i』アイコンをクリックするとPassの裏面を表示することができます。

住所から地図アプリのリンクやGoogleマップのリンクがパスの裏面に記載されていれば、地図アプリやSafariを起動することができます。


変更によるプッシュ通知

もうひとつのプッシュ通知機能として、搭乗時刻、イベント開始時間、保有ポイントなどPassの内容に変更があった場合に、変更内容を通知することができます。下記は、アメリカン航空の搭乗券でのプッシュ通知の例です。出発時刻が変更となった場合にロック画面に変更となった内容が通知されます。下記はiPhoneの画面を上から下にスワイプして表示される通知センターの表示画面です。

メッセージをタップするとPassbookが起動され当該Passが表示されます。またPassに変更箇所がマーキングされているので、何が変更となったかが、とても分かりやすいです。

と、いうことで百聞は一見にしかずということで、実際に自分でPassを生成することで、理解は深まると思いますのでサンプルパスを作成してみましょう。サンプルPass作成可能なサイトも幾つかありますが、PassSourceは登録も不要で、実際にあるPassもサンプルとして作成することができます。Pass Kitは画像など更に細かく設定できますし、日本語のUIも提供されています。


PassSourceによるサンプルPassの作成

PassSourceによるサンプルパスの作成方法を下記に示します。iPhone(iOS6の端末)でサンプルを作成すれば、そのままPassbookに登録できます。内容を変更せずに登録するのであれば30秒でサンプルパスを作成することができます。

let's get startedの下にあるCreateボタンをタップしてサンプルパスの作成開始です。

幾つかのサンプルが用意されていますが、ルフトハンザの搭乗券(Lufthansa Boarding Pass)を選択します。

Relevant Dateは、Passがあることを通知するための機能を設定する項目です。

設定時刻になるとアメリカン航空の例で示したプッシュ通知が表示されます。メッセージの表示時間の設定は開始時刻と終了時刻です。

ストアカードやクーポンのサンプルPassでは位置情報(緯度経度)をセットすることができます。

Passの登録情報に設定する位置情報は世界測地系(WGS84)ですが、Geocodingで簡単に調べることができます。Geocodingでは住所やランドマーク名から経度、緯度を検索することができます。

Passの内容を好きなように変更したら、画面下にあるCreateボタンをタップしてPassbookに登録しましょう。

右上にある「追加」をタップすれば、Passbookに登録されます。

登録したパスを削除するには右下の「i」マークをタップします。パスの裏面となり、左上のゴミ箱をタップすれば削除されます。パスが削除されるときのシュレッドアニメーションを是非確認してみてください。


Passbookに追加したパスを更新してみよう

PassSourceでは、更新通知の確認もすることができます。作成したPassの裏面に記載されているupdate this passのURLをタップします。

SafariでPassSourceの更新画面が開かれますので、搭乗時刻(Boarding Time)を変更します。

画面下のUpdateボタンをタップします。

Passの更新画面になりますので、右上の『アップデート』ボタンをタップします。

アップデートと同時にプッシュ通知が配信されてしまいますので、ロック画面ではなく、現在の使用していたSafariの上部に「Boarding time changed to 20:00」とメッセージが表示されます。アメリカン航空の例のように後でプッシュ通知を確認することもできます。

プッシュ通知をタップすると当該Passが起動され、変更となった搭乗時刻がわかりやすく、丸で囲まれています。(ルフトハンザの搭乗券は背景がオレンジなので分かりづらいですが...)


まとめ

PassbookはiOSの標準アプリであり、プッシュ通知もアップルの仕組みを利用しています。各種ASPサービスも提供され始めているので、サービス提供者側にとっても始めやすいサービスではないでしょうか。また利用者側からしてもプッシュ通知もあり、Passbookにまとめられていればとても便利に使えます。

Passbookはウォレット(お財布)というよりもパスケースです。iPhoneが例えNFCに対応したとしても普及してしまったSuicaやPasmoがNFCに対応するとは考えづらいので、iPhoneユーザとしては、おサイフケータイとしての使い方はあきらめて、会員証、クーポン、チケットなどがiPhoneで管理できることを願うのみです。

但し、日本でのスマートフォンにおける4割というiPhoneのシェアを考えるとサービス提供書側としては、6割のAndroid端末のことも考えなければならないので、iPhoneに特化したサービスがどこまで普及するかについては、航空会社だけではなく、コンビニや量販店大手でのPassbook利用がすすまなければキャズムを超えることはできないのではないかと思います。ヤマダ電機のバーコードが二次元バーコードであれば、読み取り機の改修も要らず、容易にサービス開始できたのではないかと思うと残念です。少なくとも前述したスカイツリーの入場券はPassbookに対応してもらいと願う次第です。時間指定の入場券であればプッシュ通知をすることも可能なのですから...。


今日の一曲


気怠い休日の朝にぴったりなアルバムです。Richard Tompsonは、フォークロックギターリストの第一人者で、日本人に響くギターサウンドを奏でます。このアルバムは、かつての妻Lindaと制作されたアルバムですが、4曲目に収録されているJust the Motion - Shoot Out the Lightsは、RichardのギターとLindaのボーカルが絶妙に絡み合っていて、とても心地よく聴ける一曲です。

Post Date:2012年9月6日 

HuluがApple TVに対応!

huluは、月額980円でスマホ、タブレット、PC、ゲーム機(PS3, Xbox 360Wii)、テレビ(SONY BRAVIA 46V型 など)とマルチデバイスで視聴できるオンライン動画配信サービスです。

米国でApple TVに対応というニュースをみて、早く日本でも対応しないものかと心待ちしていましたが、ついに日本でも2012年9月4日からApple TVのホームメニューにHuluが追加されました。

Apple TVのホームメニューにhuluが
huluのiPhone/iPadアプリは、AirPlayに対応していたもののミラーリングが必要でした。また視聴中に途中で切断されてしまったり、上部にタイトルが表示される完全なフル画面ではなっかたりと、AirPlayでの利用については、いまひとつ快適ではありませんでした。しかし、今回のApple TV対応で完全フル画面で視聴できるようになりましたし、iPhoneやiPadというデバイスが占有されなくなったので、TVを視聴しながらの作業が可能となりました。何よりもテレビの入力を切り替えれば自動で電源が入るApple TVの手軽さはリビングでの貢献度は高いです。

初期起動時にのみアカウント設定の画面
初期はアカウントの登録が必要です。iTunesアカウントでも購入できるようになっていて、通常は2週間の無料トライアルですが、iTunesでアカウントで購入すると1ヶ月の無料トライアルとなるキャンペーンを行っています。

Apple ハイビジョン対応 Apple TV MD199J/A
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Huluでウルトラセブンを見よう!

もともとHuluは、米国のサービスなので米国のドラマ、映画が中心のサービスでしたが、BBCとの提携したドラマやドキュメンタリーが追加されたり、更には日本の各企業との提携で日本のコンテンツも増えてきています。今回、ギャガ、円谷プロダクションとの提携も併せて発表され、円谷プロダクションとの提携により「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」などのウルトラシリーズ8作品も視聴可能となっています。是非ともウルトラQも追加してもらいたいものです。

ウルトラトラセブンといえば、どうしても気になってしまうのが第12話です。Huluでも、第12話は欠番となっていました。ウルトラセブンはリアルタイム世代ではないので、12話が封印されているという事実を知ったのは1987年にTBSで放映された『泉麻人のウルトラ倶楽部』でした。

封印されているウルトラセブン12話
当時は詳細について知るよしもなっかたのですが、現在では、ネットで容易に調べることができるようになりました。第12話のタイトルは「遊星より愛を込めて」で、登場する怪獣は「スペル星人」です。かなり劣悪な映像ですが、Youtubeにも動画がアップされているので、どんな内容かを確認することができます。著作権の問題は別として、1970年から放映されていない映像がネットにアップされているということには驚きを覚えます。

スペル星人のコンセプトはいかがなものかと思いますが、

「あたし忘れない、決して、地球人も他の星の人も、同じように信じ合える日がくるまで」

という台詞は印象的でした。

なぜ自主規制になったのかということについては、Wikiにも記載されていますが、封印作品の謎―ウルトラセブンからブラック・ジャックまで (だいわ文庫)にその経緯が載っていますので興味がある方は閲読してみてください。

封印作品の謎―ウルトラセブンからブラック・ジャックまで (だいわ文庫)
安藤 健二
大和書房
売り上げランキング: 132642
Post Date:2012年6月17日 

5日間でフリック入力を覚える

スマートフォンに最適な日本語入力方法とは

ガラケー(Feature phone:フィーチャーフォン)の時代、携帯メールが非常に苦痛でした。あの、キーを順番に押して「あ」→「い」→「う」→「え」→「お」と入力していくマルチタップ入力が苦手だったからです。なので、ガラケー時代のメールの返信は「了解」が定番となっていました。

スマートフォン(iPhone)になってからは、日本語フルキーボード(QWERTY)が使えるようになりましたが、それでも片手での入力にストレスを感じずいはいられませんでした。

フリック入力の方が日本語入力には適しているのではないかと思いながらも、PCで長年使い続けてきたQWERTY配列のキーボードに固執してしまっていたのです。

フリック入力とは

フリック入力とは:

日本語入力方式としてのフリック入力は、テンキー風に配置された各行のあ段(あかさたなはまやらわ)の周囲に、十字型や扇形に他の4段(い段、う段、え段、お段)が(潜在的に)配置されており、あ段のキーを押しつつ目的の文字の方向に指をスライドさせる(弾く)ことで、文字を入力する。
は段であれば、下記のように配置されています。
フリック入力の「は段」

「ふ」を入力するのであれば、「は」から上に指をフリック(スライド)させます。

フリック入力で「ふ」を入力する

文章や画像では伝えづらいので、フリック入力を知らないという方は、下記の動画をご覧ください。iOSのバージョンが古くソフトウェアキーボードの配列は現在とは若干異なりますが、入力方法については同じです。


フリック入力をマスターしたい

前から気にはなっていたフリックでの入力ですが、契機となったのは、月曜日の朝、電車で隣に立っていた初老の男性でした。彼は、吊り革に掴まりながら、片手にiPhoneを持ってフリック入力ですらすらとメールを書いていたのです。丁度そのとき自分はQWERTY配列のキーボードでTwitterと格闘していました。

「怠惰」、「劣等感」そんな思いにかられて、フリック入力に関する文献を探してみました。見つけたのは奈良先端科学技術大学院大学の小町守氏とアップルの木田泰夫氏による『スマートフォンにおける現状と課題』という論文でしした。

スマートフォンの日本語入力で文字確定時に次の候補として表示されるのが、テキストマイニングの技術でも利用されるn-gram(共起)という技術が使われていること、スマートフォンでの曖昧入力などを読んで、日本の技術であるフリック入力をマスターしなければならないという気持ちに駆られたのです。

フリック入力を覚えるために3つのことを決めました。
  1. ゴールを設定する
  2. iPhoneでの日本語入力をフリックに制限する
  3. トレーニングアプリを購入する

目標をたてる

何事にもゴールの設定が必要です。また、あまり長い期間をかけると意志薄弱な自分は飽きてしまうので、下記の目標を掲げました。
  1. 片手操作で60文字/分(1秒1文字)
  2. 1週間以内にマスターする
  3. 練習場所はスキマ時間を使って電車内の20分×往復/日(40分以内/日)
移動中に文字入力をスムーズにするということが目的なので、iPhoneを片手に持って親指操作で1分間で60文字入力できれば十分です。

iPhoneの設定でフリック入力しかできなくする

フリックの練習開始に当たって、普段から日本語入力をフリックでしかできないようにしてみました。覚えてからでもよかったのですが、他の入力方法が選択できてしまうと、逃避行動に走ってしまいそうになるので、iPhoneのキーボード設定から日本語フルキーボードを削除し、日本語テンキーだけにしました。


更にフリック入力しかできなくするために、日本語テンキーをタップし、ソフトウェアキーボード配列で『フリックのみ』を選択します。

日本語テンキーで入力方法をフリックのみと設定する

これで日本語入力はフリックしか使えなくなります。環境を制限することも重要です。

フリック入力のトレーニングアプリを購入

ガイダンスが何もないと練習もやりずらいので、フリック練習用アプリを探してみました。ゲーム的な要素が強いものや、いきなりフリックで文字を入力させるようなものはトレーニングにはならないので、初歩的なことから系統立てて練習できるアプリということでFlick Masterを購入しました。

iOS App Flick MasterFlick Master
せっかくiPhone買ったのにローマ字入力だけじゃもったいない!



Flick Masterのトレーニングモードには、初級→中級→上級→ブラインド→超上級者専用「鬼レッスン」とあります(※自分はブラインドのLesseon5までしか完了していません)。例えば、初級トレーニングには下記の7レッスンがあります。1文字入力から覚えるようになっており、ガイドがでるのでどこに入力する文字があるのかが分かるようになっています。レッスンを進むとガイドが出なくなります。

初級トレーニングモード
  1. 基本の入力「ア段」を覚えよう
  2. 基本の入力「イ段」を覚えよう
  3. 基本の入力「ウ段」を覚えよう
  4. 基本の入力「エ段」を覚えよう
  5. 基本の入力「オ段」を覚えよう
  6. 基本の入力をマスターしよう(ガイドが時々消えます)
  7. 濁音や小文字などの入力を覚えよう
基本の入力「ア段」を覚えよう
基本の入力「ア段」を覚えよう
各レッスンともにGOLD、SYLVER、BRONZEのレベルが設定されており、クリアできなければ先に進めることができません。月曜日の帰宅時から開始して、金曜日の帰宅時にブラインドのLesson5まで進めることができました。

Flick Masterにはチャレンジモードがあり、タイムを競うことができますが、残念ながら文字入力速度(分速)は計測できないので、ゴールとして定めた60文字/分を計測するためにFlick Fanを使ってみました。フリック ファンは、単語や単文でフリック入力をして分速を求めてくれます。

5日間で60文字/分を達成

Flick Masterでのトレーニング終了後に、フリック ファンを使って自分のフリック入力速度を計測していました。そしてトレーニングを開始してから5日目の金曜日の帰宅時に、ついに分速60文字を達成することができました。

3級/うさぎなみ

フリック入力のコツ

スマートフォンにおける現状と課題』の曖昧入力についての記載にありましたが、濁音半濁音促音拗音の入力がフリックでは2回以上の操作が必要で面倒です。Flick Masterでも濁音や小文字入力の練習もありますが、実際の文字入力では濁音、半濁音、促音や拗音といった小文字については、省力して入力しても候補として補ってくれるということが分かりました。

下記が実際の入力で試した結果です。

フリック入力で科学をかかくと入力
『科学』を『かかく』として入力(濁音の割愛)
フリック入力でサポートをさほーとと入力
『サポート』を『さほーと』として入力(半濁音の割愛)
フリック入力で発達をはつたつと入力
『発達』を『はつたつ』として入力(小文字の割愛)
何れの場合に於いても変換候補として、本来入力しようとしている文字(科学、サポート、発達)が表示されます。この予測変換の法則はPCの日本語入力システム(IME)にはありませんので、スマートフォンにおける日本語文字入力の簡素化のために独自に考えられたものだと思います。そう考えるとiPhoneという舶来品に対して日本語環境を賢明に改善している開発者に愛おしさすら感じて気きます。

今日の一曲

Before & After Science、アルバムタイトルからしてシュールですが、特にB面に収録されている「By This River」は、単調なピアノフレーズが心地よく全身に染みわたってきます。歌詞もとてもシンプルなのですが、歌い出しの Here we are, Stuck by this river, You and I ♪ からして解釈に悩み、君とボクが共に川の前で立ちすくんでいるのか、川を挟んで二人の距離と存在を認識しあっているのか... など、勝手に想像しながら聴いています。 With impressions chosen from another time, time, time  ♪ 共有していない時間なのか、それとも今とは違った過去のことなのか、今宵も悩みながら聴き続けます。

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