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Post Date:2021年2月18日 

小型ミラーレスカメラの魅力

Pentax Q10 ダブルズームキット

「カメラを手にしたのはいつですか?」

写真を趣味としていなければ、昔、買ったデジカメはあるけど、最近はスマホでしか写真を撮っていないという方が多いのでないでしょうか?

写メという言葉があったときは、カメラで撮った写真と携帯で撮った写真は明確に別として分類されていましたが、いまや日常の中では 写真=スマホ です。

データからみてもデジカメ市場は瀕死の状態です。

下図は、一般社団法人 カメラ映像機器工業会の統計データから国内出荷台数をグラフにしたものですが、スマホのカメラの性能向上に反比例してデジカメの需要は衰退しています。

2020年の国内デジカメ出荷台数は、はコロナの影響もあってか、ピーク時の1/10程度となり、20年前より少なくなっています。

デジカメ国内出荷台数

それでも趣味としてカメラを楽しんでいる人もいるので、専門的なカメラ(一眼レフ)の需要は一定度はあるのではないかと思い、レンズ交換式カメラに絞ってグラフ化してみましたが、

一眼レフの国内出荷台数も2013年をピークに下落していました、、、。

一眼レフ・ミラーレス国内出荷台数

そんな需要が落ち込むデジカメ市場の中で健闘しているのがミラーレスカメラです。

2020年はピーク時の4割程度となっていますが、2018年に一眼レフの出荷台数を追い越しています。


ミラーレスカメラとは

一眼レフカメラでは、レンズを通した画像をカメラの中にあるミラー(鏡)で反射させ、ファインダーで被写体を確認することができます。

ミラーレスカメラは、この光学ファインダーで被写体を確認できる機構がなく、電子的な画像を液晶モニターで確認します。光学ファインダーで視るための反射させる鏡がカメラの中にないからミラーレスです。

ミラーレスカメラの特徴は

  • 軽量・小型
  • 一眼レフより安価
  • レンズを交換できる

と、手軽にカメラで撮る楽しみが味わえます。


小型ミラーレスカメラ

Pntax Qシリーズは、「小型・軽量」「レンズを交換できる」といったミラーレスの特徴を最大限に生かしたカメラです。2011年に初代が発売され、その後、ミラーレス全盛期の2012年から2014年にQ10からQS-1へと変遷していきました。

とても小さく、片手に乗るサイズで、手軽に持ち歩けるカメラです。レトロなデザインとカラーバリエーションは年代性別を問いません。

Pentax Q サイズ 重量 発売年
Q10 3.35 x 10.2 x 5.8 cm 180g 2012年
Q7 3.35 x 10.2 x 5.8 cm 180g 2013年
QS-1 3.40 x 10.5 x 5.8 cm 203g 2014年

随分と前に、標準ズーム/望遠ズームがセットになっていたQ10ダブルズームキットを購入しましたが、未だに中古はもちろんのこと、新品も出回っているのに驚きです。

Qシリーズは専用(小型)レンズが豊富にあり現在でも販売されています。一眼レフのレンズのように高価ではないので、レンズを交換するという楽しみ方もできます。

座敷箒(短柄) レンズタイプ レンズの説明
01 STANDARD PRIME 標準単焦点 人の自然な視野に近い画角で、風景撮影やポートレートなど、様々な被写体に適したレンズ
02 STANDARD ZOOM 標準ズーム 広角から中望遠域をカバーする使いやすい標準ズームレンズ
03 FISH-EYE フィッシュアイ 人間の視覚を超えたワイドな画角、遠近感を強調した立体感のある写真効果を演出
04 TOY LENS WIDE 広角単焦点 まるでトイカメラで撮影したような柔らかな味わいの描写を手軽に楽しむことができる広角レンズ
05 TOY LENS TELEPHOTO 望遠単焦点 望遠レンズにして、まるでトイカメラで撮影したような写真効果が得られるレンズ
06 TELEPHOTO ZOOM 望遠ズーム スポーツや風景など対象と距離のある場合に適した望遠ズームレンズ
07 MOUNT SHIELD LENS 標準単焦点 ボディキャップの感覚で使用できる薄型コンパクトレンズで、トイカメラで撮影したような写真効果が得られる
08 WIDE ZOOM 超広角ズーム 被写体まで距離のとれない狭い空間や、広大で遠近感を強調した風景写真などが撮れる広角ズームレンズ(生産終了

自分なりの写真を

カメラの知識もまるでないのに望遠レンズで使いたいという理由でQ10を購入しましたが、色々とイジっていると、

  • F値(絞り)
  • シャッター速度
  • ISO感度

の値を変更することによってボケブレができ、味わいのある写真が撮れるということが素人なりに理解できました。

望遠レンズで、F値を小さくする(絞りを開く)と、ピントが合う範囲が狭くなり、被写体にピントを合わせると、それ以外がボケてそれっぽい写真が撮れます。

望遠ズームでF値を下げて撮影

またシャッタースピードを遅くして撮ったブレのある写真も味わいがあります。

望遠ズームでシャッター速度を落として撮影

レンズは、ダブルズームキットに04を追加した下記の3種類のレンズを使っていましたが、値段がとっても可愛いかったので 07を購入してみました。

  • 02 STANDARD ZOOM(標準ズーム)
  • 04 TOY LENS WIDE(広角単焦点)
  • 06 TELEPHOTO ZOOM(望遠レンズ)
  • 07 MOUNT SHIELD LENS(標準単焦点)

マウントシールドレンズは、「これレンズなの?」という薄さで、レンズもピンホールのようです。しかし、このレンズで撮った写真のチープ感は素敵です。

Pentax Q10 / 07 MOUNT SHIELD LENS

片付けなきゃと思いながら何気なく撮った部屋の写真ですが、焦点範囲が狭いのでいい感じに周りをボカしてくれます。

07 MOUNT SHIELD LENS で撮影した部屋

Q10ダブルズームキットを購入したので、普段は標準ズーム(02)を装着していますが、いまさらながら標準レンズの 01 STANDARD PRIME が欲しくなってしまいました、、、。


オススメのミラーレスカメラ

普段から持ち歩くことを考えると型落ちモデルの小型ミラーレスカメラが価格的にもオススメです。

Q10の性能で十分にカメラを楽しめていますので、Q10という選択肢もありかとは思いますが、Q10を使っていて不便なのは、撮った写真を直ぐに共有できないことです。

いまの時代、日常使いのカメラとするのであれば、Bluetoothなど無線でスマホと連携できる機能は必須です。あとは見た目の可愛さですかね。

メーカー 型落ちモデル
OLYMPUS PEN E-PL9
Cannon EOS M100
FUJI FILM X-A5
Panasonic DC-GF9

スマホで写真を撮って加工する時代だからこそ、カメラが持つ本来の光の調節機能を活かしたボケブレは写真を撮る楽しみを教えてくれます。

ステイホームの中、カメラの使い方を学ぶのも悪い時間の過ごし方ではありません。

Post Date:2021年2月12日 

GoogleスプレッドシートでグラフをWEBに公開する方法

ゾウでもわかるGoogleスプレッドシート

Googleスプレッドシートで作成したグラフは、画像としてダウンロードしなくても、そのままブログやサイトに掲載できるということに最近気が付きました。


Googleスプレッドシートのグラフ公開手順

手順はとても簡単です。

  1. 作成したグラフをクリック
  2. グラフ右上に表示される「」(縦三点リーダー)をクリック
  3. グラフを公開 を選択
Googleスプレッドシートで作成した円グラフ

「グラフの公開」を選択すると「ウェブに公開」というページに遷移しますので「公開」をクリックします。

Googleスプレッドシート「ウェブに公開」

埋め込むタブを選択するとhtmlコード(iframe)が表示されます。

埋め込みコードの取得

グラフは、インタラクティブ画像を選択ができます。インタラクティブを選ぶとグラフにマウスポインタを合わせるとポイントしたグラフの値が表示されます。

下記はバーチャートの表示例です。

Googleスプレッドシートのグラフを直接参照しているので、スプレッドシートでグラフが参照しているデータやグラフを変更すると公開しているグラフも連動して変更されます。またスプレッドシートを削除してしまうと表示されなくなってしまいます。


スマホの表示が崩れる

取得した埋め込みコードのままだと、グラフのサイズによってはスマホの表示が崩れてしまいます。

スタイルシートで調整しようとしましたが挫折しました。コード上のwidth(横幅) と height(高さ)を適宜調整してください。

無知は罪なりでした、、、、。

Post Date:2021年2月2日 

最強のフローリングモップ

MUJI木製ポールと山崎産業ハイマジックドライモップ

無印良品の木製ポールと山崎産業のドライモップとウェットモップを組合せたら

  • 掃除能力
  • エコ
  • サスティナブル
  • デザイン

に優れた、最強のフローリングモップが完成しました。


互換性

山崎産業のドライモップ(乾拭き用)とウェットモップ(水拭き用)は、専用のモップにマジックファスナーで装着するタイプです。しかし、ヘッド部のサイズは通常のフローリングワイパーとほぼ同じです。

下表は、モップを取付けられる状態にしたときのヘッドと交換用モップのサイズ比較です。

山崎産業 無印良品
ヘッド部 幅22.8cm×奥行9.8cm 幅23.2cm×奥行9.0cm
ドライモップ 幅32cm×奥行19cm 幅29cm×奥行16cm
ウェットモップ 幅27cm×奥行15cm 幅28cm×奥行13cm

無印良品のフローリングモップは、カバーを外すと上下にマジックテープが貼られています。ここに山崎産業のモップを貼り付けます。

MUJI木製ポールと山崎産業マイクロファイバーモップ

上写真の右がドライモップ、左がウェットモップになりますが、ヘッドの奥行きが0.8mm違うので、山崎産業のヘッドに装着したときよりも隙間が少しできますが、使用上の問題は全くありません。

無印良品のヘッドに山崎産業のモップを取り付けるとこんな感じです。

無印良品フローリングモップ+山崎産業 ドライモップ
MUJI木製ポールと山崎産業ハイマジックドライモップ
無印良品フローリングモップ+山崎産業 ウェットモップ

掃除能力に長けた山崎産業のモップ

山崎産業は、家庭用だけでなく掃除のプロや業者向けの掃除用具を製造・販売している会社です。山崎産業のフローリングモップで掃除をすると「キレイになった」と実感できます。やっぱり餅は餅屋です。

モップの素材であるマイクロファイバーは、髪の毛の1/10と極細で、断面が多角形の化学繊維です。細い繊維で埃を絡め取り、ゴツゴツした断面で汚れをかき落とします。

しかし、単にマイクロファイバー素材であるというだけではなく、この繊維の特徴を生かして掃除能力を高める構造のモップです。


ドライモップ(乾拭き用)

山崎のドライモップは、側面のループ状になっている部分と、中央部の短い毛(カットパイル)のダブル構造で、下記のように説明されています。

  • ループ部で髪の毛や埃をからめ取る
  • カットパイル部で皮脂汚れをかき取る
  • マイクロファイバーでつやが甦る

ループ状の部分は壁際やコーナー部分に溜まった埃や髪の毛も絡め取ってくれます。

ハイマジックドライモップのループ部

普段はこちらのドライモップを装着して部屋の片隅に置いています。ループ部に絡まった埃や髪の毛はカーペットクリーナーで取っていますが、全体的に汚れてきたら洗濯ネットに入れて洗濯機で洗っています。


ウェットモップ(水拭き用)

フローリングを水拭きすると、砂埃や皮脂で汚れていることに気付かされます。定期的に水拭きをしたいものですが、雑巾掛けは重労働で面倒です。しかし、モップ掛けなら簡単です。

山崎産業のウェットモップは、ふかふかのマイクロファイバー部分と硬い繊維のストライプ構造になっていて、洗剤を使わなくても水だけで黒ずみ(皮脂汚れ)もかき落としてくれます。

ハイマジックウェットモップのストライプ構造

使用後には水洗いをして干していますが、汚れが目立つようになってきたら洗濯機で洗います。


力を入れやすい木製ポール

無印良品の木製ポールは、構造的に強度のある一本柄のポールです。また直径が2cmもあるので、ポールが湾曲することもなく、ゴシゴシと力を入れた水拭きが気持ちよくできます。

ポールを握った木の感触も完璧です。

MUJI木製ポールと山崎産業ハイマジックウェットモップ

下の写真の左は、山崎産業のフローリングワイパー(一本柄)で、右が無印良品の木製ポールです。太さがかなり違います。

フローリングワイパー ポールの比較

エコでサスティナブルなモップ

取り替えシートを使うと毎回ゴミが発生しますが、ドライモップとウェットモップは繰り返し使えますので都度ゴミが発生しません。また定期的に取り替えシートを購入する必要がないので、トータルコストで見ると経済的です。

モップはマジックテープでバリバリと剥がして交換するので、ヘッドのマジックテープ部分は繰り返し使っていれば次第に粘着力が弱くなるに違いありません。しかし、無印良品の掃除用システムは、ポールとヘッドが別々になっているので、ヘッドだけを交換できます。

ヘッドを装着するためのツメも交換可能です。

MUJIアルミ伸縮式ポールと木製ポール

木製ポール自体が壊れるということはないと思うので、必要なパーツを交換しながら長く使えそうです。


出しっ放しにできる木製ポール

毎日使う掃除用具だからこそ、心惹かれるデザインであって欲しいと思います。木製ポールは部屋の片隅に立てかけていても、出しっ放し感がありません。

部屋に置ける掃除用具

機能的で長く使えてデザイン性が高いということを考えれば、買って損のない逸品です。


木製ポールは無印良品のサイトで購入できる

無印良品の木製ポール(110cm)は、残念ながらAmazonや楽天では購入できません。しかし、店舗に行かなくとも 掃除用品システム・木製ポール 室内用 通販 | 無印良品 で購入することができます。

無印良品の掃除用品システムにもドライモップとウェットモップがありますが、山崎産業のモップの組み合わせることで格段に掃除能力が向上します。

組み合わせることでデザイン・機能的に優れたオススメできるフローリングモップとなります。気に入った掃除用具ができれば毎日の掃除も楽しくなります。


もう一つの掃除用具

木製ポールを購入したときにもう一つ無印良品で掃除用具を購入しました。

象と散歩: 掃除の基本は「掃いて」「拭く」(吾妻箒) で新しく購入した箒について書いていますが、掃いたゴミはカーペットクリーナーで収集しています。

でも、エコじゃない。

室内用の塵取りでいいものがないかと探していたのですが、これというものが見つかっていませんでした。MUJIのチリトリは、190円と安価だし、デザインもシンプルなので併せて購入。

MUJI掃除用品システム チリトリ

掃いたゴミの大半はチリトリで収集できますが、仕上げはカーペットクリーナーが必要です。カーペットクリーナーのシート利用が減るのでゴミ量を減らすことはできます。

使用後に静電気で細かな塵がチリトリに付着しますが、水でキレイに洗い流せます。

【無印良品 公式】 掃除用品システム・ちりとり
価格:190円(税込、送料別) (2021/2/3時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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