2016年2月8日月曜日

電子タバコが燻らす煙の光と影 ~ リキッドの選び方 ~

このエントリーをはてなブックマークに追加
BI-SO

ゴールドマン・サックスが2013年8月に発表した「8つの創造的破壊」分野のひとつが電子タバコでした。いま電子タバコは世界的に広く普及してきています。少し前の資料になりますが、Vaping takes off as e-cigarette sales break through $6bn - Telegraph によると、2017年には世界で100億ドルの市場になると予想されています。

Vaping takes off as e-cigarette sales break through $6bn

リキッド式の電子タバコ

日本では、JTやフィリップモリスの加熱式タバコが販売されていますが、欧米で普及している電子たばこは、Vape (ベイプ)と呼ばれる、リキッドを加熱して蒸気にして吸うタイプです。リキッド式の電子たばこを吸うことは Vaping といいます。日本でもVape(ベイプ)ということもありますが、一般的には電子たばこです。ちなみにWHO(世界保健機関)では、Electronic nicotine delivery systems(ENDS):電子ニコチン伝送システムと表記されています。

VAPEをcollins(英語辞書)で調べると
to inhale nicotine vapour (from an electronic cigarette)
電子タバコでニコチンの蒸気を吸うこと
とあります。

Googleトレンドで検索ワードとして Vapeというワードが使われるようになったのは、2013年頃からです。

また WF-DallasMarch2014.ppt - E-Cigarette Politics によれば、米国では2021年に販売額で、2023年には販売数でタバコを電子たばこが上回ると予想されています。

WF-DallasMarch2014

欧米での電子タバコの普及は、紙タバコの高価格が要因のひとつと考えられるため、日本でもタバコの価格の上昇にともなって広く普及していくかもしれません。しかし、日本ではニコチンを含むリキッドの販売は薬事法で認められていません。

電子たばこの有害性

電子タバコの煙と戯れる(eGO-CE4) | 象と散歩 でも電子たばこの有害性について触れていましたが、2015年5月21日に厚生労働省から電子たばこの蒸気に発がん性物質の「ホルムアルデヒド」が、通常のたばこよりも多く検出されたいう発表がありました。電子たばこの蒸気に含まれる有害物質の詳細については、電子タバコ蒸気に含まれる有害化学成分にあります。また 電子たばこは普通のたばこより発がん性高い、ホルムアルデヒド悪影響、有力医学誌で警告|welq [ウェルク] には、ホルムアルデヒドの発生原因が記載されています。
電子たばこの蒸気を作り出す過程で、ホルムアルデヒドを含むヘミアセタールが形成される。電子たばこのリキッドを蒸気に変えるために電圧をかけることで発熱し、プロピレングリコールとグリセリンが酸素のあるところで熱せられる時に起きる。電圧が低い場合(3.3V)にはホルムアルデヒドを放出する物質は形成されなかったが、電圧が高い(5V)とホルムアルデヒド放出物質が検出された。
厚生労働省の発表では国内で流通する9銘柄中4銘柄で高い濃度の発がん物質が検出されたとありましたが、具体的な銘柄についての発表はありません。しかし、粗悪なリキッドが国内で流通しているということは認識した方がよさそうです。

上記の電子たばこの有害性についてまとめると、

国内で入手可能な子たばこのリキッドには粗悪なものがある。リキッドの成分であるプロピレングリコールとグリセリンが高温で熱せられると発がん性の高いホルムアルデヒドが形成され、アトマイザーが焦げているときには特にその濃度が高くなる。

ということになります。つまり電子たばこを利用する上では下記の注意が必要だということです。

  • 粗悪品のリキッドは購入しない
  • 電子たばこの電圧が5V以下のものを利用する
  • アトマイザーはこまめに交換する

電子たばこのリキッドを選ぶ

日本ではリキッドタイプの電子タバコに対する規制がありませんが、電子煙草の表記の統一や安全管理や技術の向上などを目指して2010年に JECIA 一般電子たばこ工業会 が設立されています(詳細は 一般電子たばこ工業会|電子煙草 を参照)。

電子たばこのリキッドを購入するときには、上記の一般電子たばこ工業会に参加している企業、もしくは安全性が担保されているものを選びましょう。

最近、愛用している 電子タバコ リキッド ハイパーメンソール BI-SO Liquid 15ml は、国産ブランドでニコチン、ジエチレングレコール、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドが未検出であるとの検査書を掲載しています。また主成分のプロピレングリコールと植物性グリセリン、そしてハッカ成分は国産品です。吸ってみると清涼感のあるしっかりとしたハッカ味の煙を楽しめます。


eGo-CE4 を使い続けている理由

電子タバコの煙と戯れる(eGO-CE4) | 象と散歩 を書いたのが2014年4月なので、eGo-CE4を使い始めてから2年近くが経ちます。eGO-CE4はシンプルな構造でバッテリー部分とリキッドを入れるタンクとリキッドを熱して蒸気を発生させるアトマイザーとの二つのパーツで構成されています。eGo-CE4のカタログ上の電圧は3.3V-4.2Vなので、ホルムアルデヒドの発生は抑えられていると考えられます。

バッテリー部
ego-ce4バッテリ

アトマイザー部
ego-ce4アトマイザ

バッテリーもアトマイザーも消耗品で交換が必要ですが、eGo-CE4は広く普及しているので消耗品の入手も簡単で価格も安価です。また十分に煙を燻らせることもできるので、他の製品に切り替えることなく使っています。

バッテリー

バッテリーは、300回まで充電可能とありますが、1年8か月で交換しました。


こちらはメタル タイプのバッテリーです。


また通常は650mAのタイプですが、1100mAの大容量バッテリーもあります。

アトマイザー

アトマイザーの交換時期も利用頻度によりますが、
  • 煙の量が減ってきた
  • 吸うと焦げた味がする
  • タンクにひびが入る
  • リキッドが漏れる
などの症状がでたら交換が必要です。電子たばこの有害性でアトマイザーが焦げているとホルムアルデヒドの濃度が高くなるともあるので、焦げ臭くなったら早めに交換しましょう。

充電ケーブル

下記の充電器はeGo-CE4でも使えるUSB急速充電器です。

eGo-CE4とiQOSで電子たばこライフを始めよう

タバコは成人として、その有害性を認識した上で個人で楽しむのであればいいのですが、周りの人にも匂いや副流煙で迷惑をかけてしまうことがあります。

フィリップモリスが昨年発売したiQOS(アイコス)は加熱式のタバコで有害物質も匂いも軽減されています。iQOSは紙タバコの代替品となり得るものですが、吐き出される蒸気の量は少なく、煙を燻らせるという楽しみに欠けています。一方、eGo-CE4は十分に煙とフレバーを楽しむことができますが、ニコチンは含まれていません。

タバコをやめられないけど、周りの人や家族を気遣うのであればeGo-CE4とiQOSの両輪で電子たばこライフを楽しまれてはいかがでしょうか。

eGo-CE4を始めるのであれば、一式がセットになった 電子タバコ eGo -CE4 スターターキット【並行輸入品】が便利です。


もっとお手軽に始めるのであれば、下記からでもいいかもしれませんが、バッテリーの充電には3時間かかりますので、予備バッテリーがあった方が便利です。


電子タバコ入門用 ego-ce4 お手軽キットを選んだ場合は、リキッド補充用ボトル の購入をおススメします。下の写真は リキッド補充用ボトル とBI-SOハイパーメンソールとの先端部を比較していますが、細く長い先端の リキッド補充用ボトル は、リキッド補充が簡単にできます。

BI-SO先端


その他、eGo-CE4の使い方については、電子タバコの煙と戯れる(eGO-CE4) | 象と散歩 を参照してください。

2017.03追記
現在、愛用している Joyetech eGo AIO (読み方:イーゴ アイオ)の方が圧倒的な爆煙量でエクトプラズムなみです。値段も実売価格で¥2,000 前後です。いまいまで購入を検討されるのであれば、こちらも参考にしてみてください。
eGo AIO の煙に魅せられて | 象と散歩

関連記事


コメントを投稿