2016年2月11日木曜日

飛行機の中での快適な音空間

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 audio-technica カナル型イヤホン ノイズキャンセリング ATH-ANC23

時差ボケを解消する3つの方法 | 象と散歩 で紹介した audio-technica カナル型イヤホン ノイズキャンセリング ATH-ANC23 を何回か機内で使ったのですが、思った以上に快適でおススメできます。普段からノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを使うのであれば別な選択肢があると思いますが、飛行機や電車での長距離移動のときだけに利用するのであればこれが最適解です。


ノイズキャンセリングの仕組み

audio-technica ATH-ANC23 のノイズキャンセリングの仕組みについては取説に説明がありました。
ヘッドホンに内蔵された小型マイクロホンで周囲の環境騒音(乗り物内での騒音やエアコンの空調音など主に300Hz以下の騒音)を集音し、その逆位相音を出して騒音を打ち消す仕組みになっています。その結果、環境騒音が低減して聞こえます。
audio-technica ATH-ANC23 取扱説明書から
ヘッドホンに内蔵された小型マイクロホンがどこにあるかと探してみると、オーディオ テクニカのロゴマークを囲む円の中に3か所のスリットがありました。ここから集音して、その逆位相音を生成して騒音を軽減させているようです。

オーディオテクニカ ノイズキャンセリング イヤホン

集音した音に対しての逆位相音を出しているので、ノイズキャンセリング機能をONにすると、少し耳に圧を感じます。

機内で使うノイズキャンセリング イヤホンの外せない条件

飛行機でノイズキャンセリング イヤホンを使う理由はもちろん騒音対策ですが、機内での利用を考えると下記の条件を満たすことが必要です。
  • ミニプラグである
  • 単4電池で長持ちする
  • 耳に付けたまま寝れる
  • 高価なものではない

ミニプラグである

国際線の飛行機に乗るときには、機内の映画は楽しみのひとつです。ノイズキャンセリングされた快適な環境で映画をみるためにはミニプラグであることは必須です。Bluetoothで接続するワイヤレス タイプだと機内エンタメを楽しむためには使えません。

audio-technica ATH-ANC23 には2ピンの航空機用変換プラグも付属しています。

audio-technica カナル型イヤホン ノイズキャンセリング ATH-ANC23 航空機用変換プラグ

しかし、最近の飛行機は、そのままミニプラグを利用することができます。

ANA国際線のプラグ形状

上の写真は、ANAの国際線のヘッドホンジャックです。ジャックは2ピンですが下の穴にイヤホンのミニプラグを差し込めば、ステレオで聴くことができます。

ANA国際線のヘッドホンプラグ

ヘッドホンのプラグは2ピンですが、よく見ると一方(写真の右)はミニプラグです。

単4電池で長持ちする

ノイズキャンセリング イヤホンを普段は使わないのであれば、充電タイプではなく、どこでも購入できる電池で動くことが大切です。単4電池であればコンビニや空港でも購入できます。

また映画をみたり、音楽を聴いたりしているとき以外でも、ノイズキャンセラーとして使うので、機内では電源は常時ONです。

audio-technica ATH-ANC23 は単4電池1本で60時間動作します。出発前に新しい電池に交換していけば、日本に戻ってくるまで電池交換する必要がありません。

audio-technica カナル型イヤホン ノイズキャンセリング ATH-ANC23 電池ボックス

耳に付けたまま寝れる

機内での快適な睡眠にはノイズキャンセリング イヤホンは必須です。カナル式イヤホンであれば顔を横にしてもさほど邪魔にはならないのでノイズキャンセリングされた状態で眠ることができます。また荷物にもならないので気軽に持っていくことができます。

高価なものではない

飛行機に乗るとき、電車やバスで長距離を移動するときだけの利用であれば、毎日使うものではないので、あまり高価なものは選択できません。しかし、安かろう悪かろうでも困ります。そういう意味では audio-technica ATH-ANC23 は性能面でも価格面でも納得ができます。

ただシャビーです。



上記のふたつについては、カタログ値とレビュー内容から検討から外れましたが、AKG カナル型 ノイズキャンセリングイヤホン K391NC がもう少し安ければ、こちらを買いたかったのですが、、、


ノイズキャンセリングの世界は無音ではない

audio-technica カナル型イヤホン ノイズキャンセリング ATH-ANC23

ATH-ANC23は300Hz以下の環境騒音を90%削減するとあります。確かに機内では「ゴォーーー」という低音はかなり軽減されますが、決して無音の世界になるわけではありません。

環境騒音のガイドライン には、
会話音の音響エネルギーは大部分が 100Hz~6kHz の周波数領域に存在し,そのうち 300Hz~3kHzは会話の理解に最も重要な役割を果たして いる。
という記載があります。つまり人の声やアナウンスは、ノイズキャンセリング状態でも結構はっきりと聞こえるということです。

実際にノイズキャンセリング イヤホンを使ってみないと、環境騒音がどの程度カットされるのかはわからないと思います。しかし、どのくらい騒音が提言できるかのイメージは、下記の動画をみればわかると思います。

KING JIM デジタル耳せん MM1000 は、300Hz以下の環境騒音を90%(-20db)削減とあり、カタログ値上は audio-technica ATH-ANC23 のノイズキャンセリング機能と同等です。



【余談】機内ではトマトジュースが美味しいらしい

飛行機の騒音の中では味覚も変わるという記事がありました。機内では、うま味成分のアミノ酸を多く含むトマトジュースが、地上で飲むより美味しく感じるようです。ぐっすりと寝るためにも飲酒は控えてトマトジュースを頼みましょう。

原文はこちらから。
On planes, savory tomato becomes favored flavor | Cornell Chronicle

日本語の記事はこちらになります。
トマトジュースが機内で人気の理由 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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