秋といえばアオリイカ?でエギングについて触れましたが、その後すっかりとはまってしまいました。
エギングの初回は朝まずめ(日の出前後)、2回目は活性の高い夕まずめ(日没前後)とまずめの時間帯だけを意識して出かけました。釣果は、何れもスミイカ1杯、甲イカ(スミイカ)1杯です。2回目は子供も参戦して、私より大きな甲イカを釣り上げていました。
仕事も趣味も色々と調べるていくと、新しい発見があり、工夫を必要とし、面白さを更に見いだすことができます。 調査の基本は、ネット、書籍、クチコミ(現場)です。そして実験と実践です。エギングに適した場所、時間帯、道具についてもう少し色々と調べてみました。
エギングの場所
初回は、以前に子供と釣りをした場所に行ってみたのですが、漁港の名前もわかっていませんでした。「
エギング釣り場ガイド」を購入して調べてみると、最初にエギングをしたのは、龍島港でした。2回目はガイドブックを見て近くの保田港に行きました。ガイドブックであたりを付けて、後は実際に行ってみてから、イカ墨の痕跡や、エギングをしている方に釣果を聞いてみるといいと思います。やさしい方が多く、どの辺りが狙い目であるとか、色々と情報を提供してくれます。
釣りをしていると「潮の流れが止まっているから今の時間はだめだよ」といわれます。潮の流れとは、引き潮、満ち潮を差し、満潮時や干潮時は潮が流れていません。干満の差が大きいほど潮の流れは速く、釣りに最適といわれているのが、干潮から満潮に変わる満ち潮の時間帯です。エギングに適しているのもこの時間です。潮の流れについては、「
潮が読めれば釣りはもっと楽しい!」に丁寧に記載されているので是非一読してみてください。
実際に
Yahoo!天気情報の釣りの天気で千葉県館山市を調べた結果が下記になります。潮の欄が干満の大きさを表し、大潮(おおしお)>中潮(なかしお)>若潮(わかしお)>長潮(ながしお)>小潮(こしお)の順です。潮の干満は、月の引力によるものなので15日周期で大潮4日、中潮4日、小潮3日、長潮1日、若潮1日、中潮2日のサイクルで回っています。
今週の土日は、日の出、日の入り時間とも、何れも満ち潮には当たりません。しかし、干満の差は日曜日の方が大きいようです。後、気にしなければならないのが風速と波の高さです。素人の私には、風速5m/s以上だと投げるのもままなりませんでした。
11月8日(土)
波(m) | 1.5メートル後2.5メートルうねりを伴う |
日の出/日の入り | 6:07 / 16:39 |
潮 | 長潮 |
干潮(時間)潮位(cm) | 4:35(57) / 18:43(98) |
満潮(時間)潮位(cm) | 12:38(127) / 22:54(108) |
11月9日(日)
波(m) | - |
日の出/日の入り | 6:09 / 16:37 |
潮 | 中潮 |
干潮(時間)潮位(cm) | 6:59(63) / 20:04(62) |
満潮(時間)潮位(cm) | 00:52(114) / 13:41(138) |
また潮位に関しては、
気象庁で千葉県館山市布良の毎時の潮位も見ることができますので、潮の流れが早い時間を調べることもできます。グラフにしたのが下記になります。
エギングの小物を購入
仕事を終えてから釣具屋さんを覗いてみました。釣具屋さんは大切な情報収集場所です。
餌木コーナーで整理をしていた若い男性の店員に声をかけてみると、エギングが大好きとのことです。自分が初心者であること(正直に初心者といわないと難しい言葉を連発されて悲しくなります)、使用しているタックル(釣り具)、釣りに行った場所、釣果などを簡単に説明しました。
氏曰く、まずめでの釣りには、「ケミホタル」は必需品と勧めてくれました。「ケミホタル」とは、化学発光体製品(ケミカルライト)でポキッと折ると発行するスティックです。この「
ルミカ ケミホタル25
」を付属のチューブにリーダーを通して、餌木の頭近くに取り付けるか、YO-ZURIのAORAのスケルトンボディであればお腹の部分に差し込むと餌木全体が淡い光を保ち、イカにアピールできると推奨してくれました。
また日没近くはどんどんラインが見えづらくなってくるので、竿先に「
ルミカ ぎょぎょライト」を付けることを勧められました。確かに前回、2杯とも日が沈んだ直後、急激に暗くなってくる時間帯で釣れたのですが、ラインはかなり見えづらかったです。
勧められるままに購入した4品ですが、すべて「ひかりもの」です。
甲イカ(スミイカ)の攻略
アオリイカを釣るつもりで、釣り上げていた甲イカですが、生息域が若干異なり、釣れ方が違うようです。アオリイカはフォールの最中(餌木が沈むとき)に餌木に食いつき、甲イカは餌木が海底に着底しているときに食いついているようです。甲イカを狙うなら、餌木を着底させたまま、リールを引く、「ずる引き」というのが有効らしいですが、根掛かり(餌木が海草や岩にひっかかること)も多いようです。店員の推奨する釣り方は、エギスナップに餌木と5連サルカンを付けて、サルカンの先に5号程度のナス型のオモリを付けると、餌木が海底には着底せず、少し浮いた状態で平行姿勢となるので、根掛かりせずに「ずる引き」ができ、甲イカがヒットする確立が高いといいます。
上の写真がセットした状態です。お風呂場で実験をしてみると確かにオモリが底についた状態でテンションをかける(糸を張る)と餌木は底から少し浮いた状態で平行姿勢となりました。
ラインとリーダの結束方法
電車結びを練習して、PEラインとリーダーを結んでいましたが、前回、甲イカ、アオリイカと連続で釣り上げて、浮かれた状態で結束部分を確認せずに、そのまま投げたらすっぽ抜けて、餌木だけが空の彼方に飛んでいってしまいました。店員さん曰く、FGノットの方がいいけど、電車結びの後にPEラインを数回編み込むだけでも「すっぽ抜け」防止になると実演してくれました。帰宅後早速練習をして習得。
準備万端です。3回目のエギングにチャレンジです。