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2008年7月6日

7月といえばノコギリクワガタ


ノコギリクワガタの採取

子供がクワガタムシやカブトムシに興味を覚えた数年前から、数十年ぶりにまた昆虫採集に行くようになりました。東京に住んでいてもまだまだ自然は身近にもあります。とはいってもクワガタの採取には八王子近郊まで足を伸ばします。遠くにでかけるので、ただ闇雲に森林を探索するのも効率が悪いので自分なりに工夫をしています。

【事前準備】
1.日中にクヌギやコナラの雑木林を散策して樹液の出ている樹を探す。(最初だけ)
2.クワガタムシの活動は夜間。
3.子供と深夜森に入るのは危険も伴うのでなるべく道路から近い樹を探す。
  近くに外灯があるのもポイント。
4.樹液に集まるノコギリクワガタはペアでいる。(効率よく採取ができる)
5.持ち物は、虫除けスプレー、懐中電灯、ピンセット、シャベル

そして最も大事なのは時期です。子供の時の経験からこの時期を見極めるようになりましたが、夏休み時期になるとカブトムシが台頭します。また誰もが虫取りを始め、大敵のスズメバチも樹液の周りに集まってきます。ノコギリクワガタは今の時期7月の初旬から中旬までに採取すべきです。特に梅雨が明ける前は、樹液がでている木がまだ少ないため、樹液が出ている木にはたくさん集まっています。

ということで、子供は夕方から寝かせて22時頃に起こしました。

22時半に自宅を出発。首都高が工事中で時間がかかって、23時45分現地到着。昨年一番樹液がでていた3本の樹を順番にチェック。1本目の樹はまだ樹液があまり出ていませんでしたが、コクワガタが数匹樹液に群がっていました。今回はノコギリクワガタ目的なのでそっとその場を離れ、2本目に移動。

2本目の木は住宅街の近くにあるコナラの大木です。近くに寄ると樹液の臭い。懐中電灯で照らすと思った通りたくさんのノコギリクワガタが樹液に集まっていました。殆どが雌の上に雄が覆い被さっているので容易にペアで採取できます。自己顕示欲なのか雌を守っているのかはわからないけど、世の男どももかくありたいですね。子供は大喜びです。

大木の裏側に回ると更に数匹のノコギリクワガタと多数のコクワガタを発見。懐中電灯で樹の上を照らすと雄のノコギリクワガタが2匹張り付いていました。子供とビーム光線といいながら懐中電灯の明かりを当てているとポトリと下に。シャベルで付近の葉っぱを払うと落ちたのは雄なのに雌を2匹捕獲。

3本目のクヌギの木に移動。しかし樹液は少量でコクワガタしかいませんでした。

本日の収穫は以上で終了です。所要時間は40分。(移動時間の方が長い...。)
収穫は、ノコギリクワガタ 雄 7匹、雌 7匹。(自宅で飼育するには十分な個数です)

無理矢理だけど、マーケティングもこの準備と時期を逃すとうまくいきません。とくにタイミングは大事ですよね。仕事でもこう、うまく事が運べばいいのですが(合掌)。

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