”もしもピアノが弾けたなら♪” という往年のヒット曲がありますが、「ピアノが弾けたらいいな」と思ったことはありますか?
もし、そう思われたことがあるなら、今がピアノを始める絶好の機会です。
- 電子ピアノの進化
- 音色
- 鍵盤タッチ
- リビングに馴染むデザイン
- ピアノ学習アプリの出現
- 自宅時間の増加
電子ピアノもデジタル・ピアノと呼ばれるようになり、ハイエンドモデルでは、音色も鍵盤タッチもピアノです。もちろん、エントリーモデルでもピアノ感が味わえます。
また後述する Flowkey(フローキー)、Skoove(スクーブ)などのピアノ学習アプリを使えばピアノ教室に通わなくても自分の好きな時間に効率的に練習ができます。
自宅で過ごすことが多くなったいま、家で楽しめる趣味は大切です。電子ピアノならヘッドフォンをすれば、朝でも夜でも音を気にせずに弾くことができます。
電子ピアノを選ぼう
電子楽器は値段の幅も広いので購入時に悩みます。
ハイエンドモデルのデジタルピアノがどんなものかと、楽器屋に行って、木製鍵盤にハンマーを採用しているCASIO CELVIANO(セルヴィアーノ)Grand Hybrid を弾いてみましたが、破壊的衝撃でした。
「スゴすぎるぞ、CASIO!!」
しかし、趣味でピアノを始めるには悩ましい価格です。
かといって、あまりにも安価なものを選ぶと、直ぐに次のが欲しくなってしまいますので、
- 弾き応えのある鍵盤タッチ
- ピアノを感じさせる音色
- 88鍵
これを念頭に、あとは、お財布との相談です。
また、部屋に出しっぱなしで、電源を入れれば、いつでも直ぐに弾けるというのは、練習を継続するために大切な要素です。
そのために
- 部屋に調和するデザインと色
- スリムなボディ(特に奥行き)
- 鍵盤カバーがある
ものを選びましょう。
Casio Privia
10年ほど前にCASIOが電子楽器の発売30周年記念モデルとして発売した Privia PX-7WE を購入しました。
当時、白いボディの電子ピアノは珍しく、艶消しの鍵盤も素敵です。
奥行きが30cmもないので、廊下に追いやられてしまいましたが、鍵盤をホコリから守るスライド式カバーがあるので10年経っても健在です。
このアニバーサルモデルのコンセプトは、Privia PX-770WE に引き継がれています。
スタイリッシュなボディ、奥行きが299mmと30cmないというのは魅力的です。
流石にキータッチは生ピアノとは異なりますが、音も悪くなく、エントリーモデルとしては最適です。
KORG C1 Air
KORG C1 Air のホワイト・アッシュも素敵ですけど、レッドはインパクトあります。転倒防止の金具を付けなれば奥行きは僅か26cmです。
10年前にもCASIOかKORGで悩んだことを思い出しましたが、両社のキータッチは個人的には好きです。
ピアノを練習しよう
随分とピアノからは離れていましたが、flowkey(フローキー)と出会い、また初歩からピアノを練習しています。
flowkeyは、ドイツ ベルリン発祥のピアノ学習アプリで、2015年からヤマハミュージックヨーロッパとのパートナーシップを締結しています。
ヨーロッパを中心に世界で500万人が利用していて昨年日本でもサービスが開始されました。
flowkey のメリットは、
- スマホ、タブレット、PCで利用可能
- レベルに合わせた練習が可能
- 楽譜とビデオ(手の動き)で演奏を確認
- マイクで音を拾ってアプリがリアルタイムに演奏を判定
- 両手、片手、リピートなどの補助機能が充実
です。
タブレットを楽譜台に置いて使っています。楽譜とビデオの両方が同時に表示されているので譜面が読めなくても練習できます。
電子ピアノとMIDIやUSBで接続しなくても、自分が演奏する音をマイクで拾って、リアルタイムに演奏の進行を楽譜上で表し演奏を評価してくれます。
また上手く弾けないところは、
- 演奏テンポを落とす
- 反復練習(リピート)
- 片手づつ練習する
などを使って効率的に練習することができます。
デメリットは、継続のモチベーション維持だけです。
クレジットカードを登録しないでアカウントが作成できて、無料でいくつかの練習ができるので、試して気に入ったら有料会員になりましょう。
月額利用料は$19.99、1年契約にすると月$9.99です。
同じくドイツ発祥の Skoove(スクーブ) もあります。利用料金も同じなので、両方のサービスを無料利用枠で試して比較してみてください。
20時間でピアノは弾けるようになる?
ジョシュ・カウフマン氏の「あらゆることをサクッと学ぶ方法」(英語タイトルは、The first 20 hours -- how to learn anything)を観ると、何をやるにも先ずは20時間頑張ってみようと思います。
彼の理論は、練習時間に比例してスキルは上達するけれど、一程度のレベルになると、そこから上達するには非常に時間がかかる。そして「20時間あればそこそこいける」というものです。
20時間というのは、1ヶ月で習得するなら1日45分、1週間なら1日3時間弱です。
夏休みとかに短期で練習してみるのもいいですし、毎日45分の練習をして、1ヶ月続けてみてはいかがでしょうか。
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