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Post Date:2025年12月17日 

無理なく、少しずつ。ステッパーで始める宅トレ習慣

ReNAISSANCE ツイストエアロステッパー Premium SP-600

下半身には、体の中でもとても大きな筋肉が集まっています。

  • 太もも(大腿四頭筋・ハムストリング)
  • お尻(大臀筋)
  • ふくらはぎ

これらは、日常生活の中でも無意識に体を支え、動かし続けている筋肉です。だからこそ、下半身をしっかり動かす運動は、

  • 一度に動く筋肉量が多く
  • 酸素の消費量が増えやすい

という特徴を持つので、カロリー消費が高くなりやすい傾向にあります。

そのため、「踏む」というシンプルな動作だけで下半身を中心とした運動量を確保でき、なおかつ“ながら”で使えるステッパーは、運動習慣として無理なく続けやすい運動器具と言えます。


運動を続けるために大切なこと

運動を習慣にするうえで大切なのは、「頑張れるかどうか」よりも、始めるまでのハードルが低いかだと感じています。


1) 少しの時間からできること

毎回30分、1時間と決めてしまうと、それだけで心理的な負担になります。

一方で、「5分だけ踏む」「1曲分だけ動く」くらいであれば、忙しい日でも自然と始めやすくなります。


2) すぐにできること

器具を用意したり、着替えが必要だったりと、準備に時間がかかったりすると、それだけで運動から遠ざかってしまいます。思い立ったときに、そのまま始められるかどうかは、続けられるかどうかを大きく左右します。

この2つを満たしていることが、三日坊主になりがちな自分にとって、運動を「特別なイベント」ではなく、日常の延長として続けるための条件だと思っています。


ステッパーという選択肢

下半身の筋力強化と、容易性・継続性・即時性を考えると、スクワットのような「きつい筋トレ」より続けやすく、ウォーキングより手軽なのに「負荷をかけやすい」ステッパーが現実的な選択肢として残りました。


どんなステッパーがいいのか

ステッパーと一口に言っても、種類や価格帯はさまざまです。その中で自分が重視したのは、次のポイントです。

  • しっかりとした負荷をかけられる
  • 静かで夜間でも集合住宅で使用できる
  • 部屋に置いて邪魔にならないサイズとデザイン
  • 製品の信頼性が高い
  • 運動記録が管理できる

これらの条件で探していくと、候補は自然と絞られ、残ったのがルネサンス(ReNAISSANCE)のステッパーでした。

株式会社ルネサンスは、全国展開している大手フィットネスクラブ(スポーツジム)を運営する企業で東京証券取引所プライム市場に上場しています。

フィットネスクラブがつくったステッパーであれば、膝や腰に余計な負担をかけずに下半身を効果的に鍛えられるのではないかという期待が持てます。

また、5年間保証が付いている点も、製品そのものへの自信の表れだと感じたポイントです。さらに別売でスマホフォルダーがあり、ルネサンスのカウンターアプリでスマホでアクティビティを記録・管理することができます。


ルネサンス ステッパー 3つの候補

ルネサンスのステッパーの中でも、比較対象として残ったのが、特徴の異なる次の3機種です。

  • SP-400
    ツイスト運動に特化したモデル。左右へのひねりを意識しやすく、体幹やお尻まわりを使った運動を重視したい人向けです。同じ60lbs表記でも、3機種の中では負荷が重めとされています。

  • SP-500
    前後に踏み込むエアロ動作が中心のモデル。動きがシンプルで、有酸素運動として一定のリズムで続けやすく、静音性にも優れています。

  • SP-600
    エアロとツイストの両方に対応した上位モデル。前後の向きを変えることで3パターンの運動が可能になり、運動の目的や、その日の気分に合わせて動きを切り替えられるのが特徴です。静音性も優れています。

エアロは前後に踏み込む足踏み動作で、有酸素運動として続けやすいのが特徴です。一方、ツイストは踏み込みに合わせて下半身に左右のひねりが入り、体幹やお尻まわりにも刺激が加わります。

カタログ値とレビューを参考に表にまとめました。

ルネサンス ステッパー 比較
型番 SP-400 SP-500 SP-600
商品名ツイストステッパー Premiumエアロステッパーツイストエアロステッパー Premium
価格(税込)15,980円12,980円19,980円
運動種類ツイスト(ひねり)エアロ(足踏み)エアロ+ツイスト
静音性⚪︎⚪︎(モードによる)
負荷の強さ60lbs60lbs60lbs
負荷体感重め中間少し軽め
サイズW51×D32×H29cmW50×D32×H26cmW51×D32×H29cm
重さ9kg8kg9kg
連続使用時間120分
耐荷重120kg
付属品専用マット
保証期間5年

"負荷の強さ"は、踏み込んだときの油圧シリンダーの抵抗を示す目安表記です。3機種とも表記上は 60 lbs(ポンド) ですが、踏み方やツイスト動作の有無などで体感が変わるため、レビューを読むと負荷の感じ方には差があるようです。

SP-400 / SP-500 / SP-600 のどれを選ぶか迷った場合は、次の判断フローを参考にすると考えやすくなります。

ReNAISSANCE ステッパー SP-400/500/600 判断フロー

「少し軽め」というレビューは気になりましたが、エアロ(足踏み)とツイスト(ひねり)の両方ができる点を優先し、最終的に『ツイストエアロステッパー Premium SP-600』に決めました。

ルネサンス公式のお知らせ(2025/12/02)では、『ツイストエアロステッパー Premium SP-600』が楽天年間ランキングのスポーツ・アウトドアジャンルで、2023〜2025年の3年連続第1位と紹介されています(※出典:ルネサンス公式「お知らせ 2025/12/02」

楽天年間ランキング(スポーツ・アウトドアジャンル)で 3年連続第1位

SP-600の豊富なカラーバリエーション

ツイストエアロステッパー Premium SP-600』は、木目調を中心にカラーバリエーションが豊富で、部屋の雰囲気やインテリアに合わせて選べる点も魅力です。

ツイストエアロステッパー Premium SP-600 カラーバリエーション

明るい感じのホワイトチークにしました。


SP-600 3つの使い方とその効果

SP‑600には異なる3つの使い方があります。


1)エアロモード(前後の足踏み)

やり方イメージ

ネジを2番の位置に設定します。

ReNAISSANCE ツイストエアロステッパー Premium SP-600

左右ではなく、前後に規則的に踏み込む、いわゆる普通のステッパーの動作です。

詳細は下記の動画を参照してください。

主な効果

  • 有酸素運動として心拍数を上げやすい

    → じわじわ汗をかきたい、一定時間リズムよく動きたいときに向く

  • 太もも、お尻、ふくらはぎなど下半身の大きな筋肉に安定的な刺激

    → 歩行や階段に近い負荷感で、日常的に続けやすい

  • 体幹へも軽く負荷が入るため、姿勢保持にも役立つ


2)ツイストモード正面乗り(踏み込み+左右の動き/前向き)

やり方イメージ

ネジを1番の位置に設定します。

ReNAISSANCE ツイストエアロステッパー Premium SP-600

ルネサンスのロゴを前にして乗ります。

ReNAISSANCE ツイストエアロステッパー Premium SP-600

前向きでバランスを取りつつ、左右に軽く体重を移す感覚です。

詳細は下記の動画を参照してください。

主な効果

  • お尻や太もも周りの刺激が強くなる

    → 大臀筋、中臀筋、太ももの外側・内側などにより深い効き方

  • 体幹の安定や姿勢維持に意識が向きやすい

    → 中心軸を保つために腹斜筋なども使われる

  • 骨盤まわりを動かす分、単純な上下運動よりも下半身全体を活性化しやすい


3) ツイストモード後ろ乗り(踏み込み+左右の動き/後ろ向き)

やり方イメージ

ネジを1番の位置に設定し、ルネサンスのロゴが後にくる用に乗ります。

本体に後ろ向きに立ち、エアロと同じ踏み込みに、左右の体重移動を加える。視界の向きが変わることで、使う筋肉や体感が微妙に変わります。

詳細は下記の動画を参照してください。

主な効果

  • 内腿やお腹周りへの刺激が強まることがある

    → 内転筋群、腹部前面など、通常の足踏みより意識しやすい場合がある

  • 体幹バランスへの要求が少し上がるため、姿勢の細かい調整を自然と行う

    → 体幹全体の引き締めに貢献

  • 動きのバリエーションとして、長時間でも飽きずに続けられる


どのくらい運動が必要なのか?

油圧式のため、しばらく動かしていると徐々に動きがなめらかになりますが、それでも使い始めの頃はかなり重く感じ、5分ほどで辛くなっていました。

ただ、無理をしなくても、続けていくうちに自然と体が慣れ、少しずつ長い時間踏めるようになってきます。

以前は「連続して20分以上の運動が必要」といわれることもありましたが、現在の運動生理学では、短時間の運動を複数回行うことでも効果があるとされています。

厚生労働省のガイドラインでは、短い時間を複数回に分けて行っても健康増進効果が得られるとされています。

Q 1回の身体活動で「20分以上継続しなければ効果がない」などの最短持続時間や「週3回以上実施しなければ効果がない」などの最低実施頻度はありますか?

A ありません。短い時間の積み重ねでも健康増進効果は得られます3-5) 。また、週に1回でも健康増進効果があることが報告されています。個々人のライフスタイルに合わせて、毎日身体活動に取り組むことが大切です。

健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023 | 5 よくある疑問と回答(Q&A)

ステッパーは“ながら”でできる運動なので、音楽やAudibleを聴きながら、テレビを見ながらなどと組み合わせて、無理のない時間から自分のペースで続けてみてください。


記録は継続の力なり

ルネサンスのステッパーにはカウンターメーターが付属していますが、運動履歴を残せるのでスマホアプリを使った方が断然便利です。

無料でダウンロードできるステッパーメーターアプリ(iOS版Android版)を使う場合には、別売の専用スマートフォンホルダーが必要となります。

ReNAISSANCE 専用スマートフォンホルダー

アプリを起動してスタートします。

ReNAISSANCE ステッパーメーターアプリ

時間・歩数・平均歩数/分・消費カロリーなどを記録できます。

ReNAISSANCE ステッパーメーターアプリ

アプリで日々の運動履歴を残すと、継続するモチベーションにもつながります。たとえば「今日は昨日より少しだけ頑張ってみよう」と思えたり、「最近、運動時間が少し増えている」といった変化に気づきやすくなったりします。

記録は、何事においても習慣化するために欠かせない仕組みです。


ステッパー専用くびれメイクベルト

ステッパーを踏むときに正しい姿勢をサポートしてくれるアイテムとして、『ステッパー専用くびれメイクベルト』もおすすめです。

このベルトを使うことで、

  • 反り腰を防ぎ、腹圧が高まりやすい
  • 正しい姿勢を保ちやすく、筋肉を効率よく使える
  • 胸が開き、酸素を多く取り込みやすくなる

といった効果が期待できます。

その結果、消費カロリーが増え、運動効率の向上につながるとされています。

サイズは S-M / L-LL の2種類。留める位置(レーン)によって調整でき、

  • S-M:ウエスト 58cm〜68cm
  • L-LL:ウエスト 74cm〜84cm

まで対応します。

ReNAISSANCE ステッパー専用くびれメイクベルト

最大ウエストが84cmまで対応しているため、男性でも使用できます。

サイズレーン1レーン2レーン3レーン4レーン5レーン6
S-M68cm66cm64cm62cm60cm58cm
L-LL84cm82cm80cm78cm76cm74cm

静音性を高めるステッパー専用(静音)マット

ルネッサンス(ReNAISSANCE)ステッパーに付属しているマットは、PVC(ポリ塩化ビニル)製の滑り止め用保護マットです。フローリングへの傷防止が主目的のため振動吸収の効果は限定的です。

ReNAISSANCE ツイストエアロステッパー Premium SP-600 付属マット

SP-600も静音性が高いです。ツイスト運動でもあまり音が気になるようなことがありません。

しかし、ステップを踏んだときに下写真のようにゴムのストッパーが下に接触すると振動や音が発生する原因となります。

ReNAISSANCE ツイストエアロステッパー Premium SP-600

それでも「集合住宅で夜間に使うので心配」という場合は、別売のルネッサンス ステッパー専用(静音)マットを検討すると安心です。先ずはそのまま使ってみて、実際に振動や音が気になるようであれば購入すればよいと思います。


まとめ

ステッパーは、「たくさん運動するための道具」ではなく、「少しでも運動を続けるための道具」だと感じています。

最初は5分でも十分ですし、慣れてくれば自然と運動時間は伸びていきます。短い時間を何回かに分けるだけでも、体を動かす習慣づくりには十分意味があります。

また、夜に使うことを考えると、音や振動が少ないかどうかはとても大切なポイントです。自分の生活リズムに合ったモデルを選ぶことで、無理なく続けやすくなります。

くびれメイクベルトのようなサポートアイテムも、姿勢を意識するきっかけとして役立ちます。必須ではありませんが、「正しく動く」ための助けになるアイテムです。

運動は、頑張りすぎなくて大丈夫です。「今日は少しだけ動けた」を積み重ねることが、結果的にいちばんの近道になると思います。

  • すぐに使える場所に道具があること
  • ながらで運動ができること

この二つが宅トレには重要な要素であるということが、ステッパーを実際に使ってみてよくわかりました。

無理なく、少しずつ。あなたもステッパーで宅トレをはじめてみませんか。

Post Date:2025年11月19日 

ソフトニブとフレックスニブの違い ── そしてステンレスソフトニブの実力

WANCHER 世界樹 サンダルウッド + ステンレスソフトニブ

スチールペン先のソフトニブ(軟調ペン)ってどうなんだろう――。

鉄ニブで軟調… “鉄軟”!? そんな言葉遊びと好奇心から、WANCHER「#6 JOWOニブ・ステンレスソフト」を購入しました。

万年筆を使い慣れてくると、次第に“軟らかいペン先”に惹かれるようになります。しかし、金やイリジウムの価格高騰もあり、金ペンの価格は年々上がるばかりで、気軽に手を伸ばしにくい存在になってきました。

それでも多くの万年筆ユーザーは、あえて柔らかいペン先を求め続けます。

では、なぜ私たちはペン先に“しなり”や“柔らかさ”を求めるようになるのでしょうか。


ソフトニブとフレックスニブは違う

「軟らかいペン先」と聞くと、どうしても同じようなものとして語られがちですが、ソフトニブフレックスニブは構造も役割もまったく異なります。

どちらも“しなるように見える”という点では共通していますが、書き心地や線の変化、使い方はまったく別の方向を向いています。

ソフトニブは筆記時の“クッション性”や“しなやかさ”を楽しむためのもの。一方、フレックスニブは筆圧による線の太細を大きく生み出し、筆のような表現をするためのものです。

見た目は似ていても、実は書き味も目的も大きく違うのです。


ソフトニブの特徴

ソフトニブは、筆圧をかけずに書いたときに“わずかにしなる”ような感触を持つペン先です。最大の魅力は、書き味がやわらかく、指先に心地よい弾力が返ってくること

線の太さが大きく変わるわけではありませんが、さりげない揺らぎが文字に自然な表情を与えます。筆記のリズムに寄り添ってくれる、独特の“しっとり感”も魅力のひとつです。

具体的には次のような特徴があります。

  • 軽い筆圧で書ける

    紙に押し付けなくてもインクが自然に落ち、手が疲れにくい。

  • しなやかな弾力がある

    ペン先がほんの少しだけ沈み、書き始めや書き終わりがやわらかな表情になる。

  • 線の太さはほとんど変わらない

    線の強弱を楽しむためのニブではなく、書き心地のやわらかさにフォーカスした構造。

  • 日常筆記に向いた穏やかな性格

    手帳、ノート、日記などの普段使いで真価を発揮する。

  • 日本語の筆記に相性が良い

    とめ・はね・はらいの微細な動きを、自然な揺らぎとして受け止める。

ソフトニブは現代の硬めのペン先の中で、万年筆らしいしなやかさを味わえる存在ですが、線の強弱を楽しむためのものではありません。

その役割はあくまで、“書くことそのものを気持ちよくしてくれるニブ” にあります。

また、軟調ペン先を使うようになって初めて、“筆圧をかけないで書く”という万年筆本来の書き方を実感できました。

力を抜いて書けるので手が疲れず、自然と滑らかに筆が運ぶ――そんな心地よさを教えてくれるのがソフトニブです。

日本の万年筆メーカーでは、下記のペン先でやわらかさを楽しめます。

メーカーモデルニブ
パイロットカスタムシリーズSF(細軟) / SFM(中細軟) / SM(中軟)
ELABO(エラボー)EF / F / M / B
プラチナ万年筆Century #3776SF(ソフトファイン:細軟)
セーラー万年筆プロフェッショナルギア21K大判ニブ

フレックスニブの特徴

フレックスニブは、筆圧をかけたときにペン先のスリットが大きく開き、線の太さが変化するように設計されたペン先です。

繊細な細線から力強い太線までを一本で描けるため、“線の表情を楽しむためのニブ” と言えます。

ソフトニブの「しなやかな書き心地」とは違い、フレックスニブは線そのものの強弱やインクの濃淡による変化をつけることを目的としています。

これは、日本語の美しさを支える「とめ・はね・はらい」「縦横のメリハリ」「文字の抑揚」 といった要素とも相性がよく、筆で書いたときのような“息づかい”が生まれるのがフレックスニブの魅力です。

具体的には次のような特徴があります。

  • 筆圧でスリットが開く構造

    ペン先のスリットが大きく広がり、細い線から太い線まで、明確なラインバリエーションが生まれる。

  • 線の強弱(太細)がはっきり出る

    アップストロークは細く、ダウンストロークは太く。筆記体や装飾文字だけでなく、日本語の「とめ・はね・はらい」を美しく見せる。

  • 少ない筆圧でしなる

    良質なフレックスニブは、わずかな力で自然に開くため、太線も滑らかに出せる。

  • 使いこなすには慣れが必要

    長く筆圧をかけ続けると“レールアウト”(インク切れ)が起きやすく、書き手のコントロールが求められる。

  • 文字に強い表情をつけられる

    行書、筆記体など、書く文字に動きや抑揚を持たせたい場面 で力を発揮する。

フレックスニブは、ソフトニブのような“しっとりした書き心地”ではなく、“線の変化を積極的に楽しむためのニブ” です。

そのため日常筆記よりも、「書く表現」や「筆跡のデザイン」に興味がある人に向いています。

日本の万年筆メーカーでフレックスニブを現行ラインナップとして提供しているのは、PILOTだけです。FA(Falcon)ニブは、毛筆のように線の強弱がはっきり出る希少な存在で、日本語の筆記にも表現力を与えてくれます。

PILOTの下記モデルでFA(Falcon nib)が選択できます。

モデルFAニブ選択可ニブサイズ特徴
Custom 742#10軽快・扱いやすい
Custom 743#15安定感・筆感が最も強い
Custom Heritage 912#10現代的デザイン・やや軽め

歴史的に見れば、つけペンはフレックスニブだった

万年筆が登場する以前、筆記の主役はディップペン(つけペン)でした。

当時はスパンサリアンやコッパープレートなど、線の太細がはっきりした筆記体が一般的で、その書体を美しく書くためには 柔らかくしなるペン先=フレックスニブ が欠かせませんでした。

スパンサリアンとコッパープレート
Created by GPT5

薄いスチールで作られたペン先は、筆圧をかけるとすぐにスリットが開き、細い線から力強い太線まで自在に描けるようになっていました。


最初の万年筆も、実はフレックスニブだった

万年筆の原型をつくったウォーターマン(WATERMAN)も、例外ではありません。19世紀末~20世紀初頭にかけて作られた初期のウォーターマンには、つけペン文化を引き継ぐ、柔らかくしなるフレックスニブ が搭載されていました。

その代表例が、ヴィンテージ万年筆として今も人気の WATERMAN #52

  • 1920年代の代表モデル
  • 黒のハードラバー軸にゴールドのクリップ
  • ペン先は柔らかくしなる14Kゴールド
  • わずかな筆圧で太線が生まれる、本物のフレックス

現在でも「真のフレックス(True Flex)」の象徴として語られるほど、しなり・反発・線の強弱の美しさ を備えた名品です。

こうした欧米のペン文化の影響は、日本の万年筆づくりにも及びました。

国産万年筆メーカーであるパイロット、プラチナ、セーラーの黎明期(1920〜1930年代)でも、柔らかめでしなる金ニブ が数多く作られており、当時は今よりずっと“しなりのあるペン先”が一般的でした。

しかし、戦後になるとボールペンの普及とともに筆記習慣が大きく変化します。

筆圧を書き込む筆記具が主流になったことで、万年筆にも耐久性や安定性が求められ、徐々に硬いペン先が主流へと移っていきました。


まずは、軟調ペン(ソフトニブ)から――筆圧を抜く書き方を身につける

つけペンの時代から受け継がれた“しなるペン先”は、文字に表情を与える一方で、扱いには繊細さが求められます。

現代のように筆圧を書き込む筆記具に慣れた私たちにとって、いきなりフレックスニブを使いこなすのは難しいのが正直なところです。

そこで大きな助けになるのが 軟調ペン(ソフトニブ) です。

ソフトニブは、フレックスのように派手に開くわけではありませんが、わずかな“しなり”と“弾性”を通して 筆圧を抜いて書く感覚 を自然に教えてくれます。

自分も PILOT Custom Heritage 912 SM(中軟)を使って、初めて、

「あ、力を入れないほうが万年筆は気持ちよく書けるんだ」

という感覚を実感できました。

Custom Heritage 912 SM

強く押し付けるクセが残っていた頃はペン先が引っかかることもありましたが、力を抜くと紙を滑るようにペン先が動き、手が疲れず、書くことそのものが軽くなるのを感じました。


すべてのソフトニブが“筆圧からの転換”に向くわけではない

軟調ペンは万年筆本来の書き方を教えてくれる存在ですが、プラチナ#3776 SF やパイロットの ELABO のような大きくしなるニブは、強い筆圧で育ってきた人にとって扱いが難しい場合があります。

  • ペン先が沈み込みすぎる
  • 思わぬ方向へしなって不安定に感じる
  • 力を抜く前に“書きづらい”と感じてしまう
  • 書き癖が強いほどコントロールが難しい

筆圧のある書き方から、いきなり 非常に柔らかいソフトニブ に移行すると、「気持ちよく書ける」よりも前に “扱いづらさ” を感じてしまいます。

その結果、「ソフトニブって書きづらい」という誤解につながることもあります。

これでは本末転倒です。


"筆圧を抜く"ための最良の入口は、穏やかな軟調ニブ

特にオススメなのが、パイロットの Custom 742 または Custom Heritage 912 に搭載される10号ペン先の SM(中字・軟)。 やわらかさは十分にありながら、しなりすぎず、適度なコシを保つため、筆圧が自然に抜けていく“絶妙なバランス”を持つ軟調ペン先です。

また、万年筆価格が高騰している昨今、742や912が予算的に厳しい場合は、より手頃な Custom 74 SM も候補に入ります。

パイロットの“やわらかいけれどコシがある” バランス型のソフトニブは、

  • 力を抜いたときに気持ちよく書ける
  • 書くほど自然に筆圧が抜ける

という特性があり、筆圧のある書き癖を持つ現代の書き手にとって、“力を抜いて書く万年筆らしい書き方”へ移行するための、ちょうど良いステップになります。

そして、一本目の軟調ペン先を選ぶのであれば、万年筆らしい線の伸びやかな表情をもっとも素直に味わえる SM(中字・軟) が最適です。

筆圧ゼロで"ふわっと書き"、紙の上を“無重力散歩”するような心地よさを味わってみてください。


筆圧を抜くための万年筆の持ち方

軟調ペンを使うと筆圧を抜いて書く感覚がつかみやすくなりますが、そもそも “万年筆の持ち方” が間違っていると、どんなペン先を使っても筆圧は抜けません。

繰り返し掲載していますが、とても大事なので改めて記しておきます。

万年筆の持ち方
  1. 手の力を抜き、手首は 90° くらいの角度にする
  2. 中指の指先の横腹親指と人差し指の間に万年筆をバランスよく乗せる
  3. ペン先の刻印(ロゴ)は必ず上向き
  4. 親指人差し指で軽く支える
  5. ペン先が紙に触れるまで、手首を内側に曲げる

下記がGPT5で生成した正しい万年筆の持ち方です。

万年筆の正しい持ち方
万年筆の正しい持ち方:Created by GPT5

筆圧をかけない書き方をするには、万年筆を軽く持つことが何よりも重要です。強い筆圧の原因の多くはペンを強く握る持ち方にあります。

下の例では、ペンを持つ指に力が入りすぎて、人差し指が反り返ってしまっている悪い例です。実は、自分も以前はこのような持ち方をしていて、無意識に強く握り込んでいました…。

ペンを持つ手に力が入ってしまっている例:Created by GPT5

書道家・大江静芳氏の動画では、万年筆の持ち方がとても分かりやすく解説されています。文字や写真だけではイメージしづらい方は、こちらの動画を参考にしてみてください。


ソフトニブとフレックスニブの違いをまとめると

万年筆に慣れてくると、自然と“軟らかいニブ”に魅力を感じるようになります。ソフトニブは、筆圧をかけずに書くという万年筆本来の心地よさを味わえるニブです。

一方、フレックスニブは線の太さを大きく変化させることができ、筆のような抑揚で日本語を美しく表現できるニブです。

以下にソフトニブとフレックスニブの違いをまとめます。

特徴 ソフトニブフレックスニブ
スリット開き幅少ししなるが、スリットは大きく開かない筆圧で大きく開き、線幅が大きく変化する
筆跡の特徴線幅の変化は控えめで、安定した整った筆跡細線〜太線の差が大きく、表情豊かな筆跡になる
筆圧の必要度筆圧をかけずに軽く書ける線の変化を出すには筆圧コントロールの習熟が必要
インクフロー均質で安定しており、日常筆記に向く開きすぎるとインクが追いつかずスキップすることがある
書き味柔らかくしなやかな書き味で扱いやすい表現力は高いが、使いこなしには慣れが必要

WANCHERのステンレス・ソフトニブとは

WANCHERの 「#6 JOWO・ステンレスソフト」 を購入したのは、

「スチール製のソフトニブって実際どうなんだろう?」

という純粋な興味からでした。

結論としては、

価格を抑えながら、ソフトニブ的な“しなり”を体験できる貴重な選択肢

だと感じています。

#6 JOWO・ステンレスソフトのしなり具合

「#6 JOWO・ステンレスソフト」は、ペン先の両側にサイドカットがあり、楕円に削られています。このサイドカットされた部分より先で曲がる(しなる)構造になっています。

字幅はF:細字です。

#6 JOWO・ステンレスソフト

ソフトニブなのでしなりはしますが、スリットが大きく開くわけではありません。そのため、フレックスニブのようなダイナミックな線の強弱ではなく、“さりげない表情の変化” にとどまります。

#6 Jowo ソフトニブ の筆致

WANCHERのステンレスソフトニブは、金ペンのようなしなやかな弾力とは違いますが、スチールとは思えない“意外な気持ちよさのあるしなり” を持っています。

  • 押し込みすぎない範囲で、ほどよくしなる
  • スチールとは思えない軽やかなしなり
  • インクフローもよく、“紙の上を滑る感覚” を味わえる

といった特徴があり、WANCHER のステンレスソフトニブは、

「万年筆らしい柔らかさを味わいたい人」に最適で、同時に “筆圧を抜く書き方” を身につけるステップとしても優れた一本 と言えます。

金ペンの軟調ニブやフレックスニブへ進む前の、現実的で、楽しい入口のひとつ となるペン先です。


WANCHERのソフトニブの購入は

WANCHER公式サイトでは、世界樹カレイド のペン先として「#6 JOWO・ステンレスソフト」 を選択できます。このオプションで購入すると、金ペン軟調ニブで比較的手頃な PILOT Custom 74 SM(中軟)よりも低価格で“ソフトな書き味”を試せる点が魅力です。

また、すでに JOWO #6 に対応した万年筆 を持っている場合は、交換用として 「#6 JOWOニブ・ステンレスソフト」 を購入し、ペン先を付け替える方法もあります。

※ 国産では WANCHER、海外では TWSBI が、JOWO #6 に対応した万年筆をラインナップしています。

ただし、万年筆によっては ペン芯の形状や個体差により相性が出る場合 があるため、ニブ交換は自己責任でお願いします。

残念ながら自分が WANCHER 世界樹・サンダルウッド を購入したときは、オプションでペン先をステンレスソフトに変更できませんでした。そのため、交換用の 「#6 JOWO・ステンレスソフト」 を別途購入して付け替えて使っています。


ステンレス・フレックスニブはどうなのか?

ステンレス・ソフトニブの書き心地が想像以上に良かったので、次に気になっているのがステンレス製のフレックスニブです。

現在、WANCHERの公式サイトには#6 ニブ・ワンチャー真玉ストリームニブ という、ステンレスのセミフレックスサンセットニブをブレード構造に改良したフレックスニブが掲載されています。

ただし残念ながら、まだ販売前の段階。

ソフトニブが先行して発売された流れを見ると、いずれ販売される可能性は高く、楽しみに待ちたいところです。

一方、Amazonには、MONTEVERDE(モンテベルデ)製の「#6 JOWO 用ステンレス・フレックスニブ」が販売されています。

もちろん、書き心地だけで言えばPILOT Custom 743 の FA(Falcon)ニブのほうが上質であることは間違いありません。

それでも、

「スチールでどこまでフレックスを再現できるのか?」

という好奇心は大いに刺激されます。

嗚呼、物欲の神様……。


まとめ:自分だけの軟調ペンを選ぶ楽しみ

万年筆を使い続けるうちに、書き心地の違いや、字の表情の変化 に自然と目が向くようになります。

その入口として、ソフトニブ(軟調ペン) が最適です。

しなりすぎず、筆圧を抜いたときの心地よさを教えてくれる——それは現代の硬めの万年筆では得られない、万年筆らしい魅力です。

一方で、文字の表情を大きく変えたいなら フレックスニブ という選択肢があります。線の太さが変わり、日本語にも筆記体にも、筆のような抑揚を与えてくれる特別な存在です。

そして今回のような、JOWO #6 のステンレスソフトニブ は、金ペンへ進む前の“現実的で楽しいステップ”として、とても良い体験を与えてくれます。

スチールでもしなる。けれど、扱いやすい。その意外性こそが、このニブの魅力と言えるでしょう。

柔らかさを知ることは、書く楽しさを広げること でもあります。

あなたも、自分にとって心地よい一本を見つけてみてください。

Post Date:2025年11月10日 

炭酸水生活、再び。DrinkMate Series650 で感じた進化と快適さ

DrinkMate Series 650

自宅で手軽に炭酸水を作れる炭酸水メーカー、ドリンクメイト DRM1003 マグナムスマート を3年間使ってきました。

パッキンの部分が傷んで炭酸が抜けるようになってしまい、ついにお別れの時が。

使えなくなって初めて、“いつでも作れる自由さ”“自分好みの炭酸濃度” の心地よさに気づきました。

最近のモデルを調べてみると、ドリンクメイトは更に進化。

手持ちのガスシリンダーを有効活用するため――シリーズ650をポチリとな。


炭酸水メーカーとは

炭酸水メーカー(ソーダマシン)は、自宅で炭酸水や炭酸飲料を手軽に作れる機器です。炭酸の強さを自分で調整できるので、“自分好みのできたての 生炭酸水” を楽しめます。

近年は、健康志向環境意識の高まり物価上昇などが重なり、自宅で炭酸水を作れる炭酸水メーカーの人気が一段と高まっています。

  • 健康志向の継続:無糖・低カロリー・無添加の製品が引き続き支持されており、健康意識の高い消費者の需要を牽引しています。
  • 環境意識の高まり:ペットボトルの削減やリユースへの関心が広がるなか、使い捨て容器を減らせる炭酸水メーカーが「サステナブル家電」として注目されています。
  • 物価高への対応:飲料の値上げが続く中で、家庭で炭酸水を手作りできるソーダメーカーなど「自家製」の選択肢が見直されています。

毎日の炭酸を「買う」から「作る」へ。自分好みの炭酸水を楽しむことが、地球にも、お財布にもやさしい選択につながります。


drinkmate、それとも sodastrem

今回は買い替えなのでドリンクメイト一択でしたが、初めて購入する場合は「どちらを選ぶべきか」迷う人も多いと思います。

ここでは、選ぶときのポイントを整理してみます。

  1. ガスシリンダー交換が近くでできる?

    ガスシリンダーの交換には「使用済みシリンダー」が必要なので、近くに交換対応店舗があると便利です。

    ソーダストリームは、家電量販店以外でも百貨店、大手スーパー、ドラッグストアなど多くの店舗で取り扱われており、交換用ガスシリンダーの入手がしやすいです。

    それぞれ、下記リンクから取り扱い店舗を確認できます。

    ネットでもガスリシンだーの交換注文は可能ですが、使用済みシリンダーとの交換が必要なため、在宅が必須となります。

  2. 水以外で炭酸を楽しみたい?

    ドリンクメイトは、多くの機種が水以外(ジュース、紅茶、コーヒー、ワインなど)にも使用できるのが特徴です。一方、ソーダストリームは基本的に「水専用」です。

  3. コスパを意識するなら

    毎日炭酸水を飲むなら、142Lガスシリンダーに対応しているドリンクメイト の方がコスパが高いです。ソーダストリームには60Lシリンダーのみの対応です。

  4. 保証期間

    今回、3年で壊れてしまったので保証期間についても比較してみました。

    • ソーダストリーム:標準2年保証(ブランドサイト登録で最長4年)
    • ドリンクメイト:1年保証

    ソーダストリームが最長4年としているのは、

    長く使っても壊れにくく、万が一の際も保証があるという、品質への自信の表れのように感じます。

  5. デザイン

    デザインは好みが分かれるポイントです。ご自身の目で比較してみてください。

上記を基準に、何を重視するか を考えて選んでみてください。特に、ガスシリンダーを近くで交換できるかどうかは、長く使う際の重要なポイントです。

そして、もし自宅の近くにドリンクメイトのガスシリンダー交換対応店舗があるなら、142Lシリンダーに対応したドリンクメイトを選ぶのがオススメです。


ドリンクメイトの多彩なモデル

ドリンクメイトには複数のシリーズがあり、初めて購入する人はどれを選べばよいか迷ってしまうかもしれません。

ここでは、2025年11月現在の最新モデルを中心に整理してみます。

  • 60L・水専用モデル

    • シリーズ580

      60Lガスシリンダー専用。水専用モデルで、炭酸濃度はプッシュ時間と回数で調整します。

  • 新モデル(レバー式・142L対応)

    • シリーズ640:炭酸強度設定 1段階(中)
    • シリーズ650:炭酸強度設定 4段階(弱・中・強・強強)
    • シリーズ660:充電式、炭酸強度設定 6段階、ガス残量表示付き

旧モデル(601・620・630など)も販売は続いていますが、今から購入するなら上記4機種から選ぶのが安心です。

下表は、現在も取り扱われている旧モデルを含めた比較表です。

Series発売年142L
シリンダー
水以外
の利用
電動 / 手動Pushボタン
レバー
炭酸強度設定ガス残量表示標準価格
6012020⚪︎手動
オートマチック
Pushボタン1-¥9,800
6202020⚪︎⚪︎手動
オートマチック
Pushボタン4-¥19,980
6302022⚪︎⚪︎電動
手動 オートマチック
Pushボタン6⚪︎¥28,900
5802024手動Pushボタン--¥9,900
6402024⚪︎⚪︎手動
オートマチック
レバー1-¥15,900
6502024⚪︎⚪︎手動
オートマチック
レバー4-¥19,800
6602024⚪︎⚪︎充電式
手動 オートマチック
レバー6⚪︎¥23,800

142L対応で電動の必要はないので、シリーズ640か650で悩みました。

しかし、自分の感覚に頼るよりは、いつも同じ炭酸水を作れるという点にメリットを感じ、4段階で炭酸強度を設定できるシリーズ650 にしました。

新規に購入する場合は、交換時に困らないように、ガスシリンダーは2本セットでの購入をオススメします。

ガスシリンダーは交換時に60Lから142Lへ変更が可能ですが、最初から142Lを購入した方が経済的です。

ドリンクメイトは142Lガスシリンダーが使える

シリーズ650を使ってみて

以前の水専用モデルと比べると、インフューザーが外付けになり、少し扱いに手間を感じる部分もあります。

それでも、レバーを1回倒すだけで設定した炭酸強度の炭酸水が作れるのは、とても便利です。

Series 650 のレバーは扱いやすい

シリーズ650の炭酸強度設定

シリーズ650は、ダイヤルを回して微炭酸から強炭酸まで、4段階(弱・中・強・強強)の炭酸強度を設定できます。

Series 650は4段階で炭酸強度が設定可能

使ってみると、想像通りとても便利でした。レバーを1回倒すだけで、設定した通りの微炭酸から刺激の強い炭酸水まで作れます。

一方、シリーズ640の炭酸強度設定は1段階(中)のみなので、より強い炭酸にしたい場合は、一度レバーを倒して炭酸強度を中で作ったあと、レバーを軽く複数回倒しながら炭酸を手動で追加する必要があります。

また、当然ながら弱炭酸の炭酸水を作ることはできません。

普段は炭酸強度「強強」でキレのある炭酸水を楽しんでいますが、食事中に飲むときなどは「中」にしています。


インヒューザー、洗浄可能とポジティブに捉えよう

シリーズ650では、インフューザー(減圧弁)が、取り外し可能です。これは水以外で利用できるモデルの共通した仕様です。

この取り外し可能なインヒューザーにより、水以外の飲み物にも対応し、清潔に保てるという大きなメリットがあります。さらに、スペア用のインヒューザーも販売されているため、壊れたときにも交換が可能です。

ただ、基本的に炭酸水しか作らないので、少し手間に感じます、、。

また、炭酸水を作ったあとは、本体からボトルを外し、インフューザー上部のレバーを向かって右にスライドしてボトル内の余分なガスを抜きます。

外付けインヒューザーはポジティブに捉える

そのあとで、インフューザーをボトルから外します。


ソーダストリームならART(アート)推し

改めてソーダストリームについても調べてみました。もしドリンクメイトではなくソーダストリームを選ぶとしたら、レバー式の ART(アート)推しです。

少し丸みを帯びたレトロなデザインに、鮮やかな赤は映えます。そして、ソーダストリームのラインナップの中で、唯一のレバー式モデルです。

炭酸ライフを楽しんでください。

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