「三線初心者でもカチャーシーは弾ける」で豊年音頭のタブ譜を紹介しましたが、次はカチャーシーの定番中の定番「唐船ドーイ」にチャレンジです。豊年音頭に比べると指の動きが一定ではないので、少し難しくなっていますが、後述する練習法で習得しましょう。
唐船ドーイも 三線で聞きたい弾きたい 沖縄のうた BEST16 で練習します。CD版には五線譜にエエ四が記載されていている楽譜が付いています。
三線で聴きたい弾きたい沖縄民謡BEST15 には、楽譜は付いていませんが、登川誠仁、知名定男などベテランの演奏を楽しむことができます。またこのCDには「よなは徹」の「唐船ドーイ」が収録されています。
自分なりのタブ譜を作成しよう
唐船ドーイも、上記の 三線で聞きたい弾きたい 沖縄のうた BEST16 に収録されている「豊年音頭~嘉手久~唐船ドーイ」からオリジナルのタブ譜に変換して練習します。タブ譜にすると、どの弦 の どのポジション を押さえて、どのくらいの長さで引けばいいかがわかります。
タブの書き方については、「三線初心者でもカチャーシーは弾ける」に記載していますが、下図を参考に弦とポジションで記載していきます。
また、タブ譜のテンプレートを用意しています。ここからか下記のテンプレート画像をクリックするとダウンロードできますので、活用してみてください。
唐船ドーイの練習方法
唐船ドーイは ♪タッタ タッタ タッタ タッタ と跳ねるよリズムで弾きます。と、いっても初心者にはいきなり通しで弾くのは至難の業なので、1小節づつに区切って、リズムを意識して繰り返します。間違わずにできるようになったら次の小節です。次の小節ができるようになったら前の小節から続けて弾いてみます。
ただ唐船ドーイは一拍ずつ喰っていますので最初のフレーズは下記の2小節です。下図のタブ譜のように4音単位に区切って弾いていくとわかりやすいです。
これを繰り返し続けて、できるようになったら次の2小節ですが、こちらも前の1拍から始めます。
これができるようになったら上の2つをつなげて演奏します。
次は簡単なので3小節分です。
次からがはちょっと複雑になりますが、4音づつリズムキープして確実にものにしていってください。
こうやってタブ譜にして分解していくことで、難しいと思っていたカチャーシーも、三線 初心者でも必ず演奏できるようになりますのでチャレンジしてみてください。
また唐船ドーイのリズムについては、下記の動画がとてもわかりやすく説明されているので参考にしてみてください。
エエ四にチャレンジ
タブで弾けるようになったらエエ四にもチャレンジしてみましょう。下記のエエ四は、わかりやすく記載されているのでおススメです。