2009年12月31日木曜日

沖縄の三線を奏でる

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昨年のクリスマスにサンタクロースが我が家に三線(san-shin)を届けてくれました。

三線とは沖縄の三味線で、その独特の音色は心に響きます。本来、楽器は基礎からの練習が必要なのでしょうが、我流で適当に弾いて楽しんでいました。我流に走った理由のひとつが、最初に買った教則本にあります。三線の楽譜は工工四(クンクンシ)といって、漢字表記の楽譜です。

例えば、安里谷ユンタの出だしは、
|中|工|七|合|七|合|七|七|五|工|四|上|中|工|合|工|合|五|工|○|

となります。これって挫けます(涙。

三線はその名の通り、三本の弦で、チューニングはC(ツェー)F(エフ)C(ツェー)です。これを工工四で記載すると、合四工となります。しかし、合四工と書かれても読み方すらわかりません。

知名定男の三線入門

本屋の雑誌コーナーで、NHK 趣味悠々 めんそーれ!知名定男の三線入門 を見つけました。知名定男氏といえば、あのネーネーズをプロデュースした方です。手にとって見ると、工工四だけではなく、TAB譜も記載されています。

TAB譜は、弦、音の高さ、長さを簡単に表してくれるものです。これは、いいと早速購入。放送は第2回の再放送から見ました。

NHK趣味悠々めんそ~れ!知名定男の三線入門教育テレビ放 送 毎週水曜日 午後 10時00分~10時25分再放送 翌週水曜日 午後 (昼)0時00分~0時25分

TAB譜表記は、とても分かりやすく、前述の安里谷ユンタは、TAB譜で表記するとこんな感じです。



第4回の放送が終了した時点ですが、工工四も自然と覚えることができました。また唄三線として、唄うことを前提とした初心者向けのアレンジはとても分かりやすく、唄ってみようという気にもなれます。

今回の教則本で学んだことは、まず三線の基本的なツボ(ポジション)は12個ありますが、この呼び方を初めて知ったことです。また薬指を使わないことも知りました。馴染めなかった工工四もTAB譜を見ながら弾いているうちに次第に覚えることができました。

開放弦:
合(アイ)、四(シ)、工(コウ)
人差し指:
乙(オツ)、上(ジョウ)、五(ゴ)
中指:
老(ロウ)、中(ナカ)、六(ロク)
小指:
尺(シャク)、七(シチ)、八(ハチ)

そしてなぜ工工四に馴染めなかったのか、その理由がわかりました。自分が譜面を見ながら三線を弾こうとすると、工工四の譜面を見て、まずドレミに置き換え、更に弾くときのポジションをドレミに置き換えるという変換処理を2回入れていたのです。これはとても非効率です。


三線を弾くときには、CFCで考えるより、上記のように合四工と捉えるべきであることを学びました。その足がかりとなったのは三線タブ譜です。「ギターのTAB譜と工工四(クンクンシー)をチャンプルして、より簡単に三線が弾けるよう工夫された新しいスコア」とありますが、嘗て、ギターやベースを弾いていた輩であれば三線TAB譜は非常に理解しやすいものです。


amazonで検索してみると、三線TABで記載された楽譜を見つけました。今度購入してみようと思います。

沖縄三線で弾く 島唄 弾き語りベスト20

沖縄三線で弾く 島唄 弾き語りベスト20 Vol.2

沖縄三線で弾く 島唄 弾き語りベスト20 Vol.3

ドレミ楽譜出版社からで何れも価格は、¥1,680です。

eラーニングで三線

三線TAB譜での練習ではありませんが、インターネット三線教室 沖縄三線教室 というのがありました、ヘルプをみる限り、動画の閲覧で、全体、右手、左手をスロー再生でき、見て聴いて覚えるという形式のようです。工工四は別売なのでしょうか?180日で6000円とありますが、もう少し丁寧に受講システムについて説明をすればよいのにと歯がゆさを感じます。

三線を始めよう

2010年、新年を迎えるにあたり、楽器を始めてみようと考えている方は、三線にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

三線の価格はピンキリですが、3万円の三線がセットになって¥21,800で販売されている KC SSN-300 三線 教則DVD付き入門セット などは、お手頃です。

商品の説明
KC SSN-300 三線 教則DVD付き入門セット 沖縄を代表する楽器三線の入門セットです。教則DVDやクリップチューナーも付いており、これから三線を始めようという方に最適です。 棹(ソー):橡牙木 胴(チーガ):想思木(合皮) 糸巻き(カラクイ):黒花檀木 セット内容 本体 ソフトケース ハードケース 爪(チミ) 駒×2(牛骨、竹) 弦 予備糸巻き(カラクイ)×1 松脂 三線教則DVD「楽しい沖縄三線教室」 クリップチューナー ※松脂はからくいの滑り止めに使用するために付属しております。ペグが張力に負けて戻らないのを防ぐためです。 ※三線の糸巻き(からくい)は折れやすく消耗品扱いとなるため、予備が1個付属する形となっております。 三線本体定価 31500円(税込み)

楽器は価格によって音色が明らかに異なります。勿論、高い楽器を最初から手に入れることができるのであれば、それに越したことはありません。しかし、初心者が手軽に三線を始めるのであれば、上記のようなセットから初めてみるのがよいかと思います。

ネットで三線を探すにあたって思ったのですが、人口皮か本皮の違いは分かっても1万円の三線と3万円の三線の音の違いがわかりません。ネットで楽器を販売するのであれば、当該楽器を使用した演奏などを音声ファイルとしてアップしてもらえるとわかりやすいと思うのですが、そういうショップはありませんでした。

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