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Post Date:2009年4月8日 

iPod Touchで無線LAN(続編)

iPod Touch で公衆無線LANで記載していたワイヤレスゲート ヨドバシカメラオリジナルプラン ですが、月額380円でBBモバイルポイントやlivedoor Wirelessを利用できるお得なプランです。

以前は、Devicescape Easy Wi-Fi 2.0.126 を使って接続をしていたのですが、WIRELESS GATE利用者にとっては、非常に便利なiPhone/iPod TouchアプリケーションがWireless Gate から提供されています。

WGConnect
WGConnectはPlaceEngine を利用しています。PlaceEngineとは、周囲のWi-Fiアクセスポイントからの電波を利用して現在位置を特定するサービスです。これにより求められた位置情報とiPod Touchに予めダウンロードをしたアクセスポイントのデータとを照合し、周辺にある、BBモバイルポイントやlivedoor Wirelessのアクセスポイントを表示します。

またWireless GateのIDとパスを登録すると、接続可能なアクセスポイントがある場合には、自動接続されます。

地図データは、保有していないので、現在位置からの方角と距離表示になります。コンパスを持ち歩いているわけでもないし、太陽や星の位置から方角を判別できる知識もないので、方角と距離情報のみで最寄りのアクセスポイントに辿り着くことはできません。

しかし、アクセスポイントの店舗情報や、住所も表示されるため、電信柱の住所標識を見ながら近くのlivedoor Wirelessのアクセスポイントを探せます。

左画像は、恵比寿の駅近くでlivedoor Wirelessのアクセスポイントを探して接続してみた状態です。
レーダー画面も提供されていますが、実用的な機能ではありません。

PlaceEngineのDBは毎週月曜日に更新されるようなので、定期的なダウンロードが必要になります。またBBモバイルポイントとlivedoor Wirelessのアクセスポイント情報(スポットデータ)も定期的に更新されるようなので、こちらも定期的なデータ更新が必要となります。

WGConnectの利用で、いままで知らなかった場所でもネットに接続できるようになりました。

iPod Touchで公衆無線LANを利用するのであれば、ワイヤレスゲート ヨドバシカメラオリジナルプラン+WGConnectは最強の組合せです。
Post Date:2009年4月7日 

復活!プロ野球

日経TRENDY 2009/04号

「復活!プロ野球」という特集記事が6ページにわたって掲載されていました。
記事の中で、球団の主な収入として、

1.チケット販売
2.放映権収入
3.広告・スポンサーシップ
4.飲食・物販

が、あげられています。パリーグは放映権収入が少なく、スポンサー企業に頼らざるを得ないのは、素人目にもわかります。

ここ数年、千葉ロッテマリーンズ、北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルスなど、地元密着型の経営を行い、ファンを大切にし、チケット収入や物販で収益を上げてようとしている努力は、報道などからも伺えます。しかし、パリーグの各球団の08年度の観客動員数が、前年比で上回っているということは知りませんでした。

各球団とも集客手段として、ファウルゾーンに拡張したフィールドシートを設置し、選手やボールの動きを間近に感じられるような工夫がされているようです。実際に見て、応援して楽しむというのが、スポーツ観戦の基本です。観客の安全面や、セキュリティの問題はあるのかもしれませんが、臨場感あふれる観戦は魅力的です。

一方で福岡Yahoo! JAPANドームの「シスコゾーン」のように情報端末を設置し、タッチパネルによるオンデマンド情報提供というテクノロジーとの融合も試みられています。(シスコゾーンを希望される方には、Ciscoという名には違和感ないのでしょう。)

その他にも映画館などでもブームとなったプレミアムシートのように、ワンランク上の贅沢が味わえるような席や、家族やグループでの観戦、カップルでの観戦など、様々な企画席があります。またチケット購入や、来場などでポイントが貯まる、FSP (Frequent Shoppers Program : フリークエント・ショッパーズ・プログラム)の仕組みも導入されています。

画一したサービスから多様化したサービスへの変化、顧客(ファン)の囲い込み、差別化など、プロ野球でもCRM的マーケティング要素が必要だということですね。

日本人が好む弁当シリーズでも、「駅弁」「空弁」に続く「球弁」(たまべん)も展開されているようです。パリーグではありませんが、中日ドラゴンズの球弁のページ には「女性向け球弁」など、様々なお弁当が紹介されています。

パ・リーグでは、事業会社である「パシフィック・リーグ・マーケティング (略称「PLM」)を設立しています。これは、チケット収入を考えた場合に、自チームファンの集客だけではなく、対戦相手ファンの来場も必要であることを考えると、球団間の連携は、至極自然なことだと思います。PLMでは、各種ネットサービスも展開し、パリーグの全試合をネットでリアルタイムに動画配信しています。

視聴率収入の激減(マスの崩壊)が、顧客を意識したサービスに繋がっているとは皮肉なものですが、CRMやネットサービスを勉強する上でも、今後も目が離せないプロ野球業界です。

来場観戦できない試合を楽しめるだけではなく、参加型のオンラインサービスなども面白そうです。集客では、当日来場を促す携帯メールによるエリアマーケティング。オンラインチケット販売の促進、当日の試合状況、天候などによるフレックス・プライスの多様化など、まだまだ色々できそうですね。

Post Date:2009年4月3日 

JALとGoogle

JALの「国内出張 Style Magazine」に「オススメ出張NAVI」というコーナーができました。
スタイリッシュな出張のためのGoogle活用術。Googleが出張を、そして空の旅をサポートします。
と、あります。
第1回目は、Gmailの紹介です。基本編では、Gmailの基本機能の説明を、上級編のおまけには、Gmail Labsで紹介されているTipsについても触れられています。まだ第1回目なので、この先両社がどのように連携を深めていくのか解りません。

JALは、これまでも国内線の予約内容がGoogleカレンダーに取り込めるとか、 「旅ガジェ」のようなiGoogleガジェットを提供してきましたが、日本市場ではなかなか覇者となれないGoogleがエアラインと手を組んでどのような展開をしていくのかを見ていきたいと思います。

WEBメールの利用率

現状の各社のウェブメールの利用者数のデータをネットで探してみました。MarkZineにコムスコアの調査結果が掲載されていました。それによると2008年11月時点でのウェブメール利用者は、3,240万人で前年比で22%の成長とあります。Yahoo!メールは、ウェブメール利用者の80%以上が利用しています。一方Google Gmailは、8%と、大きく水をあけられています。大学では、Gmailのサービスを利用するところが増加していますが、ウェブメール利用者全体でみるとまだまだですね。



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