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Post Date:2009年7月15日 

7月といえばノコギリクワガタ(2009)

2008年7月6日に「7月といえばノコギリクワガタ」というタイトルでブログをアップしましたが、今年もノコギリクワガタの季節となりました。
法事で中央線の国立府中ICの付近に出かけていました。法事が終わってから親族で早めの夕飯にでかけたのですが、食事を終えお店をでると辺りはトワイライトの世界。ここから少し足を伸ばせば、いつも訪れている八王子郊外のクワガタ収集ポイントです。しかし、今日のスタイルは昆虫採集に最も似合わないダブルの礼服です。懐中電灯も持ち合わせていません。
しかし...、
気になったら先ず行動です。樹液がでているか、路脇のコナラをチェックするぐらいならできます。
例年であれば有望なポイントである、山道沿いの住宅街にあるのコナラの大木に到着したのは日が完全に沈んで暗くなった頃でした。礼服での昆虫採集に、若干の引け目を感じ、人がいないことを確認してから車を降ります。暗がりの中、iPod Touchを懐中電灯代わりにコナラをチェックしますが、道路面には樹液がでていません。
仕方がないので、礼服に黒革の靴で藪に足を踏み入れます。
裏側には少し樹液がしみ出している部分があり、カナブンや蛾が僅かな樹液に群がっています。暗い部分はiPod Touchを頼りに目を凝らして見ていると大きな黒い影が見えます。コクワガタかと手を伸ばして捕獲してみると、ノコギリクワガタでした。
少し早い時間帯でしたが、ちゃんといました。一匹捕獲できたので本日は終了。また日を改めて出陣です。

写真は、自宅に戻ってから撮影したものです。結構立派な顎です。

そういえば、まさに昨年捕獲したノコギリクワガタ達の子孫がケース内で羽化してきています。ノコギリクワガタは羽化した後、成虫の姿で更に1年休眠します。活動を始めるのは来年のこの時期です。

下の写真は、6月にサナギになっていたノコギリクワガタを撮影したものです。

Post Date:2009年7月13日 

KJ法の川喜田二郎氏逝く

10日付けの新聞の訃報覧にKJ法の創始者である文化人類学者の川喜田次郎(かわきた・じろう)氏が8日に死去されたと掲載されていました。ご冥福をお祈り致します。

さて、このKJ法ですが、WikipediaのKJ法では以下のように説明されています。
川喜田は文化人類学のフィールドワークを行った後で、集まった膨大な情報をいかにまとめるか、試行錯誤を行った結果、カードを使ってまとめてゆく方法を考え、KJ法と名付けた。またチームワークで研究を進めてゆくのに効果的な方法だと考え、研修方法をまとめ、『発想法』(1967年)を刊行した。

【引用:Wikipedia】
その昔、問題解決や、ブレインストーミングで付箋紙をホワイトボードにペタペタと貼り付けた記憶があります。KJ法とは、キーワードをノードと捉え、グルーピングを繰り返すことにより、ノード間の関係性を推察することによって意味のある結合や新たな発想を得ることができる手法です。このノード間の関係性の推察というのは、マインドマップと同じ発想だと思います。

「衆知を集める」法としてKJ法は評価されて企業で採用され、マーケティングでも活用されていましたが、KJ法を実践しようとすると、カードに記載されるコメントのレベルが異なる、コメントとコメントの関係性を見いだせない等、トレーニングをしていない参加者にはハードルの高い手法でした。そういった意味からも文書から単語レベルにおとしたマインドマップの方がより特徴づけられて記憶に残ることと、文章よりも単語の方がイメージが広がるということが納得できます。何れにせよ参加者でカードの意味を確認し、情報の共有化を行わなければなりません。またその場で作成されたアウトプットを他者に開示しても、説明がなければ理解されるものではありません。

立花隆氏は、自著の「知のソフトウェア」(講談社現代新書)でKJ法について下記のように評しています。
KJ法のごとき発想、つまり、思考過程を普遍的かつシスティマティクな物理的作業手順に分解することによって、これまで意識内作業であったものを物理的作業に置き換えることができるという発想は、コンピュータにはふさわしいが、人間にはあまり向かない。」

【本文から抜粋】






しかし、暗黙知である発想法を体系化しプロセスとしたことは、やはり偉大なる功績ではないでしょうか。私のような凡人には、ひとりですべてを発想できるだけの能力もないので、何人かの手を借りて知識と情報を補う必要があります。そのためには多少時間を要したとしても体系化されたプロセスが与えられたことは大きな意義があります。ここ数年はマインドマップを利用していますが、KJ法は日本人が考案した素晴らしい発想方法の体系化であると思います。「発想法」「続・発想法」と40年も前に発刊されている本ですが、一読の価値はあると思います。

発想法-創造性開発のために(中公新書)
著者:川喜田二郎
価格:693円
出版社:中央公論社
発売日:1967/06



続・発想法-KJ法の展開と応用(中公新書)
著者:川喜多二郎
価格:861円
出版社:中央公論社
発売日:1970/02





Post Date:2009年7月12日 

Bloggerの投稿画面でエラー

このブログは、GoogleのBloggerを利用していますが、数日前からBoggerの投稿画面でWYSIWYGエディターが利用できません。Chrome、Fire Fox、IEと試しましたが何れのブラウザーでも動作しません。

IEでブラウザ下にエラー情報が出力されているのに気がつき、詳細情報を見ると

ライン:216
文字:9
エラー:'BLOG_EditorResources'は宣言されていません。
コード:0
URL:http://draft.blogger.com/post-create.g?blogID=xxxxxxxxxxx

と、出力されています。JavaScriptのエラーのようですが、私には意味不明(涙)です。

Blogger Help Forumでエラーメッセージを検索すると、イタリアのユーザで同じ現象が報告されていました。詳細は下記を参照ください。


 Question: BLOG_EditorResources Javascript error.


対象方法は、言語設定を英語(English)にするとあります。Bloggerダッシュボードにある言語を日本語から英語に変更すると、確かにJava Scriptエラーは起きなくなりました。メニューが英語だと若干不便ですが、投稿に支障はなさそうです。

それ以外にも自動保存時に、An error occurred while saving のエラーが多発しています。週末にBloggerに何か変更をしているのでしょうか。早めの対応を願いたいです。

以上、Blogger利用者以外には関係のない内容でした。

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