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Post Date:2009年7月23日 

ブログ新聞

今日は皆既日食でした。東京でも部分日食を観測できたところもあるとニュースで流れていましたが、その時間帯は窓のない会議室に籠もっていたのでわかりません...。

Googleのロゴも皆既日食バージョンと洒落ていました。


ブログ新聞

Business Media 誠に『米国で始まった「ブログ新聞」……読んでみたい理由』という記事がアップされていました。日本で「ブログ新聞」が始まれば、読んでみたいとかという質問の調査結果が記載されています(アイシェア調査)。

紙媒体のニュースを購読している方が、ネットニュース閲覧者よりも購読意識は高く4割。全体では3割が読んでみたいという結果になっています。

実際に『The Printed Blog』を閲覧してみましたが、写真を大きく取り上げ記事もしっかりしているように見えます。例えばニューヨーク版のタイトルでは下記ようなタイトルで記事が書かれています。
・maureen dowd’s tiny error (※maureen dowdはコラムニストのようです)
・one reason why social media fails

欧米ではブログでは記事をしっかりと書き、Twitterなどマイクロ・ブログでひとことコメントを書く、と、役割が明確になっているのか、ブログの内容は仕事の参考になるものも多数あります。

ブログの内容が雑誌にまでピックアップされれば、まさにCitizen Generated Mediaの確立です。

Business Media 誠の『ブログを印刷した新聞、読みたいですか?』では、ブログ新聞のビジネスモデルにも触れていますが、自分のお気に入りのブログを閲覧するだけであればRSSリーダーの登録で十分です。しかし多数あるブログの中から読みたいと思うものを探しだすのには限界があります。

総務省情報通信政策研究所が2009年7月に公表した、『ブログ・SNSの経済効果の推計』の中に「ブログ登録者数、閲覧数」という参考資料が添付されています。2009年1月末時点のブログ登録者数は延べ人数で2,695万人。気に入ったブロガーを探そうと、1日100件ペースでチェックをしていっても740年近くかかってしまいます。



数多存在するブログの中からピックアップし、リコメンドしてくれるサービスがあると確かに便利かもしれません。また語学力のない人間にとっては、正しく翻訳した記事をアップしてもらえるのもありがたいサービスです。

これが紙媒体として必要かどうかは別としても、画像を含めフォーマットされた全文記事をiPod touchなどでダウンロートできると通勤時の読み物としてはいいかもしれません。

リコメンド方式としては、閲覧した記事、記事の評価などから次第に趣味嗜好にあったブログがリコメンドされると嬉しいですね。肝心の収益モデルは、広告か有料サービス?

紙媒体で考えた場合は、既に知名度のあるフリーペーパーでの展開であれば、広告枠の営業などの問題も排除できるかもしれません。
Post Date:2009年7月21日 

iPod toucd OS3.0 小技



メモリを解放

iPod touchのSafariでWEBブラウジングをするとホームボタンでアプリケーションを終了してもSafariが常駐したままでメモリを解放してくれません。OS2では「ホームボタンの長押し」でSafariを終了することができましたが、OS3.0にバージョンアップしてからこの方法ではメモリが解放されません。

メモリ使用状況をみるとホームボタンで単純にSafariを終了させた場合には、空きメモリが2.5MBです。下記の方法でsafariを完全に停止し、メモリを解放させます。

Safariの終了手順
① スリープスイッチを長押し、電源OFFの画面を表示
② スリープスイッチから指を離す
③ 次にホームボタンを長押し
④ ホーム画面に戻ったら指を離す



この結果、メモリの空き容量は、27.3MBまで回復しました。また起動中のアプリケーションからもsafariがなくなりました。

しかし、
前バージョンのときよりも手順が面倒になったのはなぜでしょうか....。

スクリーンショットの複数選択


iPod touchで撮ったスクリーンショットをメールで添付する場合、前バージョンでは1枚づつしかできませんでしたが、OS3.0にバージョンアップして複数枚の選択ができるようになりました。

これも何気に便利になった機能のひとつですね。
Post Date:2009年7月20日 

蝉の羽化

都内で聴ける蝉の声

都内では7月頃から先陣をきって「ニイニイゼミ」が鳴きだし、夏休みに入いる頃になると「アブラゼミ」が参戦してきます。お盆時期は「アブラゼミ」と「ミンミンゼミ」の合戦となり、夏休みも終わりの頃になって「ツクツクホウシ」が夏の終焉を告げます。少し郊外であれば朝晩は「ヒグラシ」のもの悲しげな声も聞くことできます。


蝉の幼虫を見つける

都内でも時期によって観察できる蝉が違いますので、色々な蝉の幼虫から成虫へと変態する華麗なるショータイムを見てみてください。観劇はとても簡単です。暗くなってから近所の公園に寄ってみるだけです。後は見たいと思う気持ちさえあれば蝉の幼虫は容易にその姿を現します。

蝉の幼虫、発見のポイント

① 日が沈んでから日中に蝉が鳴いている公園などにでかけます。

② 蝉の抜け殻がある。

③ 根元の周りに1cm程度のポツポツとした穴がある。

④ ②③の木の根元から順次上へと懐中電灯を照らしていきます。


羽化の観察

そのまま公園で幼虫が羽化する様子を観察してもいいのですが、背中が割れてから完全に姿を見せるまでには30分以上かかります。夜の公園は蚊が多いのと、不審者に間違われても困るので、元気よく木を登り始めた蝉の幼虫を見つけたらそっと家に持ち帰ってゆっくり観察しましょう。

プラスチックの飼育ケースなどに羽化するための木をいれます。ケースや登り木がなくても、観葉植物、網戸などでもO.K.です。カーテンは風で揺らぎやすいので×です。羽化している最中に羽が当たると変形して飛べなくなってしまいます。下の写真はクワガタ飼育などに使っている木に登って羽化を始めた蝉の幼虫です。足場をしっかりと固定してから羽化が始まります。背中に割れ目がでてきたらそっとケースから出して間近で観察してください。


イナバウア

右の写真は羽化開始後15分のアブラゼミです。

背中の殻を破ってイナバウアのように身体を後ろにせりだしてきます。

羽化したばかりの成虫はまるで白い天使です。

そして羽化する瞬間はとても神秘的で、その懸命な姿に感動を覚えます。




腹筋運動

イナバウア状態から腹筋をして身体を起こします。足でしっかりと身体を支えてから最後に尻尾部分を殻から出します。その後に体勢を整えて、ゆっくりと羽を伸ばしていきます。

今回、羽が伸びきった姿はピンぼけだったので割愛しますが、羽がキレイに伸びきるまでには羽化開始から1時間ぐらいかかります。観察が終わったらケースに戻します。

ケースに戻すときに羽が当たらないように気をつけてください。

翌朝にはいつも見かけるアブラゼミになっています。羽化してすぐには大きな声では鳴かないので近所迷惑にもなりません。フタを外しておけば、自分から外に飛んでいきます。

アブラゼミは成虫になってから2週間程でその生涯をとじます。羽化の観察で感動を与えてくれた彼らを自由にしてあげてください。

但し、リリースするのは近所で捕獲した蝉だけです。人間の手で生態系を乱さないよう注意してください。

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