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Post Date:2020年5月10日 

Amazon Echo で学校のチャイムを鳴らす

Amazon Echo で学校のチャイムを鳴らす

テレワークで仕事をしているときの悩みのひとつが、時間にメリハリが付かなくなってしまうことではないでしょうか。そこで小学校時代から脳裏に刻み込まれた始業と終業を知らせる学校のチャイム音を自宅でも鳴らすようにしてみました。子供がいる家庭でも有効ではないかと思います。特にお昼の時間と終業は、チャイムが鳴ると終わりにしようと思えます。あ、もちろん開始時刻も、、、。

Amazon Echo で定型アクションを使えば、決まった曜日、時間でチャイムを鳴らすことができます。Amazon Echoでは、

  • Amazonミュージックを使う方法
  • Alexaスキルを使う方法

の2つの方法で、”学校のチャイム” を鳴らすことができるので、この2つの方法について説明します。(2020.05.24 追記)


定型アクションとは

Alexaの定型アクションとは、作業の自動実行、Amazonスキルを別名(覚えやすい名前)で実行したり、まとめて色々な処理ができるなど、スマートライフにかかせない機能です。定型アクションでできることについては、Amazon.co.jp: Alexaの定型アクションを活用しよう を参照してください。


Amazonミュージックで学校のチャイムを鳴らす方法

最初にAmazonミュージックの音楽を定型アクションで再生する方法で ”学校のチャイム” を鳴らす方法についての説明です。


学校のチャイムは何という曲?

Amazon Musicで「学校のチャイム」で探してみてあっさりと見つかりました。あの「キーンコーンカーンコーン」というチャイムにも曲名があり、「ウェストミンスターの鐘」というそうです。イギリス ロンドンにあるウェストミンスター宮殿にある時計台、いわゆる「ビックベン」で毎日正午になる鐘の音です。

Amazonミュージックにあったのは、学校のチャイム (Long Ver.)学校のチャイム / ウェストミンスターの鐘 の2バージョンです。共にAmazonプライム会員であれば購入しなくても聴くことができます。

音は好みですので、下記2曲を聴き比べて好きな方を利用してください。自分は後者の 学校のチャイム / ウェストミンスターの鐘 を使っています。

ちなみに、「ウェストミンスターの鐘」を奏でるビッグベンは2021まで修繕工事中で、Google Earth の画像も修繕工事中となっています。

Big Ben

定型アクションで音楽を再生するコツ

定型アクションでは、Amazonミュージックの曲名で指定できるので、最初は、「学校のチャイム ウェストミンスターの鐘」と入れていたのですが、ある日から再生できなくなってしまいました。マイ・ミュージックに追加しても結果は同じ、、、。

次に試したのがプレイリストですが、プレイリスト名だけを指定しても再生できませんした。”プレイリスト (プレイリスト名)” と、プレイリスト名の前に ”プレイリスト” と付けるとうまく再生できました。


プレイリストに登録する

定型アクションを登録する前に ”ウェストミンスターの鐘” をプレイリストに登録しましょう。

① Amazon Musicで ”学校のチャイム” を検索

Amazon Musicアプリで ”学校のチャイム” を検索して、右端のメニューをタップします。

Amazonミュージックで学校のチャイムを検索

② プレイリストに追加

表示されたメニューから ”プレイリストに追加” をタップします。

プレイリストに追加

③ 新しいプレイリストを作成

”新しいプレイリストを作成”(青帯)をタップして、プレイリスト名を入力します。ここでは ”学校のチャイム” としています。

新しいプレイリストを作成

”保存” をタップすれば、マイミュージック内にプレイリストに学校のチャイムというプレイリストが作成され、その中に、学校のチャイム / ウェストミンスターの鐘 が登録されます。


時間指定の定型アクションを設定する

時間指定で定型アクションを実行する設定方法については、Amazon.co.jp: 時間指定での設定方法 にわかりやすく説明されているので参照してください。例と異なるなのは、”アクションを追加” で ”ミュージック” を選択します。

定型アクション:ミュージック

”ミュージック・メディア”の画面で、”これを再生” に「プレイリスト 学校のチャイム(上で作成したプレイリスト名)」と入力します。プレイリスト名だけを指定しても再生されないことがあるので、プレイリスト名の前に「プレイリスト」と入れると正しく認識してくれます。

”プロバイダー:”は、”マイライブラリ” を選択します。

定型アクション:ミュージック

アクションをコピーして複数作成する

下記は、9時に「プレイリスト 学校のチャイム」を鳴らす設定ですが、12時、13時、18時にもチャイムを鳴らしています。複数の時間でチャイムを鳴らしたいのであればコピーしていきます。

設定が完了した定型アクションを開き(定型アクションを編集)、右上のメニューをタップします。

定型アクションの編集

”新しい定型アクションにアクションをコピー” をタップするとアクションがコピーされるので、定型アクション名、実行条件を再度入力していきます。


設定したアクションを確認する

設定したアクションの確認は、定型アクションの画面で ”再生アイコン” をクリックします。

定型アクションの確認

「♪ キーンコーンカーンコーン」と鳴れば設定は成功です。


定型アクションでチャイムを鳴らすデメリット

Amazonミュージックでチャイムを鳴らすので、チャイムの時間に再生されていた音楽は停止されます。仕事・勉強を始めるときは音楽を止めるという意味ではいいのですが、、、。

また音量設定もアクションを追加してデバイスの設定を選択することで可能です。例えばチャイムはボリューム3で鳴らすとかはできます。ただ、定型アクションでは、音楽再生が最後のアクションでないと設定できないので、チャイム終了後に音量をもとに戻すことはできません。


Alexaスキルで学校のチャイムを鳴らす方法

続いて、Alexaスキルで学校のチャイムを鳴らす方法です。「学校チャイム」というスキルでは、フリー効果音:学校のチャイム|OtoLogic の「チャイム 学校02」が使われています。利用する場合には、スキルを有効にします。

学校チャイム

定型アクションの登録方法については、Amazonミュージックを鳴らす場合と、ほとんど同じで、”実行条件” を ”時間を指定” として、”時間” と ”繰り返し” を設定します。

次に、”アクションを追加” で、”スキル” から ”マイスキル” をタップして、”学校チャイム” を選択します。

Alexaスキルを定型アクションに登録

あとは、実行するデバイスを選択するだけです。

Alexaスキルで学校のチャイムを鳴らした場合には、再生していた音楽もチャイムの後に再開されます。


追って書き(3時のおやつ)

チャイム以外にもうひとつ定型アクションで時報を設定しています。3時になると

午後を3時をお伝えします。

とアレクサがおやつの時間を知らせてくれます。

”アクションを追加” で ”Alexaのおしゃべり”をタップし、”カスタム” を選択すると好きな言葉をAlexaに喋らせることができます。

定型アクション:Alexaのおしゃべり

チャイムをAmazonミュージックで鳴らさなくても

9時になりました。仕事(勉強)を開始する時間です。

と、アレクサに業務開始を告げてもらうこともできますが、今回は「学校のチャイム」にこだわってみました。

Post Date:2020年5月5日 

ポモドーロ・テクニックでテレワークの生産性を高める

ポモドーロタイマー

多くの人が会社で仕事をするのが当たり前だと思っていたのが、ある日突然、いままでの常識が覆されてしまいました。オフィスと仕事という関係性は大きく変化しましたが、テレワークをしている方の中には「自宅だと効率が悪い」「集中できない」と思われている方も少なくないのではないでしょうか。

しかし、一人で仕事をしているからこそ、”集中する術” を身に付ければ、いままでより生産性を高めることができます。オフィスと仕事という関係がが大きく変わったいまこそ、生産性向上について考えるいい機会です。

そもそも日本の労働生産性は低いと言われていますが、労働生産性の国際比較2019 | 調査研究・提言活動 | 公益財団法人日本生産性本部 によると、

OECDデータに基づく2018年の日本の時間当たり労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は、46.8ドル(4,744円/購買力平価(PPP)換算)。 米国(74.7ドル/7,571円)の6割強の水準に相当し、順位はOECD加盟36カ国中21位だった。

【引用】労働生産性の国際比較 | 調査研究・提言活動 | 公益財団法人日本生産性本部

と、あります。米国を100とした場合のG7各国の”時間当たりの労働生産性”をグラフにしたのが下記になります。

G7各国での労働生産性の比較

計算方法にもよるところがあるかと思いますが、『頑張れ、日本の労働者たち!』

ということで、今回はテレワークで活用できる「集中して生産性を向上させる」ポモドーロ・テクニック(Pomodoro Technique)について説明します。


ポモドーロ・テクニックとは

1980年代後半ににイタリア人のフランチェスコ・シリロ氏によって開発された時間管理術です。ポモドーロとは、イタリア語でトマトを意味し、トマト型のキッチンタイマーを時間管理に使用したことが由来です。

ポモドーロ・テクニックを始めようと思ったらフランチェスコ・シリロ(著)『どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門』を一読ください。

ポモドーロ・テクニックは、簡単にいってしまえば、25分間集中(1ポモドーロ)して、5分間の休憩というセットで勉強・仕事をします。そして、4セット(2時間)やったら20-30分の長めの休憩をとるというものです。

  1. 実行タスクを決める
  2. タイマーを25分にセット
  3. タイマーがなったら作業終了し、1ポモドーロ終了をチェック
  4. 5分間の休憩
  5. 4セット実行して20-30分休憩

初めは1セットから始めて、慣れてきたらセット数を増やしていきましょう。1日の作業予定を計画するときに、2セット(1時間)以上できる時間を確保して、スケジュールしてしまうのがよいかと思います。


ポモドーロ・テクニックのルール

ポモドーロ・テクニックにはいくつかのルールがあります。

  • ポモドーロは分割できない
  • 長く中断されたポモドーロは無効となる
  • 時間になったら作業を中断する
  • 休憩中には作業のことは考えない
  • 5-7ポモドーロ以内の作業とする(超えるときは分割)
  • 1ポモドーロに満たないものは組み合わせる

1ポモドーロの25分間を分割してはいけません。”予定より作業が早く終わった場合には、見直しを” とありますが、次の作業に着手してもいいのではないかと思います。逆に作業の切りが悪かったとしても、一旦作業を中断して休憩に入ります。


集中時間を中断する要素

初めは、25分間という短い時間でも集中して何かをするというのは、けっこう難しいと実感するでしょう。シリロ氏は、集中を中断だせる要素として、内的中断と外的中断というふたつをあげてます。

内的中断

「お昼は何にしようかな?」「友達に連絡しなきゃ」「珈琲が飲みたい」「〇〇を調べなきゃ」など、今している作業以外のことを考えたり実際に動作をすることが内的中断です。1ポモドーロ(25分間)の中で内的中断が何回発生したかを記録することによって、次第に25分間、作業に集中することができるようになりまがす。

内的中断を減らす訓練として、1日の始まりと20-30分の休憩時間にマインドフルネスで自己制御力を向上させるのもよいかもしれません。

外的中断

「誰かに話しかけられる」「電話が鳴る」「スマホ、PCの通知」などによって作業が中断してしまうのが、外的中断です。緊急のものでなくても、通知があると見てしまうのが悲しい性です。遅れてもスマホもPCも通知はOFFにします。Windows10 には、”集中モード”というのがあるので活用しましょう。また緊急の電話に対応しなければならいのであれば、マナーモードにしていても特定の番号だけ着信音を鳴らすこともできます。先ずは勇気を持って通知をOFFにしてみましょう。

外的中断数も記録します。また外的中断によってポモドーロを実行できなくなったら、そのポモドーロは未完として中断します。


ポモドーロを実施する上で大切なこと

ポモドーロ・テクニックで大切なのは、単に25分(作業)+5分(休憩)というタイムマネージメントだけではありません。書籍では、5段階の基本プロセスとして、計画追跡記録処理視覚化 について説明していますが、計画、記録、評価 を繰り返すことが大切です

計画→記録→評価
 1.計画予定作業を洗い出し、作業量(ポモドーロ数)を見積もり、1日のスケジュールを決める
 2.記録予定作業毎にかかったポモドーロ数、中断数などを記録
 3.評価予定/実績での差異の発生理由、中断した理由などを考え、改善を図る

書籍では、計画、記録、評価(振り返り)で使用する下記の3つのシートが紹介されています。

  • 今日やること(Process Map)
  • 仕事の在庫(Resources)
  • 記録(Afterword)

シンプルにするために紙とペンを使用するとありますが、自分は下記のようなスプレッドシートを作成してフィルターで処理しています。


ポモドーロ・テクニックに最適なタイマー

ポモドーロテクニックで使用するタイマーについて、

  • 作業の取り掛かりの宣言となり得る(ゼンマイを巻く)
  • 時間経過がわかる(視覚的に理解、経過音)
  • 時間の終了を認識させる音

ということから、キッチンタイマーが推奨されています。

テレワーク中に使うキッチンタイマーを探しましたが、中国発送品など評価が低すぎのものが多い、、、。ゼンマイ式 キッチンタイマー で探してみると多くが見つかりますので、気に入ったものがあれば使ってみてください。

ただ、スマホを使ったタイマーセットやアプリを使うのは、内的中断、外的中断の観点から避けた方がよいと思います。集中したいときは近くにスマホを置かないことに越したとことはありません。

また Amazon Echo があるのであれば、

Alexa, 25分のタイマーをセットして

といえば、OKです。経過時間の確認は、

Alexa, タイマーの残り時間は?

と、訊ねます。時間経過を感じさせる音はありませんが、それでも簡単にセットできるのは便利です。


集中モード(Alexaスキル)

Alexaスキルには、「集中モード」というスキルがあります。複数セットで実行できるので便利です。難点は、指定しなければ常に25分+5分とならないところです。基本的には前の実行結果を引きついてくれているようですが、時折、時間を変更して実行しようとします。

Alexa, 集中モードを開いて

と言って、設定内容を確認し、必要があれば、休憩時間、セット数などを変更してからスタートしましょう。

集中モードは、時間設定にリマインダー機能を使っているので、スタート後は、好きな音楽や環境音をかけることができるのもメリットのひとつです。

ポモドーロを中断しなければならなくなったときには、Alexaアプリからリマインダーを削除しなければなりません。


Pomodoro Tracker

The Pomodoro Tracker はブラウザベースで利用できるタイマーです。他のアプリの通知をOFFにすれば、スマホを使うよりいいかもしれません。作業もこの中で管理でき、計画時に予定ポモドーロ数も設定できます。

The Pomodoro Tracker - A useful tool for time management based on Pomodoro Technique

時間設定など細かな設定もでき、他のToDoとの連携も可能です。

The Pomodoro Tracker - A useful tool for time management based on Pomodoro Technique

ポモドーロ時間はスタンディングで仕事をする

25分間の集中時間はスタンディングで仕事をするのにちょうどよい長さです。テレワークは立って仕事をしろ! | 象と散歩 で紹介した、LEVIT8(レヴィティー8)を使えば、普段使っているテーブルやデスクがスタンディングデスクになります。

ポータブルスタンディングデスク LEVIT8(レヴィティー8)

5分間の休憩で身体を伸ばしたあと、座って休憩すれば次の25分はまた立って仕事をします。ポモドーロ・テクニックとポータブル・スタンディング・デスクで集中した時間として生産性を向上させましょう。

Post Date:2020年4月26日 

Alexa(アレクサ)でスマートホーム(スマートライト)化

TP-Link Kasa スマートLEDランプ

Amazon Echo を購入したときに、TP-Link Kasa スマートLEDランプ 調光タイプ とのセットが安価で販売されていたので、自宅のスマートホーム化の第一歩として、スマートライトを購入してみました。

  • Amazon Echo
  • WiFiネットワーク環境
  • スマホ

の三種の神器があれば、簡単に照明をスマートホーム化できます。

スマートホームとは、Wikipediaで下記のように説明されています。

スマートホームとは、IoT(もののインターネット)やAIなどの技術を駆使して、住む人にとってより安全・安心で快適な暮らしを実現する住宅のこと。

【引用】スマートホーム - Wikipedia

いまでは、Alexa対応製品も多く発売されており、Amazonの商品ページでは、Amazon Echo を保有していると、Alxea認定商品であれば、下記のように表示されます。

Works with Alexa認定

最初にスマートライト化をしたのが、ダイニングのペンダントライトだったのですが、使ってみると確かに快適でした。

Alexa, 電気を点けて/消して

Alexa, 電気を20%に

と、照明の点灯/消灯、明るさが、Alexaの音声コントロールできるのは、思った以上に便利でした。

ということで、リビングの照明のスマートホーム化を決意。更に調色も試してみたく、ダイニングのペンダントライトをマルチカラーに変更してみました。また、Echoユーザーなら1,000円割引きと、購入意欲がそそられる価格設定になっていたので、使い道を考えずにTP-Link WiFi スマートプラグも併せて購入。


TP-Link Kasa スマートLEDランプ には、調光タイプ(KL110 参考価格:2,590円)とマルチカラー(KL130 参考価格:4,980)の二種類があります。下図写真の左が調光タイプ(KL110)、右がマルチカラー(KL130)です。

(左)TP-Link Kasa スマートLED 調光タイプ (右)TP-Link Kasa スマートLEDランプ マルチカラー

共に明るさは、1~100%まで100段階で調節でき、アプリを使えば、遠隔操作、スケジューリング、シーン設定、そして電力使用量をモニタリングできます。マルチカラータイプでは、更に1,600万色を超える膨大な色を表現でき、自動色温度調整の機能(オートホワイト機能)を搭載しています。

TP-Link Kasa スマートLEDにした理由ですが、

  • Amazon Alexa認定商品
  • 60Wの白熱電球と同じ明るさ(800lm)
  • 中継器(ブリッジ、ハブ)が必要ない(WiFi接続のみ)

ですが、Amazon Echo Plus は、スマートホームハブ機能を持っているので、Hueランプでも問題なかったということに後から気がつきました。

TP-Link Kasa スマートLED と同じコンセプトには、+Style スマートLED電球Meross WiFi スマートLED電球 などがあります。何れもTP-Link Kasa よりも安価です。+Style スマートLED電球 の調色・調光タイプは、電球色から白昼色での変更で、マルチカラーではありません。しかし、E17タイプもあるのでダウンライトのスマートライト化も可能です。またシーリングライト(白昼色・調光のみ)もあるので家中の照明をスマートライト化できます。


寝室の照明であれば、スケジューリング機能で起床時に徐々に明るくするなどといった使い方も考えられますが、リビングでの利用なので音声操作が中心です。TP-Link Kasa スマートLEDは、ON/OFF、調光、調色が音声で可能です。

操作 コマンド

電源
KL110/KL130

・Alexa, 〇〇(の電気/ライト)を点けて
・Alexa, 〇〇(の電気/ライト)を消して

調光
KL110/KL130

・Alexa, 〇〇を(パーセント)にして
 ・Alexa, 〇〇を100%にして
 ・Alexa, 〇〇を1%にして

調色
KL130

・Alexa, 〇〇を(色)にして
 ・Alexa, 〇〇を電球色にして
 ・Alexa, 〇〇を昼光色にして

シーン
KL100/KL130

・Alexa, [シーン名]を有効にして

上表の 〇〇には、Kasaアプリで付けた端末名、若しくはAlexaアプリで作成したグループ名になりますが、例えば端末名を”寝室”としていても、「寝室の電気を点けて」、「寝室のライトを消して」、「寝室の電気を5%にして」、「寝室のライトを電球色にして」といってもAlexaは認識してくれます。

Kasaアプリで作成したシーンも、音声で有効にすることができます。

Kasa Smart iOS App

上図写真が、設定したシーン一覧ですが、例えば、映画モードにするなら

Alexa, 映画モードを有効にして

で、シーンに合わせた照明に切り替えられます。”映画モード”では、ダイニングのライトは、赤で20%”に、リビングの照明は、ひとつだけ5%で点灯します。

Kasa Smart iOS App

TP-Link Kasa スマートLED マルチカラー(KL130)は、Alexaで色を変更することができますが、音声操作で指定できる色については、記載がなかったので調べてみました。音声で色を変えられたのは下記の17色です。

  1. 電球色
  2. ソフトホワイト
  3. 白/ホワイト
  4. 昼白色(ちゅうはくしょく)
  5. 昼光色(ちゅうこうしょく)
  6. 桃色/ピンク
  7. 茶色
  8. 橙色(だいだいいろ)
  9. 金色
  10. 黄色
  11. 黄緑
  12. 水色
  13. 赤紫
Alexa, 〇〇(の電気/ライト)をにして

と言って色を変えることができます。

※「Alexa, 〇〇の色をXXにして」というとAlexaアプリのデバイスから確認できる色(上記以外)にも変更できました。


Alexaアプリでグルーピングをする

リビングダイニングルームの下図写真の左がダイニングの照明(現在は合う傘がなく裸電球)、右がリビングの照明です。リビング側の照明は3灯です。

(左)TP-Link Kasa スマートLEDランプ マルチカラー (右)TP-Link Kasa スマートLEDランプ 調光タイプ

Kasaアプリでは各LEDライトを下記のように名前を付けました。

  • 左(KasaスマートLEDランプ マルチカラー)
  • 電球1(KasaスマートLEDランプ 調光タイプ)
  • 電球2(KasaスマートLEDランプ 調光タイプ)
  • 電球3(KasaスマートLEDランプ 調光タイプ)

しかし、これだと右側の3灯、部屋全体をまとめて操作することができないので、下図のようにグルーピングしています。Alexaで音声操作するには、Kasaアプリではなく、Alexaアプリでグルーピングする必要があります。

Alexaでスマートライトをグルーピング

下図写真は、Alexaアプリでの実際の設定です。

Alexaでスマートライトをグルーピング

これで、

Alexa, リビングの電気を点けて

Alexa, 右のライトを50%にして

と、グルーピングした照明に対して音声で操作ができるようになります。

※ このあと ”リビング” というグループ名を ”電気” と変更して、短い呼びかけで照明のOn/Offができるようにしました。

Alxea, 電気を点けて

スマートプラグで就寝時の照明を自動消灯

使い道を考えずに「安い!」というだけで買ったTP-Link WiFiスマートプラグですが、購入してから電源をONにしただけで使える家電が殆どないということに気が付きました。

TP-Link WiFi スマートプラグ

使い方として考えたのは、

  • 水槽のLEDスポットライトの自動点灯/消灯
  • 寝室のベットサイドライト

水槽のLEDスポットライトは、スケジューリング機能を使えば時間でのOn/Offが自動でできますが、いま使っているタイマーのOn/Offでも不便を感じていないので、とりあえず寝室のベットサイドライトに使ってみました。

音声でOn/Offする以外の使い方を考えて、Kasaアプリでスマートアクションを設定してみました。スマートプラグには ”ライト” と名前を付けています。

TP-Link WiFiスマートプラグ

これで、

Alexa, ライトを点けて

といって、ベッドサイドライトを点けてから、15分後に自動でオフになります。


スマートホーム化を支えるWiFiルーター

スマートホーム化が進むと、自宅のWiFiに接続する機器が増加します。

WiFiルーターに接続する台数が増えると、WiFiスピードが遅くなったり、接続台数オーバーで切断されてしまいますので、スマートホーム化を考えるならWiFiルータの強化は必須です。

TP-Link Archer A10

TP-Link Archer A10(最新モデルはA10 pro) を使っていますが、値段の割に高性能です。最大接続数が48台、同時に複数の端末と通信し、高速接続を実現するMU-MIMOという技術が使われています。要はたくさんの端末を接続できて、高速でのWiFiを提供してくれます。

このWiFiルーターも、できることは少ないですが、Alexaで音声コントロールが一部可能です(ブリッジモードでは音声操作できません)。

Alexa, ゲストネットワークを有効にして/無効にして

といえば、ゲストネットワークのコントロールが音声でできます。


スマートホーム化計画

スマートホーム化の第一歩がスマートライトでしたが、スマートライトも音声コントロールの利用が中心です。それでも、Alexaアプリのグルーピング、定型アクションで操作の簡略化もでき、生活が快適になりました。

次のホームスマート化に向けてスマートリモコンを物色中です、、、「嗚呼、物欲の神さま!」

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