コンビニアイスには罪悪感を覚えるけど、暑い季節は、冷たくて甘いものに焦がれます。少しでもギルトフリーな冷菓をと "冷凍果実" と 発酵機で作った "食べる甘酒" でスムージーを作っています。
スムージーは、アメリカ生まれの飲み物で、クラッシュした氷を加えたり、凍らせた果物や野菜を使用するシャーベット状の飲み物です。しかし、今では、野菜や果物をミキサーにかけたものを含めてスムージーといわれています。
「シャーベット状でないスムージーならジュースと同じ?」
と思いましたが、ジュースは果実をジューサーで搾った搾汁(さくじゅう)なのでサラサラですが、スムージーは素材をそのまま粉砕するので、とろみがあり、果物や野菜の栄養を丸ごと摂取できます。
しかし、夏は冷菓としての冷凍果実に甘酒で甘味を加えたスムージーが一押しです。
象と散歩: 食べる玄米甘酒で菌活生活のすゝめ で紹介している ”食べる甘酒” は、甘さを控えるために白米ではなく玄米を使っているので、程よい甘さが、スムージーを引き立ててくれます。
スムージーに適したミキサー
冷凍果物でスムージーを作るにはパワーがあるミキサーが必要です。消費電力(ワット数)と回転数が選択の基準となりますが、回転数が同じでもパワーがなければ撹拌力に欠けます。
しかし、パワーがあると本体が大きくなってしまうのが世の常。コンパクトでパワーがあるミキサーを探してたどり着いたのが、T-Fal(ティファール)の『ミックス&ドリンク』でした。
- 氷も砕ける300Wのハイパワー
- 低速時 15,000rpm / 高速時 20,000rpm
- 最高容量 600ml
と、滑らかなシャーベット状のスムージーを数人分作るのに十分なパワーがありますが、コンパクトで、洗練された美しいデザインです。
ボディカラーにはホワイトとルビーレッドがあり、ルビーレッドにはミルが付属しています。ミルは不要でしたが、赤いボディが気に入りルビーレッドを購入しました。
2020年にカッターがチタンコーティングされて耐久性が2倍になった『ミックス&ドリンク ネオ』が発売され、ボディーカラーがシルバーとミル付きのルビーレッドになりました。
サステナブルな製品
T-falには部品注文センターがあり、パーツが破損した場合でも壊れた箇所だけを交換することができます。以前、蓋の留め具が破損してしまったときに注文をしましたが、送料&代引き手数料込みで990円でした。
家電製品を長く使う上でも、こういった企業のスタンスはとても好感が持てます。
スムージーを作ろう
冷凍果物として販売されている ラズベリー、ブルーベリー、マンゴー などを使えば簡単に美味しいスムージーができます。
もちろん、カットパイナップル、りんご、バナナ、イチゴ、オレンジなどお好みの果物を冷凍庫で凍らせたものでもOKです。
T-fal『ミックス & ドリンク』は、氷が砕けるハイパワーとありますが、果物のカットが大きいと細かく砕けずに固まりが残ってしまいます。大きめなものは、カットしてから入れるか、少し常温で解凍してください。
そして、「食べる甘酒」を加えます。甘さ加減はお好みで。
適量の牛乳を入れてミキシングです。
最初に低速で撹拌してから高速で仕上げると滑らからなスムージーができます。
牛乳が多いとシャーベット感がなくなりますが、逆に少ないとドロドロの状態となり、ブレードが空回りしてしまい冷凍果物の固まりが残ってしまいます。
最初は少しづつ牛乳を注ぎ、状態を確認しながら仕上げていきます。
牛乳だと、まだ罪悪感を覚えるというのであれば豆乳でも美味しくできます。果物が入っているので豆臭さも感じません。
サステナブルな製品である
T-falには、部品交換センターがあり、機器が壊れたときにパーツを細かく交換することが可能です。以前、蓋の留め具が破損してしまいましたが、蓋だけを交換できました。送料&代引きテス料込みで1,000円もしなかったと記憶しています。
長くモノを使うために、こういう細やかな対応してくれる企業は好きです。
食べる甘酒の作り方
「食べる玄米甘酒」の作り方は、象と散歩: 食べる玄米甘酒で菌活生活のすゝめ からの再掲です。
長谷園の ”かまどさん” であれば、玄米1合あたり300ml、2合であれば水 600ml です。炊き上がった玄米を更に10時間発酵させるので、水に浸す必要はなく、直ぐに炊いて問題ありません。
塩は、ナトリウムが玄米のカリウムと中和して苦みを和らげるので、炊き始める前に少し入れます。
土鍋で中火で30分、その後、火を止めて30分蒸らします。中火で30分と書いていますが、鍋蓋の穴から蒸気がでなくなったら火を止めてください。
✔ 水 600ml
✔ 塩 少々
✔ 中火で30分
✔ 火を止めて30分蒸らす
「食べる甘酒」の材料は玄米と糀(こうじ)にお湯を足すだけです。
✔ みやここうじ 一袋(200g)
✔ お湯 60° 適量
糀(こうじ)は、スーパーでも購入できる伊勢惣「みやこ こうじ」を使っています。乾燥麹なので袋の中で細かく砕いてから使います。
甘酒を作る発酵器は、Kuvings(クビンス)ヨーグルト&チーズメーカを使っています。
30分蒸した玄米、細かく砕いた麹を容器に入れて、玄米と麹が浸るぐらいにお湯(水)を足してよくかき混ぜます。
温度は 60℃、発酵時間は 10時間で「食べる玄米甘酒」の完成です。甘めにするのであれば発酵時間を長くしてください。
夏は、”冷凍果実&食べる甘酒” で作ったスムージーで大人な冷菓を楽しんでください。
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