Withing WS-50 を購入したのが、ダイエットを一大決心した2014年でした。
そして2年後には、WS-50(現在のBody +)を里子に出して、脈派伝搬速度で心臓血管の健康状態を知ることができる Body Cadio を購入。
しかし、脈派伝搬速度の機能 は、暫くして使えなくなってしまいました、、、。
Withings Body Cardioの新機能
長らく日本では、脈波伝搬速度機能が利用できない状態したが、2021年5月に「Withings、Wi-Fi体重計Body Cardioに「血管年齢測定」を追加」という朗報がありました。
血管の硬化を表す指標でもある「脈波伝播速度」を元に算出する「血管年齢」というわかりやすい指標です。
Withingsの日本アカウントでもTwitterに投稿されていました。
皆さん血管年齢をご存知でしょうか?
— Withings JP (@WithingsJP) May 24, 2021
血管年齢という新たなバイオマーカーで動脈の年齢を測定し、その他の同年齢のWithingsユーザーと比較していきます。脈波伝播速度を元にしたこの指標では、血管年齢で心臓の健康をより把握することができます。 pic.twitter.com/qcllOu9jHx
血管年齢を測定するためにはアプリでの設定が必要です。
アプリのダッシュボードから血管年齢の測定をスタートさせます。(下写真は、スタートさせて既に1回目の測定を終えた状態です。)
そして、マイデバイスからBody Cardioの「画面のカスタマイズ」で「血管年齢」の表示をオンにします。
アプリで設定してから5回の測定後に血管年齢が測定できるようになります。
血管年齢とは
血管が老化すると弾力を失い硬くなってしまいます。血管が固くなると血流が悪くなり、肩こり、腰痛、肌や髪のトラブルの原因ともなります。動脈硬化が進むと心筋梗塞、脳梗塞などのリスクも高まります。
日本では、近年、老衰が死因の上位にあがってきていますが、病気による3大死因は、癌、心疾患、脳血管疾患です。心疾患、脳血管疾患は、動脈硬化が原因となるので、弾力のある血管を維持するために、自分の血管年齢を知ることは大切です。
Withingsの血管年齢
スパなどに設置されている人差し指で血管年齢を測定する機器は、指先の脈拍から血流のスピード(加速度脈波)を測定する方法ですが、簡易に測定できるけど、指先の細い血管で計測するために誤差が大きいといわれています。
Withingsでは、脈波伝搬速度 から独自のアルゴリズムから「血管年齢の幅」として表示してくれます。また同年代のWithingsユーザーと比較して、最適、正常、非最適の3段階で表示されます。
最適 (Optimal) | 同年代の上位10% |
---|---|
正常 (Normal) | 上位10%下位10%を除いた80% |
非最適 (Not optimal) | 同年代の下位10% |
Body Cardio の画面上では英語での表記です。vascular age が血管年齢で、Optimal, Normal, Not opimal という3段階での表記と年齢幅の中の位置が表示されます。
詳細はアプリで確認できます。
Withings WiFi体重計を選ぶ理由
血管年齢を測定できるというのも魅力的ですが、Withings の体重計を選択する理由は他にもあります。
- WiFi接続でデータが自動アップロード
- 無料で半永久的にクラウドにデータが保存
- スタイリッシュなデザイン
WiFi接続のメリット
体重計がWiFi接続しているので、計測された数値が自動アップロードされます。何も操作しなくてもデータがクラウド上に保存され、各種デバイスから閲覧できるというのは、まさにIoTという感じで便利です。
Bluetooth接続でスマホと連携してデータを取得できる体重計は多くありますが、体重計自体がWiFiに接続してデータを自動でアップしてくれるというのは大きなメリットです。
無料で長期データ保存
長期に渡って無料でデータを保存してくれるというのはとても有り難いです。Withingsの体重計を使い始めてから7年が経ちますが、機種が変わってもずっとデータは保存されいるので体重の経年変化を確認できます。
スタイリッシュなデザイン
そしてスタイリッシュなデザインは、部屋に出しっぱなしにしていても違和感がありません。
出しっぱなしにできるデザインとスマートさというのは体重測定を習慣化する上ではとても大切だと実感しています。
体重計は寝室に置くべき
自分の体重を測るのに、
- お風呂から上がった後に計ろう
- 食後だからやめとこう
- 同じ時間に計測しなければ
とか、なぜか理由を付けて後回しにしてしまいます。
しかし、寝室に体重計を置いてからは、
- ベットに入る前
- 朝起きてベットから出たとき
に、体重測定をするようになりました。
寝間着であれば、そう毎日重さも変わりませんし、体重測定の時間も就寝前、起床時で一定します。
Body Cardio は買うべき?
Withings にはWiFi体重計のBody、そしてWiFi体組成計の Body+ と Body Cardioがあります。Bodyの機能は体重測定だけですが、WiFiで測定結果がアップロードされるというのは同じです。
Body+とBody Cardioは体組成計で、体脂肪、筋肉量、骨量、体水分が計測でき、Body Cardioでは更に心拍数が記録されます。
充電式か電池かという違いはありますが、何も長期に渡って利用できるので、どちらでも煩わしさはありません。
モデル | 電源 | 体重 | BMI | 体脂肪 | 筋肉量 | 骨量 | 体水分 | 心拍数 | 血管年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Body | 電池 | ✔️ | ✔️ | ||||||
Body+ | 電池 | ✔️ | ✔️ | ✔️ | ✔️ | ✔️ | ✔️ | ||
Body Cardio | 充電 | ✔️ | ✔️ | ✔️ | ✔️ | ✔️ | ✔️ | ✔️ | ✔️ |
心拍数の計測だけであれば、Body Cardio の魅力は半減しますが、血管年齢を計測できるようになったのは、大きなアドバンテージです。
ScanWatchでも新機能が
WithingsのスマートウォッチのScanWatchでも酸素飽和度(SpO2)が計測できるようになりました。
Withings Steel HR Sport でも最大酸素摂取量(VO2max)は計測できます。寝るときには腕時計は外すので、Sacn Watichの価値はサイファイアガラスだけでした。
しかし、酸素飽和度が計測できるとなると心惹かれます。
Apple Watchの電池切れから解放される、Withingsの最大30日間充電持続とアナログな時計は魅力的です。
Withingsの体重計が教えてくれたこと
体重計は脱衣所に置くという固定観念がありました。それは、入浴するときに「衣服を脱ぐ場所」=「衣服による体重の誤差を避ける」という意識からだと思います。
だけど、脱衣所の体重計は邪魔な存在です。そのうち洗面台の下や棚に追いやられ、出すのが億劫となり測定の頻度が少なくなるのは必然です。
体重測定を習慣化するためには、体重計が目に付くところにあり、直ぐに計測できるという環境は欠かせません。
体組成計で取得できる値は、経年変化の確認が重要です。体重に関しても一定期間を通して増加しているのか、減少しているのか、維持できているのかという傾向を把握することが、とても大切です。
また寝室に体重計を置いてから、着衣での体重測定を避けるという意識もなくなりました。
WithingsのWiFi体重計は、計測結果が自動で記録され、長期に渡ってデータ保存が可能です。寝室にBody Cardioを置いて計測を習慣化できれば、自分の身体の経年変化が確認できます。
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