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Post Date:2009年11月24日 

西伊豆エギング釣行

3連休の初日に宇久須港田子漁港仁科漁港などがあるエギングの聖地、西伊豆に行ってきました。ETC割引 を狙って24時過ぎに出発。東名沼津ICを降りてR136を ひたすら南下。途中の峠は自分で運転していても車酔いするほどでした。やっとの思いで目的地についたのは3時半頃です。

堤防にはエギンガーは2名、泳がせとヤエンが数名。泳がせで釣れていたの見せていただきましたが300g程度のアオリイカです。今回初めてアオリイカの泳がせ釣りをしているのを見ました。


ダイワ(Daiwa) らくらく泳がせアオリイカ仕掛け2段針

アオリイカの泳がせ用の仕掛けは、検索してみるとダイワなどで市販されていました。先端にカンナがあり、その上にエサの魚を引っかける針が付いています。仕掛け針ごとイカがエサに抱きつく感じなのでしょうか?

地元の方曰く、エサはアジでなくても、堤防でちょい投げで釣れるようなメバルやネンブツダイなどでもいいようです。また根掛かりしないように3-5号のウキが必要だそうです。

エギングしか経験はありませんが、シャクっている横で泳がせの竿を置いておくのもいいかもしれません。


閑話休題

イメージ的には至る所でアオリイカがあがっているのを期待していたのですが....。

4時頃からエギング開始です。メッカでの大物狙いということだったので3.5号の餌木を中心だったのですが、陽が昇る頃には既に腕が疲れてきてしまい、3号にサイズダウンです。

海の中が見えるようになると餌木をチェイスしてくれるアオリも確認できましたが、どうしても乗ってくれません。結局、9時過ぎまで粘ってイカの姿が見えなくなったところで、休憩&場所移動。

地元の方が、昨日キロアップを泳がせであげたというアオリのポイントを教えてくれたので、そこに移動しようと、車に荷を積んでいたのですが、日中は難しいよと言われたこともあり、車で仮眠をとることにしました。

ところが爆睡となってしまい気がついたら15時です。慌てて、教えてもらったポイントに移動。先客は泳がせ釣り1名。釣果なしとのことです。

それでも大型に期待し3.5号の餌木でシャクリます。夕焼けに染まる海がとても綺麗と感傷に浸っていると、アタリがありました。



慌てずにあわせるとズッシリとした引き。夢のキロアップかと思いきや、リールを巻き始めると現実が見えてきました。それでも貴重な一杯です。




往復8時間をかけて、このサイズは少し淋しいですが、帰路のことも考え、日没でゲームオーバー。帰りしな温泉で疲れを癒し、沼津で鮨をつまんでから帰宅しました。

日帰りで行けないことはないとわかったので、春シーズンにまた訪れたいと思います。

今回釣果のあったエギは、ヤマシタ(YAMASHITA) エギ王Q 3.5  UMG:ウルメ/銀テープです。最近、ナチュラルカラーのエギの方が釣れている感じがします。
Post Date:2009年11月15日 

相対的貧困率とは?

少し前のネタですが、Kbc radio Podcasting 「日経・朝のたまご」11月9日放送分の相対的貧困率を使った数字のマジックが面白かったので紹介します。

相対的貧困率は、民主党政権になって突如、厚生労働省が発表した指標です。最新の2007年調査(2006年データ)の相対的貧困率は15.7%、約7人に1人が貧困となっています。日本はスラム化してしまったのでしょうか?


相対的貧困率とは

厚生労働省の相対的貧困率の発表資料には、OECDの定義として「相対的貧困率」とは、等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人員の平方根で割って調整した所得)の中央値の半分に満たない世帯員の割合と記されています。

簡単にいえば、真ん中の人の所得の半分以下なら貧困という定義です。

所得については、統計でウソをつく法でも利用した国民生活基礎調査を利用とあります。平成18年 国民生活基礎調査の概況を参照すると、世帯所得の中央値は458万円で、世帯人員1人当たり平均所得金額は206万です。しかし、相対的貧困率の所得は等価可処分所得なので、もとデータがわかりませんでした。



可処分所得/等価可処分所得

可処分所得は、年収から税金や社会保険料を差し引いた、実際に手元に入り使うことができる金額です。可処分所得は下記によってもとめることができます。

可処分所得=年収-所得税-社会保険料-住民税
※ 年収、所得税、社会保険料は、サラリーマンであれば源泉徴収票に記載されています。
※ 住民税は、別途地方自治体で発行していますが、給与明細の住民税を12倍したものです。

等価可処分所得は世帯の可処分所得を平方根で割るとあります。これは、可処分所得が200万円の単身世帯と夫婦二人暮らしで280万円(200万円×√2)では、生活レベルが同じであることを意味します。1人あたりの所得を算出するのに、世帯の総所得を人数割するのには無理があると思いますが、平方根で割った数値というのも釈然としません。

新聞発表では、可処分所得の中央値は228万円とあります。この半分以下、つまり一人世帯なら114万円、二人世帯なら114万×√2=161万円、三人世帯なら114万×√3=197万円、四人世帯では114×√4=228万円以下の場合、貧困と定義されます。


等価可処分所得のマジック

ある国に201名の国民がいて、ある年の総所得が下記だとします。

所得300万円が100名、100万円が101名なので国民の総所得は、4億100万円になります。また真ん中の人の所得(中央値)は100万円となるので、100万円の半分50万円以下の所得の人は存在せず、この国の相対的貧困率は、0%となります。

翌年、所得100万円の一人が、一生懸命働いて所得が200万円あがり300万円になったとします。また国民の総所得を変化させないために、所得300万円の100名は2万円下がって298万円とします。すると真ん中の人の所得は298万円になり、半分の149万円以下の所得100万円の100名が貧困と定義され、相対的貧困率49.8%になってしまいます。

この国の総所得に変化はありません。また所得300万円だった人は、2万円しか下がっていないので生活に大きくは影響しません。所得100万円の100名は前年と同じ所得なのに貧困と定義され、この国の半数は貧困であることになってしまいます。

上記は極端な例ではありますが、「日経・朝のたまご」でも暗に相対的貧困率15.7%という数値に踊らされるなといっているのではないでしょうか。

定点観測をした結果をみても、昨年よりも相対的貧困率が上昇していることはわかりますが、2000年の相対的貧困率が高かった理由もわかりません。

Post Date:2009年11月8日 

ライトエギングに挑戦(ヒイカ)

アオリイカやスミイカ以外のイカもエギングで釣ってみたい。と、いうことで師匠に訊いたり、ネットで調べたりしていましたが、千葉港周辺でも10月~12月にヒイカが釣れるとありました。

ヒイカは基本的には夜釣りのようですが、夕方でも釣れるようです。



ヤマシタ(YAMASHITA) ナオリー DVDセット



NAORYのページには「トゥイッチテンションフォール」の繰り返しとありますが、「百聞は一見に如かず」、ヤマシタ(YAMASHITA) ナオリー DVDセットを購入してみました。内容はナオリー開発者の河野剛志氏と、エギング界では超有名な児島玲子さんの実釣による解説です。ヤマシタ(YAMASHITA)ナオリーレンジハンター 1.8号のシャロータイプ(左側)とベーシックタイプ(右側)の定価945円の餌木が2本付いて2,310円で販売されているので、ライトエギングを始めるには丁度いいセットではないかと思います。

但し、ヤマシタ(YAMASHITA)ナオリーレンジハンター 1.8Sを使ってみましたが、デッドスローと記載されているだけのことはあり、沈下速度が10~12秒/mと非常に遅く、なかなか沈んでいきません。シャロータイプでも2.2号(沈下速度 7.0~9.0秒/m)をオススメします。またヒイカのポイントを訊くために千葉港付近の釣具屋で更にヤマシタ(YAMASHITA)ナオリーレンジハンターの2.2号の夜光布巻を購入しました。



またアングリングソルトのYouTube公式チャネルヤマシタ(YAMASHITA) ナオリー DVDセットの指南役でもある河野剛志氏による「ライトエギング実践テクニック」がアップされていますのでこちらも参照にしてみてください。

ライトエギング実践テクニック







ナショナル(National) 乾電池式水中集魚灯 BF-8951


ヒイカは、灯りに集まるという習性があるということで、ナショナル(パナソニック)の乾電池式水中集魚灯も購入してしまいました。10mタイプと30mタイプがあるようですが、amazonでは、10mタイプのBF-8951を扱っているショップがありました。ナショナルと書かれている時点で発売時期が最近ではないことがわかりますが、ネットで検索しても在庫切れのショップばかりです。

使用電池:単1×4
仕様蛍光灯:6Wツイン蛍光灯パルック色(EP6EX-N)
電池寿命:HIGH:連続約6時間 LOW:連続約10時間
大きさ:約φ123×300mm
質量:約1.6kg(電池含)
付属品:10mロープ・ロープ巻き・青色フィルター
10m防水


実際に防波堤から沈めてみましたが、HIGHとLOWでそれほど明るさに違いはありませんでした。10m近く沈めても光源が見え、15分ぐらいするとベイトが集まってきました。ところが、今回訪れたポイントは、発電機を使って明るいライトで海中を照らしてヒイカを釣っている人が多く、近くで発電機を使われるとものの見事にベイトが去っていってしまいました。

ヒイカ・エギング

千葉港側の突堤に着いたのは18:30頃でした。殆どの釣り師がヒイカ目当てで、釣り方は大きく3種類に分別できます。

エギングスタイル

夜間ということもあってか、少人数派でした。

水中集魚ライト

ルミカ(LUMICA) 水中集魚ライトの先にスッテを付けて堤防手前でシャクっている人もいました。

集魚灯

大量にヒイカを上げていたのは、前述のように発電機を使って海面をライトで照らして、イカズノやスッテを複数ぶら下げての釣り方のようです。僅か2時間足らずで100杯程のヒイカを釣っている人も
いました。「こっちでやりなよ」と声をかけてくれたおじさんも60杯上げていました。感服です。

というこで、初のライトエギングにチャレンジしてきました。
発電機には負けながらもナショナル(パナソニック)の乾電池式水中集魚灯を堤防から投下してライトエギング開始です。使用した餌木はヤマシタ(YAMASHITA)ナオリーレンジハンターの1.8S、1.8B、2.2S、2.2Bの4本ですが、釣れたのは1.8B(夜光昆布巻)と2.2S(クリアタイプ)です。

お手本通り、キャスティングしてからカウントダウンをして表層から順次、中層、低層までを探ってみました。2-3回トゥイッチしては、テンションを張ってカーブフォールをしてみると、最初の1杯は直ぐにヒット。続けて2杯目は、最初のフォール中にヒット。ライトエギングって簡単?と調子づいたのですが、その後アタリは続きません。結局、18:30から3時間で6杯で終了。


夜間だったので、カウントダウンだけが頼りでしたので、今度は、陽が沈む前に到着して、トゥイッチによる餌木の動きやアタリについても研究してみたいと思います。

ちなみに使用したロッドは、この秋に購入した、ライトエギング用のロッド、ヤマシタ ナオリー フィーリングシャフト LT762MLですが、小さなヒイカのアタリでもロッドで感じることができました。

ヤマシタ ナオリー(YAMASHITA NAORY)Feeling Shaft LT762ML
●MAXエギ:2.7号
●ライン:0.4~0.8PE
●長さ:7フィート6インチ
●長さ:2.29m
●セクション(継数):2本
●仕舞寸法:1.17m
●先径:1.9mm
●元径:9.6mm
●カーボン含有量:95%
●グラス含有量:5%
●ガイド個数:10個
●標準自重:116g
●価格:19,425円(ナチュラムも同価格)

ナオリーレンジハンターを操る、ライトエギング専用ロッド!新たなるエギングスタイルを提唱する為、今までのエギングの概念を捨て開発されたライトエギング専用設計!現在のアオリイカ用のエギングロッドには、エギを自在に操作して掛ける事に重点が置かれているが、ライトエギングはエギの操作性プラス、ターゲットがエギに触る微細なシグナルを感知する感度も合わせ持ったロッドが不可欠となっている。そこで、NAORY FEELING SHAFTは、高感度設計でツツイカ独特のモタれるような、アタリも感じ取る事ができる。またエギングロッドの主流であるファ・ーストテーパー(8:2調子)と異なり、身切れの多いツツイカ類をキャッチする為のレギュラーファ・ーストテーパー(7:3調子)。全モデル、ローライダーガイド(ステンレス)とLDBガイド(ステンレス)のPEコンセプト。VSSリールシートをダウンロック(逆付け)で採用。ライトエギングにおいて、最も汎用性の高いモデル。2.7号までのエギを思いのまま操る事が可能。ロッドアクションをそのままエギに伝えるファーストテーパーで、操作性と感度を合わせもったベーシックモデル。

NAORY Feeling Shaft LT762ML

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