ブログを更新するのに Windows Live Writer を使っていましが、GoogleのOAuth2認証に対応をしなかったので、2015年12月にBloggerで使うことができなくりました。マイクロソフトは Windows Live Writer のサポートは行わないようです。
現在、Windows Live Wrier から Blogger にアクセスしようとすると "NotFound: Not Found" とエラーとなります。
「どうする?ブログの更新」と思っていたら、MicrosoftのWindows Live Writerがオープンソース化され.NET Foundationで、Open Live Writer (OWL) として生まれ変わりました。Google Bloggerの認証も問題ありません。
Open Live Writer でブログを書こう
- Open Live Writer の特徴
- スタイルシートが適用された状態で編集
- 写真の加工(枠線なし、切り抜き)が便利
- 表の作成が簡単
- Word感覚の操作
プラグインで更に便利に
Open Live Writer の機能や操作性は、Windows Live Writer とほとんど同じです。事前に横幅やスタイルシートなどを読み込むので、自分のブログ上に直接書きこんでいるように使うことができます。
プレビューモードだとこんな感じです。
基本的な操作はWordなどで装飾した文章を作成するのと同じです。写真をコピペして、そのあとに必要な部分だけを切り抜いて、枠線を消すという作業も簡単にできます。もちろん表も挿入できます。HTMLコードも直接編集することもできますが、Office製品と同じ操作性というのは大切なことです。
残念なのは、Windows Live Writer の機能を拡張してくれていたプラグインはComing Soonとなっています。
Windows Live Writer のプラグインは超便利
Windows Live Writer はプラグインをインストールすることで機能拡張ができます。早くOpen Live Writerでも各種プラグインが利用できるようになるといいのですが。多くのWindows Live Writer向けのプラグインがありますが、重宝しているのは下記の3種類のプラグインです。
- プラグイン三種の神器
1.URLをコピペするとタイトルに変換
リンク先のURLを設定するにはハイパーリンクでできますが、Url2Title Plugin for Windows Live Writer を使うとリンク先のタイトルを入力する手間暇が省けます。
URLをコピペすると、https://walking-elephant.blogspot.jp/ ではなく、象と散歩 となります。
2.アフィリエイトの差し込みを簡単に
HTMLを直接変更できるのですが、差し込み位置などを探す手間が発生します。コード左衛門 | 鍋風呂 を使うとHTMLソースをみることなく、編集画面上からHTMLコードを差し込むことができます。
選択した範囲をタグで囲む
Dynamic Template は選択した範囲を指定したタグで囲ってくれます。例えば文字を枠で囲みたいときにあらかじめBorder1という名前で下記のように設定しておくと、選択した範囲を<div class=”border1”></div>で囲ってくれます。
Windows Live Writer と Open Live Writer の併用
Windows Live Writer と Open Live Writer を両方インストールしてあると、ローカルに保存した記事が両方から参照できました。つまりプラグイン機能を使ってWindows Live Writerで記事を書いて、ブログへのアップロードはOpen Live Writerという使い方ができます。
ということで、OWLがプラグインをサポートするまで暫くの間は、Windows Live Writerと併用するのがよさそうです。