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Post Date:2022年11月20日 

室内でスマホの充電ができるソーラーパネルを選ぶ

窓際でスマホを充電 Jackery SolarSage 60

ソーラーパネルがあれば、電気が使えない状況が暫く続いたとしても一部の家電やスマホの利用を継続することができます。

太陽光で電気がつくれるというのは、ちょっと楽しそうですが、値段もそれなりにするので防災グッズとして購入するにはハードルがあります。


ソーラパネルの普段使い

ソーラパネルを日常的に使うことを考えると、

  1. 日中太陽光でポータブル電源を充電
  2. 夜間にポータブル電源でPCやスマホを充電

ですが、ソーラーパネルの利用をイメージしてみると

  • 外に出したり、片付けるのは面倒くさい
  • 強風やゲリラ豪雨が心配
  • ポータブル電源も外に出す必要がある
  • 1日中日が当たる場所がない

と、あまり普段使いには適してなさそうです。


ソーラーパネルでスマホが充電できれば十分

普段使いであれば、ソーラーパネルを部屋の中で広げて、スマホなどの充電ができるぐらいが現実的かもしれません。

  • 広げてもあまり大きくない
  • 収納性が高い(コンパクト)
  • USB Type-A/Cの出力がある
  • 充電能力に信頼性があるもの

といったソーラーパネルであれば、普段使いができそうです。


Jackery SolarSaga 60 が求めた解だった

ポータブル電源では EcoFlowを選びましたが、ソーラーパネルでは、上記の条件を満たしてくれるものが、Jackery SolarSaga 60 / JVCケンウッド BH-SP68-C でした。

JackeryとJVCケンウッドは業務提携していますが、スペック的には同じで色が異なります。色味はJVCケンウッドの方がよかったのですが、Jackeryをセールで購入。


コンパクトなソーラーパネル

横に広げても86cmなので窓半分のサイズなので、窓に寄せてパネル全面に太陽光を当てることができます。

何より部屋で広げても邪魔にならないサイズですし、収納するときはこの半分になります。ひとつ上の SolarSaga 100 になると122cm に。発電量は68Wから100Wになりますが、部屋で使うにはちょっと邪魔くさいサイズです。

Jackery SolarSaga 60寸法/重量
展開時サイズ幅855x高さ535x奥行5mm
収納時サイズ幅425×高さ535×奥行35mm
重量2.76 kg

足もマジックテープで固定され、二つ折りに閉じると取っ手があり持ち運びに便利です。

Jackery SolarSage 60は収納もコンパクト

また取手の内側凹凸部に磁石が入っているので、閉じたときに簡単に開いてしまうこともありません。

磁石で二つ折りに閉じる SolarSage

SolarSaga 60 は、広げたときのサイズが86cmですが、発電パワーの差はありますが、部屋の中での普段使いを考えたらSolarSaga 60がベストです。


SolarSage 60の出力ポート

Jackery SolarSaga 60にはUSBが出力あるので直接スマホなどを充電することができます。これは部屋の中での普段使いには重要です。Type-Cの出力は最大15Wなので、スマホの急速充電、タブレットの充電はもとより、時間はかかりますが、MacBookAirも充電することができます。

USBポートがあるJackery SolarSage 60

中央のLEDは充電可能な電力が供給できているときは緑色に点灯します。

出力端子電圧
USB Type-A 出力5V/2.4A(12W)
USB Type-C 出力5V/3A(15W)
DC出力 DC7955/790922V/3.09A(68W)

DC出力のプラグは、DC7955/7909で(外径:7.9mm、内径5.5mm、内芯:0.9mm)のオスです。ポータブル電源のDC INがDC7955/7909であればそのまま接続できますが、

保有しているポータブル電源のEcoFlow River MaxはXT60、Suaoki S601がDC5521なので変換プラグが必要です。

SuaokiのDCプラグは5521ですが、5525でも充電可能でした。XT60には、DC5521からXT60の変換ケーブルが使えます。

値段は少し高くなりますが、DC7599/7909のマルチ変換コネクタもあります。

USB出力ポートとDCケーブルはサイドにあるポケットに収納されています。

USBポートと充電ケーブルはサイドポケットに収納

室内でソーラーパネルを使う

窓越しの日差しでも思っていた以上にしっかりと充電できます。ただソーラーパネル全面に太陽光が当たっていないとスマホの充電に時間がかかったり、充電できなかったりします。

窓にソーラーパネルをぶら下げた方が効率的に太陽光に当てられますが、窓枠に木ネジを刺すのを躊躇い、窓の下に置いて使っています。


充電時間

部屋には陽が入らないようにスクロールカーテンの内側にソーラーパネルを置いてみました。

窓の外からみた SolarSage 60

11月だと窓際にソーラパネルを置いてもパネル全面で太陽光を受けられるのが、12:30 - 16:00 ぐらいです。

快晴の日にiPhone8をUSB Type-Aで充電すると 14% → 100%まで3時間かかりました。また SuaokiS601(222W)は、20%ぐらいから充電してみると100%近くまでは充電できましたが3.5時間という時間の中ではフル充電には至りませんでした。

それでも十分に使える範囲です。

スマホやポータブル電源への充電だけどと大した節電にはなりませんが、太陽光で充電できるというのは、科学の実験みたいでワクワク感もあります。

もちろん、いざというときに、どの位の時間で充電ができるかを知っておくことも重要です。


まとめ

部屋に陽が差すのであれば室内(窓際)でソーラーパネルを使いましょう。

  • コンパクトサイズ
  • 収納が簡単
  • USB出力ポートがある

というのが、ソーラーパネルの室内利用に外せない3大要素です。現時点では Jackery SolaSage 60 は、コスパもよくコンパクトながら実用的なソーラーパネルです。

象と散歩: いまどきのポータブル電源の選択で悩む」では、バッテリー寿命と充電時間から EcoFlow River 2(256W)をオススメしています。Jackeryのソーラーパネルを充電するには変換ケーブルが必要となりますが、

  • EcoFlow River 2
  • Jackery SolarSage 60

は、最強の組み合わせです。

キャンプ、車中泊、防災のためだけではなく、普段使いとしてポータブル電源とソーラーパネルを活用してください。

Post Date:2022年11月19日 

小さくて軽いストーブは低山ハイカーにとっての正義

BRS-3000T チタン ガスストーブ

低山ハイク(ハイキング)の楽しみのひとつは「お湯を沸かす」ことです。

手段が目的になっていますが、暖かい飲み物を飲むではなく、お湯を沸かして飲むから楽しい!おにぎりやサンドイッチと共に飲むカップスープも格別です。

本格的な登山、キャンプで料理をというのであれば、別な選択肢になると思います。しかし、低山ハイクでは、お湯が沸かすことができれば十分なので、荷物にならない小さくて軽いストーブは正義です。

また、小さくて軽いということは、防災バッグに入れていてもかさばりません。キャンプ用品は、そのまま防災グッズとしても使えるものが多いですが、ガスコンロがあれば、万が一の備えにもなります。


ストーブとは?

低山ハイクを始めた頃、お湯を沸かして珈琲を飲んでいる姿に憧れて、「あれ、欲しい」と思いましたが、呼び方が分かりませんでした。

「ガスコンロ?」、「ガスバーナー?」自分の語彙力ではその2つしか思いつきませんでしたが、ストーブというのが一般的のようです。しかし、各社によっても呼び名が異なります。

メーカー呼び名
EPIgas(イーピーアイガス)ストーブ
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)ガスバーナー
Coleman(コールマン)シングルバーナー
Snow Peak(スノーピーク)ストーブ
PRIMUSm(プリムス)ストーブ(シングルバーナー)
mont-bell(モンベル)ストーブ

英語のstove(ストーブ)には、部屋を暖める暖房用のストーブ以外に、料理用のコンロ、レンジの意味があります。またburner(バーナー)は燃焼装置で、それがひとつなのでシングルバーナーです。

因みに片仮名で「コンロ」と書きましたが、コンロは日本語です。漢字では「焜炉」と書きます。炊事用の小さな炉のことです。


検索されているワードは?

キャンプ、ハイキング、登山との組み合わせでGoogleで検索した場合のヒット数です。

※2022年11月19日時点の検索結果
ストーブコンロバーナー
キャンプ13,200,0008,660,0006,390,000
ハイキング2,370,0001,840,0001,490,000
登山5,510,0004,600,0002,980,000

ストーブ > コンロ > バーナーという順ですが、いずれも別なものを意味する名詞です。例えば「キャンプ ストーブ」で1,300万件ヒットしていますが、検索結果をみるとキャンプ用の暖房用ストーブが含まれていることがわかります。


最初に購入したストーブ

購入した初代のストーブは、キャプテンスタッグのクッカー(鍋)とセットになっている小型ガスバーナーコンロです。

点火装置付きなのでライターが不要です。バーナーのサイズが大きく火力があり、開閉式のゴトクを広げると17cmになるので調理器具を乗せたときに安定感があります。

小型ガスバーナーとありますが、ケースのサイズは 117mm(W) x 105mm(D) x 65mm(H) とリュックの中でそれなりのスペースを占有します。重量は300gです。

コッヘル(鍋)が優れもので、ガスカートリッジがスッポリと入るのでコンパクトに収納できます。ステンレス製で収納状態で外径121mm、高さ93mm、重さは200gです。

CAPTAIN STAG カートリッジクッカーセット
ガスカートリッジを逆さまに入れる
CAPTAIN STAG カートリッジクッカーセット

お湯を沸かすために必ず必要となる鍋(コッヘル)とガスカートリッジを無駄な隙間なく収納できるジャストサイズのコンパクト感が素敵です。

容量は820mlですが、7分目まで水を入れると600mlぐらいです。カップヌードルなら2杯分、珈琲なら4杯分ぐらいのお湯が沸かせます。

100g軽い重量200gのアルミ製タイプもあります。共に燕三条市で作れている日本製の製品です。


もっと小さく、もっと軽いストーブを

長年愛用していたキャプテンスタッグのガスコンロですが、着火装置が壊れてしまいました。ライターが必要ならばもっと小さくて軽いものをと思い、「Snow Peak ギガパワーストーブ」をポチりかけたところで、中国製の小さなストーブを発見。

重さは僅か26gで、折り畳んだ状態では掌に収まるサイズです。3本のゴトクを広げても直径8.18cmとかなり小さいですが、荷物にならないサイズ感に惹かれて購入。

折りたたむとポケットに入るストーブ(BRS-3000T)

キャプテンスタッグの小型ガスバーナーコンロをケースに入れた状態で比較するとこんなにコンパクトです。

Captain Stag M-7900とSolohike BRS-300T収納時の比較

ガスカートリッジに装着している状態での比較が下の写真です。

Captain Stag M-7900とSolohike BRS-300Tの比較

何回か使ってみましたが、前述したキャプテンスタッグの直径11cmの小型鍋なら安定して使えますし、お湯を沸かす時間も小型の鍋をではあまり変わりません。安全性には若干の不安はありますが、この小さくて軽いストーブは魅力的です。

Solohike BRS-300TにちょうどよいCatain Stagのコッヘル

家庭用とアウトドア用ガスボンベの違い

アウトドアで使うガスカートリッジは、OD缶と呼ばれていますが、ODは OutDor(アウトドア)の略です。家庭用はCB缶(Cassette Gas Bombe:カセットガスボンベ)です。OD缶とCB缶は外形もですが、ガスのバルブの形状も異なります。CB缶はJIS規格で定められています。

キャプテンスタッグ レギュラーガスカートリッジ CS-250

また形状だけではなく中に入っているガスの成分もCB缶とOD缶で異なります。

家庭用カセットガスボンベの成分には「液化ブタン」と表記されていますが、OD缶は「液化ブタン、液化プロパン」とプロパンが混ざっています。

プロパン氷点下でも気化してハイパワーで燃焼させることができるので価格も高いです。一方、ブタン(ノルマル)は安価だけど、寒いところでは火が弱くなり、寒冷地では燃焼もままなりません。そのためプロパンよりは安価なイソブタンが使われている寒冷地用のカセットガスボンベもあります。

ガスボンベのガスの違い

登山で使われるOD缶は、寒いところでも十分な火力が得られるように液化プロパンが含まれています。


ウォーターボトルも小さなものを

ペットボトルの水でもいいのですが、ソフトボトルは水を使いきったらコンパクトに収納できるので便利です。2リットルタイプを使っていますが、コーヒーを飲むだけなら1リットルタイプでも十分です。

自然の中でお湯を沸かして飲む珈琲は格別ですが、ルール(火気厳禁)と安全を守って利用しましょう。
Post Date:2022年11月13日 

いまどきのポータブル電源の選択で悩む

EcoFlow River Max 576Wh

ポータブル電源は、AC電源(コンセント)の家電も動かせる大容量バッテリーです。もちろんUSB Type-A/C でスマホやタブレットの充電もできます。

コンセントに挿す家電が使えるポータブル電源は、車中泊、キャンプといったアウトドア活動だけではなく、天災や停電といった、いざというときの備えにもなります。

また日常生活の中でもコンセントがない場所での家電利用、ソーラーパネルと組み合わせた節電、CO2削減にもなります。

便利なポータブル電源ですが、決して安い買い物ではありません。買ってから「失敗した!」と後悔しないよう事前によく調べる必要があります。


利用したい家電が何時間使える?

ポータブル電源で使う家電がどのくらい使えるかが大切です。防災用であれば利用シーンを考えてみてください。

家族分のスマホの充電、夏なら扇風機、冬やなら電気毛布、LED電球?どのくらい利用できるかを考えるのは重要です。


消費電力とは

ポータブル電源で使いたい家電の消費電力を確認します。xxW(ワット)とあるが消費電力です。定格消費電力という記載の場合は、最大電力消費量となります。

ポータブル電源には 定格出力という項目があります。この定格出力以上の家電は動きません。例えばドライヤーは1,000W以上あるので、高出力のポータブル電源でないとドライヤーは使えません。

ポータブル電源には、瞬間最大出力という記載で定格出力以上の家電が稼働するといった記載もありますが、基本は定格出力の値以下の家電が使えると判断するのがいいかと思います。


電力消費量(Wh)とは

ポータブル電源の供給電力量はWhという単位で記載されています。消費電力(W)× 時間(h)が消費電力量(Wh)となります。ポータブル電源側からみたら供給電力量です。

例えば100Whのポータブル電源であれば、消費電力20Wの家電が5時間使えることになります。しかし、蓄電している電気を100%効率では供給できないので、カタログ値の8割程度で計算します。

上記の100Whのバッテリーで20Wの家電を使う場合は、4時間ぐらいは使えるという計算になります。

100Wh × 80% ÷ 20W = 4h

またバッテリーが劣化すると蓄電量が低下するので電力供給量も少なくなります。

下表は、自分が検討したポータブル電源の定格出力と供給電力量です。

機種定格出力 供給電力量
JVC BN-RB37-C200W375Wh
JVC BN-RB62-C500W626Wh
Jackery 240200W241.9Wh
Jackery 400200W403Wh
Anker 521200W256Wh
Anker 535500W512Wh
EcoFlow River 2300W256Wh
EcoFlow River Max 2500W512Wh

サイズが小さくて軽い256Whぐらいのポータブル電源はお手頃ですが、利用目的によっては「容量が足りない!」となってしまいます。

下記は、256Whと512Whのポータブル電源での利用時間の目安です。

利用家電消費電力256Wh512Wh
iPhone12充電5W12回24回
MacBookAir充電30W3回6回
扇風機20W10時間20時間
電気毛布30W7時間弱14時間弱
LEDライト5W40時間80時間

電源供給ポート数

供給電力量と共にコンセントとUSB出力がいくつあるかも確認しましょう。コンパクトサイズのポータブル電源では、コンセントの差し込み口が1つしかないものがあります。各社とも車での利用シーンを考慮したシガーソケット出力もありますが、日常生活で使うはコンセント(AC電源)数とUSB出力ポート数をまとめました。

機種 供給電力量 コンセント USB Type-C USB Type-A
JVC BN-RB37-C 375Wh 1 - 2
JVC BN-RB62-C 626Wh 2 - 3
Jackery 240 241.9Wh 1 - 1
Jackery 400 403Wh 1 - 2
Anker 521 256Wh 2 1 2
Anker 535 512Wh 4 1 2
EcoFlow River 2 256Wh 2 1 2
EcoFlow River Max 2 512Wh 4 1 3

バッテリー寿命が6倍のリン酸鉄リチウム電池

リチウムイオン電池のポータブル電源のバッテリー寿命は500回とされているものが多いです。国内メーカーのJVCケンウッド(Jackeryと業務提携)、米国企業のJackeryでも、バッテリーの寿命は500回の充電です。

一方、Anker、EcoFlowの中国勢は、6倍の3,000回も充電ができる長寿命リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用したモデルを発売しています。

「充電はソーラーパネル、蓄電した電気は節電のために使う」といった、日常的な使い方をするので、寿命の長いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーのポータブル電源という選択をしましょう。


意外と大切な充電時間

出かける前に充電を忘れていた、台風や豪雨がきているといったときに直ぐに充電できるのは意外と大切な要素です。

それぞれ、AC電源、シガーソケット、ソーラーパネルから充電できますが、下表はAC電源から充電した場合の充電時間です。

機種 供給電力量 充電時間
JVC BN-RB37-C 375Wh 8.5時間
JVC BN-RB62-C 626Wh 12.5時間
Jackery 240 241.9Wh 5.5時間
Jackery 400 403Wh 7.5時間
Anker 521 256Wh 2.5時間*1
Anker 535 512Wh 3.4時間*1
EcoFlow River 2 256Wh 1時間*2
EcoFlow River 2 Max 512Wh 1時間*2

*1 別売のUSB急速充電器と併用した場合
*2 48分で80%まで充電可能

1時間充電できるEcoFlow River 2 には驚きです。また EcoFlowのポータブル電源は、ACアダプターがなく電源コードを差し込むタイプなので、収納時にスッキリというのも地味にいいところです。


選択したポータブル電源は?

もともと suaoki S601(220Wh ACx2 USB Type-Ax2)を使っていました。コンパクトでシンプルなポータブル電源です。

suaoki S601 220Wh

停電時にも活躍してくれましたが、災害時に備えてもう少し容量が大きなポータブル電源の購入を検討。

  • 供給電力量が500Wh以上
  • 充電時間が短い
  • バッテリー寿命が長い

という観点から、EcoFlow River 2 Max を候補としました。

しかし、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーではない EcoFlow River Max が25%OFFになっていたので、価格に惹かれてこちらをポチり。

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーではありませんが、バッテリー寿命も800回と他機種と比べると長寿命です。

やっぱり、価格は外せない重要な要素です、、、。


EchoFlow River Maxの特徴

前述したようにEcoFlow River Maxはリン酸鉄リチウムイオンバッテリーではありませんが、そこそこ長寿命で、そして576Whと十分な容量があります。

項目 スペック
定格出力 600W
供給電力量 576W
AC出力 コンセントx3
DC出力 USB Type-Ax2、USB Type-A急速充電x1、Type-Cx1
バッテリー寿命 800回以上 (80%+)
充電時間 1.6時間
寸法 28.9×18.4×23.5cm
重量 7.7Kg

River 2 MAX はフロントに出力端子もまとめられていますが、River MAX は、ACコンセントが右側面にあります。

EcoFlow River Max ACコンセント 3口

正面には、USB type-Ax3(ひとつは急速充電)、そしてType-C出力あります。

EcoFlow River Max USB Type-C Type-Ax3

LEDライトでの演出もEcoFlow River Maxの特徴です。

EcoFlow River Max LEDイルミネーション

【まとめ】ポータブル電源を購入するときの基準

ポータブル電源の購入を検討する上での重要な要素は下記の6点です。

  1. 供給電力量
  2. 出力ポート(コンセント数)
  3. バッテリー寿命
  4. 充電時間
  5. 価格
  6. 国内メーカーへのこだわり有無

国内メーカーへのこだわり有無を最後にしていますが、国内大手メーカーだとJackeryと業務提携しているJVCケンウッド、シャープ、三菱重工、HONDA、などから販売されています。

HONDA LiB-AID(リベイド)のように、EVの開発をしている自動車メーカーにも頑張ってもらいたいところです。

とりあえず、明確な利用目的はないけど、防災を考えてということであれば、価格とバッテリーの寿命を考えてリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用している Eco Flow River 2(256Wh)をオススメします。

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