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Post Date:2008年12月31日 

2009年版マインドマップ公式手帳

ブザン・ワールドワイド・ジャパンのメルマガに2009年版マインドマップ手帳が、ALMACREATIONSから発売されているとありました。メルマガに目を通したのが随分と経ってからだったので、既に完売のようです(残念)。ALMACREATIONSの方には以前お会いしましたが、スケッチブックを持って打合せ内容をマインドマップで描かれていました。確かに横書きの方が書きやすいとは思いますが、スケッチブックを持ち歩くというのはちょっと抵抗があります。


横書きの手帳
マインドマップ公式手帳の説明には、「ありそうで、なかった横書き手帳!」とあります。確かに横書きの手帳というのは、使用している方を見たことがありませんでした。そこで早速ネットで探してみると、【マルマン】A5横型ノート ニーモシネという製品が見つかりました。横書きのノートというのは、マインドマッパーとして、お洒落かもしれません。また上部にタイトル欄がついており、マインドマップを記載するに適しているように思えます。A5サイズなのでマインドマップを描くには少し小さいですが、70枚で525円(税込)とお手軽価格なので今度購入してみようと思います。

zeitVektor (ツァイトベクター) レポートパッド
普段の手帳としては、A5サイズのリファイルを利用しています。打合せの内容や、ちょっとしたメモをマインドマップとして記載するには十分ですが、紙が小さいとマインドマップの広がりも制限されるような気がしてしまいます。かといって、A3になると携帯に不便です。そこで「レイメイ藤井 レポートパッド zeitVektor (ツァイトベクター) 再生皮革 A4サイズ ブラウン」と「レイメイ レポート用紙(ミシン目切り取りタイプ) A4 ZVP350」を使用しています。裸でレポート用紙を持ち歩いてもいいかもしれませんが、何となく文具へのこだわりもあってレポートパッドも併用しています。zeitVektorのレポートパッドは、筆記用具もさせるようになっていてお気に入りです。

最近は移動中に思いついたことや、気になったワードをiPod touchiBlueskyを使って簡単に記載しておきます。そしてネットや図書で調べたことを追記するときに、紙におこすようにしています。また紙に描いたマインドマップも複数回書き直し(まとめ直し)をして成長させていっています。手で描き、書き直しをすることで記憶にも残ります。

他者とのコミュニケーションを必要とするときや、複数人でマインドマップを作成する場合などには、見栄えや、リライタブルが容易である必要があるために、「Buzan's iMindMap日本語版スタンダード・エディション」を利用して再作成していますが、基本的には手書き中心です。

アイデアの作り方

普段からの情報収集と整理が、後の仕事に必ず生きてきます。これはどんな職業でも基本的には同じではないでしょうか。非凡な才能を持ち合わせていない私のような凡人がこの努力を怠るとアイデアなど何も生まれてきません。また調べることは知的好奇心を満足させてくれます。アイデアはどのように作るのか、そんな疑問に応えてくれたのが、10年以上前に読んだジェームス・W・ヤング著「
アイデアのつくり方」です。この本は正味60頁程度ですが、現在の類似本の基礎となり、原著の初版から70年近くを経ても、その内容は色褪せていない名著です。私自身も未だにときどき読み返しています。

「アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」

書は、この一言に尽きますが、具体的にどうすればよいかを学ぶためには、ジャックフォスターの「アイデアのヒント」の併読をお勧めします。こちらも教科書的な存在になっています。

この情報の整理と思考を発展させるためのツールとしてマインドマップは適していると考えています。


Post Date:2008年12月24日 

今年最後のエギング?

秋のエギングシーズンも終わり、すっかりと海から足が遠のいていましたが、友人の釣り師Aに、エギングは1年を通してできる。春に向けてエギング用の8"以上のロッド(竿)と2506番のリールを購入すべしと言われ、ロッド(竿)は、エントリーモデルであるメジャークラフト Zaltz(ザルツ) ZAT-832Eを、リールはDaiwa REVROS 2506(ダイワ レブロス 2506)を購入してしまいました。また餌木もロストすることもなくなったので、100円餌木から脱却して、YOZURIで基本色と言われる、ピンク系、オレンジ系、ブルー系を各2本を揃えました。

ロッド(竿)
今まで使用していたCROSSBEAT 662FSは、2m弱と、短くて非常に扱いやすかったのですが、秋シーズンの近距離では問題ありませんが、遠くに投げるには不向きでした。またロッドが細く、600gオーバーのイカを釣り上げたときには、竿が折れてしまうのではないかと思うぐらい、しなっていました。今までダイワのクロスビートを使用していたので、価格的にも魅力的だった同シリーズのダイワ(Daiwa) クロスビート EG832MLFSも検討しましたが、「エントリーモデルと呼ぶにはあまりにも完成度が高すぎる。自画自賛(?)モデルです。」というリード文に惹かれてメジャークラフト Zaltz(ザルツ) ZAT-832Eを購入しました。今まで短いロッドを使用していたので、8フィート3インチ(2.5m)の長さは最初は、少し扱いづらい感じがましたが、直ぐになれることができました。エギング用のロッドは、ガイドが内側に傾斜し、ラインのガイド絡みが考慮されています。また張りがあり、シャクリにも向いているように思えます。

リール
リールは1500番の小型のスピニングリールを使用していました。これも秋イカシーズンでは特に問題はありませんでしたが、勧められた浅溝タイプのDaiwa REVROS 2506(ダイワ レブロス 2506)を購入しました。エギングで利用するPEラインは細いので2500番だとナイロンのラインで下巻きが必要となります。2506番では、1号のPEライン100mで丁度いい感じです。また1500番と比べると飛距離の差が随分とあることがわかりました。またエギングでは、リールを小まめに巻きあげるので、1回転での巻き上げ長さがある程度ある方が使い易いのではないかと思います。



餌木
どの餌木が釣れるというのは、あまり実感としてありませんが、入門書書通り、「まずめ」の時間帯は、ピンク系、オレンジ系を利用し、日中で海が澄んでいる時は、ブルー系の餌木を使用しています。餌木はすべて3.5号です。イカをバラすことも多々ありますが、餌木のサイズがいけないというよりは、餌木にしっかりと乗っていないのが原因であると分析しています。ちなみに今年最後に使用した餌木はヨーヅリ(YO-ZURI) アオラTO(帝皇) マーブルトマト 3.5号 A1422-MTMでした。







ドラグの調整
リールのドラグの調整は、未だに500mlのペットボトルをスーパーの袋に入れて、餌木を引っかけて調整していますが、たまに身切れしてしまいます。原因はアワセのタイミングがシャクリになっていることではないかと思っています。餌木の着底はわかるようになりましたが、ラインの変化でアタリを見るのは、まだまだ奧が深いようです。


12月23日の釣果は?
秋イカシーズンから始めたエギングですが、内房の保田漁港から勝山漁港までの間が主な釣り場となっています。前日にYahoo天気で千葉県安房郡鋸南町の天気予報を見ると、朝からお昼までと夕方から風が強くなるとあったので、昼過ぎに大六港に行きました。天気も良く、暖かく、風も殆どなく、結局夕方まで穏やかな一日でした。移動しながらキャストを繰り返しますが、アタリが一向にありません。竿を置いて、昼食のおにぎりを食べていると、船着き場で漁師さんが大量にかかったカタクチイワシを網から取っていました。子供に入れ物を持ってくればあげるよと声をかけていただき、バケツ一杯ものカタクチイワシをいただきました。取りあえず夕飯は獲得です。カタクチイワシを手に龍島港に移動。龍島防波堤から何回か投げていると、シャクリのタイミングで「重っ」と感じ、直ぐに軽くなってしまいました。「やってしまった?」とリールを巻くと、餌木にちぎれた触腕が残っていました。また身切れです。餌木に付着した触腕を取り除き、先程と同じポイントに投げ入れると、ラインがフッと沈みました。ロッドを軽く上げてアワセてからリールを巻くとずっしりとした重み、スルスルとリールを巻いていきましたが、途中で軽くなってしまいました。隣で子供に「またバラしたと」と卑下される始末。そこから暫くアタリもありませんでしたが、日が沈む直前に最後のアタリがありました。今年最後のエギングです。「お願い」と、祈る気持ちでラインを巻き取ると水面でブッファーとジェット噴射。しっかりと餌木に抱きついているのでバラさずあげることができました。

と、いうことで今年最後のエギングは幕を閉じました。
Post Date:2008年12月20日 

デジタルコンテンツの今後

放送と通信の融合

2008年9月にはTBSの「TBSオンデマンド」が、11月には、フジテレビの動画配信サービス「フジテレビOn Demand」のコンテンツが拡充されましたが、12月からNHKが「NHKオンデマンド」 を開始しました。

民放の9月中間連結決済で日本テレビとテレビ東京が赤字に転落したというニュースもありましたが、広告収入以外の収入モデル を模索しなければならない時代となったようです。

しかし、ネット配信によるコンテンツ収入モデルを確立するためには、膨大な初期投資も必要になること でしょうから、そういう意味ではネットで先行していたライブドアや楽天が以前、フジテレビやTBSの買収を試みたことは、あながち否定されることではなかったのではないかと思います。

奇しくもオンデマンド放送ではその矛先となったフジテレビとTBSが先行しています。


アクトビラ」の普及

NHKではテレビの視聴スタイルが大きく変化すると協調されていますが、アーリーアダプターからマジョリティへの拡大には、コンテンツの拡充だけではなく、PCから脱却し、誰でも手軽に扱える機器(インフラ)の普及が前提になるのではないでしょうか。そういう意味では、テレビに標準搭載をさせることにより、普及を図ろうとしているアクトビラの今後が楽しみです。

「テレビとネットワークの融合 ~アクトビラ入門編」(2020.1.14 リンクを削除)に左図のアクトビラ搭載テレビの搭載台数が掲載されていますが、テレビのデジタル化の買い換え需要によって、2011年には、アクトビラ搭載テレビの普及を7000万台にすることを目標としています。


無線LANを有線LANに変換する(テレビをネットに繋げる)

このアクトビラ対応テレビは、有線LANが基本となっています。テレビの横にルーターがあれば別ですが、この有線LANにしか対応していないというのは、テレビをネットに繋げるための高いハードルではないかと思っています。LANケーブルを何本も部屋中に引きまわすなんてできません。そこで我が家ではテレビをネットに接続するために無線LANを有線LANに変換する無線LANコンバータ『無線LANコンバータ 2ポート「GW-EC54-2P」』を利用しています。最近ネット接続機器が増えてきているので『無線LANコンバータ 4ポート「GW-EC54-4P」』にしておけばよかったとちょっと後悔しています。しかし、この商品の説明がテレビやゲームを束ねて無線LANにとあり、視点が末端機器から見たものとなっていたために、当初は、無線LANを有線LANに変換できる機器ということが、理解できませんでした。「自宅の無線LANに有線LANでしか接続できないテレビやレコーダーを接続可能に」というキャッチの方が分かり易いかと思うのは、私だけでしょうか。


古いテレビでもアクトビラを閲覧可能に

バッファローからアクトビラ ビデオ・フルに対応した、『ハイビジョン対応ビデオプレーヤー〈リンクシアター〉「LT-H91LAN」』が発売されます。説明は「BUFFALOのニュースリリース」を見ると、「NHKビデオンデマンド」「TSUTAYA TV」にも対応し、WEBブラウザも搭載されているようです。上記の無線LANコンバータもそうですが、こういった機器がテレビメーカーから発売され、家電販売店で接続サービスもサポートする体制ができれば普及に拍車がかかるのではないかと思うのですが...。


NHKオンデマンドの事業モデル

新聞によると、 NHKオンデマンドは、独立採算で受信料とは別会計とされるようです。また、

3年目の2010年度に会員数約30万人、売上高約40億円で単年度黒字を見込み、2013年度には累積損失の解消を目指し、赤字の場合は撤退を含め事業を見直す。

東京新聞 12月2日朝刊

と、あります。


新規事業がうまくいかない理由

NHKオンデマンドが事業開始時に撤退の目安を入れて考えているのは、少し前に読んだ「新規事業がうまくいかない理由」(坂本圭一著)を思いだしました。この本の中では、新規事業を考える場合に成功を前提にビジネスプランを策定するために、収支目標や役割が達成されない場合の撤退の基準が作られていないことに対して問題提起されています。


branco(ブランコ)サービス終了

2008年12月19日にソニーマーケティングが運営するIPテレビサービス“branco(ブランコ)”から『【重要】“branco(ブランコ)”サービス終了のお知らせ』というメールが届きました。

brancoは「手塚治虫アニメワールド」などもあり、たまに利用していました。またチャンネルチャットなど放送をみながらリアルタイムでチャットができるサービスなど新たな試みがなされていましたが、敢えなく撤退のようです。「brancoのサイト告知」では、

brancoは、無料でお楽しみいただける映像サービスとしてスタートしましたが、会員数が当初目標から大きく下回ることとなり、事業のあり方や将来性に ついて見直しを進めてきました。同時に当社を取り巻く経営環境の悪化も顕在化し、事業継続は難しいとの判断にいたりました。

無料IPテレビサービス“branco(ブランコ)”サービス終了のお知らせ

とあります。

Sony本体が16,000名の解雇と報道され、経営が芳しくないという状況の中、当初から計画されていた撤退とは異なった形での新規事業の終焉となってしまったのではないでしょうか。

brancoは、12月26日迄は新規会員登録が可能です。Bフレッツの利用が前提となっていますが、年末年始は番組も結構充実しているようなので、最後のbrncoを家族で楽しまれてはいかがでしょうか。


動画配信サービス

USENが運営する「Gyao」、Yahoo動画などもメジャーとなり、NetRatingsに所属する「衣袋宏美氏」著書の「ネット視聴率白書 2008-2009」では、2008年3月末で利用者が共に600万人前後となっています。注目すべきはその利用者層で、30代後半から40代の利用が一定度の割合を占めています。女性層も4割弱です。

登録者のプロファイルは、広告の出し分けは、ターゲットを絞りたい広告主の獲得に繋がります。またお金をある程度落としてくれる世代の獲得は、有料コンテンツの販売にも繋がります。

リッチコンテンツとCGMの代名詞ともなったYouTubeでは、閲覧者は1,800万弱とありますが、若年者層の利用者が多いのが現状です。


M1,M2,M3,F1,F2,F3という属性の分け方

ネット視聴率白書 2008-2009」には、色々な業種の視聴率データが掲載されているので一読の価値はあると思います。

残念なのは、利用者属性がM1-3,F1-3で表記されていることでしょうか。この表記方法は、もともとテレビの視聴率調査などで使用れているものですが、ネット視聴率調査も ビデオリサーチ などが先行したため使われることが多いようです。テレビ業界では未だに「F1神話」というものもあるようです。しかし、マスメディア時代の遺物でダイレクトマーケティングの現代にはそぐわないのではないかと思います。

  • M1=男性20~34歳
  • M2=男性35~49歳
  • M3=男性50歳以上
  • F1=女性20~34歳
  • F2=女性35~49歳
  • F3=女性50歳以上

また20歳未満については、

  • Kids=4~12歳
  • Teenager=13~19歳

に分類されます。

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