長年愛用していたブラウン オーラルB プロフェッショナルケア の老朽化が進んできたので、ブラックフライデーで電動歯ブラシの買い替えを決意。
実際にブラックフライデーで、どの商品が安価に購入できるかは分かりませんので、事前に「いまどきの電動歯ブラシ」について調べてみたのをまとめてみました。
売れ筋電動歯ブラシ
Amazon.co.jp 売れ筋ランキング: 電動歯ブラシ の中で最も人気のある商品です の2020年11月時点(ブラックフライデー前)のランキングは下記の通りでした。
同じように 【楽天市場】電動歯ブラシの通販 - 月間ランキング入賞商品一覧 では、
と、商品の違いはあるものの、ブラウン、フィリップスと海外勢が人気のようです。
しかし、Amazonの売れ筋ランキングで1位のフェアリーウィルという会社は聞いたことがありませんでした。
同等機能を持つ他の電動歯ブラシと比べて安価というのが人気の理由かと思いますが、ちょっと不思議な日本語に違和感を覚えたので、どこの国の会社なのかを調べてみました。
Fairywillは中国の会社
Fairywill Electric Toothbrushというホームページがありましたが、About Fairywill に企業情報の記載がありません。しかし、Fairywillのブログに 中国 広東省 珠海市(珠海市)を拠点とする記載されていました。
The company is based in Zhuhai, Guangdong, China.
(当社は、中国 広東省 珠海 に拠点があります。)【引用】About Fairywill
なるほど。
継続的に使われている電動歯ブラシは?
継続的に使われている電動歯ブラシのブランドを確認するためにAmazon.co.jp 売れ筋ランキング: 電動歯ブラシの替えブラシ の中で最も人気のある商品です も確認してみました。
下記は2020年11月時点の電動歯ブラシの替ブラシ ランキングとなります。
- ブラウン オーラルB
- フィリップス ソニッケアー
- パナソニック ドルツ
替ブラシでみると、パナソニックのドルツが健闘していることが伺えます。
電動歯ブラシの違いは?
と、いうことで、ブラウン オーラルB(Oral-B)、フィリップス ソニッケアー(sonicare)、パナソニック ドルツ(Doltz) について調べるため、動画で確認してみました。
動画を見た後に残った印象をひとことでまとめると、
Braun Oral-B | 歯垢除去力 |
PHILIPS sonicare | ブラッシング体験 |
Panasonic Doltz | ヨコ磨き |
です。
正直、フィリップス ソニッケアーには、強く残る印象がありませんでした、、、。
ブラッシング方式の違い
電動歯ブラシでも三者三様で各社でブラッシング方法が異なります。
ブランド | ブラッシング方式 |
---|---|
Braun Oral-B | 回転式(左右+上下の3D丸型回転) |
PHILIPS sonicare | 音波振動式(縦磨き) |
Panasonic Doltz | 音波振動式(横磨き) |
Braun Oral-B
上下振動+回転の動きで歯垢を除去というので一貫しています。
独自の3D丸型回転テクノロジーを搭載した電動ブラシであるブラウンオーラルBは、上下振動によって歯垢をたたいて浮かし、回転する動きで歯垢をしっかりこすりとります。 単なる振動だけでなく、回転の動きで効果的に歯垢を除去できるので、「振動式電動ブラシ」に比べてより歯ぐきの健康を改善します。
ブラウンのサイトには、iOの丸型回転テクノロジー VS 音波水流テクノロジー | Oral-B に 「オーラルB iOとソニッケアー社ダイヤモンドクリーンとの比較」と思いっきし名指しで比較しています。
Philips sonicare
サイトをみて「音波水流」を発生させてと動画でも言っていたことを思い出しました。
毎分31,000回*の高速振動で歯垢をたたき浮かせ、幅広い振幅で歯垢をはらい落とすと同時に、口の中の唾液の流れ「音波水流」を発生させます。口のすみずみまで歯垢をやさしく、効果的に落とします。
Panasonic Doltz
動画でも印象に残った Pnasonic Doltz(パナソニック ドルツ)の歯科医師が推奨するヨコ磨きのキーワードとなるのは、「バス法」と「スクラビング法」です。
歯科医師の78.4%が使用をすすめることがある電動歯ブラシ。その中でも、歯科医師推奨の磨き方である「ヨコ磨き」ができるのはドルツだけ。ドルツなら、理想的な電動歯ブラシの動き・ブラッシング法でのオーラルケアが可能なのです。
歯科医が推奨する磨き方を再現するということに、こだわる技術が日本的で素敵です。
替ブラシのコスパも考えよう
歯ブラシは毎日使うもので、ブラシは消耗品です。各社とも3ヶ月でブラシの交換を推奨しています。
年間で言えば4本の替ブラシが必要で、家族で使えば ×人数分の本数が必要となりますが、Oral-Bの替えのブラシは結構な値段です。
ベーシックなブラシで価格差を確認してみてください。
Doltz(ドルツ)は、他社と比較して替ブラシが安価です。家族で使うのであればコスパのよい Doltz 推しです。
Doltzならエントリーモデル
Doltz(ドルツ) は、スタンダードモデルとエントリーモデルでブラッシングの振動数という基本性能に差がありません。
モデルの比較は、比較表 | オーラルケア(電動歯ブラシ) | Panasonicで確認できます。
Panasonic Doltzを選ぶならエントリーモデルでよいのではないかと思います。
購入した電動歯ブラシは、、、
Doltz(ドルツ) にかなり惹かれていたのですが、ブラックフライデーでセールとなっていたのは、Oral-B と sonicare でした。
ということで、結局、使い慣れている Oral-B を選択。
Oral-B PRO2000 とOrabl-B SMART4000で少々悩みました。
PRO2000とSMART4000の基本性能は同じですが、SMART4000にはホワイトニング機能とスマホ連動機能があります。
クリーンモード、やわらかクリーンモード、ホワイトニングモード(SMART4000)での違いは下表を参照ください。
モード | ブラッシング | PRO2 | SMART4 |
---|---|---|---|
クリーンモード | 上下振動:約45,000回/分 左右反転振動:約9,900回/分 |
◯ | ◯ |
やわらかクリーンモード | 上下振動:約33,000回/分 左右反転振動:約7,400回/分 |
◯ | ◯ |
ホワイトニングモード | 上下振動:約32,000~45,000回/分 左右反転振動:約7,000~9,900回/分 |
◯ |
ホワイトモードは、回転に強弱があるブラッシング方式です。
今まで使っていたOral-Bは2モードだったので、ホワイトニングモードとスマホ連動機能に釣られてOral-B SMART4000を購入。
Oral-B SMART4 のブラッシング方法
Oral-Bの推奨歯磨き時間は2分間です。30秒に1回振動があるので、上下左右で四分割にして30秒づつ磨きます。
磨き方は、ブラシを軽く歯に当てて、右上の 歯の内側、上面、外側を10秒ずつなぞります。これで30秒となるので、右下、左下、左上で30秒×4箇所で合計2分となります。
側面を磨く際には、ブラシを歯に対して45度にすると歯と歯茎の歯垢が効果的に除去できるとあります。
ブラシを強く押し付けると「押し付け防止センサー」が光で知らせてくれます。
また上下運動をストップする「加圧ストッパー」、やわらかクリーンモードに自動的に切り替える「加圧コントロール」もありますが、電動歯ブラシに慣れてくればセンサーが起動するような磨き方はしないと思います。
SMART4ではスマホ連動は不要
スマホ連動機能も使ってみましたが、スマート4000だと歯磨きの時間と押し付け防止の時間が記録できるだけです。
30秒毎の四分割歯磨き方法に慣れれば、わざわざスマホと連動させる意味はありません。
PRO2000でよかったかも、、、、。
以前、購入して使っていなかったホワイトニング ブラシがあったのでホワイトニングモードを活用します!
Oral-B を選ぶなら
Oral-BのPROシリーズにエントリーモデルのPRO500があります。
3D丸型回転というブラッシング方法は同じですが、上下振動 20,000回/分、左右反転振動 8,800回/分と、PRO2/SMART4と比べて基本性能で劣っています。
ホワイトニングモードを使いたいというのであれば、SMART4000、そうでなければPRO2000という選択をオススメします。
歯は生涯の友としたいものです。