上から2本は、随分と前に購入した「大人の鉛筆」シリーズです。まだまだ現役として活躍中で、最近では譜面を書くのにも使っていました。
しかし、写真の上から2番目の PRIME TIMBER は、口金のネジの受けが木で、ネジ穴が緩くなり、芯を出すためにノックすると簡単に外れるようになってしまいました。
譜面を書くときに、音符は黒、書き込みは赤 と、2本のペンを使い分けていたので、譜面を書くときにも筆記用具は2本は必要!
PRIME TIMBER は、ハイタイドのpencoブランドと北星鉛筆(株)とのコラボレーション商品で、気に入っていたシャーペンでした。
同じものが購入できるのかとAmazonで検索してみると、廃版になっているようですが、まだAmazonで購入できます。
同じものを購入しようかと思いましたが、久しぶりのシャーペン購入の機会です。折角なので新しいものはないかと「太芯シャープ」で探してみました。
下記の3つは、芯が2.0mmで、デザインもシンプルな木製シャープペンシルです。
- 北星鉛筆 大人の鉛筆
- OHTO 木軸シャープ 消しゴム付 2.0(太軸)
- MUJI 木軸2mm芯シャープペン(太軸)
MUJI 木軸2mm は、無印良品の店舗で手にしてみましたが、軸がかなり太く握りづらい。書くというより描くための筆記用具といった感じです。
芯が2.0mm ではありませんが、「KOKUYO 鉛筆シャープ1.3mm」のデザインがとってもシンプルだったので、白と赤、2本の鉛筆シャープと2Bと赤の替芯を購入。
早速使ってみましたが、いままで使っていた大人の鉛筆と比べると軽すぎて、ペンの重さがしっくりきません。
実際にどのくらいの差があるのかと計量器で測ってみると
- 大人の鉛筆 10g
- 鉛筆シャープ 5g
と、鉛筆シャープは大人の鉛筆の半分の重さです。普段、万年筆やボールペンを使っている大人からするとかなり軽く感じます。
大人の鉛筆は、木製軸の両端に金属が使われていて、重心は先端にありますが、上部の金具の重さとのバランスで「書くという動作」に適した重さと絶妙なバランスです。
普段、大人が使っているであろう筆記用具と、違和感がないように設計されている点でも大人の鉛筆というネーミングに納得です。
譜面を書くのも心地よい
五線譜上の音符も力を入れなくてもムラもなくきれいに塗りつぶせます。芯はBを使っていますが、はっきりとした音符が書けます。練習では少し離れた位置から譜面を見るので視認性が高いことは大切です。
芯先が丸くなってきたら、専用の芯削りを使います。楽しいひとときです。
書きやすく、視認性が高い音符が書ける大人の鉛筆はウォーキングベースを練習するのにも必須アイテムとなっています。
五線譜ノート
文房具屋を訪れても音楽ノートなるものが、ほとんどない世の中になってしまいました。
リングノートの方が広げられるので使いやすいだろうと、マルマンノート 音楽譜 12段 を購入しました。しかし、コードやコメントなどを記載していくので五線譜と五線譜の間隔が広い10段にすればよかったと後悔しています。
また、キャンパスノート 音楽帳 A4 12段 は、A4なのでB5ノートより大きくなってしまいますが、五線譜と五線譜の間隔が14mmと、マルマンの12段より4mm幅広です。
練習に使うための音楽ノートは書き込める余白が大切です。
サステナブルな大人の鉛筆
大人の鉛筆も発売から10年以上が経過していますが、長きに渡って販売されています。またラインナップも増えて、漆塗りの大人の鉛筆もあります。
一瞬、物欲の神様が降臨しかかりましたが、鉛筆シャープを購入したばかりです。我らが救世主アロンアルファでpenco PRIME TIMBER (ペンコ プライムティンバー を復活させました。
「大人の、大人による、大人のための鉛筆」というブログ記事を書いたのが2013年なので、大人の鉛筆を9年ぐらい使い続けていることになりますが、まだ頑張ってくれそうです。
変化の激しい時代にも変わらないものがある
新しい「太芯シャーペン」を探したつもりが、結局は、「鉛筆シャープ」と「大人の鉛筆」に戻ってきてしまいました。
「鉛筆シャープ」は三角形から六角形へとより鉛筆に近い形状に回帰し、シンプルなデザインになりましたが、「これ、いいな」と思った自分の変わらないモノへの価値基準に驚きです。
そして、譜面を書くのにも「大人の鉛筆」は、最適な筆記用具です。
古き良きものを懐かしむという懐古主義的な要素だけではなく、鉛筆としての良さを大人にも提供しつづけてくれる北星鉛筆に感謝いたします。
ガンバレ!北星鉛筆。
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