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2023年11月18日

LAMY Safari:『細字』の次は『中字』を

中字の万年筆が好き

LAMY Safari(ラミーサファリ)万年筆は、初心者から上級者まで幅広く愛されている万年筆です。価格以上の使い心地が魅力で、万年筆デビューにもおすすめです。

通常のLAMY Safariのペンの字幅は、下記の3種類です。

  • EF(Extra Fine) 極細字
  • F(Fine) 細字
  • M(Midle) 中字

初めて万年筆を購入するときには、ペン先で何を選んだらいいのかがわからず迷ってしまいます。

手帳や罫線幅が狭いノートに細かい字を書く場合は、EF(極細字)がおすすめです。しかし、LAMY SafariのEFとFでは、字幅にほとんど差がありません。そのため、EFを選ぶよりも、次の万年筆へつなげるために F(細字)を選ぶのがよいでしょう。

また、LAMY Safariのペン先は硬めです。この「細い字幅と硬めのペン先」は、万年筆初心者にとって書きやすく、手帳やノートに細かい字を書くことができます。そのため、他の筆記用具から違和感なく移行できます。

どのくらい細字(F)と中字(M)とで違うのかを「微妙」を5mmマスの中に書いてみました。小さな字を書くと違いがよくわかります。

Lamy Safari 細字(F)と中字(M)の比較

万年筆の魅力をさらに引き出す中字の万年筆

細字の万年筆で万年筆に慣れてきたら、是非、中字の万年筆にもチャレンジしてみてください。中字の万年筆は、細字の万年筆とは異なる書き味や表現力があり、万年筆の魅力をさらに引き出してくれます。

LAMY Safari 中字(M)

インクの濃淡を表現しやすい

中字の万年筆は、細字の万年筆よりもインクの量が多いため、筆圧の加減によって、インクの濃淡を表現しやすいというメリットがあります。

例えば、筆圧を強めにすると、インクがより多く出るため、太い字が書けます。また、筆圧を弱めにすると、インクが少なく出るため、細い字が書けます。このように、筆圧の加減によって、字の太さを自在にコントロールすることができます。

そのため、中字の万年筆は、自分の感情をも表現できます。


書き味に安定感がある

また、中字の万年筆は、細字の万年筆よりもインクの量が多いため、書き味に安定感があります。そのため、長時間の筆記でも疲れにくく、快適に使用できます。カリカリと紙に引っかかるような感じもなくなり細字より滑らかに書けます。


3. 万年筆の特性を引き出す

さらに、中字の万年筆は、ペンの角度、縦線と横線、力の加減によって、線の太さが変わるため、万年筆の特性を活かした味わい深い字を書くことができます。

このように、中字の万年筆は、インクの濃淡を表現しやすい、書き味に安定感がある、万年筆の特性を引き出すという3つのメリットがあります。


まとめ

細字の万年筆で万年筆に慣れてきたら、是非、中字の万年筆にもチャレンジしてみてください。中字の万年筆は、インクの濃淡を表現しやすくなり、書き味に安定感も出るため、手紙や日記など、さまざまなシーンで活躍します。また、万年筆の特性を活かした味わい深い字を書くことができるようになります。

LAMY Safariは、初心者から上級者まで幅広く使える万年筆で、価格以上の使い心地が魅力です。中字のLAMY Safariを新たに購入してもいいですし、細字を卒業するならペン先だけを交換することもできます。

金ペンや軟ペンなど、より高価な万年筆は魅力的ですが、まずはLamy Safariのような使いやすくて手頃な万年筆で中字を試してみることをおすすめします。

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