集中力が途切れて、作業が進まない…そんな悩みはありませんか?
そんな悩みを解決してくれるのが「ポモドーロテクニック」です。本記事では、ポモドーロテクニックで使うポモドーロタイマー(ゼンマイ式トマト型キッチンタイマー)を紹介します。
ポモドーロテクニックとは?
ポモドーロテクニックは、25分間の集中作業と5分間の休憩を繰り返すことで、集中力を維持し、効率的に作業を進めることができる時間管理術です。イタリア語で「トマト」を意味する「ポモドーロ」という言葉が由来で、考案者が学生時代に愛用していたトマト型のキッチンタイマーから名付けられました。
ポモドーロテクニックのメリット
ポモドーロテクニックには、以下のようなメリットがあります。
- 集中力が高まる:
短時間で集中作業を行うことで、集中力を維持しやすくなる - 作業効率が上がる:
集中力が高まることで、作業を効率的に進めることができる - 時間の使い方を意識するようになる:
時間を区切って作業することで、時間の使い方を意識するようになる - 達成感を得られる:
25分間集中して作業を完了することで、達成感を得られる - ストレスが軽減される:
休憩を挟むことで、ストレスを軽減できる
ポモドーロテクニックの活用例
ポモドーロテクニックは、勉強や仕事など、様々な場面で活用することができます。
- 勉強:集中して勉強したいときに
- 仕事:資料・企画書・設計書の作成など、集中力を必要とする作業に
- 読書:長時間読書をするときに、集中力を維持するために
- 書く瞑想:一定時間、書く作業に集中して瞑想をするとき
ポモドーロテクニックを実践してみませんか?
ポモドーロテクニックは、誰でも簡単に実践できる時間管理術です。集中力が途切れてしまうと悩んでいる方は、ぜひポモドーロテクニックを試してみてください。
ゼンマイ式トマト型キッチンタイマー
ポモドーロテクニックで、25分の作業集中時間と5分の休憩を計測するタイマーのことをポモドーロタイマーと言いますが、ポモドーロタイマーの日本語の直訳は、「トマト型計時器」です。また、かつてはキッチンタイマーと言えばゼンマイの力で動くアナログのタイマーでした。
つまり、ポモドーロテクニック名前の由来ともなり、公式サイトのロゴにもなっているゼンマイ式トマト型キッチンタイマーこそが、正統派のポモドーロタイマーです。
ゼンマイ式トマト型キッチンタイマーの魅力
ゼンマイ式トマト型キッチンタイマーには、以下のような魅力があります。
- 集中力を高める:
チクタクという音と時間経過が視覚的に分かるので、集中力を高められる - レトロなデザイン:
レトロなデザインが可愛らしく、インテリアとしても楽しめる - シンプルな操作:
ダイヤルを回すだけのシンプルな操作でわかりやすい - 電池不要でエコ:
ゼンマイ式なので、電池が不要でエコです
おすすめのゼンマイ式トマト型キッチンタイマー
Amazonで販売されているゼンマイ式トマト型キッチンタイマーの中で、おすすめは下記のPrime対象の2つです。同じような形状ですが、違いは「目盛り」が上部にあるか、下部にあるかというのと、トマトのヘタの形状です。どちらも中国製です。
ブランド名 | Pomya | Aramox |
---|---|---|
サイズ | (W)72mm x (H)55mm | (W)63mm x (H)45mm |
重さ | 90g | 80g |
タイマー | 1-60分 | 1-60分 |
トマトのヘタ | ヒトデ型 5本 | 縦線入り 6本 |
目盛り位置 | 上部(ダイヤル部) | 下部(本体部) |
目盛りを指す矢印 | 下部(本体部) | 上部(ダイヤル部) |
タイマーの動き | 時計回り | 反時計回り |
Pomya ゼンマイ式トマト型キッチンタイマーの特徴
幅が72mm、高さが55mmと、Aramoxのゼンマイ式トマト型キッチンタイマーより少し大きめです。上部のダイヤル部分に目盛りがあり、目盛りは反時計回りで増えているので(0の右が5)、タイマーをセットすると目盛りが反時計回りに動くことになります。
Aramox ゼンマイ式トマト型キッチンタイマーの特徴
幅が72mm、高さが45mmと小ぶりのトマトです。上部のダイヤル部分に目盛りを指す矢印あり、目盛りは時計回り(右回り)で増えているので、タイマーをセットすると矢印が反時計回りに動きます。
Aramoxのゼンマイ式トマト型キッチンタイマーを選んだ理由
価格も同等でデザインもほぼ同じですが、下記の2つの理由からAramoxのゼンマイ式トマト型キッチンタイマーを選びました。
- 小ぶりの方が可愛らしい
- ヘタのデザインが好み
ゼンマイ式トマト型キッチンタイマーの使い勝手
ゼンマイ式トマト型キッチンタイマーは、レトロな見た目で可愛らしいだけでなく、25分間の作業と5分間の休憩を繰り返すポモドーロテクニックを実践するのに最適なタイマーです。また、10分間の「書く瞑想」にも使用しています。
1分-60分までのタイマーをセットできますが、正確な時間管理には向きません。
しかし、ポモドーロテクニックや書く瞑想を実践する上では、あまり時間を意識しすぎない、ゆるい時間管理の方が適しているのではないかと思います。残り時間の確認でも、「あと3分ぐらいか」という感覚での把握の方が、時間に追われすぎずに疲れません。
また、「カチカチ」という動作音は、時間の流れを感じられ、限られた時間の中で作業しているという実感を得られます。
トマト型ポモドーロタイマーの時を刻む音とベル音は、下記の動画で確認してください。
実際にゼンマイ式トマト型キッチンタイマーを使ってみて、デジタルタイマーよりも集中力が高まり、作業効率がアップしました。
時間管理にこだわりすぎず、ゆるい時間の流れの中で集中したいときには、ぜひゼンマイ式トマト型キッチンタイマーを試してみてください。
ゼンマイ式ポモドーロタイマーの使い方
ゼンマイ式ポモドーロタイマーは、ダイヤルを回すことでゼンマイのネジが巻かれます。
- ポモドーロテクニックでの使い方:
- 時計回し(右回し)で、ダイヤルを最大の手前の55まで回してネジを巻く
- 25分間の集中作業のセット:反時計回り(左回し)でダイヤルを25のメモリまで戻す
- ベルが鳴ったら作業を終了
- 時計回し(右回し)で、ダイヤルを55まで回してネジを巻く
- 5分間の休憩のセット:反時計回り(左回し)でダイヤルを5のメモリまで戻す
- ベルが鳴ったら休憩終了
これを繰り返しますが、注意点は、タイマーをセットする前にネジを十分に巻くために55まで回してからダイヤルを戻してセットすることです。特に5分のときは、いきなり5にセットしてもベルが鳴りません。
ゼンマイ式ポモドーロタイマーの注意点
ゼンマイ式のタイマーに過度の期待をしてはいけません。下記を理解して購入してください。
- ゼンマイ式タイマーは、ゼンマイの力で動き、ダイヤル位置も正確ではないので、時間誤差が生じる
- 動作音がするため、他に人がいる環境では不向き
- 壊れることを前提に使う
正確な時間で動作音がない方が性に合っているという方には、デジタル式タイマーをお勧めします。
購入後に気がついた2つのポモドーロタイマーの違い
作業時間として25分を設定するポモドーロテクニックでは、ダイヤル部分に目盛りがあるPomyaの方が実用的だったのではないかと少し後悔しています。
Pomyaは、タイマー起動時に動くのは上部のダイヤル部分なので、ポモドーロテクニックの作業中に三角形の矢印を自分に向けておけば、目盛り部分が時計回りに動き、残り時間が簡単に目視できます。
一方、Aramoxは目盛りが動かず、上部の矢印が反時計回りで動きます。そのため、終了時間の0を見えるように置くと、残り15分からしか確認できません。
使ってみて、気がつきました、、、。
集中時間はゆるい時間管理がいい
現代は、正確な時間に刻まれて生活をしているからこそ、集中して作業を行う時間には、遊び心を持った、ゆるい時間管理でいいのではないかと思います。
小型でシンプルなデザイン、そして多機能なダイソーの時計付きキッチンタイマー(税込330円)も持っています。安価で実用的なタイマーではありますが、面白みはありません。
一方、ゼンマイ式トマト型キッチンタイマーは、正確な時間管理には向きませんが、レトロな見た目で可愛らしく、カチカチという動作音も心地良いです。
25分間の集中作業と5分間の休憩を繰り返すポモドーロテクニックは、ゼンマイ式トマト型キッチンタイマーと相性抜群です。また、書く瞑想では、10分間の集中して書く時間を計測するのにも役立ちます。
ゼンマイ式トマト型キッチンタイマーを使った、ゆるい時間管理で、ストレスを軽減させながら集中して「勉強」「仕事」「書く瞑想」に挑んでみてください。
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