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Post Date:2024年5月25日 

エコでマインドフルな暮らしを、ほうき掃除から

MUJI 天然素材の掃除用具たち

江戸箒(座敷ほうき)との出会いをきっかけに、天然素材の掃除用具の魅力に惹かれています。最近MUJIで見つけた「竹柄のほうき」と「シダ材のデッキブラシ」は、テラス掃除に大活躍中です。さらに、狭い場所の掃除に便利な「ヤシ材荒神ほうき(ロング)」も仲間入り。

今回は、愛用しているアズマ工業の座敷ほうき、匠125(短柄)を中心に、箒を使った掃除の魅力を深掘りします。エコでサステナブルな暮らしを送りながら、シンプルライフとマインドフルネスなひとときを手に入れませんか?


箒を使う理由って?

新しい掃除用具を手に取るたびに、改めて「なぜ箒を使うのか」を考えてしまいます。別に理由なんてなくてもいいけれど、人は理由を求める生き物ですよね。


変わらないもの、確かな品質

情報があふれる現代だからこそ、変わらないものへの憧れが生まれます。ほうきは、高価な装飾品でも安価な模造品でもない、実用的な日用品であることが大切です。

長く使える品質の良さも重要。アズマ 匠箒 匠125 短柄は3年以上毎日使っていますが、まだまだ現役です。

部屋を彩る掃除用具たち(箒、カーペットクリーナー、フローリングワイパー)

地球に優しいエシカルな選択

地球の未来を考えると、江戸箒のような天然素材の製品を選ぶことは、小さな一歩かもしれません。でも、ホウキモロコシや竹といった自然素材で作られた箒は、地球への負担が少ないエコなアイテムです。

使い込むほどに風合いが増すのも魅力。もし寿命が来ても、焼却可能なゴミとして処分できます。


地球に優しいエシカルな選択

天然素材の製品を選ぶことは、地球への優しさへの小さな一歩です。ホウキモロコシと竹という自然が生んだ素材から作られた江戸箒(座敷ほうき)は、地球への負担が少ないエコなアイテムです。

プラスチックとは異なり、有限な石油資源を必要とせず、生産過程で発生するCO2排出量も少ないです。そして掃除のときにも電気を必要としません。そして箒の寿命が来ても、焼却可能なゴミとして処分できます。

また、天然素材の箒は、使い込むほどに風合いが増すのも魅力です。


箒が紡ぐ愛着と充実感

箒を使って丁寧に掃除することで、部屋の隅々まで意識が行き届き、普段見落としがちな部分に気づきます。

より深く部屋と向き合いながら掃き掃除をすることで、部屋への愛着が湧いてきます。箒自体も、毎日使うことで経年劣化も含めて愛おしく思えてくるから不思議です。


マインドフルネスなひとときを

箒を握る感触、床を掃く音、部屋の匂い...。ほうき掃除は五感をフル活用する行為です。

ほうき掃除することに集中することで、思考や感情から離れ、心身がリラックスし、まるで瞑想しているような感覚に。マインドフルネスな時間を、日常のほうき掃除で取り入れてみませんか?

更に、朝のほうき掃除は、軽い運動として身体を動かすことになります。身体を動かすことで心拍数が増え、血液の流れが改善します。血液の流れが改善すると、全身への酸素供給が増え、脳への血流も良くなりますので、すっきりとした気分になれます。


深く考えなくてもメリットたくさん

色々と尤もらしい理由を考えてみましたが、箒を使うことは、実用的な利点も多いです。


時間を気にせずに掃除できる

箒を使えば、大きな音を立てることなく掃除ができます。そのため、早朝や深夜など、時間を気にせずに自分の生活スタイルに合わせて掃除することが可能です。


掃除用具を出しっ放しにできる

天然素材で手織りの江戸箒は、デザイン性も高く、部屋に掛けておいても、インテリアの一部として彩ります。また掃除機を出し入れする手間だけではなく、手の届く範囲に箒があることで、気になった時に、気になった場所だけをすぐに掃除ができます。


掃除機より価格が安い

アズマ工業 匠箒 短柄は、掃除機と比較して価格が安いです。また、箒には電源が不要なため、電気代も節約できます。


チリトリより長い柄のコロコロで

掃き集めた埃やゴミをチリトリで収集するのは、しゃがまなければならないし、一度では取りきれないので面倒です。また、チリトリでは細かいゴミをきれいに取りきれません。

大き目のゴミを取るためにチリトリも持っていますが、出番は少なく、普段の掃除では掃き集めたゴミをカーペットクリーナーでコロコロと粘着させています。フローリングでも、掃き集めた埃などがあれば、カーペットクリーナーが床に張り付いてしまうという事故も発生しません。

短柄の箒と同じぐらいの長さの無印良品の木製ショートポールとカーペットクリーナーを使えば、片手に箒、片手にコロコロと両刀使いで掃き集めと収集を繰り返しながら掃除ができます。

木製のショートポールも部屋の壁に立てかけていてもインテリアとして調和します。またカーペットクリーナーのホルダーもいい感じです。


最強の組み合わせで掃き掃除を

アズマ工業 匠箒 匠125 短柄は、穂の品質もよく、コシがあるので、フローリング、畳、カーペットとどこでも使えます。これに無印良品の木製ショートポールとカーペットクリーナーがあれば、部屋に常備できる最強の掃除用具です。

アズマ 座敷ほうき 匠125とMUJI カーペットクリーナーと木製ショートポール

木製ショートポールは楽天の無印良品公式で購入できます。


朝のひとときを無心に箒で部屋を掃いて、気持ち良い1日をスタートさせましょう。

こころを磨くSOJIの習慣

ほうき掃除を実践している方、あるいは興味を持っている方は、ぜひこの本「こころを磨くSOJIの習慣」も手にとってみてください。

この本では、掃除を世界に広げるために、CleaningではなくSOJIと表記しています。日本の掃除は、単なる汚れ取りではなく、心身の浄化や精神修養を目的とした側面も持ち合わせています。禅宗の「作務」や神道の「清め」の儀式など、掃除には深い精神性が根付いています。

この本は、掃除を通して心を整え、より豊かな人生を送るためのヒントを与えてくれる一冊です。

Post Date:2016年5月30日 

マインドフルネスの瞑想で効率的に仕事を

Meditation Sri Lanka

瞑想は、いま、また黒船に乗ってヨガやマインドフルネス(Mindfulness)という言葉と共にメディテーションというカタカナに変化を遂げて逆輸入されています。

彼のスティーブ・ジョブ氏が瞑想をしていたのは有名ですが、瞑想から宗教色をなくしたマインドフルネスは、その効果の科学的根拠も研究され、GoogleのSearch Inside Yourself(サーチ・インサイド・ユアセルフ)、インテルのAwake@Intelなど大企業の研修プログラムにも取り込まれています。

そこには神も仏の存在もなく、空を飛ぶこともありません。

試しにマインドフルネスでGoogle Scholarで検索(マインドフルネス - Google Scholar)すると、200件以上の学術論文がヒットします。英語(mindfulness - Google Scholar)では約180,000件です。

image

この検索結果数からだけでも瞑想が科学的に扱われていることがわかります。

瞑想の効果としては、

  • 自己認識力の向上
  • 自己制御力の向上
  • ストレスの軽減

などがあるとされていますが、なぜエグゼクティブがマインドフルネス(Mindfulness)に注目するのか、Goolgeではどのようにマインドフルネスが行われているかなどについては、下記の図書を参考にしてください。


集中の「サマタ瞑想」、今を感じる「ヴィパッサナー」

瞑想は、集中力を育てる「サマタ瞑想」と事物をありのままに捉える「ヴィパッサナー瞑想」に大別されるようです。

サマタ瞑想は、一点(小さいもの)に集中して心の動きを止める瞑想です。60秒で眠れる、快眠もストレスフリーも思いのままの呼吸法 | 象と散歩 に掲載した、数字を数えながら息を吐きだす「Breath Counting」は、数字を数えるという一点に意識を集中するのでサマタ瞑想の基本となります。

一方、ヴィパッサナー瞑想は、今に気づく事を目的し、自然な呼吸を観察することから始まります。

どちらにしても「瞑想って心を無にする(何も考えない)ことだったんじゃなかったんだ。」というのが正直な感想でした。

では、「マインドフルネス瞑想は?」といえば、日本マインドフルネス学会ではマインドフルネスを

今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観(み)ること

早稲田大学 熊野 宏昭(くまの・ひろあき)教授は、

今の瞬間の現実に常に気づきを向け、その現実をあるがままに知覚して、それに対する思考や感情にとらわれないでいる心の持ち方や存在のありよう

と定義しています。このことから、マインドフルネスもヴィパッサナー瞑想を主体として体系づけられた瞑想方法であるということがわかります。


マインドフルネス瞑想

では、実際に試してみましょう。

  1. 背筋を伸ばして座る
  2. 大きく息を吸って、ゆっくりと吐きながら肩の力を抜く(複式呼吸)
  3. 軽く顎を引いて視線を45°下に落とすか、目をつぶる
  4. 意識を呼吸に集中する(複式呼吸)
マインドフルネス瞑想

もう少し詳しく説明していきます。


座り方

椅子に座ってもいいのですが、瞑想してると意識するためにも座禅を組んでみましょう。上の写真のように右足を左ももの上にのせ、左足を右ももの上にのせて両足を組むのは結跏趺坐(けっかふざ)、ヨガでは蓮華座(Lotus Pose)といいます。

蓮華のように美しく結跏趺坐(蓮華座)が理想ですが、左足を右の腿の上にのせるだけの半跏趺坐(はんかふざ)ができるならそれでもOKです。

Peaceful Lotus

と、いっても、これもなかな難しい。アイタタタタ、、、、

先ずは、安楽座からチャレンジしてみましょう。こちらのサイト(基本の座り方 〜安楽座(あぐら)〜)で非常にわかりやすく説明してくれています。またこちらには「蓮華座(パドマアーサナ)の練習方法」という動画あります。鍛錬です。(2018.01 リンク先 動画の変更)

蓮華座(パドマアーサナ)のつくり方
  1. 足首と股関節と骨盤の意識となじませ方の練習
  2. 腿のストレッチと、股関節&膝関節のなじませ方
  3. 股関節と膝、脊柱を意識して前屈のポーズ

と三部構成になっています。かなり気持ちいいです。



結跏趺坐、半跏趺坐、安楽座、何れの場合も膝を床につけます。そのためにお尻の下に座蒲(ざふ)を敷いて、膝が浮かない程度に浅く坐ります。

ちょっと座り心地は悪くなりますが、座禅を組むには股関節だけではなく足首も柔らかくないと組むことができないので、ヨガブロックにつま先を乗せて足首を柔らかくしながら、瞑想のときには座蒲の代わりに坐ることもできます。


印を結ぶ

膝の上に手の甲を乗せて親指と人差し指で円をつくります。これはインドのヨガで行われる「智慧の印」といわれるものです。指にはそれぞれに意味があります。

親指 大宇宙(神)
人差し指 小宇宙(自我・心)
中指 プライド
薬指 欲望
小指 無知

智慧の印」の意味は、大宇宙と自我の循環とプライド、欲望、無知の放出だそうです。

マインドフルネスの瞑想では印については触れていません。しかし、座禅を組んで印を結ぶことによって「さあ、これから瞑想するぞ」という意識になります。

また印を結ぶことで、眠くなってきたときに合わせている指が、ずれたり、離れたりするので、眠むくなったことを意識できます。

印の意味は考えずに瞑想のときのポーズ、居眠り防止サインとして印を結びましょう。

智慧の印

呼吸に意識する

瞑想中は鼻から吸って、ゆっくりと鼻から吐く複式呼吸をします。複式呼吸が自然にできなければ初めの数回、意識して複式呼吸をして、そのあとは自然呼吸(胸式呼吸)に戻しても大丈夫です。

次に呼吸に意識を持っていきます。鼻腔から入って器官を通り肺に入る空気の流れ、同じように身体から息を吐き出すときの感覚、呼吸に合わせて上下するお腹や胸などの感覚をゆっくりと観察していきます。

呼吸に意識を向けていても、ふと気がつくと違うことを考えてしまっています。それに気がついたら考えたことに対して「雑念」とラベリングをして、また呼吸に意識を戻します。

これを繰り返します。瞑想の時間は、次第に長くできるようになりますが、最初は3~5分で十分です。慣れてきたら自分が気持ちよく過ごせる時間だけ行ってください。


おススメの瞑想アプリ

初めは、なかなか一人では瞑想がやりにくいと思います。そんなときは瞑想アプリを使ってみましょう。ガイダンスを聞きながら瞑想することで徐々に瞑想にも慣れてきます。

5分間の瞑想:28日間のマインドフルネス瞑想コース
5分間の瞑想:28日間のマインフルネス瞑想コース1回5分の28日間マインドフルネス瞑想コースは、ガイダンスによる瞑想から徐々にサポートなしに一人で瞑想ができるようにデザインされています。呼吸法、ビジュアリゼーション、ホディースキャン、センサリーアウェアネスなど様々な瞑想があります。また28日間コース以外にも42種類のボーナスガイダンスとテキストによる30秒間のお急ぎ瞑想があります。ガイダンス音声の女性の声も悪くありません。

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