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Post Date:2008年7月25日 

沖縄の「おうちで抹茶」

ダイソーの茶道具コーナー

出張で沖縄に行きました。宿泊したおもろまちのホテルの近くにダイソーがあり、仕事まで時間があったので、ちょっとのぞいてみることに。(何で沖縄まで行ってダイソー!?)

店内をぐるっとひとまわりすると、食器などを扱っている一角に茶道具が置いてあるではありませんか。「おうちで抹茶」とネーミングもなかなかいけてます。「茶筒」(竹製)と「野点セット」をお土産に購入。何れも315円(税込み)。しかも「野点セット」は、茶筅と茶杓のセットになっています。

しかしなぜ野点?
野点:野外で茶をたてること。また、その茶の湯。(広辞苑)

「携帯に便利です。」というキャッチもプリントされています。確かに一般的な茶筅と比べればサイズが小さいので野点用なのかもしれませんが、そこまで厳密にならなくてもいいのではないでしょうか。「おうちで抹茶」という手軽さとは相反するし、野点をするような人がダイソーで茶道具を購入するとも思えません。それとも茶室以外でお茶を点てるから野点?また同コーナーに柄杓もありましたが、手軽に抹茶を楽しめというのに釜で湯をわかすの?色々と疑問がわきます。ネーミングと商品コンセプトがいまひとつアンマッチです。

もしかして、抹茶茶碗も置いてあったりするのかと辺りを探してみましたが、見つかりませんでした。「おうちで抹茶」折角いいネーミングなのになぁ。お茶屋さんでは、入門セットとかいって、茶碗、茶筅、茶杓、抹茶がセットになって売られていますが、「おうちで抹茶」はそういうコンセプトではないのでしょうか。少なくとも抹茶と茶碗があれば、それこそ手軽にお抹茶を楽しめるのに。
Post Date:2008年7月21日 

Hario カフェプレス・スリム

珈琲プレス器



かっぱ橋のユニオンで珈琲用具を見ていたら珈琲プレスなるものが目につきました。



お店のおじさんに珈琲も紅茶と同じようにプレスして飲むの?と訪ねると「おフランスではそうやって飲むらしいよ」と。おそ松くんのイヤミの世界です。



「開けて見ていいよ」といわれ、ガラスのショーウィンドの中に無造作に並べられた珈琲プレスを見る。これいい感じと手に取ろうとしたけど、正札を見て躊躇。



安価なものだと見た目がカワイクない。別段、珈琲プレスを買いにきたわけでもないので、また今度ねと思いかけたときに、目に留まったのが、HARIO(ハリオ)のカフェプレス・スリム。見た感じも悪くないし、何よりもお値段が1,680円と控えめです。



『シェーー!! これください。ザンス。』



帰宅して早速珈琲を淹れてみました。ガラス容器の周りに珈琲の淹れ方が印刷されています。とても簡単で美味しくいただけました。ただ、ゆっくりとプレスしてもどうしても粉が混じってしまうようで、もう少し粗く挽いた豆の方がよさげです。



しかし悲しい習性かな、折角、満足して買ったものでも、ついネットで価格を調べてしまいます。Amzonで同価なのを見て、ホッと一息。



珈琲の飲み方と言えば、平日はペーパードリップで、休日はエスプレッソを飲んでいます。エスプレッソがなぜ休日だけかといえば、エスプレッソマシーンの洗浄が面倒だから。最初の一杯はストレートで飲んで、二杯目はデズニーランドのお土産でもらったMILK FOAMER(手動ポンプ式)に少量の牛乳と砂糖を入れて電子レンジでチンしてからシュコシュコと泡立てて珈琲にのせます(美味)。エスプレッソマシーンにもミルクフォーマが付属していますが、シュコシュコの方が美味しく泡立ちます。



これからはプレスも平日のカフェタイムの仲間入りです。
Post Date:2008年7月19日 

NPS:Net Promoter Score

ネット・プロモーター・スコアー

NPS(Net Promoter Score)とは顧客のロイヤリティを測る指標です。


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Wikipedia:Net Promoter Scoreにも記載されていますが、フレデリック・ライクヘルド著の『顧客ロイヤルティを知る「究極の質問」』を読んでみてください。彼は書の中で、これまでの顧客満足度調査では不十分あり、「究極の質問」ひとつでいいと述べています。

その究極の質問とは、下記のような質問です。

○○を友人や同僚に勧めますか?(○○は商品やサービス)
0-10の範囲で回答して下さい。
(0は、絶対に推薦しない。10は、絶対に推薦したい)

この11段階の回答を

9-10 をプロモーター(推奨者)
7-8 をニュートラル(中立)
0-6 をデトラクター(批判者)

に分類して、回答件数を比率にします。そして、推奨者から批判者の比率を減算したものが、ネットプロモータースコアー(NPS)です。つまり、30%が推奨者で、20%が批判者であれば、NPSは10%となります。もし推奨者が20%で批判者が30%であれば、NPSは-10%となります。

非常にシンプルな求め方ですが、アンケート解析では、「満足している人」と「不満を持っている人」を対象に解析することが基本です。

但し、アンケート調査などで、そのまま適用できるかどうかについては、検証が必要だと思います。ある商品やサービスを推薦できるかという質問を11段階で回答してもらうことは難しいと思います。(回答者になって考えてみると9と8の違い、7と6の違いは人によって捉え方が違います。)

また日本人の中庸性を考えるとNPSは辛口の評価になってしまうかもしれません。しかし、間隔尺度でないアンケートの回答に対して無理矢理平均点をだすのに疑問を感じている方は検討してみてはどうでしょうか。

次回以降はもう少し顧客満足度調査について考えていきたいと思います。

※ Net Promoter Score、及びNPSは、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズの商標です。

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