DMM.make 55インチ モニター(DKS-4K55DG3) に Fire TV Stick 4K を繋げて自称テレビと呼んでいますが、先日、モニターに不幸な事故があり液晶が破損、、、、。
しかし、モニター購入時に「DMMの液晶ディスプレイってどうなの?」という不安もあり、普段は加入しないAmazonの延長保証に入っていました。保証内容を確認すると物損も対象に!問い合わせをすると修理の見積もり後に新しいモニターが届くという手はずになりました。
ナイスな判断、購入時の自分!
写真は、モニターの入れ替え時に撮影したものですが、部屋に2台並ぶと圧巻です。
このDMM.make 55インチ モニター(DKS-4K55DG3)は、
- 4Kディスプレイ
- 55インチ
- 光デジタル出力(音声)
- 低価格(¥65,800)
と、テレビは要らないけどビデオ・オン・デマンドのコンテンツを「綺麗な映像とサウンドで楽しみたい」というニーズにピッタリな大型モニターです。
Fire TV Stick
Amazon Fire TV Stick が新しくなりました。
プロセッサがクアッドコアになり、HDR、Dolby Atmosにも対応とより映像コンテンツが楽しめるようになりました。
Fire TV Stic 第3世代k | Fire TV Stick 4K 第2世代 | |
---|---|---|
映像 | 最大1080p(HD), HDR, HDR10, HDR10+, HLG | 4K Ultra HD, HDR, HDR10, HDR10+, HLG、Dolby Vision |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
ストレージ | 8GB | 8GB |
プロセッサ | クアッドコア | クアッドコア |
価格 | ¥4,980 | ¥7,480 |
Prime Video、NHKオンデマンドを始めとする Prime Videoチャンネル 以外でも Netflix、Hulu、ビジネスオンデマンドなどのアプリをインストールして、映像コンテンツを楽しむことができます。
しかし、4Kコンテンツを楽しむであれば Fire TV Stick 4Kが必要です。
Amazonプライム ビデオも 4K UHD で提供されている映像コンテンツが徐々に増えてきています(詳細は こちら)。まだまだコンテンツ数が充実しているとは言えませんが、今後も増加していくことは間違いありません。
4Kコンテンツを楽しむのであれば、Fire TV Stick 4K だけではなく、対応しているテレビなども必要ですが、Amazon.co.jp ヘルプ: Fire TVで4K Ultra HDのビデオを視聴する には、
- 15Mbps以上のネット環境
- HDCP2.2に対応したHDMIポートがあるディスプレイ
とあります。HDCP2.2というのは、高解像度のデジタルコンテンツの不正コピーを防止するための暗号化技術です。DMM.make 55インチ モニター(DKS-4K55DG3)も準拠しています。
4Kコンテンツを視聴するための Fire TV Stick4K の設定
Fire TV Stick 4K の初期設定値は、テレビが高解像度に設定されていなかったり、WiFiスピードが遅くてもコンテンツが見られるようになっています。「4Kコンテンツってこんなもん?」と最初は思いましたが、設定を変更すると、鮮明な映像が楽しめます。
Fire TVの 「設定」→「ディスプレイとサウンド」→「ディスプレイ」から確認して、下記の設定になってなければ変更してください。ビデオ解像度は、初期設定で「自動(4K Ultra HDまで)」になっていると思います。
- ビデオ解像度 自動(4K Ultra HDまで)
- オリジナルフレームレートに合わせる オン
- 色深度 最大12ビット
- カラーフォーマット YCbCr
オリジナルフレームレートに合せる
オンにすると、Primeビデオで映像再生時にオリジナルのフレームレート(24pなど)に合わせた出力が可能になります。
色深度
色深度(ビット深度)とは、1ピクセルあたりのデータ量です。初期値では、データ転送量を減らすために10ビットとなっていますが、これを12ビットに変更します。
3,840px × 2,160px の4Kコンテンツの10ビットと12ビットの1フレームあたりのデータ量は、
10ビット 3,840×2,160×10=82,944,000ビット=10,368,000バイト
12ビット 3,840×2,160×12=99,532,800ビット=12,441,600バイト
と、2MBの差があります。
カラーフォーマット
RGBからYCbCrに変更します。
RGBは、光の三原色である赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の値を変化させることで様々な色を表現する方法です。各色を256段階で表現するので256の3乗で16,777,216通りの色表現となります。
しかし、人の目は、それだけの色を識別する能力はなく、色よりも明るさの変化の方が感じやすいということで、Cb=B-Y(青色成分-輝度信号)と Cr=R-Y(赤色成分-輝度信号)で明るさを示す輝度信号(Y)と色で表す YCbCr が、現在の動画コーデックの主流となっています。
サウンド環境
なるべく音の劣化がないようにと、DMM.make 55インチ モニター(DKS-4K55DG3)から光デジタル出力でSony サウンドバー HTS-350に接続しています。サウンドバーのボリューム操作はFire TVのコントローラーで出来るので便利です。
しかし、象と散歩: Echo sub で立体音響+低音を楽しむ に書いたように、EchoスピーカーとEcho Sub の2.1ch環境でホームシアターシステムを作成して、Fire TVのサウンドをEchoスピーカーから出すことができます。音楽と映像とでスピーカーを兼用できるので、省スペース、ローコストなホームシアター環境が構築できます。
また、Fire TV で Amazon Musicアプリで再生した音楽もホームシアターシステムで再生されるので、モニターでジャケット、アーティスト、歌詞を確認しながらの音楽体験ができるようになります。
ホームシアターシステムの設定方法については、Amazon.co.jp ヘルプ: Fire TVとEcho端末をセットアップする を参照してください。
Dolby Atmos
Amazonプライムビデオには、サラウンド記録再生方式のDolby Atmosのコンテンもあります(詳細は こちら)。残念ながら、EchoシリーズでDolby Atmosに対応しているのは Echo Studioだけなので、EchoやEcho Plusで2.1chのホームシアターシステムを構築しても Dolby Atmos は体験できません。
また Fire TVはBluetoothに対応しているので、Bluetoothスピーカーやヘッドフォンでサウンドを楽しむことも可能です。
サラウンドでなくとも、サブウーファーで低音が感じられると映画の楽しみは倍増します。Amazon MusicとAmazon Prime Video の両方のサウンドを Echoスピーカーと Echo Subで2.1chで構成して利用するのはお手軽ホームシアターとしては最適です。
Echo と Fire TVを接続する
Alexaアプリのメニューから「その他」→「設定」→「TV・ビデオ」→「Fire TV」で Echoデバイスと接続しておくと、
とか
で、用事を済ませて、
で、再開できます。単に「再開して」というと直前にEchoで聴いていたものが再開されてしまいます、、、。
しかし、実際に音声で操作するのは、一時停止ぐらいです、、、。