mixiの利用者数は決算説明資料にある
mixiは、IR情報として四半期毎に決算報告書をサイトに掲載しています。この決済報告の説明資料に利用者数や利用者の属性について掲載されています。決済報告書の説明資料は、『IR情報>IR資料>決算説明資料』に置かれています。2011年6月30日時点の最新版は、2011年05月10日の「2010年度第4四半期及び通期 決算説明資料」です。
2010年3月時点のmixiの公式発表としての利用者数は、2,337万人、そのうちアクティブユーザーは、1,537万人とあります。総務省が発表した2010年10月1日時点の1億2805万6000人とあるので、単純に考えると日本国民の10人に2人近くがmixiのアカウントを保有していることになります。
また属性別にみると男女比は、49:51と女性ユーザーが若干多い程度ですが、モバイル利用でみると44:56とその差が10ポイント以上に広がります。また20代が多いところがmixiの特徴です。これから社会人になる世代を抑えているのは強みになるはずです。また50代以上でも2,337万人×2.9%≒70万人になります。
Googleアドプランナーでmixiのアクセス数を調べる
Google アドプランナー(DoubleClick Ad Planner)については、『2ちゃんねる』の中高年化?でも触れていますが、もともとはアドワーズ広告主向けのツールのようですが、一般にも公開されていて、容易に他サイトの訪問者数や訪問者属性を調べることができます。現時点では5月データで提供されています。Googleアドプランナーでmixi.jpを調べてみると、ユニークユーザー数が1,100万人となっています。
男女比では、55:45と男性が多く、年代別では35-44歳が多くなっています。属性で見た場合は、mixiの公表値と大きくズレていることがわかります。
Googleアドプランナーは、非常に便利なツールですが、これぐらいの差異があるということを認識して使うべばいいのではないでしょうか。
今日の一曲
アルバム『Wrong Way Up』ブライアン・イーノとジョン・ケイルのコラボレート作品です。お互いに歌唱力を競い合い、とてもポップな仕上がりになっていてるので晴れた日のピクニックに行くときのBGMにぴったりなアルバムです。ジョンケイルの歌声も好きなのですが、イーノの声がとても心地よく身体に染みわたるオープニングの『Lay my love』は大好きな一曲です。この曲は、高橋幸宏もコピーしています(LAY MY LOVE - BLUE MOON BLUE)。
ジョンケイルは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド脱退後の方が個人的には好きです。ヴェルヴェッツのアバンギャルドな感じはルー・リードよりもケイルの音楽性だったのではないかと思います。そういう意味ではイーノもロキシー・ミュージックでサブ的存在だったのが、いつまにかその強烈な個性の故にバンド脱退しているので、共通点が多いのかもしれません。