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Post Date:2016年10月10日 

スマホを輸血をするために最適なモバイルバッテリーとは

Cheero Danboard block 300mAh

いまやスマホは1日も電池が持たなくなり、輸血用のモバイルバッテリーが常時必要となってきました。モバイルバッテリーの買い替えが必要だったので、改めてモバイルバッテリーの必要条件を整理してみました。

  • 最低1回はフル充電できる
  • モビリティに優れている(軽量・小型)
  • スマホが急速充電できる
  • モバイルバッテリーの充電時間が短い
  • 見目麗しく(かわいい)

最低1回はフル充電できる

最低1回はフル充電ができるためには、

モバイルバッテリーの容量 × 60% >スマホの内蔵バッテリー容量

で考えましょう。モバイルバッテリーの容量×60%としているのは、スマホを充電するための電圧返還で30%-40%ロストするからです。また繰り返し使っていると使用できる容量が減少するため継続利用してもフル充電ができるということも踏まえてモバイルバッテリー容量の60%としました。

・バッテリーの実効容量は電圧変換のロス等があり、6-7割程度になります。
・リチウムイオンバッテリーの特性上、繰り返し使う事でMAXで使える容量が目減りしてきます。
【引用】BATTERY | cheero

下記に各機種の内蔵バッテリー容量とフル充電1回に必要なモバイルバッテリーの必要容量(容量の60%で計算)を記載します。

モバイル・バッテリーの必要容量
製品名
内蔵バッテリー
必要バッテリー
 iPhone5S
1,560mAh
2,600mh
 iPhone6
1,810mAh
3,000mh
 iPhone6 Plus
2,915mAh
4,900mh
 iPhone6S
1,715mAh
2,900mh
 iPhone6S Plus
2,750mAh
4,600mh
 iPhone7
1,960mAh
3,300mh
 iPhone7 Plus
2,900mAh
4,800mh
 XPERIA Z3
3,100mAh
5,200mh
 XPERIA Z4
2,930mAh
4,900mh
 XPERIA Z5
2,900mAh
4,800mh

* DANBOARD block 3000mAh で iPhone6 をバッテリー切れになった状態からフル充電しても、ダンボー・ブロックのバッテリー残量は1/3メモリありました。


モビリティに優れている(軽量・小型)

モバイルバッテリーの上記表からであれば10,000mAhとかの大容量バッテリーと選んでしまうと、大型のモバイルバッテリーと矛盾とした選択になってしまいます。輸血パックが大きすぎると持ち運びには不便ですし、外出先で取りあえず充電しながら使うなどというときも煩わしくなります。


スマホが急速充電できる

iPhoneであれば付属する充電器の出力は1Aです。しかしiPhoneは急速充電に対応しているので2Aで充電すると急速充電することができます。モバイルバッテリーの出力にも1Aと2.1Aがあるので、素早く充電したいというのであれば、2.1A出力をサポートしているモバイルバッテリーを選択しましょう。ただ小型のモバイルバッテリーであれば充電しながらの使用も苦にならないので、早く輸血を終わらせたいか、輸血しながら使うかの二択になります。


モバイルバッテリーの充電時間が短い

忘れがちな要素ですが、モバイルバッテリーの容量が大きくなれば充電時間も長くなります。後述するチーロのダンボーシリーズも、3,000mAhで3時間、4,200mAhで6時間、6,000mAhでは7-8時間、充電にかかります。


見目麗しく(かわいい)

完全な個人的主観となりますが、モバイルバッテリーもデジタルガジェットなので、使って楽しいものがやっぱり欲しい。と、いうことで見目麗しき、かわいいモバイルバッテリーを選びたいものです。


主観的選択基準

モバイルバッテリーの必要条件に主観的選択基準で順序を付けて必要条件を3つにしてみました。

  1. 最低1回はフル充電できる
  2. 見目麗しく(かわいい) 
  3. モビリティに優れている(軽量・小型)

フル充電ができるという機能的要件と、見目麗しいという外見的要件を必須条件と、モビリティに優れているものをと探した結果、たどり着いたのがcheero(チーロ)のダンボー(DANBOARD)・シリーズでした。候補として考えたのは、後述している、ダンボー ブロック 3000mAhダンボー プレート 4200mAhダンボー ミニ 6000mAh以下の3モデルです。

Danboard block and Danboard plate

タブレットを外出先で充電することはないので容量の大きな ダンボー ミニ 6000mAh は候補から外しました。価格的には、ダンボー プレート 4200mAh の方がお買い得だったのですが、iPhone6が1回充電できればよかったので、モビリティに優れている(軽量・小型)の ダンボー ブロック 3000mAh に決めました。


最軽量最小 ダンボー ブロック 3000mAh

チーロ ダンボー・シリーズで最も小さく軽いのが、cheero Power Plus DANBOARD version block 3000mAh です。出力は1AのUSBポートがひとつなので急速充電には対応していません。しかし、バッテーリーの充電時間は3時間と短時間です。バッテリー容量は3,000mAhで、iPhone5S, iPhone6, iPhone6S をフル充電できます。

しかし、iPhone7 では微妙です。上表の計算では、iPhone7では 3,300mAh以上のモバイル・バッテリーが必要となります。ダンボー ブロック のバッテリー容量は 3.000mAhです。電圧変換ロストと経年劣化を考慮した実行容量を65%で計算すると 3,000mAh となるので、iPhone7 もギリギリ フル充電できるかもしれません。しかし、iPhone7ユーザーであれば ダンボー プレート 4200mAh を選択した方がよさそうです。

cheero Power Plus DANBOARD version -block- 3000mAh
  • 【内蔵電量】3000mAh 3.7V (11.1Wh)、リチウムポリマー
  • 【入力】5V / 1A Max (MicroUSB)
  • 【出力】5V / 1A (USB)
  • 【本体充電時間】約3時間 ※1Aアダプタ利用の場合
  • 【主要機能】残量インジケーター(3段階)
  • 【寸法(本体)】約 48 × 13.5 × 74 mm
  • 【重量(本体)】約 70 g

スタイリッシュな薄型 ダンボー プレート 4200mAh

cheero Power Plus 4200mAh DANBOARD version plateはスタイリッシュな薄型モバイルバッテリーです。バッテリー容量は4,200mAhあるので、iPhone7も余裕でフル充電可能です。また2.1Aなので急速充電にも対応しています。

cheero Power Plus DANBOARD version -Plate- 4200mAh
  • 【内蔵容量】4200mAh 3.7V(15.5Wh)
  • 【入力】5V / 1A Max (MicroUSB)
  • 【出力】5V / 2.1A (USB)
  • 【本体充電時間】約6時間
  • 【寸法(本体)】67 × 9.5 × 107mm
  • 【重量(本体)】105g

小型でも大容量 ダンボー ミニ 6000mAh

内蔵バッテリー容量が大きいiPhone6 Plus, iPhone7 Plus, Xperiaでも、cheero Power Plus DANBOARD version mini 6000mAhであればフル充電が可能です。ダンボー ミニ はバッテーリーの残容量によって目が光るという小技を持っています。

cheero Power Plus 6000mAh DANBOARD version -mini-
  • 【内蔵バッテリー】3.7V 6000mAh、リチウムイオン
  • 【入力】5V / 1A MicroUSB
  • 【出力】USB1 5V/1A 、USB2 5V/2.1A
  • 【本体充電時間】約7-8時間 ※1A USBアダプタ利用の場合
  • 【主要機能】残量インジケーター(3段階)
  • 【寸法(本体)】74mm(W)×48mm(H)×34mm(D)
  • 【重量(本体)】140g

チーロ ダンボー USBケーブル

モバイルバッテリーの携帯と共にスマホの充電に必須なのがUSBケーブルです。ダンボー・シリーズのバッテリーには付属で白いUSBケーブルが付属していますが、別売でダンボーのUSBケーブルもあります。モバイルバッテリーとの相性(見た目)は抜群です。目も光ります。

iPhoneユーザーの場合、iPhoneの充電に Lightningケーブル、ダンボーの充電に Mini USB と、2本のUSBケーブルが必要になってしまいますが、cheero DANBOARD 2in1 USB Cable with Micro USB & Lightning connector であれば、一本でモバイルバッテリーとiPhoneへの充電に対応できます。

ケーブルの長さには、10cm, 25ccm, 50cm, 100cm, 180cm がありますが、持ち運びを考えると25cmがちょうどいい長さです。Apple社のMFi 認証が取得されている商品なのでiPhoneで安心して使えます。

コネクター部分の接触不良が心配というのであれば、Lightning専用ケーブルもあります。


チーロ ダンボー  USB ACアダプター 高出力 3.1A 2ポート USB 急速充電器 折りたたみ式

ダンボーシリーズには、USB ACアダプターもあります。cheero DANBOARD USB AC ADAPTOR は、出力合計3.1Aで2つのUSBポートがあり、2.1Aに対応しているのでタブレットの充電やスマホを高速充電させることができます。もちろんiPhoneでも高速充電可能です。折り畳み式のプラグなので持ち運びにも便利です。もちろん cheero Danboard シリーズの各モバイル・バッテリーも充電することができます。

ZcHftrmrS9G2._SX300_
  • 【入力】 100-240V ~ 50/60Hz 0.5A
  • 【出力】 5.0V / 3.1A (合計)
  • 【寸法(本体)】 40.5 X 62.5 X 39 mm
  • 【重量(本体)】 約65g

モバイルバッテリーの寿命は?

使っていたモバイルバッテリーは、フル充電してもiPhone6が1回分、充電できなくなりました。モバイルバッテリーの寿命はどのくらいかを調べてみると、チーロのよくある質問に約500回とあります。毎日充電していると1年半、2日に1回なら3年ぐらいの寿命となります。

約500回繰り返し充電可能です。
リチウムイオンバッテリーの特性上、繰り返し使う事でMAXで使える容量が目減りしてきます。
【引用】BATTERY | cheero

スマホの輸血用器具をチーロ ダンボー・シリーズで揃えてみるのも乙です。

Post Date:2016年9月24日 

白ヤギさんと黒ヤギさん、どちらが多くの本を食べるのか?

kindle Paperwhite

2012年12月に購入した初代の Kindle PaperWhite でした。ファームウェアのアップデートを繰り返しているうちにいつのまにか動きが遅くなり、そろそろ買い替え時なのかと思っていたこともあり、Oasis 発表のニュースが流れたときに、願ったのは「より、薄く、そして黒い筐体からの卒業」です。

ジェフ・ベゾス、「来週新しいKindleハードウェアを発表」とツイート | TechCrunch Japan http://t.co/j1cvd3lmMy

そんな、Oasis も

  • 色調調節ライト搭載
  • 防水機能搭載(IPX8)
  • 人間工学にもとづいたデザイン
  • ページ送りボタン
  • 300ppiの高解度

と、いった機能を搭載し、Kindle Oasis 色調調節ライト搭載へと進化しています。

ボディ色は黒のままですが、カバーケースの色が選択できます。価格も3万円台前半と、発売当初の4万円からすれば、少しは下がりましたが、まだ躊躇する値段です。【2019.8 追記】


黒物ガジェットの世界

洗濯機、冷蔵庫、炊飯器などの白物家電に対して、テレビ、レコーダー、カメラなどは黒物家電とも呼ばれています。またPC、デジタルガジェットなども黒を基調にしたものが多いです。白物家電と呼ばれた家電製品は昨今、随分とカラフルになりました。しかし、デジタルガジェットは相変わらず黒が多いです。

自動車を大衆化させたフォードを生産効率を上げるために黒一色に統一し、アップルはiPodで白いイヤフォン=appleというブランドを確立させました。製品の色にはそんな隠された意味も存在します。

しかし、デジタルガジェットも黒を基調としたものが多いのはなぜでしょう。PCは、ビジネスシーンで使われることが多いから地味で無難な黒が好まれることは理解できます。また有彩色では好みによって様々な色を用意しなければなりませんが、無彩色であれば、白(ホワイト)、灰色(グレー)、黒(ブラック)の3色ですみます。灰色に高級感を出すために光沢感を足すと銀色(シルバー)です。

デジタルガジェットも基本的にはこの無彩色ベースのものが多いです。シルバーは金属のイメージがあるのでプラスチック素材では黒と白なのでしょうか。そして、黒は高級感を出しやすい色ですが、白で高級感を出すのが難しいのかもしれません。実際、iPhone4のホワイトバージョンも販売時期が遅れました。


みんな本当に無彩色が好きなのか?

好まれる色と嫌われる色の色彩データ2014 に色の嗜好調査(16色から選択)にあったデータから見ると無彩色は決して好まれている色ではなさそうです。しかし、白が嫌いな色という人は少ないようです。

年代別の好きな色 / 嫌いな色

白いKindleが欲しい

初代Kindle Whitepaperは、ファームウェアのアップデートを繰り返しで、いつの間にか、もっさりとした動きになってしまいました。どうせ新しいKindleに買い替えるのであれば、白いKindleが欲しいと、2016年4月に PaperWhite のホワイトモデルが発売された後の Prime Day で購入しました。



しかし、残念ながらPaperWhite ホワイトは姿を消し、ホワイトのボディは、Kindleだけになりました。KindleもNewモデルになって、フロントライトを搭載しましたが、解像度は、167ppi と PaperWhite 比べて解像度も落ちます。【2019.8 追記】

Post Date:2016年6月25日 

アンカー・リンクでブログに索引をつける

blog

今回はアンカーリンク(ページ内ジャンプ)についての備忘録です。参考にしたのは、How to create anchor links in wordpress & Blogger – Jump links (wordpressとBloggerでのアンカーリンクの設定方法)ですが、アンカーリンクは、wordpress や Blogger に特化したものではありません。

ということで、アンカーリンクを使ってインデックス付きの記事を書いてみました。

Index:


アンカーリンクとは


Anchor

アンカー(anchor)とは、船を固定するための錨(いかり)のことです。アンカーを下すことで船を固定できるので、固定した場所にリンクすることなのだと理解しています。

HTMLではaタグ(アンカー・タグ)を使ってアンカー・リンクすることでページ内の特定の場所にジャンプさせることができます。


索引としてアンカーリンクを使う

書籍や辞書では目的の内容を読むために索引を参照してページをめくりますが、ブログやネットの記事なら索引から直接目的の場所にジャンプさせることができます。またジャンプした場所の章の最後に「索引に戻る」リンクを付けておけば、スクロールせずに索引を行き来しながら記事を読むことができます。

何より記事の先頭に索引(目次)があると何が書かれているかを俯瞰することができるので読み手としては便利です。


アンカーリンクの設定方法

ジャンプ先であるアンカー名とジャンプ元のリンクの設定方法についてです。


リンク場所(アンカー)の設定

もともとはaタグのname属性でアンカーを指定するようになっていたようですが、HTML5からID属性だけで認識されるようになったようです。この記事ではh3の見出しにID属性でアンカーの設定をしています。

<h3 id=”アンカー名”>テキスト</h3>

例えば、この章の「アンカーリンクの設定方法」では、h3タグの中でid属性を使ってアンカー名を下記のように設定しています。

<h3 id=”how_to_set”>アンカーリンクの設定方法</h3>

下記は、aタグを使う場合です。

<a id=”アンカー名”>テキスト</a>

リンクの設定

リンクの設定は、aタグで外部ページにリンクするときと同じようにhref(Hypertext Reference)を使いますが、URLではなく#アンカー名 を設定します。別ページのアンカーにジャンプさせるのであれば、<a href="https://walking-elephant.blogspot.com/2016/06/flickr.html/#アンカー名">のようにURLを指定します。

<a href=”#アンカー名”>

Indexのアンカーリンクの設定方法 には、

<a href=”#how_to_set”>アンカーリンクの設定方法</a>

と設定しています。


ページの先頭に戻す

リンクの設定で下記のように#の後ろにアンカー名を付けなければページの先頭に戻ります。

<a href=”#”>

Bloggerでの注意事項

Bloggerの場合、リンク元の設定で <a href="#アンカー名"> としても、勝手に下記のように <a href="https://draft.blogger.com/……/#アンカー名"> とドラフト(プレビュー用)のURLがついてしまいます。

image

もちろんリンク元で正確なURLを設定してもいいのですが、Bloggerの場合だと、PostするまでブログのURLがわからないので、公開する前にもう一度リンク先を下記のように#アンカー名に書き換えてください。

URLを書き換える場合は、HTMLモードで変更してそのまま投稿する必要があるようです。作成モードに変更してしますとURLが書き換わってしまいますので注意を。公開後も内容を変更するのであれば、面倒ですが公開後にURLを確認して#の前にURLを追記しましょう。

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