Bloggerで関連記事(関連ブログ)を表示するで、直帰率改善のためにSmart Related Posts Widget for Google Blogger - v2.0を使って関連するブログ記事を掲載する方法を記しましたが、関連記事を表示するようになってから直帰率が改善がされているかを計測してみました。
結果から述べると、直帰率が85.75%から83.62%と2.1ポイント改善することができました。
下表がその結果となります。
直帰率の改善:(Google Analytics)期間 | 直帰率 | 変化率 | ||||
訪問者全体 | 新規訪問者 | 再訪問者 | 訪問者全体 | 新規訪問者 | 再訪問者 | |
設置前(前月) | 85.75% | 85.39% | 86.85% | |||
サイドバーに設置 | 85.13% | 85.23% | 84.94% | -0.72% | -0.19% | -2.20% |
ボディー部に設置 | 83.62% | 83.47% | 84.19% | -1.77% | -2.07% | -0.88% |
関連記事を記事の最後(ボディー部)に挿入することがうまくできなかったので、最初の2週間はサイドバーにだけ表示されていました。しかし、この結果、改善にあたっての仮説を補う面白いことに気が付くことができました。
直帰率改善の仮説
直帰率改善にあたっての仮説は、下記のデータから導き出したものです。
- 来訪者のうち新規訪問者(新規ユーザー)は75%
- 流入の80%は検索エンジンからである
【仮説】
検索エンジンを経て何かを調べるためにこのブログに初めて訪れた新規訪問者は、サイト構成もしらなければ、他にどんな内容が掲載されているかを知らない。そのため能動的に他の記事を検索する人は少ないはず。しかし関連する記事が他にもあるということが目に留まればもう1ページ閲覧する可能性がある。
結果の考察
上記の仮説に基づき関連記事を表示するように変更しました。サイドバーに関連記事を表示すると再訪問者の直帰率は下がりましたが、新規訪問者では大きな変化は見られませんでした。新規訪問者はボディー部へ関連記事を表示するようになってから大きく改善されました。これは新規訪問者では、本文を読む目の導線上になければ気が付かれないということだと思います。
トータルの変化率でみると再訪問者が3.1ポイント、新規訪問者が2.2ポイントと、変化が大きかったのは再訪問者でした。再訪問者の直帰率が大きく改善されるとはいうのは予想外でした。また再訪問者は記事の最後に関連記事を表示してからも直帰率が改善される結果となりました。
変化率とは
Google Analyticsでも期間比較を行うと変化率が表記されています。変化率とは前と比べてどのくらい変わったかという割合です。前年比120%というような言い方と同様です。
金額で見るとBくんのお小遣いの増加額の方が大きいです。
Bくん 1,000円 → 1,250円 250円UP
しかし、増加比率で比較してみると、共に125%です。
1,250円÷1,000円×100=125%
変化率は、上で求めた比率から100%をマイナスした値になります。つまり、二人の変化率は共に25%で、二人とも以前よりお小遣いが25%アップしたと言えます。
次にお小遣いが減額された場合のケースを考えます。
Aくんは、毎月のお小遣いが1,000円だったのが800円になりました。またBくんは1,250円が1,000円になりました。
Bくん 1,250円 → 1,000円 250円Down
変化率を計算します。
1,000円÷1,250円×100-100%=-20%
共に変化率は-20%となります。
Bloggerで関連記事を表示する
Bloggerで関連記事(関連ブログ)を表示するで関連記事について記載していますが、related posts widget でオプション記載部をエスケープしていないと正しく認識されないということが分かり下記のように(赤字部分)変更することで解決しました。
このコードをテンプレートに埋め込みます。
ブログ(本文)の前に表示する
- Bloggerの『デザイン → HTMLの編集』 からウィジェットのテンプレートを展開をチェック。
- テンプレートから <div class='post-header-line-1'> を検索。
- <div class='post-header-line-1'> の下にコードを張付ける。
ブログ(本文)の後に表示する
今日の一曲
ビートルズの中で好きなアルバムは、と、問われれば迷わずこのREVOLVERをあげます。特にTomorrow Never Knowsは、ワンコードで作られ、テープループを用いたアバンギャルドな一曲となっています。まさにミニマムミュージックの原点がこの曲にあります。リンゴスターのドラムのリフの入り方もとっても格好良いですし、ボーカルの中域を持ち上げたラジオチックな録音の仕方もステキです。限られた機材で工夫を凝らしているこの曲は、昨今のDTMのアンチテーゼとして聴こえてきます。
The Beatles - Tomorrow Never Knows / Revolver
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