Amazon Echo(第3世代)が発売されたためか、年末年始のセールで激安となっていたので思わずAmazon Echo(第2世代)を2台購入してしまいました、、、。
寝室の音響を改善したいという建前と、360℃スピーカーをステレオで聴いてみたいという本音が購入目的です。既に Amazon Echo Plus を使っていますが、BGMには十分な音質で音楽の大量消費に貢献してくれています。
しかし、Echo(第2世代)に搭載されているスピーカーは、Echo Plus(第2世代)、Echo(第3世代)と比べると一回り小さなものが使われています。
Echo(第2世代) | Echo(第3/4世代) | Echo Plus(第2世代) | |
スピーカーサイズ | 2.5インチウーファー 0.6インチツイーター | 3.0インチウーファー 0.8インチツイーター | 3.0インチウーファー 0.8インチツイーター |
先ずは、モノラルで Echo(第2世代)とEcho Plus(第2世代)で同じ曲を聴き比べてみると、音の抜け具合(クリアさ)は ”一聴瞭然” です。特に低音の響き具合では圧倒的な差があります。
Echoシリーズのステレオ化
続いて、Echo(第2世代)をステレオペア接続してみます。
Echo のステレオ化は、互換性がある端末同士でなければなりません。下表以外のEcho端末の互換性については、Amazon.co.jp ヘルプ: ステレオペア対応のEcho端末 を参照してください。
Echo端末 | ペア可能な端末 |
Echo(第2世代) | ・Echo(第2世代) ・Echo Sub |
Echo(第3世代) | ・Echo(第3世代) ・Echo Plus(第2世代) ・Echo Sub |
Echo Plus(第2世代) | ・Echo(第3世代) ・Echo Plus(第2世代) ・Echo Sub |
2台のEcho端末をステレオペアリングするには、Alexaアプリが必要です。詳細の手順はビデオでも説明されているので Amazon.co.jp ヘルプ: 対応するEcho端末でスピーカーセットを作成する を参考にしてください。
設定終了後、
と言えば、立体音響ワールドの扉が開きます。アレクサが選んできたのは、坂本龍一の音楽図鑑でした。
音質の貧弱だった Echo(第2世代)ですが、ステレオ化してみると、
「かなりいい感じ!」
低音のなさは変わりませんが、寝室に設置するので低音を響かせる必要はありません。
左右からの音の広がりで、音の抜け具合がとてもよくなりました。またモノラルで慣れていた360℃スピーカーが奏でるステレオの音は、右半球側頭葉を心地よく刺激し、とても新鮮に聴こえます。Echo(第2世代)の音質の悪さを十二分にカバーしてくれるどころか、リビングに設置している Echo Plus(第2世代)もステレオ化したいという欲求にかられてしまいました。
Echoでステレオ化するメリット
Echoでステレオ化する最大のメリットは、2台のEchoを離して設置することができる点です。端末間を配線して繋ぐ必要がないので、電源さえ確保できれば、2台を十分に離した場所に設置できます。寝室の対角線上に2台のEchoを設置しましたが、360℃スピーカの特性も相成り、部屋全体が音に包まれます。
Echoでステレオ構成にするなら
今回は、Echo(第2世代)でステレオ構成にしてみました。しかし、これからEchoの購入を検討するのであれば、Echo Plus(第2世代)と同音質で安価な Echo(第3世代)Echo(第4世代)がベターな選択だと思います。2台購入しても 24,000円弱という値段で、音楽をより楽しめる環境がつくれます。
Echoプランの落とし穴
Amazon Music Unlimited のEchoプランについては、Amazon Music Echo プランで音楽を120%楽しむ方法 | 象と散歩で書きましたが、月々380円で6,500万曲もの楽曲を楽しむことができるお得なプランです。
但し、Echoプランには
- 1つのEcho端末でしか使えない(Echoプランを申し込んだ端末)
- スピーカーセット(2台でステレオ化)は利用できない
という制限があります。
Echoプラン
注: Amazon Music Unlimited Echoプランでは、1つのEcho端末とEcho Subをステレオセット(サブウーファーペア)として設定した場合、使用可能です。Amazon Music Unlimited Echoプランでは、スピーカーセットやマルチルームミュージックはサポートされていません。
リビングに設置しているEcho Plus(第2世代)に互換性のある Echo(第3世代)を加えてステレオ化したいという衝動にかられましたが、Echoプランを個人プランにアップグレードしないとステレオ化はできません。
冷静に考えてみると、リビングの Echo Plus(第2世代)は、Amazon Music Echo プランで音楽を120%楽しむ方法 | 象と散歩で書いたように、エレコム Bluetooth オーディオレシーバー LBT-AVWAR700 を使ってコンポからステレオで音が出せますし、Sony サウンドバー HT-S350 からもステレオ再生できます。
メリットは然程ないよね、自分、、、。
また、マルチルームミュージックで再生しているときも同じでしたが、スピーカーセットでステレオ化している場合も、
と、サムアップしようとしても
「いまは、何も再生されていません」
と冷たく返され、お気に入りに追加できません。
音楽の世界を広げよう
とアレクサにお願いをすれば適当に音楽をかけてくれますが、気に入らなければ
といえば、
「もちろんです。では、Amazon Music から XXXX をおススメします」
と、違うプレイリスト、ステーション、アルバムなどに切り替えてくれます。
気に入った曲があれば、
といえば、
「わかりました。では、どうぞ」
と謙虚な回答と共に、再生されている曲に似た楽曲を探してくれます。
また、普段聴いている音楽の傾向から ”今週のディスカバリー” というプレイリストが作成されているので、
といえば、新しい音楽を見つけられるかもしれません。