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Post Date:2025年12月28日 

冬の空気にうるおいを。ハイブリッド式加湿器という選択

EPEIOS(エペイオス)ハイブリッド加湿器 HM730

空気の乾燥が気になり始めたので、物入れから Levoit の加湿器を取り出してみたところ、まさかの異音……。

Amazon の購入履歴を見ると 2019年10月に購入しており、6シーズン使ってきたことになります。おそらく天寿を全うされたものと思われます。

そこで、新しい加湿器を探すことに。

「衛生面」「加湿力」「静音性」「経済性」そして「デザイン性」を総合的に満たす一台を求めて比較を重ね、最終的に選んだのが ハイブリッド式 EPEIOS HM730 です。

ハイブリッド式の選択、そしてハイブリッド式の加湿器の中から EPEIOS HM730 を選ぶまでプロセスをまとめてみました。


加湿器タイプ別の特徴

加湿器には、気化式・スチーム式・超音波式・ハイブリッド式の4つの方式があります。それぞれの特徴を簡単にまとめると次の通りです。

  • 気化式:電気代が安く自然な加湿。静音だが加湿力は控えめ。
  • スチーム式:衛生面に優れ、加湿力も高い。ただし電気代は高め。
  • 超音波式:静音・省エネだが、衛生面の管理が必要。
  • ハイブリッド式:加湿力・静音性・衛生面のバランスが良い。

4つの方式を、衛生面・加湿力・静音性・電気代の観点で比較すると次のようになります。

方式衛生面加湿力静音性電気代
気化式
スチーム式(加熱式)
超音波式
ハイブリッド式(超音波+加熱100°C)

加湿器を選ぶ上で重要になるのが、衛生面・加湿力・静音性・電気代の4つのバランスです。どれかひとつだけが優れていても、実際の生活では快適に使えません。

なかでも最も重視したのが 衛生面 です。

加湿器のタンクや内部に水が長く残ると、レジオネラ属菌などの細菌が繁殖します。この状態で発生したミストを吸い込むと、レジオネラ症(重症肺炎)を引き起こすことがあります。

特に超音波式は、水をそのまま霧状にして放出するため、タンクの水が汚れていると雑菌まで部屋中に拡散してしまう可能性があります。レジオネラでなくても、タンクにできたバイオフィルム(ぬめり)がミスト化して空気中に広がるのは、健康面でも気分の面でも避けたいところです。

厚生労働省のレジオネラ症の説明をみると次のように記載されています。

Q.5 :加湿器などからの感染を防ぐためにはどうしたらよいですか? 超音波振動などの加湿器を使用するときには、毎日水を入れ替えて容器を洗浄しましょう。レジオネラ属菌は60℃では5分間で殺菌されるので、水を加熱して蒸気を発生させるタイプの加湿器は感染源となる可能性は低いとされています。

【引用】レジオネラ症|厚生労働省

やはり衛生面を重視するなら、「スチーム式(加熱式)」が最も安心だと感じます。一方で、冬場は毎日長時間使うことになるため、電気代も無視できません。

そのため最終的には、この4つの観点を総合的に見て、自分の生活スタイルに合った加湿方式を判断する必要があります。

ここからは、それぞれの加湿器のタイプについて、もう少し詳しく見ていきます。


気化式|省エネで静か。自然に近い加湿方式

気化式は、水を含ませたフィルターに風を当て、湿った空気を送り出す方式です。電気代がとても安く、運転音も静かで、寝室でも使いやすいのが魅力です。

一方で、加湿力は控えめで、部屋全体を素早く加湿したい場合には物足りなさを感じることがあります。また、フィルターにカビやぬめりがつかないように、定期的な洗浄や交換が必要です。

とはいえ、ミストを直接吹き出さないため、衛生面のリスクは比較的低い方式と言えます。


パナソニックの気化式加湿器

気化式といえばバルミューダの「Rain」も有名ですが、他の加湿器と比べても価格が突出して高く、なかなか手を出しにくいのが正直なところです。

そこで候補に挙げたのが、加湿に nanoe(ナノイー)を組み合わせることでお肌の潤いケアも期待できる パナソニックの “FE-KXシリーズ” です。

  • FE-KX05C(500mL/h 適用畳数:木造8畳/プレハブ14畳)
  • FE-KX07C(700mL/h 適用畳数:木造12畳/プレハブ19畳)

気化式の弱点である加湿スピードを補う「お急ぎモード」も搭載。さらに消費電力は強モードでも FE-KX05C が 8W、FE-KX07C が 14W と非常に省エネです。


スチーム式(加熱式)|衛生面と加湿力に優れた王道タイプ

スチーム式は、水を加熱して蒸気として放出する方式です。

加熱によって細菌が死滅するため、衛生面では4つの方式の中で最も優れたタイプとされています。加湿力も高く、真冬の乾燥が厳しい時期でもしっかり湿度を上げてくれるのが大きな魅力です。

一方で、加熱に電力を使うため、電気代は高め

また、蒸気口が熱くなるため、小さなお子さんやペットがいる環境では設置場所に注意が必要です。

水垢(カルキ)が加熱部に溜まりやすいので、定期的なクエン酸洗浄も欠かせません。


象印のスチーム式加湿器「EE-TB60」

スチーム式の候補としたのが、象印のスチーム式加湿器「EE-TB60」 です。

象印は電気ポットの技術を活かしたスチーム式加湿器に定評があり、

  • 水をしっかり沸騰させる衛生面の安心感
  • 加湿スピードの速さ
  • シンプルで丈夫な構造

が特徴です。特に EE-TB60 は、

  • 加湿量:600mL/h
  • 適用畳数:木造10畳/プレハブ17畳

と、標準的な家庭の寝室〜リビング向けのサイズ感。

湯沸かし立ち上げ時の消費電力は985W、加湿時の消費電力が450Wとスチーム式は電気代がネックですが、“とにかく衛生面を最優先にしたい人” に向いた一台だと思います。


超音波式|静かで省エネ。ただし衛生管理が前提の方式

超音波式は、水を超音波振動で細かいミストにして空気中に放出する方式です。

運転音が非常に静かで、消費電力も少ないため、省エネで手軽に使えるのが大きな特徴です。デザイン性に優れた製品が多いのも、この方式ならではと言えます。

一方で注意したいのが衛生面です。

超音波式は、水をそのまま霧状にして放出するため、タンク内の水が汚れていると、雑菌や不純物も一緒に空気中へ拡散してしまう可能性があります。レジオネラ症のリスクが指摘されやすいのも、この方式です。

そのため、超音波式を使用する場合は、次の点に注意して利用することが大切です。

  • 毎日の水交換
  • タンクや超音波振動子のこまめな洗浄

これらを怠ると、雑菌やぬめりが発生しやすくなり、衛生面のリスクが高まります。

静音性や電気代の面では魅力的ですが、しっかりとした衛生面での管理が必要です。


ハイブリッド式|衛生・加湿力・静音性のバランスを重視した方式

ハイブリッド式は、超音波式と加熱式を組み合わせた方式で、それぞれの弱点を補うことを目的としています。

超音波による静音性と立ち上がりの速さに、加熱による衛生面の安心感を加えた、バランス重視の加湿方式です。

スチーム式ほど電気代が高くならず、超音波式ほど衛生面に気を使わなくてよい点が特徴で、「毎日長時間使う」「音は静かにしたい」「清潔さも大事」「でも電気代も重要」といった、少し欲張りな条件を満たしてくれます。

ただし注意したいのが、加熱方式、加熱温度は機種によって大きく異なるという点です。ハイブリッド式と書かれていても、実際には単なるヒーター補助にとどまり、加熱温度が低いモデルもあります。

衛生面を重視するなら、100°C加熱を明記している製品であれば、レジオネラ対策という観点でも安心感が高く、スチーム式の衛生面と、超音波式の使いやすさを、うまく両立していると言えます。

ただし、タンク全体を常に100°Cにしているわけではないため、タンク内に バイオフィルム ができる可能性は残ります。また、超音波式である以上、振動板にはカルキが付着しやすく、定期的な洗浄は必要です。


ハイブリッド式に絞り、3機種で比較検討

ここまで見てきたように、「衛生面」「加湿力」「静音性」「電気代」の4つをバランスよく満たす方式として、最終的に ハイブリッド式 を選ぶことにしました。

次に悩んだのが、「どのハイブリッド式を選ぶか」 です。

候補に挙げたのは、純日本製ではありませんが、日本企業が企画・品質管理を行い、海外のODM/OEMメーカーで製造している加湿器です。

もちろんシンプルなデザインというのも欠かせません。下記の3つのハイブリッド式加湿器を候補として調べてみました。

下表は基本的な性能です。

ハイブリッド式加湿器 比較表
項目Modern Deco 6.5LEPEIOS HM730THREEUP HB-T2425
方式超音波+加熱超音波+加熱超音波+加熱
タンク容量6.5L6L4.2L
最大加湿量550ml/h650ml/h420ml/h
消費電力(ヒーターON)280W210W135W
消費電力(ヒーターOFF)25W25W35W
連続加湿時間約60時間(弱・OFF)約60時間(弱・OFF)-
適用畳数和10/洋17木11/鉄18和7/洋11
除菌方式UV+加熱加熱
静音性静音35dB(静音)静音
給水方式上部給水上部給水上部給水
アロマ対応
サイズ約22×22×37cm25.4×16×34.5cm23.5×18×30.5cm
重量約2.0kg1.85kg1.9kg
メーカ価格13,999円11,550円19,980円

この3機種を比較している中で気がついたのが、前述した"加熱方式、加熱温度は機種によって異なる"ということです。表記上は「超音波+加熱(ハイブリッド)」となっていますが、実際の加熱の考え方や仕組みは同じではありません。

まず、THREEUP(スリーアップ)の HB シリーズ についてです。

  • 加熱温度の明記がない
  • ヒーターON時の消費電力が 約135W とかなり低い

という点から、水を100°Cまで加熱しているとは考えにくい仕様です。

除菌を目的とした高温加熱というよりも、暖かいミスト的な補助的なヒーターに近いと考えられます。

次に、Modern Deco と EPEIOS HM730 ですが、こちらは加熱方式が異なります。

  • Modern Deco

    → いったん超音波でミスト化した水蒸気を、後段のヒーターで温める方式

    → ミストは温かくなりますが、水そのものを沸騰させてから放出する仕組みではない

  • EPEIOS HM730

    少量の水を先に加熱し、その後、超音波で微細なスチームとして放出

    → 水を高温処理したうえでミスト化するため、衛生面の考え方が明確

EPEIOS(エペイオス)ハイブリッド加湿器 HM730 タンク

左側の長方形に凹んだ部分で水を温めます。モノリスのような板がヒーターになっています。


なぜ EPEIOS HM730を選んだのか

Modern Deco と EPEIOS HM730 で最後まで悩みましたが、乾燥する時期は毎日使う家電なので、電気代も重要な判断材料でした。

ヒーターON時の消費電力は、Modern Deco が約280W、EPEIOS HM730 が約210W。この 70Wの差 は、1か月単位で考えると数百円レベルの違いになります。

そして、決め手となったのは、加熱方式の考え方です。"UV+ミストの加熱""加熱した水をミスト"にする方が加熱処理という意味では衛生的な感じがします。

また、Amazonレビューを生成AIで「満足度」「衛生面」「静音性」「デザイン」についてをまとめてみましたが、EPEIOS HM730は好評です。

項目Modern DecoEPEIOSTHREEUP
満足度高め非常に高い普通
衛生面の評価普通一番高い低め
静音性の評価普通最も高い普通
デザイン良い良い良い

「650ml/h ハイパワー加湿で『湿度不足による諸問題 徹底解決!』と謳われていますが、実際に使ってみると加湿量は多いけど、ミストが細かいので床が濡れることもありません。

EPEIOS HM730 の加湿量

また意外に、上から給水できるのが便利でした。


6Lタンクは便利だけど

タンク容量が大きい加湿器は、水を入れる回数が減るという点ではとても便利です。実際、6Lクラスであれば使い方次第では、数日間、長ければ丸1週間ほど給水せずに使うこともあります。

給水の手間が減るのは助かりますが、タンク内に水が長時間残り続ける という点では、衛生面に少し不安も感じます。「楽さ」と「安心感」は、必ずしも一致しません。

勧められた銀イオン水を入れて使ってみたところ、確かにタンク内にぬめりが発生しません。「す、すごい!」しかし、継続して使うには銀イオン水はコストが高いのが悩ましいところです。

MANIMANI 銀イオン水 詰め替え用

同じ銀イオン系なら、AG+ フィルターのような交換式の方がコスパがよく、実用的かもしれません。

いずれにしても、加湿器を使う以上、タンクの定期的な清掃を意識する必要があります。


リモコンがあれば

購入時にチェックをするのを忘れてしまいましたが、EPEIOS HM730 にはリモコンが付属していませんでした。

これまで使っていた加湿器では、

「Alexa, 加湿器をつけて」

と声で操作したり、4時間後に自動でOFF といった使い方ができていたため、その点では少し不便に感じています。

リモコン操作や音声操作といった家電のスマートホーム化にすっかり慣れてしまっていたこともあり、余計にそう感じるのかもしれません。

とはいえ EPEIOS HM730 は、リモコンがなくても 衛生面・加湿量・経済性を重視する人にとって、ぴったりの選択肢だと思います。

Post Date:2025年12月17日 

無理なく、少しずつ。ステッパーで始める宅トレ習慣

ReNAISSANCE ツイストエアロステッパー Premium SP-600

下半身には、体の中でもとても大きな筋肉が集まっています。

  • 太もも(大腿四頭筋・ハムストリング)
  • お尻(大臀筋)
  • ふくらはぎ

これらは、日常生活の中でも無意識に体を支え、動かし続けている筋肉です。だからこそ、下半身をしっかり動かす運動は、

  • 一度に動く筋肉量が多く
  • 酸素の消費量が増えやすい

という特徴を持つので、カロリー消費が高くなりやすい傾向にあります。

そのため、「踏む」というシンプルな動作だけで下半身を中心とした運動量を確保でき、なおかつ“ながら”で使えるステッパーは、運動習慣として無理なく続けやすい運動器具と言えます。


運動を続けるために大切なこと

運動を習慣にするうえで大切なのは、「頑張れるかどうか」よりも、始めるまでのハードルが低いかだと感じています。


1) 少しの時間からできること

毎回30分、1時間と決めてしまうと、それだけで心理的な負担になります。

一方で、「5分だけ踏む」「1曲分だけ動く」くらいであれば、忙しい日でも自然と始めやすくなります。


2) すぐにできること

器具を用意したり、着替えが必要だったりと、準備に時間がかかったりすると、それだけで運動から遠ざかってしまいます。思い立ったときに、そのまま始められるかどうかは、続けられるかどうかを大きく左右します。

この2つを満たしていることが、三日坊主になりがちな自分にとって、運動を「特別なイベント」ではなく、日常の延長として続けるための条件だと思っています。


ステッパーという選択肢

下半身の筋力強化と、容易性・継続性・即時性を考えると、スクワットのような「きつい筋トレ」より続けやすく、ウォーキングより手軽なのに「負荷をかけやすい」ステッパーが現実的な選択肢として残りました。


どんなステッパーがいいのか

ステッパーと一口に言っても、種類や価格帯はさまざまです。その中で自分が重視したのは、次のポイントです。

  • しっかりとした負荷をかけられる
  • 静かで夜間でも集合住宅で使用できる
  • 部屋に置いて邪魔にならないサイズとデザイン
  • 製品の信頼性が高い
  • 運動記録が管理できる

これらの条件で探していくと、候補は自然と絞られ、残ったのがルネサンス(ReNAISSANCE)のステッパーでした。

株式会社ルネサンスは、全国展開している大手フィットネスクラブ(スポーツジム)を運営する企業で東京証券取引所プライム市場に上場しています。

フィットネスクラブがつくったステッパーであれば、膝や腰に余計な負担をかけずに下半身を効果的に鍛えられるのではないかという期待が持てます。

また、5年間保証が付いている点も、製品そのものへの自信の表れだと感じたポイントです。さらに別売でスマホフォルダーがあり、ルネサンスのカウンターアプリでスマホでアクティビティを記録・管理することができます。


ルネサンス ステッパー 3つの候補

ルネサンスのステッパーの中でも、比較対象として残ったのが、特徴の異なる次の3機種です。

  • SP-400
    ツイスト運動に特化したモデル。左右へのひねりを意識しやすく、体幹やお尻まわりを使った運動を重視したい人向けです。同じ60lbs表記でも、3機種の中では負荷が重めとされています。

  • SP-500
    前後に踏み込むエアロ動作が中心のモデル。動きがシンプルで、有酸素運動として一定のリズムで続けやすく、静音性にも優れています。

  • SP-600
    エアロとツイストの両方に対応した上位モデル。前後の向きを変えることで3パターンの運動が可能になり、運動の目的や、その日の気分に合わせて動きを切り替えられるのが特徴です。静音性も優れています。

エアロは前後に踏み込む足踏み動作で、有酸素運動として続けやすいのが特徴です。一方、ツイストは踏み込みに合わせて下半身に左右のひねりが入り、体幹やお尻まわりにも刺激が加わります。

カタログ値とレビューを参考に表にまとめました。

ルネサンス ステッパー 比較
型番 SP-400 SP-500 SP-600
商品名ツイストステッパー Premiumエアロステッパーツイストエアロステッパー Premium
価格(税込)15,980円12,980円19,980円
運動種類ツイスト(ひねり)エアロ(足踏み)エアロ+ツイスト
静音性⚪︎⚪︎(モードによる)
負荷の強さ60lbs60lbs60lbs
負荷体感重め中間少し軽め
サイズW51×D32×H29cmW50×D32×H26cmW51×D32×H29cm
重さ9kg8kg9kg
連続使用時間120分
耐荷重120kg
付属品専用マット
保証期間5年

"負荷の強さ"は、踏み込んだときの油圧シリンダーの抵抗を示す目安表記です。3機種とも表記上は 60 lbs(ポンド) ですが、踏み方やツイスト動作の有無などで体感が変わるため、レビューを読むと負荷の感じ方には差があるようです。

SP-400 / SP-500 / SP-600 のどれを選ぶか迷った場合は、次の判断フローを参考にすると考えやすくなります。

ReNAISSANCE ステッパー SP-400/500/600 判断フロー

「少し軽め」というレビューは気になりましたが、エアロ(足踏み)とツイスト(ひねり)の両方ができる点を優先し、最終的に『ツイストエアロステッパー Premium SP-600』に決めました。

ルネサンス公式のお知らせ(2025/12/02)では、『ツイストエアロステッパー Premium SP-600』が楽天年間ランキングのスポーツ・アウトドアジャンルで、2023〜2025年の3年連続第1位と紹介されています(※出典:ルネサンス公式「お知らせ 2025/12/02」

楽天年間ランキング(スポーツ・アウトドアジャンル)で 3年連続第1位

SP-600の豊富なカラーバリエーション

ツイストエアロステッパー Premium SP-600』は、木目調を中心にカラーバリエーションが豊富で、部屋の雰囲気やインテリアに合わせて選べる点も魅力です。

ツイストエアロステッパー Premium SP-600 カラーバリエーション

明るい感じのホワイトチークにしました。


SP-600 3つの使い方とその効果

SP‑600には異なる3つの使い方があります。


1)エアロモード(前後の足踏み)

やり方イメージ

ネジを2番の位置に設定します。

ReNAISSANCE ツイストエアロステッパー Premium SP-600

左右ではなく、前後に規則的に踏み込む、いわゆる普通のステッパーの動作です。

詳細は下記の動画を参照してください。

主な効果

  • 有酸素運動として心拍数を上げやすい

    → じわじわ汗をかきたい、一定時間リズムよく動きたいときに向く

  • 太もも、お尻、ふくらはぎなど下半身の大きな筋肉に安定的な刺激

    → 歩行や階段に近い負荷感で、日常的に続けやすい

  • 体幹へも軽く負荷が入るため、姿勢保持にも役立つ


2)ツイストモード正面乗り(踏み込み+左右の動き/前向き)

やり方イメージ

ネジを1番の位置に設定します。

ReNAISSANCE ツイストエアロステッパー Premium SP-600

ルネサンスのロゴを前にして乗ります。

ReNAISSANCE ツイストエアロステッパー Premium SP-600

前向きでバランスを取りつつ、左右に軽く体重を移す感覚です。

詳細は下記の動画を参照してください。

主な効果

  • お尻や太もも周りの刺激が強くなる

    → 大臀筋、中臀筋、太ももの外側・内側などにより深い効き方

  • 体幹の安定や姿勢維持に意識が向きやすい

    → 中心軸を保つために腹斜筋なども使われる

  • 骨盤まわりを動かす分、単純な上下運動よりも下半身全体を活性化しやすい


3) ツイストモード後ろ乗り(踏み込み+左右の動き/後ろ向き)

やり方イメージ

ネジを1番の位置に設定し、ルネサンスのロゴが後にくる用に乗ります。

本体に後ろ向きに立ち、エアロと同じ踏み込みに、左右の体重移動を加える。視界の向きが変わることで、使う筋肉や体感が微妙に変わります。

詳細は下記の動画を参照してください。

主な効果

  • 内腿やお腹周りへの刺激が強まることがある

    → 内転筋群、腹部前面など、通常の足踏みより意識しやすい場合がある

  • 体幹バランスへの要求が少し上がるため、姿勢の細かい調整を自然と行う

    → 体幹全体の引き締めに貢献

  • 動きのバリエーションとして、長時間でも飽きずに続けられる


どのくらい運動が必要なのか?

油圧式のため、しばらく動かしていると徐々に動きがなめらかになりますが、それでも使い始めの頃はかなり重く感じ、5分ほどで辛くなっていました。

ただ、無理をしなくても、続けていくうちに自然と体が慣れ、少しずつ長い時間踏めるようになってきます。

以前は「連続して20分以上の運動が必要」といわれることもありましたが、現在の運動生理学では、短時間の運動を複数回行うことでも効果があるとされています。

厚生労働省のガイドラインでは、短い時間を複数回に分けて行っても健康増進効果が得られるとされています。

Q 1回の身体活動で「20分以上継続しなければ効果がない」などの最短持続時間や「週3回以上実施しなければ効果がない」などの最低実施頻度はありますか?

A ありません。短い時間の積み重ねでも健康増進効果は得られます3-5) 。また、週に1回でも健康増進効果があることが報告されています。個々人のライフスタイルに合わせて、毎日身体活動に取り組むことが大切です。

健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023 | 5 よくある疑問と回答(Q&A)

ステッパーは“ながら”でできる運動なので、音楽やAudibleを聴きながら、テレビを見ながらなどと組み合わせて、無理のない時間から自分のペースで続けてみてください。


記録は継続の力なり

ルネサンスのステッパーにはカウンターメーターが付属していますが、運動履歴を残せるのでスマホアプリを使った方が断然便利です。

無料でダウンロードできるステッパーメーターアプリ(iOS版Android版)を使う場合には、別売の専用スマートフォンホルダーが必要となります。

ReNAISSANCE 専用スマートフォンホルダー

アプリを起動してスタートします。

ReNAISSANCE ステッパーメーターアプリ

時間・歩数・平均歩数/分・消費カロリーなどを記録できます。

ReNAISSANCE ステッパーメーターアプリ

アプリで日々の運動履歴を残すと、継続するモチベーションにもつながります。たとえば「今日は昨日より少しだけ頑張ってみよう」と思えたり、「最近、運動時間が少し増えている」といった変化に気づきやすくなったりします。

記録は、何事においても習慣化するために欠かせない仕組みです。


ステッパー専用くびれメイクベルト

ステッパーを踏むときに正しい姿勢をサポートしてくれるアイテムとして、『ステッパー専用くびれメイクベルト』もおすすめです。

このベルトを使うことで、

  • 反り腰を防ぎ、腹圧が高まりやすい
  • 正しい姿勢を保ちやすく、筋肉を効率よく使える
  • 胸が開き、酸素を多く取り込みやすくなる

といった効果が期待できます。

その結果、消費カロリーが増え、運動効率の向上につながるとされています。

サイズは S-M / L-LL の2種類。留める位置(レーン)によって調整でき、

  • S-M:ウエスト 58cm〜68cm
  • L-LL:ウエスト 74cm〜84cm

まで対応します。

ReNAISSANCE ステッパー専用くびれメイクベルト

最大ウエストが84cmまで対応しているため、男性でも使用できます。

サイズレーン1レーン2レーン3レーン4レーン5レーン6
S-M68cm66cm64cm62cm60cm58cm
L-LL84cm82cm80cm78cm76cm74cm

静音性を高めるステッパー専用(静音)マット

ルネッサンス(ReNAISSANCE)ステッパーに付属しているマットは、PVC(ポリ塩化ビニル)製の滑り止め用保護マットです。フローリングへの傷防止が主目的のため振動吸収の効果は限定的です。

ReNAISSANCE ツイストエアロステッパー Premium SP-600 付属マット

SP-600も静音性が高いです。ツイスト運動でもあまり音が気になるようなことがありません。

しかし、ステップを踏んだときに下写真のようにゴムのストッパーが下に接触すると振動や音が発生する原因となります。

ReNAISSANCE ツイストエアロステッパー Premium SP-600

それでも「集合住宅で夜間に使うので心配」という場合は、別売のルネッサンス ステッパー専用(静音)マットを検討すると安心です。先ずはそのまま使ってみて、実際に振動や音が気になるようであれば購入すればよいと思います。


まとめ

ステッパーは、「たくさん運動するための道具」ではなく、「少しでも運動を続けるための道具」だと感じています。

最初は5分でも十分ですし、慣れてくれば自然と運動時間は伸びていきます。短い時間を何回かに分けるだけでも、体を動かす習慣づくりには十分意味があります。

また、夜に使うことを考えると、音や振動が少ないかどうかはとても大切なポイントです。自分の生活リズムに合ったモデルを選ぶことで、無理なく続けやすくなります。

くびれメイクベルトのようなサポートアイテムも、姿勢を意識するきっかけとして役立ちます。必須ではありませんが、「正しく動く」ための助けになるアイテムです。

運動は、頑張りすぎなくて大丈夫です。「今日は少しだけ動けた」を積み重ねることが、結果的にいちばんの近道になると思います。

  • すぐに使える場所に道具があること
  • ながらで運動ができること

この二つが宅トレには重要な要素であるということが、ステッパーを実際に使ってみてよくわかりました。

無理なく、少しずつ。あなたもステッパーで宅トレをはじめてみませんか。

Post Date:2025年11月19日 

ソフトニブとフレックスニブの違い ── そしてステンレスソフトニブの実力

WANCHER 世界樹 サンダルウッド + ステンレスソフトニブ

スチールペン先のソフトニブ(軟調ペン)ってどうなんだろう――。

鉄ニブで軟調… “鉄軟”!? そんな言葉遊びと好奇心から、WANCHER「#6 JOWOニブ・ステンレスソフト」を購入しました。

万年筆を使い慣れてくると、次第に“軟らかいペン先”に惹かれるようになります。しかし、金やイリジウムの価格高騰もあり、金ペンの価格は年々上がるばかりで、気軽に手を伸ばしにくい存在になってきました。

それでも多くの万年筆ユーザーは、あえて柔らかいペン先を求め続けます。

では、なぜ私たちはペン先に“しなり”や“柔らかさ”を求めるようになるのでしょうか。


ソフトニブとフレックスニブは違う

「軟らかいペン先」と聞くと、どうしても同じようなものとして語られがちですが、ソフトニブフレックスニブは構造も役割もまったく異なります。

どちらも“しなるように見える”という点では共通していますが、書き心地や線の変化、使い方はまったく別の方向を向いています。

ソフトニブは筆記時の“クッション性”や“しなやかさ”を楽しむためのもの。一方、フレックスニブは筆圧による線の太細を大きく生み出し、筆のような表現をするためのものです。

見た目は似ていても、実は書き味も目的も大きく違うのです。


ソフトニブの特徴

ソフトニブは、筆圧をかけずに書いたときに“わずかにしなる”ような感触を持つペン先です。最大の魅力は、書き味がやわらかく、指先に心地よい弾力が返ってくること

線の太さが大きく変わるわけではありませんが、さりげない揺らぎが文字に自然な表情を与えます。筆記のリズムに寄り添ってくれる、独特の“しっとり感”も魅力のひとつです。

具体的には次のような特徴があります。

  • 軽い筆圧で書ける

    紙に押し付けなくてもインクが自然に落ち、手が疲れにくい。

  • しなやかな弾力がある

    ペン先がほんの少しだけ沈み、書き始めや書き終わりがやわらかな表情になる。

  • 線の太さはほとんど変わらない

    線の強弱を楽しむためのニブではなく、書き心地のやわらかさにフォーカスした構造。

  • 日常筆記に向いた穏やかな性格

    手帳、ノート、日記などの普段使いで真価を発揮する。

  • 日本語の筆記に相性が良い

    とめ・はね・はらいの微細な動きを、自然な揺らぎとして受け止める。

ソフトニブは現代の硬めのペン先の中で、万年筆らしいしなやかさを味わえる存在ですが、線の強弱を楽しむためのものではありません。

その役割はあくまで、“書くことそのものを気持ちよくしてくれるニブ” にあります。

また、軟調ペン先を使うようになって初めて、“筆圧をかけないで書く”という万年筆本来の書き方を実感できました。

力を抜いて書けるので手が疲れず、自然と滑らかに筆が運ぶ――そんな心地よさを教えてくれるのがソフトニブです。

日本の万年筆メーカーでは、下記のペン先でやわらかさを楽しめます。

メーカーモデルニブ
パイロットカスタムシリーズSF(細軟) / SFM(中細軟) / SM(中軟)
ELABO(エラボー)EF / F / M / B
プラチナ万年筆Century #3776SF(ソフトファイン:細軟)
セーラー万年筆プロフェッショナルギア21K大判ニブ

フレックスニブの特徴

フレックスニブは、筆圧をかけたときにペン先のスリットが大きく開き、線の太さが変化するように設計されたペン先です。

繊細な細線から力強い太線までを一本で描けるため、“線の表情を楽しむためのニブ” と言えます。

ソフトニブの「しなやかな書き心地」とは違い、フレックスニブは線そのものの強弱やインクの濃淡による変化をつけることを目的としています。

これは、日本語の美しさを支える「とめ・はね・はらい」「縦横のメリハリ」「文字の抑揚」 といった要素とも相性がよく、筆で書いたときのような“息づかい”が生まれるのがフレックスニブの魅力です。

具体的には次のような特徴があります。

  • 筆圧でスリットが開く構造

    ペン先のスリットが大きく広がり、細い線から太い線まで、明確なラインバリエーションが生まれる。

  • 線の強弱(太細)がはっきり出る

    アップストロークは細く、ダウンストロークは太く。筆記体や装飾文字だけでなく、日本語の「とめ・はね・はらい」を美しく見せる。

  • 少ない筆圧でしなる

    良質なフレックスニブは、わずかな力で自然に開くため、太線も滑らかに出せる。

  • 使いこなすには慣れが必要

    長く筆圧をかけ続けると“レールアウト”(インク切れ)が起きやすく、書き手のコントロールが求められる。

  • 文字に強い表情をつけられる

    行書、筆記体など、書く文字に動きや抑揚を持たせたい場面 で力を発揮する。

フレックスニブは、ソフトニブのような“しっとりした書き心地”ではなく、“線の変化を積極的に楽しむためのニブ” です。

そのため日常筆記よりも、「書く表現」や「筆跡のデザイン」に興味がある人に向いています。

日本の万年筆メーカーでフレックスニブを現行ラインナップとして提供しているのは、PILOTだけです。FA(Falcon)ニブは、毛筆のように線の強弱がはっきり出る希少な存在で、日本語の筆記にも表現力を与えてくれます。

PILOTの下記モデルでFA(Falcon nib)が選択できます。

モデルFAニブ選択可ニブサイズ特徴
Custom 742#10軽快・扱いやすい
Custom 743#15安定感・筆感が最も強い
Custom Heritage 912#10現代的デザイン・やや軽め

歴史的に見れば、つけペンはフレックスニブだった

万年筆が登場する以前、筆記の主役はディップペン(つけペン)でした。

当時はスパンサリアンやコッパープレートなど、線の太細がはっきりした筆記体が一般的で、その書体を美しく書くためには 柔らかくしなるペン先=フレックスニブ が欠かせませんでした。

スパンサリアンとコッパープレート
Created by GPT5

薄いスチールで作られたペン先は、筆圧をかけるとすぐにスリットが開き、細い線から力強い太線まで自在に描けるようになっていました。


最初の万年筆も、実はフレックスニブだった

万年筆の原型をつくったウォーターマン(WATERMAN)も、例外ではありません。19世紀末~20世紀初頭にかけて作られた初期のウォーターマンには、つけペン文化を引き継ぐ、柔らかくしなるフレックスニブ が搭載されていました。

その代表例が、ヴィンテージ万年筆として今も人気の WATERMAN #52

  • 1920年代の代表モデル
  • 黒のハードラバー軸にゴールドのクリップ
  • ペン先は柔らかくしなる14Kゴールド
  • わずかな筆圧で太線が生まれる、本物のフレックス

現在でも「真のフレックス(True Flex)」の象徴として語られるほど、しなり・反発・線の強弱の美しさ を備えた名品です。

こうした欧米のペン文化の影響は、日本の万年筆づくりにも及びました。

国産万年筆メーカーであるパイロット、プラチナ、セーラーの黎明期(1920〜1930年代)でも、柔らかめでしなる金ニブ が数多く作られており、当時は今よりずっと“しなりのあるペン先”が一般的でした。

しかし、戦後になるとボールペンの普及とともに筆記習慣が大きく変化します。

筆圧を書き込む筆記具が主流になったことで、万年筆にも耐久性や安定性が求められ、徐々に硬いペン先が主流へと移っていきました。


まずは、軟調ペン(ソフトニブ)から――筆圧を抜く書き方を身につける

つけペンの時代から受け継がれた“しなるペン先”は、文字に表情を与える一方で、扱いには繊細さが求められます。

現代のように筆圧を書き込む筆記具に慣れた私たちにとって、いきなりフレックスニブを使いこなすのは難しいのが正直なところです。

そこで大きな助けになるのが 軟調ペン(ソフトニブ) です。

ソフトニブは、フレックスのように派手に開くわけではありませんが、わずかな“しなり”と“弾性”を通して 筆圧を抜いて書く感覚 を自然に教えてくれます。

自分も PILOT Custom Heritage 912 SM(中軟)を使って、初めて、

「あ、力を入れないほうが万年筆は気持ちよく書けるんだ」

という感覚を実感できました。

Custom Heritage 912 SM

強く押し付けるクセが残っていた頃はペン先が引っかかることもありましたが、力を抜くと紙を滑るようにペン先が動き、手が疲れず、書くことそのものが軽くなるのを感じました。


すべてのソフトニブが“筆圧からの転換”に向くわけではない

軟調ペンは万年筆本来の書き方を教えてくれる存在ですが、プラチナ#3776 SF やパイロットの ELABO のような大きくしなるニブは、強い筆圧で育ってきた人にとって扱いが難しい場合があります。

  • ペン先が沈み込みすぎる
  • 思わぬ方向へしなって不安定に感じる
  • 力を抜く前に“書きづらい”と感じてしまう
  • 書き癖が強いほどコントロールが難しい

筆圧のある書き方から、いきなり 非常に柔らかいソフトニブ に移行すると、「気持ちよく書ける」よりも前に “扱いづらさ” を感じてしまいます。

その結果、「ソフトニブって書きづらい」という誤解につながることもあります。

これでは本末転倒です。


"筆圧を抜く"ための最良の入口は、穏やかな軟調ニブ

特にオススメなのが、パイロットの Custom 742 または Custom Heritage 912 に搭載される10号ペン先の SM(中字・軟)。 やわらかさは十分にありながら、しなりすぎず、適度なコシを保つため、筆圧が自然に抜けていく“絶妙なバランス”を持つ軟調ペン先です。

また、万年筆価格が高騰している昨今、742や912が予算的に厳しい場合は、より手頃な Custom 74 SM も候補に入ります。

パイロットの“やわらかいけれどコシがある” バランス型のソフトニブは、

  • 力を抜いたときに気持ちよく書ける
  • 書くほど自然に筆圧が抜ける

という特性があり、筆圧のある書き癖を持つ現代の書き手にとって、“力を抜いて書く万年筆らしい書き方”へ移行するための、ちょうど良いステップになります。

そして、一本目の軟調ペン先を選ぶのであれば、万年筆らしい線の伸びやかな表情をもっとも素直に味わえる SM(中字・軟) が最適です。

筆圧ゼロで"ふわっと書き"、紙の上を“無重力散歩”するような心地よさを味わってみてください。


筆圧を抜くための万年筆の持ち方

軟調ペンを使うと筆圧を抜いて書く感覚がつかみやすくなりますが、そもそも “万年筆の持ち方” が間違っていると、どんなペン先を使っても筆圧は抜けません。

繰り返し掲載していますが、とても大事なので改めて記しておきます。

万年筆の持ち方
  1. 手の力を抜き、手首は 90° くらいの角度にする
  2. 中指の指先の横腹親指と人差し指の間に万年筆をバランスよく乗せる
  3. ペン先の刻印(ロゴ)は必ず上向き
  4. 親指人差し指で軽く支える
  5. ペン先が紙に触れるまで、手首を内側に曲げる

下記がGPT5で生成した正しい万年筆の持ち方です。

万年筆の正しい持ち方
万年筆の正しい持ち方:Created by GPT5

筆圧をかけない書き方をするには、万年筆を軽く持つことが何よりも重要です。強い筆圧の原因の多くはペンを強く握る持ち方にあります。

下の例では、ペンを持つ指に力が入りすぎて、人差し指が反り返ってしまっている悪い例です。実は、自分も以前はこのような持ち方をしていて、無意識に強く握り込んでいました…。

ペンを持つ手に力が入ってしまっている例:Created by GPT5

書道家・大江静芳氏の動画では、万年筆の持ち方がとても分かりやすく解説されています。文字や写真だけではイメージしづらい方は、こちらの動画を参考にしてみてください。


ソフトニブとフレックスニブの違いをまとめると

万年筆に慣れてくると、自然と“軟らかいニブ”に魅力を感じるようになります。ソフトニブは、筆圧をかけずに書くという万年筆本来の心地よさを味わえるニブです。

一方、フレックスニブは線の太さを大きく変化させることができ、筆のような抑揚で日本語を美しく表現できるニブです。

以下にソフトニブとフレックスニブの違いをまとめます。

特徴 ソフトニブフレックスニブ
スリット開き幅少ししなるが、スリットは大きく開かない筆圧で大きく開き、線幅が大きく変化する
筆跡の特徴線幅の変化は控えめで、安定した整った筆跡細線〜太線の差が大きく、表情豊かな筆跡になる
筆圧の必要度筆圧をかけずに軽く書ける線の変化を出すには筆圧コントロールの習熟が必要
インクフロー均質で安定しており、日常筆記に向く開きすぎるとインクが追いつかずスキップすることがある
書き味柔らかくしなやかな書き味で扱いやすい表現力は高いが、使いこなしには慣れが必要

WANCHERのステンレス・ソフトニブとは

WANCHERの 「#6 JOWO・ステンレスソフト」 を購入したのは、

「スチール製のソフトニブって実際どうなんだろう?」

という純粋な興味からでした。

結論としては、

価格を抑えながら、ソフトニブ的な“しなり”を体験できる貴重な選択肢

だと感じています。

#6 JOWO・ステンレスソフトのしなり具合

「#6 JOWO・ステンレスソフト」は、ペン先の両側にサイドカットがあり、楕円に削られています。このサイドカットされた部分より先で曲がる(しなる)構造になっています。

字幅はF:細字です。

#6 JOWO・ステンレスソフト

ソフトニブなのでしなりはしますが、スリットが大きく開くわけではありません。そのため、フレックスニブのようなダイナミックな線の強弱ではなく、“さりげない表情の変化” にとどまります。

#6 Jowo ソフトニブ の筆致

WANCHERのステンレスソフトニブは、金ペンのようなしなやかな弾力とは違いますが、スチールとは思えない“意外な気持ちよさのあるしなり” を持っています。

  • 押し込みすぎない範囲で、ほどよくしなる
  • スチールとは思えない軽やかなしなり
  • インクフローもよく、“紙の上を滑る感覚” を味わえる

といった特徴があり、WANCHER のステンレスソフトニブは、

「万年筆らしい柔らかさを味わいたい人」に最適で、同時に “筆圧を抜く書き方” を身につけるステップとしても優れた一本 と言えます。

金ペンの軟調ニブやフレックスニブへ進む前の、現実的で、楽しい入口のひとつ となるペン先です。


WANCHERのソフトニブの購入は

WANCHER公式サイトでは、世界樹カレイド のペン先として「#6 JOWO・ステンレスソフト」 を選択できます。このオプションで購入すると、金ペン軟調ニブで比較的手頃な PILOT Custom 74 SM(中軟)よりも低価格で“ソフトな書き味”を試せる点が魅力です。

また、すでに JOWO #6 に対応した万年筆 を持っている場合は、交換用として 「#6 JOWOニブ・ステンレスソフト」 を購入し、ペン先を付け替える方法もあります。

※ 国産では WANCHER、海外では TWSBI が、JOWO #6 に対応した万年筆をラインナップしています。

ただし、万年筆によっては ペン芯の形状や個体差により相性が出る場合 があるため、ニブ交換は自己責任でお願いします。

残念ながら自分が WANCHER 世界樹・サンダルウッド を購入したときは、オプションでペン先をステンレスソフトに変更できませんでした。そのため、交換用の 「#6 JOWO・ステンレスソフト」 を別途購入して付け替えて使っています。


ステンレス・フレックスニブはどうなのか?

ステンレス・ソフトニブの書き心地が想像以上に良かったので、次に気になっているのがステンレス製のフレックスニブです。

現在、WANCHERの公式サイトには#6 ニブ・ワンチャー真玉ストリームニブ という、ステンレスのセミフレックスサンセットニブをブレード構造に改良したフレックスニブが掲載されています。

ただし残念ながら、まだ販売前の段階。

ソフトニブが先行して発売された流れを見ると、いずれ販売される可能性は高く、楽しみに待ちたいところです。

一方、Amazonには、MONTEVERDE(モンテベルデ)製の「#6 JOWO 用ステンレス・フレックスニブ」が販売されています。

もちろん、書き心地だけで言えばPILOT Custom 743 の FA(Falcon)ニブのほうが上質であることは間違いありません。

それでも、

「スチールでどこまでフレックスを再現できるのか?」

という好奇心は大いに刺激されます。

嗚呼、物欲の神様……。


まとめ:自分だけの軟調ペンを選ぶ楽しみ

万年筆を使い続けるうちに、書き心地の違いや、字の表情の変化 に自然と目が向くようになります。

その入口として、ソフトニブ(軟調ペン) が最適です。

しなりすぎず、筆圧を抜いたときの心地よさを教えてくれる——それは現代の硬めの万年筆では得られない、万年筆らしい魅力です。

一方で、文字の表情を大きく変えたいなら フレックスニブ という選択肢があります。線の太さが変わり、日本語にも筆記体にも、筆のような抑揚を与えてくれる特別な存在です。

そして今回のような、JOWO #6 のステンレスソフトニブ は、金ペンへ進む前の“現実的で楽しいステップ”として、とても良い体験を与えてくれます。

スチールでもしなる。けれど、扱いやすい。その意外性こそが、このニブの魅力と言えるでしょう。

柔らかさを知ることは、書く楽しさを広げること でもあります。

あなたも、自分にとって心地よい一本を見つけてみてください。

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